ファイヤー ポケモン 赤 緑 青 ピカチュウ 初代 第一世代

ポケモン赤緑青ピカチュウVerのフリーザーの詳細。覚える技や進化、種族値、個体値など。強さや使えるか?育成方針も紹介。「にらみつける」の習得で多くのポケモンマスターが驚愕。「ほのおのうず」を最高威力で放てる。その罪な設定の贖罪か?次作ではホウオウに存在意義を奪われる・・・

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ファイヤーは強い?育成方針

火の鳥伝説のモチーフになったポケモン。グレンジムのリーダーであるカツラは、過去に雪山で遭難した時、ファイヤーに助けられたことがあるようだ。自らが編み出した必殺技の「だいもんじ」は、そんなファイヤーへの恩返しなのかもしれない。実際に、ファイヤーの最強技となる。

伝説の鳥ポケモンの中では最後に登場し、チャンピオンロードという、物語のクライマックス間近で邂逅する。

さぞ、お強いことだろうと、捕獲してみると、サンダーやフリーザーと比べると、かなり使えないポケモンであることが露呈する。

それを象徴するのが、レベル51で習得する「にらみつける」で、サンダーは「かみなり」、フリーザーは「ふぶき」を同レベルで習得するというのに、何たる体たらくか!!

そもそも「にらみつける」という特技は曲者で、多くのポケモンが高レベルで習得する。その割に、効果は相手の防御を1段階下げるという「しっぽをふる」と同レベルの特技なのだ。サイドンの「にらみつける」でがっかりしたプレーヤーもいたのではないだろうか?

この「にらみつける」の罠により、あろうことかまともな炎技をひとつを覚えないという緊急事態が発生する。炎タイプは不遇で、散々「ひのこ」が馬鹿にされてきたが、だったら「ひのこ」すら覚えないという結論に至ったのか?仮に、ファイヤーがレベル51で「かえんほうしゃ」を覚えていれば、ストーリーではもっと使えるポケモンになっていただろう。

フリーザーなどは初期習得で「れいとうビーム」を覚えているという大サービスなのに、この差ときたら・・・

ならば、飛行技に活路を見だしたいところだが、ゴッドバードこそ覚えるものの、メインで使えそうなのは「つつく」止まり。これが「ドリルくちばし」なら、まだ可愛げがあったろう。

唯一、習得する炎技が「ほのおのうず」で、最も高い威力でこの技を放てるポケモンでもある。特殊の種族値が非常に高いので、流石に「ほのおのうず」の威力は別格で、キュウコンやリザードンの使うものとは一線を画している。ただし、命中率に難があるので、過信は禁物だろう。

このようにファイヤーは、能力値は一級品なのにもかかわらず、「ほのおのうず」で相手をホールドしつつ、低温調理するくらいしかできない、非常に地味なポケモンと化してしまっている。

弱点についても、水、電気、氷と初代でメジャーな技タイプが勢揃いしている。加えて、対戦で採用率が高い「いわなだれ」の岩タイプに関しては、4倍撃となっている。ただ、ストーリー中では、岩タイプの技を喰らう機会が少ないので、特に気にならないはずだ。特に、「かえんほうしゃ」を覚えないファイヤーは、対カンナ戦で執拗に弱点を攻められ苦労することになる。

初代では炎タイプが不遇だが、その集大成たる存在がファイヤーだろう。

技構成は、もう少し考察したかったというくらい貧弱なものとなっている。初期習得の「つつく」ではどうしようもないため、秘伝マシンで「そらをとぶ」を習得させよう。技自体は、それほど強力な技ではないが、ファイヤーにとってはかなり重要なポジションの技となる。

「ほのおのうず」は、せっかく最大火力で放てるので、残しておこう。これがなければ、ただ相手に睨みをきかせるだけのアホな鳥になってしまう。また、ストーリーでは技構成の関係上、採用しにくいが、「どくどく」と「ほのおのうず」のコンボは、非常に強力。

「ほのおのうず」自体が、優秀なターン消費技となってくれ、PPを節約しつつ、なおかつ相手をホールドするという「どくどく」の相方にピッタリの技だ。仕方がなく、ゴッドバードを残すことになるが、ゴッドバードを消して「どくどく」を採用するという構成もありかもしれない。

最後の枠に、あまりにも炎技が乏しいので、カツラから貰った「だいもんじ」を覚えさせてやるとよいだろう。PPこそ難はあるが、ファイヤーの「だいもんじ」は凄まじい威力と化す。

ファイヤーの場合、どのような技構成にしても、慢性的なPP不足に悩まされるので、ストーリー攻略では「こうそくいどう」などの補助技の習得は厳しいだろう。ただし、「ほのおのうず」を先手で放つという意味においての素早さ向上は、決して悪くない戦法ではある。

また、この技構成で注意しなければならないのが命中率だ。「ほのおのうず」を筆頭に、いずれも命中が100ではない特技ばかりなので、肝心な時に外すことが多い。

他には、「ものまね」が意外と好相性だ。主に、チャンピオン戦で使用し、フーディンのサイコキネシスをパクって「ほのおのうず」とのコンボを完成させる。ゴッドバードより確実性が高いので、ゴッドバードの代わりに覚えさせてみるのも面白いかもしれない。ピカチュウ版なら、サイコキネシスより優秀なサンドパンの「きりさく」をパクればいい。素の種族値が非常に高水準のため、良い技さえあれば、普通に強く、そんな意味で「ものまね」はファイヤーの片鱗を垣間見ることができる技だとも言えるだろう。

育成についてだが、上にも書いたとおり、ファイヤーの加入はチャンピオンロードだ。このダンジョンを抜けると、「セキエイこうげん」なので、ラストバトル間近のタイミングとなる。そのままポケモンリーグに突入すると、経験値はほぼ稼げず、努力値もほとんど上乗せされないので、個体値厳選をしっかりやったとて、活躍の機会は皆無だろう。

今回は、そんな劣等生ファイヤーのために、ハナダシティ以降に対戦するトレーナーをなるべく残し、ファイヤー加入後に、経験値稼ぎに利用するという面倒な攻略を実践してみた。各所のジム、シルフカンパニーなどの経験値は取得できないため、最終的にはレベル69に落ち着いた。このくらいになれば、赤緑青Verのポケモンリーグならば、何とか単騎突破が可能だ。

道中のトレーナーについては、流石にレベル50での加入なので、苦戦する相手はいないだろう。フリーザーと同様に「つつく」をポケモンリーグまで残しておき、少しばかりのスタミナ向上に役立ってもらおう。

伝説の鳥ポケモン最弱の名を欲しいままにする御仁のため、幸い捕獲は楽だ。レベル50の時は、「ほのおのうず」と「つつく」しかなく、飛行タイプや炎タイプの技を軽減でき、何らかの状態異常を付加できるポケモンなら、誰でも良い。状態異常を付加した後に、耐久力抜群のサイドンやゴローニャ、パルシェンなどを出してやるのもありだ。フリーザー捕獲で役立った「唄うラプラス」もそのまま使える。

理想はカブトプスやオムスターなのかもしれないが、ファイヤー捕獲のために彼らを育てるほどの捕獲難度ではない。

また、ファイヤー加入時は、お金が1番貯まっている時期かと思われるので、豪華にドーピングをしてやるのもよい。やはり、タウリンの攻撃とリゾチウムの特殊の重要度が高い。

ポケモンリーグだが、種族値だけで見れば、十分に単騎突破するだけの素質はある。しかし、とにかくPP不足に泣かされて、かなり考えて攻略しなければならないだろう。

基本的には「そらをとぶ」と「ほのおのうず」に頼りっぱなしになるので、これらの技のPPをポイントアップで底上げしておきたい。今回は「ほのおのうず」に2個、「そらをとぶ」に2個使用した。

事前準備を済ませて、早速カンナ戦だが、まず「ほのおのうず」の威力に驚かされることになるだろう。本来、不利タイプのはずだが、パルシェンなどは、回数によっては1ループで倒しきってしまうこともある。

基本は、「ほのおのうず」である程度減らして、「そらをとぶ」で仕留める戦法で行く。あまり相手のHPを減らしすぎると「いいキズぐすり」を使われるので注意しよう。パルシェンとルージュラは「ほのおのうず」のみで十分だ。ヤドランはゴッドバードがおすすめだが、「からにこもる」を使われたり、その前にオーロラビームで攻撃力が下がっているなら、「ほのおのうず」+「そらをとぶ」に切り替える。

「ほのおのうず」の命中にかなりバラつきがあるため、あまりにも被ダメージが蓄積されすぎたら、リセットするのも手だ。ファイヤーにとっては、カンナ戦突破後の残PPと残HPが非常に重要になってくる。

シバ戦は、イワークを「ほのおのうず」で溶かし、格闘タイプは「そらをとぶ」で楽勝だ。

キクコ戦も「そらをとぶ」を高ステータスで放てるため、比較的楽だ。ゲンガーやゴーストは「そらをとぶ」で処理し、ゴルバットとアーボックは「ほのおのうず」+「そらをとぶ」で処理する。場合によっては大将のゲンガーも「ほのおのうず」を1発当ててからの「そらをとぶ」の方が確実かもしれない。

ワタル戦は、先鋒ギャラドスのハイドロポンプが脅威となる。ここも「ほのおのうず」と「そらをとぶ」のコンボで乗り切る。残HPによっては思い切ってゴッドバードを叩き込むのもありかもしれない。ただし、ギャラドスのハイドロポンプは、意外と急所に当たるのが怖い。ハクリュー2体は「そらをとぶ」で処理する。プテラは「ほのおのうず」+「だいもんじ」がよい。

大将のカイリューは、ゴッドバードで落とせる。溜めターンにバリアーを使用されたら、もう1発お見舞いしてやろう。

チャンピオン戦の先鋒ピジョットは、「オウムがえし」があるので、ゴッドバードを使いやすい。フーディンは、「そらをとぶ」で1発退場だ。サイドンは「だいもんじ」1発で倒せるか微妙なところなので、1回「ほのおのうず」で削るのもよいだろう。

ウインディもタイプ的に有利なのでゴッドバードが使える。「ほえる」ならラッキーだ。ナッシーは、「だいもんじ」でもよいし「ほのおのうず」でもよい。問題は、カメックスとギャラドスで、いずれもハイドロポンプや「ふぶき」で致命的なダメージを与えてくる。残HPによってはゴッドバードもありだが、基本は「ほのおのうず」で削ってからの攻撃になるだろう。特に大将のカメックスは、半死半生のファイヤーの前に出現することが多く、厄介だ。

このショボい技構成で、何とかポケモンリーグを突破してしまうのは、流石伝説枠と言ったところか?ただし、「かえんほうしゃ」があれば、もっと楽に攻略できただろう。

なお、次作にあたるポケットモンスター金・銀では、あろうことか上位互換のホウオウに、ゲームにおける不死鳥枠を分捕られてしまった!!ホウオウは、「せいなるほのお」という限定技まで携えて登場。鋼タイプの登場により、多少炎タイプの地位は向上したが、ガラガラが幅を利かせているので、4倍撃になる岩タイプの弱点がより目立つようになる。また、「かえんほうしゃ」を自力習得する仕様変更があり、念願叶った形だ。

セキエイこうげん到達LV(単騎駆け)69
踏破性C
持久力C
育てやすさB
対四天王A

※踏破性=1体でストーリー攻略においてどこまで対応可能か

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ファイヤーの覚える技

初期つつく
初期ほのおのうず
LV.51にらみつける
LV.55こうそくいどう
LV.60ゴッドバード
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ファイヤーの覚えられる技

技マシン・秘伝マシンで覚えられる技
02かまいたち04ふきとばし06どくどく09とっしん
10すてみタックル15はかいこうせん20いかり31ものまね
32かげぶんしん33リフレクター34がまん38だいもんじ
39スピードスター43ゴッドバード44ねむる50みがわり
秘02そらをとぶ
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フリーザーが使える技の詳細と相性

技名タイプ威力命中値PP依存能力相性説明
つつくひこう3510035攻撃★★★☆☆
ほのおのうずほのお157015特殊★★★★★2~5ターン一方的に攻撃
にらみつけるノーマル10030★★☆☆☆相手の防御を1段階低下
こうそくいどうエスパー10030★★★★☆素早さ2段階UP
ゴッドバードひこう140905攻撃★★★★☆
かまいたちノーマル807510攻撃★★☆☆☆使用ターンは待機して次のターンに攻撃
ふきとばしノーマル20評価不能トレーナー戦以外の戦闘を強制終了。経験値は入らない
どくどくどく8510★★★★★ターン経過でダメージ増加する毒状態にする
とっしんノーマル908520攻撃★★ ☆☆☆使用者の与ダメージの1/4のHP減少
すてみタックルノーマル10010015攻撃★★★☆☆使用者の与ダメージの1/4のHP減少
はかいこうせんノーマル150905攻撃★★★★☆命中すると次のターン反動で動けない
いかりノーマル2010020攻撃評価不能相手を倒すまで攻撃し続ける。攻撃を受けると攻撃UP
ものまねノーマル10★★★★★相手の任意の技をコピーする。(バトル中は効果が持続して1バトル1回のみコピー可能)
かげぶんしんノーマル15★★★★★回避率UP
リフレクターエスパー20★★★☆☆物理攻撃のダメージ半減
がまんノーマル10010攻撃評価不能2~3ターン待機してその間受けたダメージを倍返し
スピードスターノーマル6010020攻撃★★★☆☆「あなをほる」などの特殊な状態を除き必中。命中率が低下すると普通に外れる。
ねむるエスパー10★★★★☆HPを全回復して2ターン眠り状態になる。状態異常も回復。
みがわりノーマル10誰でも有用使用者のHP1/4を消費してその分のHPを持つ分身を創る。分身のHPが尽きるまで分身がダメージを負う
そらをとぶノーマル709515攻撃★★★★★使用すると潜伏状態になり、多くの攻撃を回避できる。次のターンに潜伏状態を解除し攻撃する。忘れられない
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ファイヤーの入手方法

ファイヤーの出現場所

チャンピオンロードの2Fにいるファイヤーと会話すると戦闘になる

※戦闘から逃げたり、倒したりするとファイヤーは消滅する

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フリーザーの能力値・種族値・個体値

タイプ1ほのお
タイプ2ひこう
図鑑146
分類かえんポケモン
HPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
種族値(獲得努力値)901009090125

技タイプ別優劣表(弱点および耐性)

ノーマル電気格闘地面飛行エスパーゴーストドラゴン
被ダメージ倍率10.5220.2520.51無効110.25411

ファイヤーの能力値

※各能力値は個体値Lv7かつ努力値0で計算

獲得経験値ポケモンLvHPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
156250ファイヤー50157112102102137
300000ファイヤー62192137125125168
500000ファイヤー73224161146146197
1250000ファイヤー100304219199199269

個体値

※個体値は16段階あり、そのうち上位Lvのみを厳選して記載。努力値は0で計算。

ファイヤーLV.50
HPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ
個体値Lv15165120110110145
個体値Lv14164119109109144
個体値Lv13163118108108143
個体値Lv12162117107107142
個体値Lv11161116106106141

ポケモン図鑑コメント

赤・緑でんせつの とりポケモンの ひとつ。
オレンジいろの もえるようなハネが
みるものを あっとうする。
むかしから ひのとりでんせつとして
しられる。 はばたくたびに はねが
あかるく もえあがり うつくしい。
ピカチュウよぞら さえも あかく するほど
はげしく もえあがる つばさで
はばたく でんせつの とりポケモン。