ランサーズ攻略 Webライターは稼げるのか? 副業としての魅力は?

ランサーズのWebライターとして、これまで数百万円稼いだ実績をもとに副業としての魅力、私なりの攻略法を模索しています。

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ランサーズとは?

ランサーズは、ウェブ上の求人誌のようなものだと考えれば、わかりやすいのではないでしょうか。

ランサーズに登録して、サイトを確認してみると、たくさんのお仕事情報が表示されています。その中から、取り組める依頼を見つけて、それぞれの依頼に応じた報酬を受け取れます。

エスクローが特徴

ランサーズが通常の求人誌と違うのは、ランサーズのサイト上で仕事が完結してしまう点です。

そして、それを安心して行うためのシステムとしてエスクローという仕組みが用意されています。エスクローは、ランサーズのシステムを利用して、クライアントに仮払いをしてもらいます。

つまり、ランサーズに報酬を預けた状態にして、仕事を完了した後に、その報酬を受け取る事ができるというわけです。

ネット上の取引では、しばしば、報酬未払いのトラブルが発生します。しかし、あらかじめエスクローにより、報酬の仮押さえをしておけば、報酬未払いのトラブルは防げます。

ランサーズにある仕事

ランサーズでは、様々な仕事ができますが、特にWebライターの仕事は、知名度が高いです。

Webライターは、パソコンとタイピングという最低限のスキルで取り組める仕事なので、『ランサーズはWebライティングで気軽に稼げるサービス』という認識の人も多いようです。

他にも、プログラミングやサイト制作、翻訳、文字起こしなど、在宅で可能な仕事を中心に、多種多様な案件が揃っています。

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ランサーズでWebライターは稼げるのか?

私は、ランサーズでWebライターしかやらないので、Webライターという観点からランサーズの評価をしていきます。

ランサーズは稼げるのか?

ランサーズが稼げるか?、月並みな答えですが、利用者次第と言えます。

私は、数年ランサーズを利用して、数百万円の収入を得た実際があるので、取り組み方次第で、収入を得る事はできます。

文章なんて書いた事がない

これについては、全く心配する必要はありません。ランサーズにおけるWebライティングで必要とされる文章は、どちらかと言えば初心者向けの文章です。

『ライティングの神髄』というニュアンスの記事よりかは、『ランサーズは初心者にもおすすめ』といった記事の需要が圧倒的に大きいです。

また、ランサーズのライタートップ層の文章を見ても、決して上手くはなく、いずれも中級者に毛が生えた程度です。その程度のライターでも、月に100万円以上を稼げるようなので、ハードルはそこまで高くないです。

文章力よりも、着眼点、ルールを守る真面目さ、などが重視されるので、丁寧だったり、真面目だったりする性格の人は、結構、向いてると思います。

ただし、その真面目さが精神的な疲れに繋がり、リタイアしてしまう人も数多く見てきたので、妥協点を模索したり、ほどほどに頑張るといった、自分をマネジメントする能力も求められます。

タッチタイピングの速度はどれくらい?

私がWebライターをやる上で基準にしてるのが、1時間に6000文字というタイピング能力です。

何かの文章を横目に、ローマ字入力で、1時間に6000文字を打てるなら、後はWebライティングのコツを少しつかむだけで、月10万円程度の収入は余裕だと思います。

もちろん、文章を写すのではなく、文章を考える必要があるので、ベタ打ちで打てる文字数と、ずいぶん違ってくるとは思いますが。

おそらく、ベタ打ちで1時間6000文字打てる人は、Webライティングになると、1時間2000~6000文字くらいになるのではないでしょうか。

ココから慣れにより、少しずつ6000文字に近づけていくのですが、2000~6000文字の範囲内に収まっていれば、取りあえず、Webライティングに必要なタイピング能力は備わってると思っています。

検索技能(Google)

Googleの検索が上手いと自負するような人は、それだけでWebライティングに向いています。

Webライティングに必要な資料は、Googleの検索で集めるのが一般的で、書籍を読んだり、添付資料があったりする事もありますが、基本的にはGoogleさんでOKです。

そのため、いかに目標の情報に速くたどり着けるかを決める検索技能は非常に重要です。500文字の文章を5分で書けても、検索に2分以上かけてるようじゃ、お話になりません。まぁ、単価にもよりますが。

文字単価はどれくらい?

ランサーズで収入を得ようとしている人は、文字単価が気になるはずです。文字単価は、1文字〇〇円っていうアレです。

Webライター初心者の方は、1文字1円と聞くと、低すぎて驚くようなのですが、バブル期の内職ではありませんので、むしろ1文字1円は普通です。

ランサーズで仕事を探してみると、1文字0.5円、1文字0.2円といった案件がザラなので、0.4円~1.0円くらいの単価を精力的にこなせなければ、ランサーズでの副収入など、夢のまた夢でしょう。

ここでも、私の基準を書いておくと、重要なのは文字単価ではなく時給です。

仮に、Webライティング時の自分のタイピング能力が1時間6000文字だった場合、時給で1500円~2000円になれば、割の良い仕事といえるでしょう。

また、タイピング能力がその半分の1時間3000文字なら、750円~1500円で割が良い、というように大雑把に計算してみるとよいです。

さらに、文字単価が妥当かどうか調べる、もうひとつの基準があって、それが自分のライティング能力(文字数の理論値)に対して、結果(1時間の成果)がどれくらいか、という基準です。

例えば、1時間6000文字書ける人が、1文字1円の依頼をやったとして、1時間に1000文字しか書けないなら、その依頼は時期尚早もしくは、単価に見合っていない仕事になります。

私の感覚として、1時間に6000文字書ける能力を持っていても、1文字1円なら2000文字までは、妥当であると考えます。なぜなら、文字単価が高くなれば、依頼の難易度が高くなるのは当然だからです。

検索能力が高い人は1文字1円以上の長文がおすすめ

上で依頼の適正単価を調べる為の単純な基準を紹介しました。しかし、あくまでも一例で、必ず上の計算に当てはまるわけではありません。

その理由が、検索能力とライティングスピードの関係です。1文字1円以上の依頼になってくると、1文字0.4円や0.6円の案件に比べ、必要な情報も多くなります。

そのため、検索能力の高い人が1文字1円以上かつ3000文字くらいの長文の依頼を受けると、スピーディーなライティングが苦手でも、補う事ができます。

もちろん、検索能力以前に、その依頼にどんな情報が必要なのかをまとめる能力も必要ですが。

最近は、Googleの好みも関係しているのか、2000文字から3000文字くらいの長文がクライアントに好まれるようで、この文字数で文章をまとめられるように訓練するのも稼ぐ為のポイントです。

少し前に、ランサーズ初心者のブログで、「私は長文の方がやりやすい」といった意見が見受けられました。

これは全くその通りで、私も今からランサーズでライティングをする初心者なら、長文から取り組んでいくべきだと思います。

Webライティングの仕事は、長文になればなるほど、ライティングスピードが不要になります。逆に、文章の構成、検索技能が重要になります。

また、1時間に1文字1円3000文字の依頼を1件するのと、0.5円600文字を10件するのとでは、精神的疲労に大きな違いがあります。

時給換算で成果は同じでも、消費したリソースに大きな違いがあり、0.5円600文字を1時間に10件する方が、脳がかなり疲れます。

これは1日、2日程度なら大した差ではありませんが、1か月、半年スパンで体験してみると、大きな差である事がわかり、その依頼から次の依頼への移行という行為は、予想以上に脳内リソースを消費します。

このことからも長文の依頼をこなせるようになっておくと役立ちます。

余談ですが、電気回路にはスターデルタ結線というものがあります。始動時に大きな負荷がかかる突入電流の電気回路への影響を抑える為の結線方法のようです。

人間の脳は、電気信号により働いているようで、真意はわかりませんが、案外、人間の脳にも突入電流による負荷がかかっているのかもしれませんね。

マルチタスクや、行動のON/OFFを繰り返すと、飛躍的に脳内リソースが消費される感覚を覚えます。

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ランサーズでの活動の為の準備

ランサーズで活動をする為に、これは覚えておいた方が良い、という知識を紹介してみます。

Webサイト

これは、ランサーズに登録した際に用意しておく必要はなく、ランサーズの活動と並行で行っていくとよいでしょう。

少し前までのランサーズの状況を鑑みて、私は、Webライティング1本でも、十分に収入を得られる状況だと判断していました。

しかし、最近のランサーズを見ると、ずいぶんクライアントがつけあがるようになったので、自分のWeb媒体を持ち、その方向からも収入を得る手段を模索すべきです。

というのも、Webライティングで得た知識は、そのままアフィリエイトやサイト運営に転じる事ができ、どうせWebライティングをやるなら両方から攻めた方がおすすめです。

また、ランサーズでWebライターをやる上で、Webサイトを持っているメリットはたくさんあって、例えば、承認されなかった記事を自分のサイトに投稿して節約する方法もあります。

さらに、最近のランサーズでは、仕事に応募する際に、実績を求められる事が多くなっています。その際にWebサイトを持っていると、クライアントに実績としてアピールする事ができます。

そのため、ランサーズ用にWebサイトを用意するなら、ランサーズを紹介といった内容ではなく、自分の得意な内容かつ、その分野のアフィリエイト市場がそこそこの規模以上のジャンルにすべきです。

これは、悪い例なのですが、私のこの「夢と金」は、クライアントに見せる実績としては使えません。なぜなら、メインコンテンツであるレトロゲームはアフィリエイトにおいて規模が小さいですし、私がこのサイトで提唱するゼネラリズムは、資本主義の対局に位置する概念だからです。

例えば、海外生活の経験豊富な人が、海外生活にまつわるブログを持っていれば、特定のクライアントにとっては大きなアピールポイントになるでしょう。

左翼メディアに担がれよう

本気で、ランサーズで収入を得たいなら、頭の中に入れておくと良いかもしれません。

日本で左翼メディアと言えば、極左メディアの公共放送NHKをはじめ、朝日、共同通信などなど、そうそうたる面々が顔を揃えています。

また、ナショナリズムの風が世界各国で吹き荒れているとはいえ、まだまだ世相はグローバリズムなので、世界中の主要メディアの多くは、左寄りです。

新自由主義、共産主義に共通するのは、異なる概念の流入(カウンターカルチャー)による国体破壊ですが、ココに該当する記事を書けると、メディアに重宝されます。

例えば、海外移住やシングルマザー、女性の働き方改革、男女平等といった属性を持つ人は、それだけでかなり有利です。

私の好きなランサーズ出身のライターに「雨宮紫苑」さんという方がいらっしゃるのですが、彼女は左翼メディアを上手く乗りこなし、メディアへの寄稿にとどまらず、出版まで成し遂げた人です。

パッと思い浮かぶのは、ハフィントンポスト、AERAなどで、ここら辺のメディアは、キャリアのないライターでも、その主張が目に留まれば、積極的に取り上げてくれるようですね。

SEO

SEOの難しい技術は、そこまで求められませんが、SEOの骨格くらいは、Webライターをやるなら把握しておきたいところです。

SEOは、Googleの検索エンジンに上位表示させる為の技術で、ランサーズにおけるライティングのお仕事の目的の多くは、SEOの為です。

SEOにおけるタイトルの重要性や関連ワード、共起語などはもちろんなのですが、ペナルティに関する項目(ブラックハットSEO)も、しっかりと覚えておきましょう。

Googleは、過剰なSEOや、予期せぬSEOにペナルティを与えています。そのため、間違ったSEOはライティングルールとも深く関わっており、知っておけば、ライティングルールを把握しやすくなります。

これについては、良さ気な書籍を1冊購入するのも良いですし、個人的にはネットの情報で十分すぎると思っています。

また、SEO技術は、実践する事で、大幅にレベルアップできるので、上で紹介したように自分のサイトを持ち、実践してみるとよいでしょう。

『Google Search Console』という、かなり優れた解析サービスを無料で使えるので、ぜひ利用すべきです。

ワードプレス

Webサイト運営からの派生ですが、ワードプレスを使ってサイトを運営すれば、ワードプレスの扱いに慣れる事ができます。

ワードプレスの基本操作ができる、という条件は、意外に多くのクライアントが指定してくる、ワードプレスの使い方を覚えて、無駄になる事はないでしょう。