FF5 シールドドラゴン 倒し方 レベル上げの快感に目覚めた第二世界

シールドドラゴンは、FF5の長寿命に貢献したモンスター。初回プレイを終え、攻略本を確認すると、「あやつる」で楽々撃破の文字が!?シールドドラゴンでレベルを最大限に上げて、エクスデスに挑むと、どうなるんだろう?

「待てよ。ならば、ガラフのHPをゼロにせずエクスデスを倒せるんじゃ…」

などなど、FF5におけるプレーヤーのやる気スイッチの役目を果たした。この功績にもかかわらず、ナンバリングでは12まで長期のブランク。

その後は、出演すらせず、バッツ達の活躍で、すっかり住みにくくなった封印城クーザーにて、肩身の狭い思いをしつつも、職場復帰を虎視眈々と狙っているらしい。

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FF5のシールドドラゴン

シールドドラゴンは、本作で初出のモンスター。ドラゴンゾンビーと同系統で、類似モンスター中、最強のモンスターだが、最も早い段階で出現する。

出現は、古代の香りが充満する封印城クーザー。ビックブリッジでエクスデス軍との交戦中、バリアの発動により飛ばされてしまう。

グローシアナ大陸に飛ばされたバッツ達は、父親ドルガン・クラウザーの故郷と共に、不気味な城を発見する。そんな封印城クーザーを徘徊しているのがシールドドラゴンである。

シールドの名を冠する竜だけあり、鉄壁の防御を誇る。当然、第二世界にたどり着いたばかりのバッツ達に、その防御を崩せるわけもなく、プレーヤーはすぐにこの時点では倒せない敵と認識するだろう。

もちろん、私も初見プレイ時には、『あっ、こいつアカン奴だ!?』と察した。

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『あやつる』の炎を発見したプレーヤーは凄い

鉄壁を誇るシールドドラゴンではあるが、自身の炎には弱い。シールドドラゴンに魔獣使いの操るを使うと、コマンドに「炎」が現れ、この技に脆くも崩れ去るわけだ。

種明かしされてみると、至極単純な戦法で倒せるモンスターだが、初見プレイ時にこれに気づいたユーザーは、かなり凄いと思う。日本で最初にコレに気づいたプレーヤーは、一体誰かのか興味が尽きない。

シールドドラゴンを操ると使える「炎」は、必中の割合ダメージになっており、おそらく、イエロードラゴンが使う「稲妻」、巨大鳥が使う「ブレスウイング」などと同様のものではないだろうか。

倒してみると経験値に…

操るを使ってシールドドラゴンを倒してみると、その経験値に驚く。シールドドラゴンは、10000EXPを所持しており、4人で倒しても1人2500EXP。

ルゴル周辺のモンスターと比べると、1戦闘あたり10倍近くの経験値を取得でき、レベル上げ大好きのヘビーユーザーは血が騒ぐ。

ちなみに、1体あたりの取得経験値においては、第三世界の次元の狭間に出現する鉄巨人と同等で、これはFF5における最大値である。ただし、鉄巨人は最大で2体出現するモンスターテーブルがあるので、最大20000EXPを取得できる。

こんな取得経験値のモンスターを物語の中盤に配置してあるので、当然、バランスブレーカーになりうる。

レベル上げマニアは第二世界が大好き

私のようなRPGにおけるレベル上げマニアは、FF5の第二世界が特に印象に残っているのではないだろうか。

また、物語としては、封印城クーザーを横目に、グローシアナ砂漠へと進んでいき、目前で地下大河に飲み込まれてしまう。紆余曲折の末、ガラフ王の居城「バル」へと、たどり着くが、今度は地下に石像が待っている。

バル城地下の石像は、ABP稼ぎに最適なモンスター。このように、第二世界最大のレベル上げスポットと、ABP稼ぎスポットが立て続けにやってくる場面なので、凄まじい高揚感に見舞われる。

勢い余って、Lv80台、全ジョブマスターをやってしまったプレーヤーも多かったのではなかろうか?まぁ、真のレベル上げマニアは、第一世界のブラックフレイムを利用して、既に全ジョブマスター終えている事かと思われるが。

クルル『飛竜が死んじゃう…』

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シールドドラゴンの倒し方を指南

シールドドラゴンの倒し方は、前述のとおり、操るを使うのが鉄板戦法。しかし、効率を突き詰める為に、いくつかのポイントがあるので覚えておきたい。

ヒュプノクラウン

シールドドラゴンによるレベル上げは、封印城クーザーにたどり着いた段階よりも、飛竜を入手した後に行った方が効率的。

その理由がヒュプノクラウンの存在で、アビリティ「あやつる」の確率が大幅に上昇する。FF5の確率アップは、尋常ではないので、盗賊の小手しかり、コルナゴの壺しかり、素直に装備すべきである。

また、開幕からどれくらいの時間で操るに成功するかは、生存率や被ダメージにも関わってくるので、シールドドラゴン狩りにおいて、ヒュプノクラウンは非常に重要。

ヒュプノクラウンは、飛竜の谷の宝箱にあるので、その意味で飛竜入手後がおすすめ。

ボーンメイル

シールドドラゴンは、防御は高いが、攻撃はそれほどでもない。そのため、少しの工夫で、安全に狩りを遂行できる。

特におすすめなのがボーンメイルで、シールドドラゴンの厄介な攻撃であるハードヒットの混乱を無効化できる。更に、ボーンメイルの他に、防御力の高い防具を組み合わせてやれば、物理攻撃をゼロに抑える事も可能。

さらに冒険を進めると、エクスデス城でギルガメッシュから盗める「源氏の兜」も混乱無効の効果があるが、ヒュプノクラウンが必須装備のシールドドラゴン戦においては、頭装備以外での混乱無効はありがたい。

ボーンメイルで防御を固めれば、怖いのはゾンビブレスになり、厄介な攻撃ではあるが、使用頻度はそれほど高くないので、安心して狩りを行えるようになる。

こちらのボーンメイルも、飛竜の谷の骨の宝箱からひらえる。

????で倒すまでの時間を短縮

シールドドラゴンを本格的にレベル上げに組み込もうというプレーヤーは、かなりの確率で廃人(笑)。そもそも、10000EXPという膨大な経験値を所持するので、第二世界を攻略する程度のLvなら、少し戦っただけで十分だからだ。

そのため、繰り返しシールドドラゴンを倒そうというプレーヤーは、相当なレベルまで高まっている可能性がある。

ある程度のレベルになってくると、青魔法の????が有効打になり、モンクのアビリティである「HP30%」などと組み合わせると、かなり効果的なダメージを与えられる。

FF5のwikiには、魔法回避率が高いので云々と書いてあるが、実際にやってみれば、魔法回避率など何のその、効率がかなり高まる事がわかる。仮に半分回避されるとしても、2回に1発は4999以上のダメージを与えられるのだから。

ちなみに、体感としては3回に1回当たる感じ。

踊り子の剣の舞

上で紹介した????を使う戦術は、かなり高レベルな必要がある。もっと手軽で、さらに強力なのが踊り子の剣の舞。

プロテス装甲ごと、致命的なダメージを与えられる戦法で、踊り子にモンクのアビリティ「格闘」を付ける。更に、ラミアのティアラで剣の舞が発生する確率を高め、メインウエポンの炎のサポートとして使っていく。

格闘を装備した素手状態の剣の舞は、物理ダメージの中でも屈指の威力を誇るので、強い武器がない第二世界であっても、十分なダメージを与えられる。

また、同系統のドラゴンゾンビーのイメージから、アンデッドを匂わせるが、不死属性ではないため、ミステリーワルツや二人のジルバが発生しても問題ない。

Lv84のレナが同様の戦法で、クリティカルで9999、通常で5000程度を確認してるので、いかにその威力が凄まじいかわかるだろう。

ちなみに、第二世界でゴブリンパンチの最高ダメージを出す組み合わせだと思われるブラッドソード+エクスカリパーの組み合わせでも2400程度。もちろん、モンクの力をマスター継承済。

対シールドドラゴンのパーティー編成

以上を踏まえた上で、効率的にシールドドラゴンを狩るパーティー編成は、ヒュプノクラウンを付けた操る役1人。そして、もう1人操る役を入れて保険。

更に、青魔法の????もしくは、踊る役2人という編成がおすすめ。炎は、最大HPに対しての割合ダメージなので必ず4999ダメージ。そのため、????や剣の舞が、これ以上のダメージになってくると、効率も極まってくる。

デルタアタックのガ系

参考までにデルタアタックのガ系なら、どの程度のダメージを与えるか確認してみた。

シールドドラゴンは、見かけによらず炎属性が弱点ではないので、ガ系なら何でも良い。属性強化をする為、該当属性のロッドを装備し、もうひとつの武器はブラッドソード。

更に、光のローブ、リボン、リフレクトリングを装備し、他3人にもリフレクトリングを装着。この装備で、マスター継承で召喚士の魔力を受け継いだLv84のレナがデルタアタックをして、6000程度のダメージ。

こう見ると、大ダメージに感じるかもしれないが、弱点属性とはいえ、Lv8のキャラクターがサンダガのデルタアタックでリバイアサンに同等のダメージを叩き出す様子を考えると、低ダメージだ。

というのも、シールドドラゴンは特殊なシェル状態のようで、それなりに高い魔法防御も加わるので、かなり魔法ダメージがカットされる。

さらに、ガ系は消費MPも激しいので、????や剣の舞に遠く及ばない戦法になる。

第二世界であっても、エクスデス城の暗黒魔導士のレア盗むに設定される「裁きの杖」を使えば、ディスペルを放てるが、特殊なシェル状態なので、解除不可能。リフレクも同様。

★★富樫先生の一口メモ★★『念による操作は、早いもの勝ちなんだよ』

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『あやつる』以外でシールドドラゴンを倒す

シールドドラゴンでのレベル上げに慣れてくると、もっと効率の良い方法はないものか?と、操る以外で倒す方法を模索するようになる。

その行為に対して、これまで万にとどこうか、という数の盾竜の屍を築き上げてきた私から、「素直に操るを使おう」という言葉を贈りたい。

シールドドラゴンは、HPが半分程度になると、逃走する習性があり、半端なダメージを与えると、単なる時間の無駄になってしまう。

結果、シールドドラゴンに対するメインウエポンは、あくまでも操る。

第三世界のシールドドラゴン

シールドドラゴンの10000EXPという経験値は、1戦闘あたりではトップクラスの経験値。そのため、第三世界に入っても、レベル上げスポットとして使える。

しかし、第三世界に入ると、シールドドラゴンと共に、エクスデスソウルがエンカウントするので、効率面では、第二世界に比べ、かなり劣ってしまう。

無の力を手に入れたエクスデスのブラックホールをまざまざと見せつけられたバッツ達だったが、こんなところにもエクスデスの脅威が潜んでいる。

この仕様はレベル上げマニアとして非常に惜しいと思う。仮に、第三世界に入ってもシールドドラゴンオンリーならば、二刀流「飛竜の槍」のジャンプを使えば、かなり効率的に狩れたのではないだろうか。

ただ、ここでもいやらしいHPに設定されていて、飛竜の槍×2でカンストダメージを与えたとしても、HPが1残る(笑)。

シールドドラゴン狩りに使った人生の時間、ひいてはFF5のレベル上げに使った時間を、自分への時間として使えば、もっと私のレベルも上がったのだろう…。