リザードン ポケモン 赤 緑 青 ピカチュウ 初代 第一世代

ポケモン赤緑青ピカチュウVerのリザードンの詳細。覚える技や進化、種族値、個体値など。強さや使えるか?育成方針も紹介。このゲームでは最初の3匹を御三家という。その総本家たる存在。界隈の有象無象の中でひときわ輝く真・御三家。これぞ元祖に相応しい伝説の1体と言えるだろう。初代にして最高到達点の完成度に刮目せよっ!!

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リザードンは強い?育成方針

初代ポケモンで、もっとも人気があったであろう御三家。初代ポケットモンスターの赤バージョンのパッケージに堂々とたたずみ、一般的な子供の感性からいって、どう考えても控え目な緑ではなく、派手はでの赤を買う(笑)。ちなみに、私は、赤が残っておらず、しぶしぶ緑を買った記憶がある。

後のシリーズでも、メガシンカに2パターン採用されるなど、制作陣からも特別扱いされていることがはっきりわかるポケモン。グラフィックも、そんな期待を裏切らない、洗練されたデザインだ。そもそも、初代の御三家は、出オチといっても過言ではないくらい、洗練された完成度だった。

結局、シリーズの御三家を見返してみると、このラインに到達できそうなのが、唯一ゲッコウガのみで、メガニウムが及第点といったところ。はっきりいって、他はお話にならないレベルで、何よりデザインに初代にあったような必然性を感じられないのが痛い。メッソンやアチャモなどなど、第一形態になら、それなりのデザインの御三家はいるものの、そこからの進化に必然性を感じられるのが少なすぎる。

そんな意味では、初代におけるヒトカゲからリザードンへの進化の過程は、かなり神がかっていると思ったり。逆に、第六世代というマンネリ著しい時代において、ゲッコウガのデザインを作ったのも素晴らしい。しかも、ゲームのお約束である忍者をモチーフにするプレッシャーを跳ねのけてのコレなんで、ここら辺が任天堂の底力といったところなのか?

さて、ストーリー攻略においては、序盤のポケモンが出そろわない段階で、岩+地面の混合タイプが中心のニビジム。水属性が中心のハナダジムを攻略しなければならないことから、散々な評価を受ける第一形態のヒトカゲが祟り、いまいち突き抜けきれないイメージも付き纏う。

ただし、最終形態に比重をおいた評価では、カメックス並に使いやすいと言えそうだ。

確かに、初代では炎タイプが冷遇されているが、炎タイプの最低条件である「かえんほうしゃ」を覚えるし、何よりも急所技の「きりさく」が有能すぎる。また、攻撃の種族値がそこそこで、素早さの種族値が高めという設定も使いやすい。

ヒトカゲの最難関であるハナダジムのカスミ戦の大将であるスターミーも、先にサントアンヌ号をクリアするルートを取れば、単騎駆けなら「きりさく」を覚えるので、何ら問題なく突破できる。また、最初のバッジを守るニビジムのタケシのイワークも、言われているほど苦戦する相手でもない。むしろ、タケシより「おつきみ山」の方が苦戦するだろう。これも単騎駆けなら、レベルが高いので、トレーナーを除くすべての戦闘を逃げればよいだけだ。

「おつきみ山」で手に入るメガトンパンチの技マシンをヒトカゲ(リザード)に覚えさせれば、序盤の踏破性やスタミナをやや底上げすることができる。ただ、メガトンパンチの技マシンは売ると1500円なので、結構大きい。

このようにハナダジムを攻略する順序を少し入れ替えるだけで、特に難敵が存在しなくなるので、ストーリー攻略における踏破性は抜群で、文句なしのSランクだ。単騎駆けをしていれば、1体でポケモンリーグも突破するくらいの実力は備えている。

ただ、リザードからリザードンへ進化するタイミングで、炎単一タイプから炎+飛行の混合タイプになる点は残念だ。ギャラドスと同様に、無駄に弱点を増やされた感が否めない。仮にリザードンが「そらをとぶ」を覚えても、特殊が低く「かえんほうしゃ」でゴリ押しできる格闘タイプと、もともと炎が弱点で焼き尽くせる草or虫タイプにアドバンテージを取れる程度なので、使用感に大差はないだろう。

また、技マシンで「じしん」を覚えられるのは、かなり大きく、炎技では突破しにくい、岩+地面の混合タイプやゴーストタイプに有効打となるのがよい。ただ、最終的にシバのイワーク程度なら、「かえんほうしゃ」で溶かせるようになる。

ほのおタイプのポケモンは、もともと覚えられる技の範囲が狭いキャラが多く、リザードンも攻撃技に限定すると「じしん」や「あなをほる」くらいしか、覚えさせる価値のある技マシンがない。「のしかかり」も有用だが、「きりさく」を自力習得するため、相対的に重要度は落ちる。

基本的にリザードンの技構成は、自力習得技がメインで問題なく、「きりさく」と「かえんほうしゃ」は必ず残し、もうひと枠は「じしん」などの地面タイプの技となる。最後のひと枠は、「ほのおのうず」がよいだろう。

「ほのおのうず」は、ホールド技だが、命中率が低く、予想以上に使いずらい。しかし、リザードンの場合、「きりさく」を覚えるので、2つの技が上手く組み合わさってくれる。具体的には、単騎駆けして高レベルになったリザードンが、「ほのおのうず」を1発当ててから、「きりさく」で退場させる戦法が取れるからだ。

レベル75前後のリザードンが、四天王やライバル戦で、「きりさく」を使うと、急所に当たっても少し相手のHPが残る局面が多々ある。そんな相手に対して、「ほのおのうず」である程度削った状況が作れれば、実質1撃で落としたのと同等となる。

これが、同じく「ほのおのうず」を覚えるキュウコンの「のしかかり」の場合は、そう上手くはいかない。「ほのおのうず」は、2発連続で当てるとなると期待値がだだ下がりなので、1発当てれば、他の特技で倒せるという状況こそが重要なのだ。リザードンは、このコンボにより、どの技のPPも満遍なく使える可能性があり、かつ全てが攻撃技なので、燃費が良くスタミナも高いポケモンとも言えるだろう。

惜しくも選考から漏れてしまった「つるぎのまい」や「だいもんじ」だが、「つるぎのまい」は「きりさく」の急所効果と相性が悪く、急所時は、能力上昇分が無視されてしまう。そのため、「つるぎのまい」を運用する場合は、最低でも「のしかかり」のような強力な物理攻撃が必要になってくるので、技欄的にかなり厳しい。

「だいもんじ」については、リザードンが使用すると強力なのは事実だが、総合力という意味で「かえんほうしゃ」に圧倒的に劣るので、総合力が重視されるストーリー攻略においては、あえて覚えさせる必要がない。また、「かえんほうしゃ」と「だいもんじ」の両方を残すだけの余裕が技欄にはない。

育成に関しては、かなり優等生だ。最初の難所であるニビジムも、単騎駆けをしている限りは、苦戦することはない。「ひのこ」や「ひっかく」で強引に突破が可能だ。最難関のハナダジムは、ハナダシティに到達段階で挑戦すると、例え単騎駆けをしていても、カスミのスターミーの「バブルこうせん」を前に沈む可能性が高い。

しかし、単騎駆けかつサントアンヌ号経由で、カスミに挑戦すると、おそらくリザードがレベル33で習得する「きりさく」を覚えていると思われるので、「きりさく」を利用すれば楽勝になってしまう。あとは、特別難所も存在しないので、秘伝マシン要因さえ適時用意してやれば、戦闘要員はリザードン1匹で事足りる。

単騎駆けの場合は、シルフカンパニーの攻略が可能になったタイミングで、かなりのレベルに達しているはずなので、すぐにシルフカンパニー10Fにある技マシン26の「じしん」を入手して、使用してやるとよいだろう。もし、ハナダシティで「あなをほる」を覚えさせてしまっている場合は、両方覚えさせる必要はなく、こちらで代用してもOKだ。

ちなみに、個体値厳選をする場合、赤緑青バージョンでは、なかなか厳しい。レベル5の個体を入手することになり、モンスターボールを調べるだけなので、捕獲するポケモンに比べて、厳選はしやすいものの、このレベルでは各個体値LVに差異が見られない。

レベル5でまともに厳選できるのは素早さの個体値くらいで、レベル6では攻撃の個体値厳選をしやすい。そのため、高めの能力を選ぶくらいの選別になってくるだろう。これがピカチュウVerの場合、「ふしぎなアメ」を使用できるため、入手時のレベル10で素早さと特殊の厳選を行い、「ふしぎなアメ」を使用して、レベル12でHPと攻撃と防御の厳選を行う。ただし、あくまでも最善と次善の個体値に差がある程度なので、全てを個体値LV.12以上といった厳選をする場合はやりにくい。

対四天王やチャンピオンについては、単騎駆けをしたリザードンは、レベル70台後半で「セキエイこうげん」に到達した。

このレベル帯になると、「かえんほうしゃ」によるゴリ押しが許され、上記の「ほのおのうず」+「きりさく」戦法が使え、予想以上に善戦してくれる。

弱点タイプの攻撃を多く使ってくるカンナ戦は、ジュゴンとパルシェンは「かえんほうしゃ」で落とせる。ジュゴンは乱数でHPが残ることもあるが、それが問題になることは少ない。ヤドラン、ルージュラは「きりさく」で落とす。ラプラスは、「ほのおのうず」を1発当てた後に「きりさく」で処理する。しかし、予想以上に「ほのおのうず」が外れるので、あまりにもHPが削られた場合は、まだ初戦なので、やり直すのもあり(笑)

シバ戦は、イワーク2体とカイリキーを「かえんほうしゃ」。エビワラーとサワムラーは「きりさく」で倒す。苦手タイプのイワークを「かえんほうしゃ」で溶かしてしまうのは壮観だ。キクコ戦は、「じしん」に頑張ってもらう。ゴルバット以外は、「じしん」で沈むので楽勝だろう。

炎タイプの鬼門であるワタル戦も、技の有用性のおかげで、他の炎タイプに比べると、比較的楽に突破できる。最難関の先鋒ギャラドスは、「ほのおのうず」+「きりさく」で倒す。ハイドロポンプが怖いので、「ほのおのうず」が外れないことを願おう。外れた場合で、ギャラドスもハイドロポンプを外し、お見合い状態になることもある(笑)

ハクリュー2体は「きりさく」で処理し、プテラは「ほのおのうず」+「きりさく」でもよいが、「かえんほうしゃ」+「きりさく」などでもよい。カイリューは、「ほのおのうず」+「きりさく」で対処するがホールド回数によっては「きりさく」で生存する可能性がある。

最後のチャンピオン戦だが、赤緑青Verなら御三家でリザードンを選んでいる場合、カメックスが難所となる。「ほのおのうず」+「きりさく」が成功すれば問題ないが、外すと「ふぶき」や「ハイドロポンプ」などの手痛い反撃を受ける可能性がある。

セキエイこうげん到達LV(単騎駆け)78
踏破性S
持久力A
育てやすさS
対四天王A

※踏破性=1体でストーリー攻略においてどこまで対応可能か

リザードンの覚える技

LV.36きりさく
LV.46かえんほうしゃ
LV.55ほのおのうず

リザードの覚える技

LV.24いかり
LV.33きりさく
LV.42かえんほうしゃ
LV.56ほのおのうず

ヒトカゲの覚える技

初期ひっかく
初期なきごえ
LV.9ひのこ
LV.15にらみつける
LV.22いかり
LV.30きりさく
LV.38かえんほうしゃ
LV.46ほのおのうず

リザードンの覚えられる技

技マシン・秘伝マシンで覚えられる技
01メガトンパンチ03つるぎのまい05メガトンキック 06どくどく
08のしかかり09とっしん10すてみタックル15はかいこうせん
17じごくくぐるま18カウンター19ちきゅうなげ20いかり
23りゅうのいかり26じしん27じわれ28あなをほる
31ものまね32かげぶんしん33リフレクター34がまん
38だいもんじ39スピードスター40ロケットずつき44ねむる
50みがわり秘01いあいぎり秘04かいりき

リザードンが使える技の詳細と相性

技名タイプ威力命中値PP依存能力相性説明
ひっかくノーマル4010030攻撃★★★☆☆
なきごえノーマル10040★★☆☆☆相手の攻撃を1段階低下
ひのこほのお4010025特殊★★★☆☆1割の確率で火傷の追加効果
にらみつけるノーマル10030★★☆☆☆相手の防御を1段階低下
いかりノーマル2010020攻撃評価不能相手を倒すまで攻撃し続ける。攻撃を受けると攻撃UP
きりさくノーマル7010020攻撃★★★★★急所に当たりやすい
かえんほうしゃほのお9510015特殊★★★★★1割の確率で火傷の追加効果
ほのおのうずほのお157015特殊★★★★☆2~5ターン一方的に攻撃
メガトンパンチノーマル808520攻撃★★★★☆
つるぎのまいノーマル30★★★★☆攻撃2段階UP
メガトンキックノーマル120755攻撃★★★☆☆
どくどくどく8510★★★★☆ターン経過でダメージ増加する毒状態にする
のしかかりノーマル8510015攻撃★★★★☆3割の確率で麻痺の追加効果
とっしんノーマル908520攻撃★★★☆☆使用者の与ダメージの1/4のHP減少
すてみタックルノーマル10010015攻撃★★★☆☆使用者の与ダメージの1/4のHP減少
はかいこうせんノーマル150905攻撃★★★★☆命中すると次のターン反動で動けない
じごくぐるまかくとう808025攻撃★★★☆☆使用者の与ダメージの1/4のHP減少
カウンターかくとう10020攻撃★★☆☆☆相手の「ノーマル」タイプと「かくとう」タイプの攻撃を倍にして返す。使用すると必ず後攻になり、相手の攻撃を被弾後に反撃する。成功後、相手が次のターンにアイテムを使った時にカウンターを使用している場合は、再度攻撃が成功する。
ちきゅうなげかくとう10020攻撃★★★☆☆相手に自分のレベルと同じ分のダメージを与える
りゅうのいかりドラゴン10010攻撃★★☆☆☆40の固定ダメージ
じしんじめん10010010攻撃★★★★★ひこうタイプには命中せず
じわれじめん305★★★☆☆命中すると一撃で相手を倒す。ひこうタイプと自分より素早さが高い相手には命中せず
あなをほるじめん10010010攻撃★★★★★使用すると潜伏状態になり、多くの攻撃を回避できる。次のターンに潜伏状態を解除し攻撃する。ひこうタイプには命中せず
ものまねノーマル10★★★☆☆相手の任意の技をコピーする。(バトル中は効果が持続して1バトル1回のみコピー可能)
かげぶんしんノーマル15誰でも有用回避率UP
リフレクターエスパー20★★★☆☆物理攻撃(ノーマル、格闘、毒、地面、飛行、虫、岩、ゴースト)のダメージ半減。固定ダメージには無効。場に居座る限り持続。急所時は一時的に無効化される。
がまんノーマル10010攻撃評価不能2~3ターン待機してその間受けたダメージを倍返し
だいもんじほのお120855特殊★★★★☆約3割の確率で火傷の追加効果
スピードスターノーマル6010020攻撃★★★☆☆「あなをほる」などの特殊な状態を除き必中。命中率が低下すると普通に外れる。
ロケットずつきノーマル10010015攻撃★★★☆☆使用ターンは待機して次のターンに攻撃
ねむるエスパー10★★★★☆HPを全回復して2ターン眠り状態になる。状態異常も回復。
みがわりノーマル10誰でも有用使用者のHP1/4を消費してその分のHPを持つ分身を創る。分身のHPが尽きるまで分身がダメージを負う
いあいぎりノーマル509530攻撃★★☆☆☆忘れられない
かいりきノーマル8010015攻撃★★★☆☆忘れられない
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リザードンの入手方法

進化からの入手

ヒトカゲがLV.16でリザードに進化

リザードがLV.36でリザードンに進化

関連ポケモン(ヒトカゲ)の出現場所

赤緑青Verのニューゲーム時にオーキド博士から貰える(ヒトカゲ、フシギソウ、ゼニガメの中から選ぶ)

ピカチュウVerの24番道路と25番道路の中間にいる男性トレーナーと会話し「はい」を選ぶ(ヒトカゲLV.10)

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リザードンの能力値・種族値・個体値

タイプ1ほのお
タイプ2ひこう
図鑑006
分類かえんポケモン
HPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
種族値(獲得努力値)78847810085

技タイプ別優劣表(弱点および耐性)

ノーマル電気格闘地面飛行エスパーゴーストドラゴン
被ダメージ倍率10.5220.2520.51無効110.2541 1

リザードンの能力値

※各能力値は個体値Lv7かつ努力値0で計算

獲得経験値ポケモンLvHPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
135ヒトカゲ51910101210
1000ヒトカゲ123319172218
3000リザード164627253328
10000リザード236337354538
30000リザード338652486252
100000リザードン47137918510691
300000リザードン66188125117146127
500000リザードン78221147138172149
1059860リザードン100281188176220190

個体値

※個体値は16段階あり、そのうち上位Lvのみを厳選して記載。努力値は0で計算。

ヒトカゲLV.12
HPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
個体値Lv153521192420
個体値Lv143420182420
個体値Lv133420182320
個体値Lv123420182320
個体値Lv113420182319
ヒトカゲLV.10
HPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
個体値Lv153018162118
個体値Lv143018162017
個体値Lv133018162017
個体値Lv123017162017
個体値Lv113017152017
ヒトカゲLV.6
HPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
個体値Lv152213121412
個体値Lv142212111412
個体値Lv132212111412
個体値Lv122212111412
個体値Lv112212111412
ヒトカゲLV.5
HPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
個体値Lv152011101311
個体値Lv142011101211
個体値Lv132011101211
個体値Lv122011101211
個体値Lv112011101211

ポケモン図鑑コメント

赤・緑ちじょう 1400メートル まで
ハネを つかって とぶことができる。
こうねつの ほのおを はく。
がんせきも やけるような
しゃくねつの ほのおを はいて
やまかじを おこすことが ある。
ピカチュウくちから しゃくねつの ほのおを
はきだすとき シッポのさきは
より あかく はげしく もえあがる。