ディースタイルウェブ(Dstyle web)は、2001年からマーケティングリサーチの分野で活動する老舗です。ユーザーたちの間では座談会や商品モニターの案件が多いサービスとして有名。近年は、ウェブアンケートも増加傾向。
ディースタイルウェブとは?
ディースタイルウェブ(Dstyle web)はネットのアンケートサイトです。
十数年前より、座談会や商品モニター等の特殊調査が多いサービスとして知られていました。近年(2019年~2020年)は、ウェブアンケートにも力を入れているようで、定期的にアンケート配信がある状態です。
安全性
アンケートサイトに住所や氏名を登録してアンケートに回答している以上、個人情報流出のリスクはゼロにはできません。
実際に過去にマーケティングリサーチを行っている企業が不正アクセスの被害に遭った事もありました。
そのため、あくまでも企業としての実績を図る事しかできませんが、ディースタイルウェブの運営会社である株式会社アスマークは、マーケティングリサーチの分野で19年以上の実績を誇るサービスです。
また、私事ではありますが、過去に何度かサポートに対応してもらった時には、あまりの丁寧なやり取りに、こっちが平身低頭してしまうような感じでした。
まぁ、その時は株式会社マーシュの時なので、今がどうかはわかりませんが。
各種データ
※アンケート単価は報酬に対する設問数の他、設問間の待機時間なども含めて評価
運営会社 | 株式会社アスマーク(株式会社マーシュから企業名変更) |
---|---|
ポイントレート | 1P=1円相当 |
ポイント有効期限 | なし(ただし、年1回依頼されるモニター情報の更新に応じる必要あり) |
Webアンケート頻度 | 多い |
予備調査単価 | 高い |
本調査の報酬 | 普通 |
1問あたりの単価(本調査) | 高い |
外注アンケート (中間マージン) | マイボイス(60%) |
得意属性 | 座談会/商品モニター/高齢者/ヘルスケア/疾病 |
ポイント交換先
サービス名 | 最低交換額 | レート | 交換時間 | 手数料 |
---|---|---|---|---|
JCBプレモデジタル | 480 | 約104% | 翌月15日 | 0 |
PeX | 250 | 100% | 申請より1週間 | 0 |
Amazonギフト券 | 500 | 100% | 翌月15日 | 0 |
iTunesギフトコード | 500 | 100% | 翌月15日 | 0 |
ジャパンネット銀行 | 500 | 100% | 翌月20日頃 | 0 |
iTunesギフトコード | 500 | 100% | 翌月15日 | 0 |
JCBギフトカード | 1000 | 100% | 翌月末発送 | 0 |
図書カード | 1000 | 100% | 翌月末発送 | 0 |
ディースタイルウェブは稼げる?
アンケートサイトで10年以上活動している私からみると、かなり優秀なサービスである事がわかります。
座談会や商品モニターの案件は、他社と比べものにならないくらい多く、最大手のマクロミルと比べても圧倒的です。
また、単純なウェブアンケートの数も多く、本調査は1件20円~50円くらいの報酬におさまる事が多いです。
ポイント数は決して多くはありませんが、1問あたりの単価が高く、効率的にポイントを貯める事ができます。
個人的にディースタイルウェブ最大の強みだと思っているのは、幅広い属性に向けたアンケート配信です。アンケートで最も有利な若い女性はもちろん、60代を超えるような高齢の女性にも豊富なアンケートを配信しているのを確認しています。
2020年10月時点においては、私が登録しているアンケートサイトのベスト5に入るくらいの成績です。
自粛が追い風に?
現在のディースタイルウェブは、私が登録した当初とずいぶん違っていて、ZOOMを活用したオンライン調査が非常に多くなっています。
元々、こうした調査の多かったディースタイルウェブにとってはビデオ会議ブームが追い風になったかたちで、毎日たくさんの案件が配信されてくる状態です。
報酬も、実際の座談会と同程度のものが多く、数千円程度から1万円程度になっています。
私は、ZOOMを利用する予定は今のところないので、当選率などはわかりませんが、以前までに比べて特殊調査が増えたのは間違いないでしょう。
また、実際の座談会は、首都圏や主要都市周辺のユーザーが圧倒的に有利だったのに比べ、オンライン調査の場合はそういった優劣はないかと思われます。
モニターランク制度
アンケートに回答するたびにスタンプが貯まり、スタンプが一定以上貯まると、毎月行われる抽選会に応募できます。
抽選会はランク毎に行われるようで、毎月の回答数によってランクが昇降します。
今のところ特典は、抽選会に参加できるだけのようなので、毎月の稼ぎにそこまで大きな影響を与えるわけではなさそうです。
座談会が当たらない?
座談会は元々、60分や120分の拘束時間で1万円や2万円の報酬を貰える美味しい調査でした。
そのため、競争率が非常に高いです。さらに、ディースタイルウェブは、座談会や商品モニターを紹介してくれるサービスの老舗として知られているので、余計に競争率が高くなっていると思います。
ちなみに、10年以上アンケートサイトで活動している私でも、他サイトも含めて、座談会には一回も参加した事がありません。
ただし、ウェブ座談会や商品モニターには何度か参加させてもらった経験があり、先日もディースタイルウェブさんの案件に参加したばかりです。
とにかく特殊調査の多いサービスなので、座談会やウェブ座談会、商品モニターの案件に片っ端から応募していけば、いずれは参加できるのではないでしょうか?
また、座談会は住んでいる場所にかなり左右される調査です。私は札幌に住んでいますが、札幌ですら首都圏のユーザーに比べると、圧倒的にチャンスが少ないです。
そのため、首都圏や主要都市から離れた場所に住んでいる人たちは、ウェブ座談会でもない限り、参加できるチャンスはかなり少ないと言えるでしょう。
なので、座談会に当たらないという疑問や不満は、当然です。おそらく、皆さんそう思ってるでしょう(笑)
それと、座談会の事前調査は、通常の事前調査とは違い、かなり属性を絞る必要があるので、質問数が多いです。その割に抽選から外れた場合はポイントが付かない事も多く、これも不満が溜まる原因のひとつだと思います。
ディースタイルウェブのメリット
特殊調査が多い
座談会や商品モニター等の特殊調査の案件数は、アンケートサイトの中でも圧倒的です。
そのため、数十円ずつチマチマ貯めるのが性に合わない人でも、一発高ポイント獲得を狙えます。
毎月のポイント数が安定している
大体、毎月数百ポイント程度になるかと思われますが、毎月の獲得ポイントが安定しています。
私の家族では、私を含め3属性が同等のポイント数なので、アンケートサイトの中では、かなり優秀な実績だと思います。
PeXなら250Pから交換
これもポイントゲッターにとって嬉しい仕様です。PeXへなら250Pから交換できるので、定期的に回答していけば、交換できないという事はないでしょう。
手数料無料で信販系ギフトカードに交換
これは個人的にかなり大きいです。一昔前までは、信販系のギフトカードの交換してくれるアンケートサービスはたくさんありましたが、今では数える程しかありません。
それも1000Pから手数料無料で交換してくれるので、これ自体がディースタイルウェブの強みとなっているでしょう。
ただし、各サービスがギフトカードからネットポイントへポイントの交換先をシフトしてきているので、ディースタイルウェブのギフト券交換がいつまで継続されるかはわかりません。
高齢者も定期的に本調査に参加できる
ディースタイルウェブは、アンケートサイトの中でも高齢者に強いサービスです。
疾病や持病といったジャンルの調査もされていますし、それに関する特殊調査もあります。
基本的に、高齢になればなるほど毎日のアンケート配信は少なくなる傾向がありますが、ディースタイルウェブでは60代以上のユーザーに対しても、定期的に配信がされています。
わたしの使い方
ディースタイルウェブは、マクロミルなどと共にメインのアンケートサイトとして活用しています。
毎日の配信数が比較的多めなので、1日1回は回答していますね。また、注意点として、アンケートの期限が切れるまでの時間が比較的短いです。
外注アンケートは、ほぼ回答しておらず、特に元々のアンケート単価が低いinfoQからの外注アンケートは、相当単価が低くなる事が予測されます。
サービスの強みである特殊調査に関しても、10件事前調査があったら、2~3件くらいしか回答していないです。
というのも、私の経験上、札幌周辺での座談会の当選率が低いと感じているのと、ZOOMを使った調査には今のところ参加するつもりがないからです。
そのため、こうした特殊調査の事前調査にも積極的に回答するユーザーなら、まだまだ収入は伸びる可能性があります。また、期限切れで回答できなかった本調査もそれなりに多い感じです。
このような使い方でも毎月数百ポイントは貯まっているので、個人的にはかなり優秀なサイトだと思います。1番のお気に入りポイントは、手数料無料で信販系ギフトカードに交換してくれるところです。