Webライターになるにはランサーズ

ランサーズはクラウドソーシングというネットで完結するお仕事のやり取りをできるサービスです。

簡単にいえば、仕事をしたい人と、仕事をしてほしい人を結びつけるサービスで、ライティング、Webサイト制作、サイト名募集、その他軽作業と、多岐にわたる仕事のやり取りが行われております。

ランサーズをはじめとしたクラウドソーシングを上手く活用できれば、従来までの就業形態にとらわれない、柔軟性に富んだ働き方が実現し、近年になって話題を集めているノマドのような新しいワークスタイルとも関連性が深いサービスです。

私は数年ほどインターネットでポイントサイトを利用してお小遣い稼ぎを行っておりましたが、ランサーズはネットでのお小遣い稼ぎにも相性抜群です。

それこそ年間数百万というような生活費レベルの収入を得るユーザーがいる一方、毎月数千円~数万円といったお小遣い程度の収入を得るユーザーもたくさん存在しております。

むしろ、生活費を得るようなユーザーは全体の極一部なので、ほとんどの方が副収入程度に利用していることになるでしょう。

当初は私もポイントサイト活動の一環として利用していたのですが、少しずつランサーズからの収入が占める割合が多くなってきて、今ではランサーズ一本で生活できるほどの収入を得られるようになってきました。

私が紹介したいと思っているのが、ランサーズのタスク、ライティングというジャンルで、これはクライアントに文章作成を依頼され、納品するものになります。

なぜ、このジャンルをクローズアップしたかというと、収入と難易度のバランスを考えた時、一番優れているのがライティング関連の仕事だと感じたからです。

私はランサーズのライティングで数百万円を得た実績がありますが、自分のしてきたことを思い返してみると、決して普通の人に不可能なことだとは思いません。

しかし、クラウドソーシングユーザーの実績を確認してみると非常に限定的で、まだまだ大勢の人達が自在に使いこなしているとはいえない状況です。その原因は単純にきっかけがないだけだと思ったので、私のランサーズでの活動経験などを元に紹介してみようと、ページ作成に至りました。

スポンサーリンク

グローバル化と文章力、読解力の関連性

なぜライティングなのか、今回はこの部分を詳しく書いてみようと思います。私はランサーズを利用して、特に苦も無く収入を得られるようになりました。

この状況を不思議に思っている自分もいて、なぜ中学、高校程度の国語力しかない私が、文章を飯の種にできるのだろうか?という疑問です。そんな疑問を抱いたまま、ランサーズでしばらくライティング業務に携わっていると、その疑問が少し解けてきました。

私はその答えをグローバル化に見出していて、思えば私が物心ついた頃には『これからはグローバル化の時代』などという会話が世間に溢れておりました。

グローバル化のグローバルというのは名ばかりで、つまりは米国を中心にした物事の考え方をスタンダードにするものだと考えております。

また、グローバル化を語る上で絶対に切り離せないのがインターネットの存在で、こちらも物心ついた頃に黎明期を迎え、いわばネットと歩みを共にしてきた世代です。

このグローバル化が私達に与えてくれたものは選択肢と効率であると考えており、逆にグローバル化が私達から奪ったものは、思考能力と個性だと思います。

そして、この思考能力には文章力、読解力が含まれており、個性には日本語の表現力が含まれています。

Twitter、Facebook、YouTube、NAVERまとめ、LINE、近年ネットで有名なサービスを適当に羅列してみましたが、これらのコンテンツに当てはまるのが効率を極めたコンテンツであるというものです。

主に、表現の効率化をはかったものですが、あまりに表現に効率を求めてしまったがため表現の多様性が失われてしまい、それが文章にもあらわれているのではないかと考えています。

文章力が低下しているということは、文章を読み解く力の読解力も同時に低下しているといえて、今後も表現の多様性が失われた社会が負の連鎖を生み、さらなる文章力と読解力の低下を招くことでしょう。

極一部のネットコンテンツを例にしてグローバル化の弊害ともいえる状況を語ってみましたが、ネット以外の部分にも思い当たる節はたくさんあります。

グローバル化の弊害として文章力と読解力の低下を指摘してきましたが、あくまで平均値の話で、個人で考えてみると、まだまだこれらの能力が高い人達はたくさんいるかと思われます。また、その人達に学んで身につけるということも可能です。

結論をいうと、文章力、読解力の平均値が低い場所においては、ライティングは磨くことによって強力な武器になりえるということなのです。

スポンサーリンク

なぜWebライティングなのか?

さて、ライティングについて語ってきましたが、ライティングといっても媒体によって求められてくるものが違います。そして、私がおすすめするのがネット媒体でライティングするWebライターです。

ランサーズのようなクラウドソーシングをおすすめする理由には、このネット媒体の長所を利用できるからという点もあって、ここではその長所2点を取り上げてみます。

上でグローバル化の弊害は読解力の低下と申しましたが、その弊害が顕著にあらわれるのがこのネットというわけです。つまり、磨きに磨いたライティングがより輝く場所でもあるのです。

さらに、人々の生活の拠り所は着々とネットにシフトしてきておりますので、数という意味でも有利でしょう。

もうひとつ長所としてSEOを味方につけられるという点があります。これは主に大手の検索エンジンを対象としており、検索結果上位に表示されることによる集客力の向上を目指してコンテンツを最適化するというものです。

このSEOを味方につけられるという部分が非常に大きく、これが平凡な主婦やサラリーマン、フリーターが月に数十万円という金額を苦も無く稼げる秘訣でもあります。

私はランサーズを利用して、すぐに稼げないとあきらめてしまう人を何人も見てきましたが、私とそのような人達との差は、早い段階でSEOを味方につけた効率的な文章作成に気づけなかった、という点も大きいのではないかと思っています。

ちなみにここでいうSEOを味方につけるというのは、SEOに特化した文章作成のことではなく、SEO対策の必要性が高いクライアントに乗じることができるという意味です。

私は、ここにWebライティングの醍醐味があると思っていて、詳しくは書きませんがSEO対策には膨大な労力が必要になっており、それが企業レベルにもなってくると、それこそ素人には想像もつかない数です。

そして、その数に対応するためにSEO業者というものが存在するのですが、ランサーズをはじめとしたクラウドソーシングにはたくさんのSEO業者がクライアントとして存在しています。

こちらのSEO業者が求めている人材というのが多少文章が上手く、時間の融通が利き、ある程度の文章をまとめて納品してくれる人材です。

この人材になれるか?というのがWebライティングで収入を得るための要素として非常に重要になっており、ランサーズにおいても自己PR文を丁寧に書く、写真を掲載するなどよりも優先度はかなり高くなっておりますので覚えておくとよいでしょう。

スポンサーリンク

ランサーズでの仕事は市場という土俵での勝負

今回はランサーズで仕事をする上での基本概念について書いてみます。私がランサーズで仕事を始めようと思っているみなさんに伝えたいことのひとつにクライアントとランサーは同列である、という考え方があります。

例えクライアントが誰もが知っている大企業であっても、この考えを根底に持つことが非常に重要です。

ビジネスというのは需要と供給の上に成り立っているといえますが、もう少し掘り下げると需要側と供給側の微妙な綱引きによってバランスを保っています。

ランサーズで仕事をするからには自らもこの綱引きに携わっているという意識を持ってください。需要と供給は、仕事を依頼する側と仕事をする側に置き換えることもできますが、その間を取り持ってお仕事を円滑に進めるために存在するのが、まさにランサーズです。

しかし、現代社会は仕事をする側が軽視される風潮があり、極端な例を挙げるとすれば一時期大問題になり、現在も進行形であるワーキングプアの問題があるでしょう。

これも結局は上に挙げた仕事をする側に市場という大きな土俵の中で綱引きに携わっているという意識が備わっていないからだといえます。

雇用する側、仕事を依頼する側の人間には欲を抑える術を子供の頃に教育されなかった欠陥人間が多数いらっしゃいますので、残念ながら仕事を依頼する側の意識改革に期待するのは無理があるでしょう。

この基本概念とランサーズとの関連性が深い事柄の一例に単価意識があって、クライアントに言われるがままに低い単価で仕事を請け負うことによって、本人だけではなく他のユーザーまで被害を受けることになります。

具体的には味を占めたクライアントが安い労働力を求めようとする欲に駆られ、クラウドソーシングの魅力がどんどん薄れていくというものです。そして、現在のクラウドソーシングにはそうした側面が既に見受けられ、だからこそこの意識が大切になってくるのです。

現代ではフリーターという言葉が気軽な就業形態などと、とらえられることが多くなっていますが、本来フリーターという働き方は自分自身を自在にマネジメントできる人たち、いわゆる強者の選択肢だと思っています。

さらに付け加えるのならば強者に必要な概念として全体を把握して自分と周囲を取り持つバランス感覚が必要になってくるでしょう。

私の好きな言葉に『ゼネラリスト』という言葉がありますが、真の意味でのゼネラリストとは、この思考のバランス感覚の整っている人のことを指すと考えております。おそらくは世界中を探しても全体の5%にも満たない人材でしょう。