プテラ ポケモン 赤 緑 青 ピカチュウ 初代 第一世代

ポケモン赤緑青ピカチュウVerのプテラの詳細。覚える技や進化、種族値、個体値など。強さや使えるか?育成方針も紹介。岩タイプなのに岩技を使えない。もし彼に「いわなだれ」が採用されていれば有用性は大きく向上していた。素早さは序列2位だが防御が低いのが残念。ストーリーではワタルが使用する個体ほど輝かせるのは難しいだろう。

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プテラは強い?育成方針

太古の空を支配していた「かせきポケモン」。絶滅種だったが、偶然、琥珀から化石が発見され、グレンタウンのポケモン研究所により復活する。

ポケモン図鑑では、獰猛な性格が強調され、のこぎりのような歯と強力な顎の力で相手の喉をかみ切ってしまうらしい。

劇中では四天王の最後の砦であるワタルのドラゴン軍団の一員として副将を務める。単騎駆けしたポケモンの素早さを抜くほどの驚異的なスピードを魅せ、強力な「はかいこうせん」をお見舞いしてくる。彼のプテラに憧れてグレンタウンを訪れたトレーナーも多そうだ。

見た目はとても強そうだが、カイリューが可愛く見えるほど、見掛け倒しのポケモンだ。カイリューは、トレーナーの期待値やロマンが、あまりにも大きくなってしまったからこその見掛け倒しだが、プテラは単純に弱い。

まず種族値だが、素早さはマルマインを除けば、サンダース、ミュウツーに並ぶ序列2位だ。相手から先手を取れるだけでなく、急所率にも関連する初代の素早さなので、ここは素直に見どころだろう。また、攻撃も高めに設定されている。さらに、HPはまずまずで、防御と特殊が低めだ。

ここで気になるのは、防御の種族値だ。一般的に初代の岩タイプが付与されているポケモンは、防御の種族値が高い。そのため、岩タイプの特性であるノーマル半減と相まって、物理攻撃にかなり強いヤツが多いのだ。しかし、プテラは、ノーマル技こそ半減にするが、防御の種族値が低いので、ワタルのドラゴン軍団クラスの打撃を受けると、普通に沈む。

ストーリー攻略の道中でもこの弱点が散見され、ここは岩タイプの特性を踏襲すべきだったろう。

初代ポケモンのタイプ相関の甘さによる影響を悪い意味で受けているのも気になる。飛行技は、自力習得の「つばさでうつ」をはじめ、「そらをとぶ」やゴッドバードまで覚えられるため、問題ない。しかし、岩技は、まさかのひとつも覚えられないという体たらくだ。なぜプテラが「いわなだれ」を覚えられないかが非常に謎だ。

ちなみに、プテラが「いわなだれ」をはじめ、何らかの岩技を習得できれば、ポケモンリーグのカンナ戦で優位に立ち回れ、ワタルのカイリューやプテラ、ギャラドス、チャンピオンのピジョットやリザードンなどにも有効打となるため、全く使い勝手は変わっていただろう。

そもそも、初代の岩タイプの攻撃技は「いわなだれ」と「いわおとし」しか存在せず、タマムシデパートの屋上で貰える「いわなだれ」を習得できない場合は、ただ弱点を増やすためだけに岩タイプを付与されたと思われてもしかたがない状況だ。カブトやオムナイトなどの化石勢も同様の弱点を持つが、彼らは防御の種族値が高いので、まだ救われている。

もし初代にポケモン金銀にあった「めざめるパワー」や第四世代で採用されたストーンエッジがあれば、ずいぶん状況も違っただろう。まぁ、ストーンエッジがあったとて、初代のプテラが習得できるかどうかは定かではないが・・・

ちなみに、金銀のプテラは「じしん」まで覚えられるようになり、初代と比べると、かなりパワーアップした。

このように能力は高めだが、技が貧弱なのがプテラの大きな欠点で、初期習得の「つばさでうつ」と、少しレベルを上げると習得する「かみつく」に頼らざるを得ない。また、秘伝マシンの「そらをとぶ」も必須といえるだろう。

途中で「とっしん」を自力習得するが、本来、自虐技はあまり使いたくないのが正直なところではないだろうか。しかし、プテラの場合、自虐技を含む、技を総動員させても足りないくらいなのだ。最後に覚える「はかいこうせん」は、プテラの最終兵器なので、絶対に忘れさせないようにしよう。相対的に見れば、カイリューの覚える「はかいこうせん」よりも、ずっと重宝する。

最強の飛行技であるゴッドバードも覚えられるが、防御と特殊の低いプテラ向きの技ではない。ただ、超高火力の技をタイプ一致で撃てるのは、1ターン犠牲にしたとしても魅力的だ。技が貧弱なプテラなら尚更だろう。

特殊技では唯一「だいもんじ」を習得できるが、はっきりいって使用する局面がない。リザードンの「かえんほうしゃ」のように単騎駆け状態ならシバのイワークを溶かせるくらいの火力なら覚えさせる価値はあるが、プテラの「だいもんじ」はそのような上等なものではない。

プテラの育成は、レベル30と比較的高いレベルでの加入なので、手間がかかるというほどではないが、「かみつく」や「つばさでうつ」に頼らざるを得ない状況のため、大体の敵を倒すのに2発以上が必要になってくる。そのため、ポケモンセンターに通う回数はかなり増えるだろう。

ポケモンリーグの単騎突破を目指すような場合は、単騎駆けかつ意図的にトレーナーを残すのが前提条件になってくる感じだ。グレンタウンで入手後に、そのままストーリーに沿って進んだ場合、まず単騎突破は無理だろう。

タマムシジムの草+毒タイプのポケモン、ヤマブキシティの格闘技場の格闘タイプのポケモンは養分となってくれるので、加入後すぐに向かってはいかがだろうか。グレンジムとも相性は良いが、流石にレベルが低すぎて、まだ厳しい。もう少し実力をつけてから挑戦するとよい。

本格的にプテラを育てるつもりなら、終盤加入なので、思い切ってドーピングをするのもよいだろう。素早さはドーピングがいらないくらい高いので、タウリンとブロムヘキシンで攻撃と防御を中心に上げてやるとよいだろう。青やピカチュウ版の場合、マックスアップでHPの底上げにもチャレンジしたい。

さらに、人から貰うポケモンかつレベルが10の倍数で加入となるため、個体値厳選を非常にしやすい特徴を持っている。こちらもHPや攻撃、防御を中心に厳選したい。素早さは十分すぎるので、極端な話、最低レベルの個体値でも何ら問題ないだろう。ちなみに、「ひみつのコハク」を渡した瞬間ではなく、あくまでもプテラが復活し、受け取る瞬間まで個体値を決める乱数は動いている。

ポケモンリーグは、技のラインナップが乏しいので、かなり苦戦する。単騎駆けをしても、そのままの状態では厳しいため、ポイントアップを総動員して、「はかいこうせん」に3回、「そらをとぶ」に1回ほど使ってやろう。ポイントアップは、タマムシシティの右側にある森の中の行き止まり、ロケット団アジトのB1Fの右下の植木、12番~15番道路の迷路パート、サイクリングロードにそれぞれ落とし物として落ちている。

カンナ戦はいきなり難所となり、岩タイプなのに氷タイプに有効打を持たず、なおかつ氷技が弱点となるプテラ(笑)には厳しい戦いだ。これまでの技構成では博打要素が強すぎるので、「ねむる」を習得させ、「つばさでうつ/そらをとぶ/はかいこうせん」の構成に変更した。

先鋒のジュゴンは、オーロラビームで攻撃力を下げられると厄介なので、「はかいこうせん」で倒そう。パルシェンは急所を狙いつつ「そらをとぶ」数回で墜とす。ただし、「からではさむ」が甚大なダメージになりやすいので要注意だ。

ヤドランは「なきごえ」による攻撃力低下に注意しつつ、「そらをとぶ」を1発当て、「からにこもる」による防御上昇が厄介だが、しつこく「そらをとぶ」で畳みかけよう。ルージュラも「そらをとぶ」でもよいだろう。ラプラスは「はかいこうせん」1撃では墜とせないので、「つばさでうつ」を1発当てた後に「はかいこうせん」だ。

ラプラスのハイドロポンプor「ふぶき」1発に耐えられることが前提なので、ヤドランと戦闘中にHPが低いようなら「ねむる」で体力回復だ。また、ラプラスに勝利後に、「はかいこうせん」や「そらをとぶ」を連発して外したりして、PPが低いようならリセットした方が無難だ。万が一、ラプラスのハイドロポンプや「ふぶき」が急所に当たったら素直にあきらめよう。

シバ戦は、エビワラーとサワムラーは「つばさでうつ」で十分だ。イワークも「つばさでうつ」で対抗するがディフェンダーによる防御向上により、手数がいる。これが「かみつく」の場合、ノーマル半減でPPが尽きるので、だからこそ「つばさでうつ」を採用する。プテラの高い素早さにより急所に当たりやすいので、何発か放っていれば急所による大ダメージを期待できるだろう。カイリキーは「そらをとぶ」で1撃だ。イワークと戦闘中にHPが低いようならば「ねむる」で回復するのもよい。

キクコ戦で、ようやく少し楽な戦闘ができる。「そらをとぶ」を連発していればよい戦闘で、倒し損ねの追い打ちには「つばさでうつ」を使用し、PPを節約しよう。

ワタル戦の先鋒ギャラドスは「はかいこうせん」で乱数1発なので、反撃のハイドロポンプが怖い。ハクリューは「そらをとぶ」でよいだろう。プテラは「つばさでうつ」数発で対応し、カイリューは「つばさでうつ」の後に「はかいこうせん」だ。

チャンピオン戦は、先鋒のピジョットが「はかいこうせん」で乱数1発だ。フーディンは「つばさでうつ」で対応し、サイドンは急所を祈り「つばさでうつ」を連発する。ここで使い切るくらいの気持ちでもよい。サイドンと戦闘中にHPが低いようならば「ねむる」で回復したい。

ウインディなら「はかいこうせん」1発。ギャラドスなら「そらをとぶ」の後に「はかいこうせん」。ナッシーなら「そらをとぶ」でよいだろう。御三家はフシギバナなら「そらをとぶ」で一撃だ。リザードンもタイプ的な優位性があるので何とかなるだろう。ただし、カメックスの場合は、最後の難敵となる。何らかの物理を1発当てた後の「はかいこうせん」で倒すが、ハイドロポンプや「ふぶき」に耐えられるかが鍵。

セキエイこうげん到達LV(単騎駆け)71
踏破性C
持久力B
育てやすさA
対四天王B

※踏破性=1体でストーリー攻略においてどこまで対応可能か

プテラの覚える技

初期つばさでうつ
初期こうそくいどう
LV.33ちょうおんぱ
LV.38かみつく
LV.45とっしん
LV.54はかいこうせん

プテラの覚えられる技

技マシン・秘伝マシンで覚えられる技
02かまいたち04ふきとばし06どくどく09とっしん
10すてみタックル15はかいこうせん20いかり23りゅうのいかり
31ものまね32かげぶんしん33リフレクター34がまん
38だいもんじ39スピードスター43ゴッドバード44ねむる
50みがわり秘02そらをとぶ

プテラが使える技の詳細と相性

技名タイプ威力命中値PP依存能力相性説明
つばさでうつひこう3510035攻撃★★★★☆
こうそくいどうエスパー10030★★☆☆☆素早さ2段階UP
ちょうおんぱノーマル5520★★☆☆☆混乱状態にする
かみつくノーマル6010025攻撃★★★★☆1割の確率で相手をそのターン行動不能にする
とっしんノーマル908520攻撃★★★☆☆使用者の与ダメージの1/4のHP減少
はかいこうせんノーマル150905攻撃★★★★★命中すると次のターン反動で動けない
かまいたちノーマル807510攻撃★★☆☆☆使用ターンは待機して次のターンに攻撃
ふきとばしノーマル20評価不能トレーナー戦以外の戦闘を強制終了。経験値は入らない
どくどくどく8510★★★☆☆ターン経過でダメージ増加する毒状態にする
すてみタックルノーマル10010015攻撃★★★☆☆使用者の与ダメージの1/4のHP減少
いかりノーマル2010020攻撃評価不能相手を倒すまで攻撃し続ける。攻撃を受けると攻撃UP
りゅうのいかりドラゴン10010★★★☆☆40の固定ダメージ
ものまねノーマル10★★★☆☆相手の任意の技をコピーする。(バトル中は効果が持続して1バトル1回のみコピー可能)
かげぶんしんノーマル15★★★★★回避率UP
リフレクターエスパー20★★★★☆物理攻撃(ノーマル、格闘、毒、地面、飛行、虫、岩、ゴースト)のダメージ半減。固定ダメージには無効。場に居座る限り持続
がまんノーマル10010攻撃評価不能2~3ターン待機してその間受けたダメージを倍返し
だいもんじほのお120855特殊★★★☆☆約3割の確率で火傷の追加効果
スピードスターノーマル6010020攻撃★★★☆☆「あなをほる」などの特殊な状態を除き必中。命中率が低下すると普通に外れる。
ゴッドバードひこう140905攻撃★★★★★使用ターンは待機して次のターンに攻撃
ねむるエスパー10★★★☆☆HPを全回復して2ターン眠り状態になる。状態異常も回復。
みがわりノーマル10誰でも有用使用者のHP1/4を消費してその分のHPを持つ分身を創る。分身のHPが尽きるまで分身がダメージを負う
そらをとぶノーマル709515攻撃★★★★★使用すると潜伏状態になり、多くの攻撃を回避できる。次のターンに潜伏状態を解除し攻撃する。忘れられない
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プテラの入手方法

プテラの出現場所

グレンタウンのポケモン研究所内右端の実験室にいるエラーイ博士に「ひみつのコハク」を渡す(ニビシティの科学博物館の裏口から入り科学者と会話して貰う)

※1 ポケモンの再生には1度ポケモン研究所を出て再びエラーイ博士に話しかける必要あり
※2 個体値の決定は化石を渡した瞬間ではなく、あくまでもポケモンを受け取る瞬間

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プテラの能力値・種族値・個体値

タイプ1いわ
タイプ2ひこう
図鑑142
分類かせきポケモン
HPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
種族値(獲得努力値)801056513060

技タイプ別優劣表(弱点および耐性)

ノーマル電気格闘地面飛行エスパーゴーストドラゴン
被ダメージ倍率0.50.5220.5220.5無効0.510.5211

プテラの能力値

※各能力値は個体値Lv7かつ努力値0で計算

獲得経験値ポケモンLvHPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
33750プテラ309272488745
100000プテラ431271016612262
300000プテラ621791439417488
500000プテラ73210168110205102
1250000プテラ100284229149279139

個体値

※個体値は16段階あり、そのうち上位Lvのみを厳選して記載。努力値は0で計算。

プテラLV.30
HPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
個体値Lv159777539250
個体値Lv149676529149
個体値Lv139575519048
個体値Lv129575519048
個体値Lv119474508947

ポケモン図鑑コメント

赤・緑こはくに のこされた きょうりゅうの
いでんしから ふっかつさせた。
たかいこえで なきながら とぶ。
のこぎりのような かたちの キバで
あいての のどを かみきってしまう。
きょうぼうな こだいの ポケモンだ。
ピカチュウコハクから とりだされた いでんしを
けんきゅうして ふっかつさせた
おおむかしの どうもうな ポケモン。