クロノトリガーの燕とプロテクトメットは、現代にある北の森の遺跡の封印の箱に入っています。ペンダントを強化した後、すぐに入手可能です。
割と、どちらも有用な武器、防具なので、どちらを選ぶか迷ったプレーヤーも多いのではないでしょうか。
燕orプロテクトメット?
燕の性能
燕は、クロノの武器で、攻撃力+145の強力な刀です。更に、素早さ+3の特殊効果が備わっていて、素早さの数値が非常に重要なクロノトリガーにおいては、確かなアドバンテージがあります。
最速入手は、ジールでペンダントを強化した後なので、その辺りでクロノが装備している「太古の剣(攻撃力+70)」と比べると、圧倒的に強いことがわかります。
また、原始でのお金稼ぎを頑張ったプレーヤーなら「斬魔刀(攻撃力+90)」を持っているかもしれません。斬魔刀と比べても、ご覧の差なので、燕を入手すれば、大幅戦力アップは確定するでしょう。
今後、入手していくクロノの武器は海底神殿の宝箱にある「天王剣(+125)」、死の山にある「夜叉(+135)」となっているので、かなり先取りした武器であることがわかります。
攻撃力+220かつ、クリティカル率70%というチート武器の「虹」には劣ってしまいますが、素早さ+3という特殊効果を加味して、総合的に判断すると、実質ナンバー2の武器だといえるでしょう。
プロテクトメットの性能
プロテクトメットの性能は、プリズムメットに次ぐ防御力+38という数値を誇り、更に物理攻撃のダメージを1/3に軽減します。
物理特化モンスターに対しては有効な防御手段になりそうですが、クロノトリガーで対策すべきは、状態異常や魔法防御です。
例えば、スペッキオに対して、プロテクトメットの物理ダメージ1/3の効果は意味がありませんし、その物理攻撃が通常攻撃である可能性も残るので、その場合は味方1人が犠牲になるだけです。
その反面、状態異常や魔法攻撃は、全体に効果を及ぼすものも多いので、より入念な対策が必要になります。
そうなると必然的に魔法防御+9かつ状態異常完全無効の特殊効果を持つプリズムメットの重要性が高くなります。
また、プリズムメットは、ボッシュに作ってもらう3個の他に、黒の夢のジール(化け物)から盗む3個が加わるので、ほぼパーティー全員に行き渡ります。
さらに、最強装備考察では欠かせないヘイストメットも見逃せません。ヘイストメットは、コマンド入力までの時間を半分してくれる、あまりにも有用な防具です。
そのため、ヘイストメットやプリズムメットと比べてしまうと、あえて装備する必要がないのがプロテクトメットになってしまいます。
燕も結局は虹に負けてしまう
プロテクトメットの有用性を考えると、燕の一択といえそうですが、実はそうでもありません。
燕は、最速で手に入れても「なげき山」直前のタイミングになります。次のボスは激弱で有名なギガガイア、その次が物理攻撃厳禁なゴーレムシスターズ(ダルトンゴーレム×2)。
そして、負けイベントのVSラヴォスと続くのですが、このイベントをこなすと、クロノが死んでしまうんです。
クロノが復活するのは、シルバードに翼がついた後なので、こうなると真っ先に虹を入手することも不可能ではありません。
この通り、燕は、なげき山から海底神殿の間しか活躍期間がありませんので、せいぜい、クロノとエイラの「ハヤブサ斬り」が少し強化されるかな?程度なのです。
そのため、有用性重視で選ぶなら、正直な話、どちらを選んでも大差ないことがわかります。
コレクターなら燕
有用性の観点からは、どちらを選んでも大差ないことがわかりました。
しかし、コレクターなら燕の一択になります。プロテクトメットは、黒の夢に出現するプチラヴォスR(殻)からも盗めます。つまり、燕とプロテクトメットは、1ゲームで、それぞれ1個ずつ入手可能です。
もし、全てのアイテムを99個集めてみたい、というような稀有なプレーヤーが存在するなら、燕を選ばなければ、効率的にかなり劣った周回になってしまいます。
理の賢者ガッシュからのありがたい贈り物
プロテクトメットor燕の入手時のヌゥのような者の台詞から、この武具は理の賢者であるガッシュが作ったものであることがわかります。
シルバード入手時のガッシュの記憶からは、ガッシュがラヴォスの監視を続けてきたことがわかりますが、あまりの壮絶な使命に最後は正気を失ってしまったようです。
彼は、生涯最大の発明としてシルバードを残していますが、燕という武器名から考えるに、翼や飛翔といったキーワードにロマンを感じる人物なのかもしれませんね。
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