スクウェア ゲーム音楽 名曲 FF ロマサガ クロノトリガー

スクウェア音楽の全盛期にあたる90年代中期は、SFCをプラットフォームにして、数々の名曲を残した。黄金期スクウェアの中心であるFFはもちろんだが、聖剣伝説、ロマンシングサガ、クロノトリガーなど派生作品にも名曲が多い。スクウェアの通り道に名曲あり!?

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総合力抜群。サントラ聴き応えアリ

ファイナルファンタジー6

総合力は歴代トップクラスでサントラの完成度はずば抜けている。FF6にハズレ曲など存在するはずもなく、泣く泣く厳選してみた。死闘に己の闘争本能を燃やし、レイチェルやダリル(墓碑名)に涙する。

魔導士ケフカも本人の狡猾さや恐怖がよく表現され、獣ヶ原も生物の本能なんかを感じる曲。大団円ではオペラ座でのクライマックスが表現され、タコへのダメージも1.7倍増(笑)。

『あの日から…』は絶望。『仲間を求めて』は希望。と崩壊後のセリスの心境の変化を音楽で語る。キャラテーマにも良いものが多く、個人的なイチオシはストラゴスのテーマ。迫害の末に落ち延びた魔導師の集落の擦れた心を表現しているようだ。

魔導研究所はFF6のキメの細やかさを確認できるようでお気に入り。機械のプレス音やらなんやらが入り交じり、何かの製造工程を表現しているようで遊び心が満載。でも、やっぱり最後はカッコよく決めてくる。

魔導士ケフカ ケフカのテーマ 良曲 奇抜系(特)
霊峰コルツ コルツ山(ダンジョン) 良曲 荘厳系
カイエンのテーマ カイエンのテーマ 和系
迷いの森 迷いの森、洞窟系ダンジョン 癒し系
獣ヶ原 獣ヶ原(フィールド) 原始系
幻獣を守れ ナルシェ雪原、魔大陸上空など(イベント) 良曲 勇猛系
決戦 通常ボスバトル 良曲 バトル系
ティナのテーマ 崩壊前のフィールド セツナ系+癒し系
テクノdeチョコボ チョコボ(乗り物) 愉快系+奇抜系
永遠に、レイチェル レイチェルのテーマ 良曲 セツナ系+癒し系
大団円 オペラ座クライマックス(イベント) 愉快系
魔導研究所 魔導研究所(ダンジョン) 奇抜系
モグのテーマ モーグリの巣(ダンジョン) 愉快系
ストラゴスのテーマ ストラゴスのテーマ 良曲 奇抜系+癒し系
死闘 アルテマウエポン、三闘神(ボスバトル) 神曲 バトル系
あの日から… 崩壊後のツェンなど(町村) セツナ系+癒し系
仲間を求めて 崩壊後のフィールド(ファルコン入手から) 希望系
ゴゴのテーマ ゴゴのテーマ 奇抜系
墓碑名 ダリルとの回想(イベント) セツナ系
妖星乱舞(後半) まりあ&ねむり、ケフカ(ボスバトル) 良曲 荘厳系

クロノトリガー

スクウェア音楽の中でもFF6と並んでサントラの総合力が高い作品。「みどりの思い出」は心に響くような透明感があり、身体の奥底で何かが共鳴しているような不思議な感覚を覚える曲。

古代文明の不思議が表現されているような時の回廊には、洗練された音の中に製作者の遊び心が見え隠れする。個人的にクロノトリガーと言えば愉快な曲が印象的で、リーネ広場やノーマルエンディングの星の祝祭も欠かせない。

特に星の祝祭は、祭りの賑わいの中にちょっぴり切ないメロディが聴こえて、間近に迫る仲間との別れを予感させる。グレンの騎士道が表現されているカエルのテーマは、特に魔岩窟の封印をグランドリオンで解放する演出には最高にマッチする。

ロボのテーマは健気さ、エイラのテーマは強さが表現されているようでキャラソングは、それぞれの個性が存分に体現されている。また、FF6の魔導士ケフカを彷彿とさせるような遊び心と不安と恐怖がミックスされたような王国裁判もお気に入り。

フィールド、ダンジョン共に丁寧に音が作り込まれている作品で、逆にスクウェアが参戦している割にバトル系音楽には、やや物足りなさを感じた。こんな一面はドラクエらしい。

やすらぎの日々 現代の町区域(フィールド) 良曲 なごみ系
みどりの思い出 現代フィールド 神曲 癒し系
時の回廊 古代ジール王国(フィールド) 良曲
ガルディア王国千年祭 リーネ広場(町村) 良曲 愉快系
ティラン城 ティラン城(ダンジョン) 原始系
シルバード~時を渡る翼 シルバード(乗り物) 良曲 希望系
星の祝祭 ムーンライトパレード(ノーマルエンディング) 良曲 セツナ系+愉快系
魔王決戦 魔王(ボスバトル) 良曲 バトル系
世界変革の時 ラヴォス第二形態(ボスバトル) バトル系
ラストバトル ラヴォス第三形態(ボスバトル) バトル系+BGM系
王国裁判 王国裁判(イベント) 良曲 奇抜系+癒し系
カエルのテーマ カエルのテーマ 神曲 勇猛系(特)
ロボのテーマ ロボのテーマ
エイラのテーマ エイラのテーマ 勇猛系

ファイナルファンタジー8

FF8は歴代の中でも特に独特な世界観を持っている作品で、サウンドでもそれが遺憾なく発揮されている。

時代背景は、まさに戦乱の世といった感じなのだけど、どこかそこに生きる人達は、のほほんとしていたり、お気楽だったりで、その様を音楽で表現したのがホーム感満載の『バラムガーデン』と『F・H』。

これらの曲に居心地の良さを感じたかと思えば、魔女の恐怖や不思議が存分に表現されている『SUCCESSION OF WITCHES』や、敵の本拠地アルティミシア城で流れる『The Castle』に心を揺さぶられる。この緩急もFF8の魅力だろう。

ボス戦に採用される『Force Your Way』は強敵との攻防が表現され、PSでもスクウェアのお家芸は健在。また、ラグナ編の戦闘曲『The Man with the Machine Gun』も見逃せないところで、流れる場面は限定的だが、通常戦闘とは思えないインパクト。

物語のターニングポイントであるラグナロク入手時に流れる『Ride On』は、重力から解放された喜びを存分に表現した希望溢れる曲。直前の宇宙空間に投げ出されてしまう演出ともマッチし、絶望感から喜びへと、プレーヤーの感情の起伏を見事に表現している。

Balamb GARDEN バラムガーデン(町村) 良曲 なごみ系
SeeD ガルバディアガーデン襲来時など(イベント)
Force Your Way ボス戦闘 神曲 バトル系
The Man with the Machine Gun ラグナ編の戦闘 神曲 バトル系
SUCCESSION OF WITCHES イデア関連イベント 奇抜系
Fisherman’s Horizon F・H(町村) 良曲 なごみ系
Ride On ラグナロク(乗り物) 良曲 希望系
The Castle アルティミシア城(ダンジョン) 奇抜系+癒し系

聖剣伝説2

とても丁寧に曲作りがされていて、ここまでの作り込みとクオリティを兼ね備えた作品は、ゲームサウンド黄金期の真っ只中である当時でも珍しい。

その一方で、たっぷりと時間を使って表現する曲が多いことからゲーム音楽で重要なイントロが弱い曲が多く、少し聴いただけでは評価が難しい。

クリスタルパレスの『八点鐘』なんかは、その典型で後半の追い上げが素晴らしい。一変してバトル系の曲では最初から全開で攻めてくる曲が多く、『危機』では安定のスクウェアのお家芸。

VSダークリッチの『呪術師』は数あるゲーム音楽の中でも異色中の異色で、スクウェアのバトル系の音楽でここまでの奇抜さを誇る曲は他になく、それでいて非常に完成度が高い。

古の魔導師の不思議と恐怖が存分に表現された曲で、小学校低学年だった当時の私にダイレクトに侵入してきた記憶がある。千年の不可侵条約もこの曲の前では不可抗力。そんな凄みを感じさせる曲で、ディラックもこのリズムにやられたのだろう(笑)。

主人公の足でもあるフラミーのBGMが物語の進行に応じて3曲用意されていることからも今作の丁寧さが窺えるが、入手当時にかかる『未知への飛行』は乗り物系の曲の中でかなりの名曲にもかかわらず、他の2曲に比べると相対的に聴く時間が短いのか、評価が低くて残念。

シメはラストバトルで流れる『子午線の祀り』で、神曲に相応しい完成度とハイセンスなネーミングに脱帽。余談だが聖剣2の曲名は、小説から逆輸入されたものが多いようで、言葉の選定が秀逸。

不思議なお話を ノースタウンなど(町村) 良曲 なごみ系
いつもいっしょ オープニングイベント(崖から落とされる) 愉快系
夏の空色 町BGM 愉快系
妖精族のこども アメフラシの尻尾使用後の南国村(町村) 良曲 愉快系
月夜の出来事 ドワーフの集落(町村) 奇抜系、愉快系
森が教えてくれたこと 四季の森(ダンジョン) なごみ系、癒し系
君は海を見たか 古代遺跡など(ダンジョン) 良曲 BGM系(特)
危機 ボス戦闘 良曲 奇抜系+バトル系
未知への飛行 フラミー入手初期(乗り物) 良曲 希望系
八点鐘 クリスタルパレス(ダンジョン)
儀式 パンドーラ古代遺跡(ダンジョン) 癒し系、奇抜系
呪術師 ダークリッチ(ボスバトル) 準神曲 奇抜系(特)
子午線の祀り 神獣(ボスバトル) 神曲 希望系+バトル系
最後から二番目の真実 エンディング(アップテンポな方) 希望系+愉快系

ファイナルファンタジー2(PS版)

戦闘シーン1(01:30) 通常戦闘 良曲 荘厳系
反乱軍のテーマ(04:38) 反乱軍のアジト(町村) 良曲 荘厳系
メインテーマ(08:52) フィールド 良曲
パンデモニウム城(11:37) パンデモニウム(ダンジョン) 良曲 荘厳系
古城(18:49) カシュオーン城、ディストの城、フィン城(ダンジョン) 良曲

ファイナルファンタジー5

FF音楽を語る上で絶対に外せないのが本作のビッグブリッヂの死闘。わたしがFF音楽でナンバーワンを選ぶなら間違いなくこの曲で、時空を超えて培った友情を守るため、ガラフ王みずから単身敵本拠地に乗り込む場面で流れる。

活気溢れる街並みを表現したハーヴェストに乗せられたかと思えば、自らの故郷を思い出して哀愁を感じる『はるかなる故郷』に考えさせられる。リックスのBGMであるこの曲から『思い出のオルゴール』に繋がる一連の流れは、とても好きな部分。

決戦では、宿敵エクスデスとの一進一退の攻防が表現され、曲を聴くだけでその激戦が頭の中に描かれるようだ。作中では、そこからネオエクスデスに繋がり『最後の戦い』が流れて、こちらも力作。

フィールド曲にも良いものが多く、『未知なる大地』と『新しい世界』は、ゲームのフィールド曲の中でもトップクラスの完成度。

最後に流れるエンディング曲も、全ゲーム中、幻想水滸伝2かFF5か、というくらい好きな曲でフィナーレに相応しい。途中から曲調がガラッと変わり、特にその部分がお気に入り。

メインテーマ タイトル画面 良曲 希望系
ハーヴェスト カーウェン、ケルブなど(町村) 愉快系
バトル2 ボス戦闘 バトル系
はるかなる故郷 リックス(町村) セツナ系
思い出のオルゴール ステラとの回想(イベント) セツナ系
飛空艇 第一世界の飛空艇(乗り物) 良曲 希望系
暁の戦士 エクスデス城、フェニックスの塔(ダンジョン) 軍歌系
ビッグブリッヂの死闘 ビッグブリッヂ(ダンジョン) 神曲 バトル系+奇抜系
未知なる大地 第二世界フィールド 良曲 癒し系
新しい世界 第三世界フィールド 良曲 なごみ系
決戦 エクスデス(ボスバトル) 準神曲 バトル系
最後の戦い ネオエクスデス(ボスバトル) 良曲 バトル系
エンディング エンディング(特に後半の修得アビリティ紹介部分から) 良曲 希望系

ファイナルファンタジー7

サウンドでは、異色のFFという印象を受けた。FFシリーズの真髄でもあるバトル系の曲がとても弱い。バトル系では、後に評価し直した「更に闘う者達」くらいのもので、基本的に伸びきらない曲が多い。4~6のサウンド黄金時代と比べると、尚更だろう。

反面、音楽の裾野の広さは、FF6をしっかりと受け継ぐ。個人的にその代表格なのが「クレイジーモーターサイクル」で、大健闘してると思う。

他にも、クロノトリガーの「ガルディア王国千年祭」や「星の祝祭」の派生を感じられる「ゴールドソーサー」。どこか郷愁を感じずにはいられない「星降る峡谷」などが印象深い。

コスモキャニオンのテーマ曲である「星降る峡谷」に感じる郷愁とは、こきょう、否、リックスではないだろうか。リックスのテーマ曲である「遥かなる故郷」も「思い出のオルゴール」に繋がったが、「星降る峡谷」も「偉大なる戦士」に繋がる。

また、FF7のバトル系では屈指の「更に闘う者達」は、まさに過熱する戦いが描かれており、ボスバトルに相応しい名曲だろう。

最後を飾る「片翼の天使」も、迫りくるセフィロスの脅威を荘厳な感じで描き、予測不能な正宗の太刀筋を、クラウドたちがすんでのところで避け、少しずつ追い詰められていく様が想像できる。ただし、セフィロスの弱さといったらない…別名・中二病ソング(笑)

更に闘う者達(21:34) ボス戦闘 良曲 バトル系
クレイジーモーターサイクル(25:00) バイクゲーム(イベント) 良曲
ルーファウス歓迎式典(39:07) ジュノン(イベント) 軍歌系
J-E-N-O-V-A(42:47) ジェノバ(ボスバトル) バトル系
ゴールドソーサー(46:01) ゴールドソーサー(町村) 愉快系
星降る峡谷(51:48) コスモキャニオン(町村) 良曲 セツナ系
本命穴チョコボ(59:45) チョコボレース出走前 愉快系+BGM系
片翼の天使(1:18:27) セーファセフィロス(ボスバトル) 良曲 荘厳系
全世界で爆発的な売上げを記録したFFだが、身近なところでの印象として、異常なくらい女子人気を獲得したFFであるという点。このくらいからFFファンになった女子は、現在FF難民なのではなかろうか(笑)
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バトル曲に凄まじい瞬間火力

ファイナルファンタジー4

FF4の音楽を語る上で欠かせないのが『バトル2』。本作のボス戦闘曲でもあるが、ビッグブリッヂの死闘などと共に歴代最高峰として数えられることも多い。FF4の中でも他を圧倒する名曲で、まさに聖戦。

次いで、『ゴルベーザ四天王』、「最後の闘い」など、スーファミにプラットフォームを移してもバトル曲重視は相変わらずだ。

『メインテーマ』が、そのまま地上BGMに採用されていたり、カインと共にバロンを追放される場面で不意に『オープニング』が入ったり、粋な演出が多い。

個人的に印象に残っている曲は、『パロム・ポロムのテーマ』で、セシルを守るために決死の覚悟で石化した二人に涙したプレーヤーも多いはずだ。

また、リストには挙げていないが『ミシディア王国』は、後にFF6の『ストラゴスのテーマ』に行き着いたのではないかと思わせるような共通点が多く、繋がりを予感させる。

赤い翼 赤い翼のテーマ、月の地下渓谷(イベント、ダンジョン) 良曲 軍歌系
オープニング バロン追放(友との旅立ち) 良曲 荘厳系
メインテーマ フィールド(地上) 良曲 荘厳系
バトル2 ボス戦闘 神曲 バトル系+荘厳系
パロム・ポロムのテーマ パロムとポロムのテーマ 奇抜系+愉快系
ゴルベーザ四天王とのバトル 四天王(ボスバトル) バトル系
最後の闘い ゼロムス(ボスバトル) 良曲 バトル系

ロマンシングサガ3

伊藤賢治に神でも降りてきたかのようなバトル曲の完成度が印象的。バトル系では一切外さず、良曲、神曲が多数収録されている。ボスバトルから要所の四魔貴族戦まで神曲を3連発し、この快挙を成し遂げたゲームを他に知らない。

ロマサガは、システムも音楽も戦闘に重きを置いた作品なので、どうしてもその他の印象は薄くなりがちだが、水晶の廃墟はとにかく綺麗な曲で、バトル系以外では群を抜いた仕上がり。

ラストバトルは、やや尻上りなイメージで、前半は何か小手調べ、ボスとの対話をしているよう。サビの盛り上げ方がかなり好きで最終決戦に相応しい。

基本的に劇中での各シーンに忠実な音楽が多く、開かれた活路という感じの「目覚め」。特撮ヒーローを彷彿とさせるロビンのテーマ。不思議と遊び心が満載のラシュクータ。

また、バトル系にこれだけの曲を揃えながら、しっかりと耳に残るトレードバトルは、ある意味凄まじいBGM感を発揮している。

オープニング タイトル画面 神曲 希望系
ユリアンのテーマ ユリアン主人公時の町
バトル1 通常戦闘 良曲 バトル系
バトル2 ボス戦闘 神曲 バトル系
四魔貴族バトル1 四魔貴族・影(ボスバトル) 神曲 バトル系
四魔貴族バトル2 四魔貴族・真(ボスバトル) 神曲 バトル系
ラストバトル 破壊するもの(ボスバトル) 準神曲 バトル系
ポドールイ ポドールイ(町村) セツナ系
夢魔 ミューズ様の夢の中(ダンジョン) 癒し系
聖王廟 聖王廟(町村) 癒し系
怪傑ロビンのテーマ~
この世に悪はさかえない
ロビンのテーマ 良曲 奇抜系+バトル系
目覚め バンガード起動(イベント) 希望系
ラシュクータ ラシュクータ(町村) 愉快系+奇抜系
水晶の廃墟 水晶の廃墟(ダンジョン) 良曲 セツナ系+癒し系
トレード トレードバトル(イベント) 神曲 BGM系(特)

聖剣伝説3

聖剣伝説2のサウンドがバランスなら、今作は瞬間火力だろう。そんな聖剣3のサウンドで最もパワーのある部分が『Hightension Wire』で、要所を守る強敵に採用される曲。

ハイスピードで駆け抜ける疾走感が癖になる一曲で、特にダンガード戦はバトルフィールドの特殊エフェクトも相まって、高揚感に見舞われる。

スクウェアらしいバトル音楽へのこだわりが見受けられ、ボス戦によって色々な曲が使い分けられている。作曲者いわく、奇抜で格好良い音楽を目指したらしいが、それを見事に体現したのが『Secret Of Mana』。不思議なリズムと癖になるBGM感で繰り返し聴いてしまう。

そんな意味では、ラストバトルの『Sacrifice Part Two』も該当するだろう。ラストバトル後半のThreeより、ずっと聖剣3らしくて好き。聖剣伝説3のサウンドは、バトル系や奇抜系、そしてBGM感のある音楽が好きな人には、たまらない仕上がりになっている。

Witchmakers アンジェラのオープニング
Lefthanded Wolf ビーストキングダム(ダンジョン) 原始系+軍歌系
Raven ホークアイのオープニング
Hightension Wire ツェンカー、ダンガード、紅蓮の魔術師(ボスバトル) 神曲 バトル系+希望系
Obsession ジェノア(ボスバトル、壁のボス) 奇抜系+BGM系
Damn Damn Drum 火山島ブッカ、ガラスの砂漠(ダンジョン) 原始系
Frenzy 岸辺の洞窟(ダンジョン) 奇抜系
Secret Of Mana ギルダーバインなど(ボスバトル) 準神曲 奇抜系
Weird Counterpoint ドラゴンズホール(ダンジョン) BGM系
Sacrifice Part Two ラストバトル開戦(ボスバトル) 奇抜系+BGM系

ファイナルファンタジー10

PS2初参戦ということで音源に遊ばれてるのか?イマイチな曲が多かった。しかし、「シーモアバトル」だけは別格で、ゲームを間違えたのでは?と感じるような場違いな感じが凄まじい。

かつてのスクウェアサウンドを踏襲しているかはわからないが、バトル系サウンド好きなら文句なしに認める神曲。

また、ゲーム中の音楽で、最もFF神話の崩壊を感じ取った「プレリュード」だが、皮肉にも良い曲に仕上がっており、こんなかたちのプレリュードもアリ、と納得させられてしまう。

おそらく、ゲーム中で最もヘビーに聴いたであろう「Blitz Off」は、適度なBGM感が癖になる一曲で、ブリッツボール難民の出現に拍車をかける(笑)。

プレリュード プレリュード 奇抜系
Blitz Off ブリッツボール(試合中) BGM系
シーモアバトル シーモア最終異体(ボスバトル) 神曲 バトル系+奇抜系
私がFFのメインタイトルをまともに追いかけた最後の作品。随所にFF神話の崩壊を感じさせる要素が散りばめられており、ひとつがグラフィック偏向の極大化。しかし、崩壊寸前ということで滅びの美学か?意外にも楽しめる要素は多かった。同じく神話崩壊の序曲となったドラクエ8と比べると、評価できる部分は多いのではないだろうか。また、ミニゲーム要素のブリッツボールは秀逸で、ゲーム本編よりもミニゲームにかけた時間の方が多いのではないか、というくらいやり込んだ。

サガフロンティア2

PSのゲームには、意外にも正当系のバトルサウンドが少ないので、サガフロ2はとても印象に残っている。特に「Feldschlacht1」は素晴らしい完成度で、2、3と続く曲の基本形になっている。

全体的には小さくまとまったイメージの作品だったが、「Feldschlacht1」にかなり助けられていると思った。また、「Mißgestalt」などを聴いていると、全盛期の伊藤賢治のロマサガサウンドがいかに偉大なのかがわかるようだ。

Feldschlacht1【フェルトシュラハト】(21:57) 通常戦闘1(オープニングのバトルなど) 神曲 バトル系
Besessenheit(01:18:51) 炎の将魔など(ボスバトル)
Dithyrambus(01:46:16) テルム(町村)
Feldschlacht2(02:25:53) 通常戦闘2
Mißgestalt(04:26:28) エッグ(ラストバトル)
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知る人ぞ知る名盤

ライブアライブ

やはり完成度の高い幕末編に良曲が多い。特に全盛期のゴエモンサウンドに匹敵する「殺陣」は、その和テイストに心地良さすら感じるほどだ。

クロノトリガーの「エイラのテーマ」を彷彿とさせる原始編の戦闘曲「Kiss of Jealousy」は、まさに原始というイメージで、その表現力の高さがお気に入り。

冒険の佳境となる最終編では、戦闘BGMの「凛然たる戦い」で、ようやくスクウェアらしさが顔を出す。スクウェア黄金期に見受けられる正当系のバトルサウンドで、各時代の戦闘BGMが健闘する本作においても目立つ存在。

各時代の最終戦で流れる「MEGALOMANIA」は、「鳥児在天空飛翔 魚児在河里遊泳」などと共に本作の中でもかなり有名な曲。有終の美を飾る「PURE ODIO」は、ミソロジカルな仕上がりで、幻想水滸伝の「gothic Neclord」に匹敵。

忍音 幕末編の城内 和系
殺陣 幕末編の戦闘 良曲 和系+バトル系
最強 VICTORY ROAD 現代編のメインテーマ 勇猛系
いいお天気でしょ(13:14) 原始編のフィールド 愉快系
Kiss of Jealousy 原始編の戦闘 原始系
CAPTAIN SQUARE SF編の戦闘
星屑のキャプテン(18:29) SF編のエンディング
鳥児在天空飛翔 魚児在河里遊泳 カンフー編のオープニング セツナ系
Wait for Truth(28:05) 近未来編のメインテーマ BGM系
PSYCHOで夜露死苦 近未来編の戦闘 バトル系
魔王への叙曲(30:21) 中世編のメインテーマ 荘厳系
凛然たる戦い 中世編の戦闘 良曲 バトル系+荘厳系
MEGALOMANIA 各時代オディオ(ボスバトル) バトル系
PURE ODIO オディオ第二形態(ボスバトル) 良曲 バトル系+荘厳系
Live for Live エンディング

ファイナルファンタジー1(PS版)

マトーヤの洞窟(05:47) マトーヤの洞窟(ダンジョン) 良曲 セツナ系+なごみ系
船(04:38) 船(乗り物) 希望系

ファイナルファンタジー9

FF9の音楽は全体的にどこか控え目な感じがして、バトル系の曲でも印象に残っているものが少なく、強いていうならハンターチャンスくらいだ。原点回帰を打ち出した作品なだけあって、グルグ火山の懐かしい音源があったりもする。唯一の良曲の「独りじゃない」は、曲名のタイトルとは違い、どこか孤独に戦う戦士を彷彿とさせる。

前作のジャンクションシステムが余程不評だったのか、一変して原点回帰を打ち出してきた作品。古きを大切にする作品であるが、装備それぞれに固有のアビリティが付いているという新しいシステムが導入されたりもしている。個人的な感想としては、コンパクトにまとめられたファイナルファンタジーという感じで、それほど思い出に残っている作品ではない。コレクター気質な人はアイテム収集も魅力のひとつだが、エクスカリバー2という大きな壁が立ちはだかるかたちになり、煮え切らない思いをした人も多いのではないだろうか。原点回帰についてだが、以降の作品を見ても荷が重すぎたようだ・・・

曲名 説明 ランク タイプ
いつか帰るところ タイトル画面 せつな系
ハンターチャンス 狩猟祭(イベント) BGM系
グルグ火山 グルグ火山(ダンジョン) 奇抜系
独りじゃない パンデモニウム、ジダン一人での戦闘(イベント) 良曲 せつな系

ファイナルファンタジー3(FC版)

ファミリーコンピューターでこの音を作り上げてしまうのには、脱帽の一言でいかに当時のスクウェアの音作りが突出していたかがうかがえる。4~6の神曲と比べると見劣りしてしまうが、それでも時代背景を考えると、ある意味神がかっている。

私も神曲などという言葉を使っているので人のことは言えないかもしれないが、最近はあまりにも俗的な意味で神が使われるようになっていて、いくら俗的な意味であっても限られた功績に対して使うべきだと思っている。

話は変わるが、このFC版のボス戦~バトル2とDS版のボス戦~バトル2を聴いて、DS版の方が良いと言うならば、それはゲーム音楽を評価できるモノサシや基準を持っていないことになる。単純に音の良さに釣られて曲を評価してしまう最悪のケースで、これは好み云々のレベルではない。そのような属性の人達が4K(解像度)などという需要を生み出してしまったのだろう。

ファミコン版のFF3はやっておらず、DSのリメイク版が初プレイとなった。しかし、DS版は旧作を全くリスペクトしていない感じで、あろうことか通信要素まで導入されている。FF一桁台のタイトルをリメイクとはいえ初プレイで途中断念するとは思ってもみなかった・・・

曲名 説明 ランク タイプ
バトル2 ボス戦闘 神曲 バトル系

バハムートラグーン

特に印象に残っているのがアルタイルに突入した後の戦闘曲で非常にカッコよい。オレルスでの連戦連勝にて乗りに乗っている解放軍が、その勢いのままアルタイルに突入していく様子が音楽からダイレクトに伝わってくる感じで、色々な意味で良曲に仕上がっている。

知る人ぞ知る良作。変な意味で記憶に残っている作品で、スクウェア三大悪女の中でも特にワルい女のヨヨ。二刀流が十八番のクロスナイトが見事に二股を仕掛けらるという素晴らしい作品だ(笑。変な方向に芸が細かいスクウェアを見られる作品で、タンスのアレが11個手に入ったりもする(使用済み)。女王の布団の中に落ちているアレを食べて最強のドラゴンが完成したりと、随所に散りばめられるブラックユーモアは到底、中学生、小学生風情には理解できず、子供の頃と大人になってからの二度楽しめるとってもお得な作品になっている。これだけを見るとどんなゲームなのだろう?と激しい疑問を覚えるかと思うが、ゲームそのものはファイアエムブレムシリーズをマイルドにした感じのシステムにスクウェア色が採用された安心してプレイできる内容となっている。ドラゴン育成要素などは知ったことではない

曲名 説明 ランク タイプ
反乱軍(46:40) 前半戦闘の自軍フェイズ 希望系
オレルス救世軍(48:39) 後半戦闘の自軍フェイズ(アルタイル突入前後から) 良曲 希望系(特)

ロマンシングサガ2

主要バトル曲全てがリストインしており、スクウェア黄金期、ロマサガシリーズを体現するような名曲となっている。このゲームは未プレイ作品だがゲームへの思い入れなしにドカンと頭に入り込んでくるは名曲だからこそだろう。

曲名 説明 ランク タイプ
バトル1(3:47) 通常戦闘 準神曲 バトル系
クジンシーとの戦い(17:37) ボス戦闘 準神曲 バトル系
七英雄バトル(23:05) 七英雄(ボスバトル) 良曲 バトル系
ラストバトル(30:55) ラストバトル 良曲 バトル系