FF5をクリアした人なら伝説の12の武器の解放順番にこだわりがあるはず。FF5大好きっこの私が贈るおすすめの順番。なんちゃって玄人が選ぶウィザードロッド、二転三転の結果1番手の正宗とエクスカリバー。最終兵器ルーンアクス。
伝説の12武器とは
ガラフの世界の大賢者ギードによると、1000年前にエヌオーを倒すために使われた12の武器。封印城クーザーにて封印され、解放するためには4つの石板が必要。
ギードが夢に描くも、ついにはたどり着く事ができなかった古代図書館。エクスデスと交戦し、吹き飛ばされてしまったバッツとギードたちが見たものは…
第三世界における当面の目的は、封印の本を使って、世界に散らばった石板を集める事。ピラミッド、孤島の神殿、大海溝、イストリーの滝にそれぞれ安置されている。
この伝説の12の武器集めは、FF5第三世界の面白いポイントでもあり、石板を手に入れる毎に、任意の武器3つを選んで解放できる。
エヌオーを倒したのに使われたとあって、強力な武器が揃っているので、選ぶ順番によって冒険の難易度も左右される。そこで、どのような順番で解放するのがおすすめかを紹介。
第一の石板(ピラミッド)
テレポバグを使うような天邪鬼以外は、ピラミッドで入手した石板が第一の石板に該当する。この後も、2枚、3枚と石板を入手するたびに伝説の12の武器を解放できるが、ここで解放する3つはタイミング的に最も重要な武器になる。
伝説の12の武器は、封印城クーザーに眠っているため、石板を手に入れたら、奥に進み、台座を調べて石板をセットしよう。3つの武器を解放した後、再び台座を調べると、出口が出現する。
まさむね
ファイナルファンタジーにおける代表的な最強クラスの武器だが、FF5の正宗には「さきがけ」という隠し効果が備わっている。
正宗を装備したキャラは、バックアタックだろうが何だろうが、必ず1番最初に攻撃できるので、アタッカーはもちろん、サポートキャラにも向いている。
最終的には雨の叢雲に最強の座を譲る事になるが、それでも「さきがけ」効果により、最強装備考察には残る。
また、この時点ではかなり高い「107」という攻撃力なので、普通に斬っても強い。さらに、戦闘中に道具として使えば、何度でもヘイストが発生し、刀の特徴であるクリティカルヒットも健在だ。
初心者~中級者くらいのプレーヤーは、奇をてらってウィザードロッド辺りを選びたくなるが、巡り巡って、やっぱり正宗が第一の石板での解放候補に最適という事に気づく。
エクスカリバー
初心者は、真っ先に選ぶのではないだろうか。おそらく、エヌオー退治の時にも、円卓の12騎士のリーダー格が使っていたであろう武器。
その知名度から、直感的に選びたくなる武器だが、正解なのでその嗅覚を信じてよし。
ポイントは、伝説の12の武器で最も高い「110」という攻撃力だ。加えて、力+5のステータス補正が入るので、数値以上にダメージを期待できる。
エクスカリバーを両手持ちで使えば、かなり大きなダメージを期待でき、これからの攻撃の要になること間違いなし。攻撃に聖属性が付加されるので、回復してしまうモンスターもいるが、それよりも聖属性が弱点のモンスターの方が圧倒的に多い。
さらに、この高い攻撃力に魔法剣がかかるので、弱点を突けば凄まじいダメージになる。注意点としては、エクスカリバーは剣ではなく、騎士剣なので、ナイトもしくは「すっぴん」のみが装備可能。
モンクにより、これまで空気だったナイトの存在感がいっきに増す武器。また、ナイトの覚えるアビリティ「けんそうび」をセットすれば、どんなジョブでもエクスカリバーが装備可能になる。
ルーンアクス
FF4では、確か隠しアイテムだったはずだが、FF5にて大きく株を上げる。ルーンアクスは、攻撃力こそ「71」と控え目だが、攻撃時にMP5を消費する事で、必ずクリティカルが発生する。
斧特有のダメージの振れ幅はあるが、上限付近に振れた場合、最大限に強化したチキンナイフのダメージを上回る事もある。
また、ルーンアクスは斧なので両手持ちが可能。そのため、考え方によってはチキンナイフよりも強い。武器1本の乱れ撃ち限定なら、チキンナイフより、両手持ちしたルーンアクスの乱れ撃ちの方がダメージは上。
ルーンアクスを両手持ちで使えば、チキンナイフはその他のジョブに回せるので、強力なアタッカーを2キャラ用意できる。
FF5の最強武器は、このルーンアクスとチキンナイフなので、第一の石板で解放しておくべきだろう。
また、ルーンアクスはパーティーのアビリティ習得状況に応じて有用性も変わる。モンクのジョブマスターが済んでいるキャラなら、「すっぴん」に両手持ちをセットする事で、凄まじいダメージを与えられる。
さらに、狩人をジョブマスターして「みだれうち」を覚えているなら、両手持ち+乱れ撃ちで常に最高クラスのダメージを奪えるようになる。
逆に、バーサーカーに使わせる事になる場合、その力を十分には発揮できない。そのため、あまりアビリティを習得していないパーティーなら、第二の石板による解放候補の武器と入れ替えてもよい。
ちなみに、FF5のルーンアクスがあまりにも強力過ぎたためか、FF6のライトブリンガーは、乱れ撃ちでクリティカルが発生しなくなってしまう…。その癖、バリアントナイフやらアルテマウエポンやらが追加され、傍若無人な振舞を見せていたが…。
第二の石板(孤島の神殿)
第二の石板はストーリー通りなら、孤島の神殿で手に入るものが該当する。第一の石板で、伝説の12武器は大体、食い散らかされているので、以降プレーヤーの解放時のテンションもダダ下がり気味。
ホーリーランス
第一陣の武器があまりにも有用すぎるので、後れを取ってしまったが、ホーリーランスも十分に強力。攻撃力は「109」とエクスカリバーに追随し、同じく聖属性が付加される。
高い攻撃力を利用したジャンプが強力で、竜騎士に使わせると大ダメージを奪える。
賢者の杖
賢者の杖には、聖属性魔法を1.5倍にする効果がある。同じく伝説の12武器に名を連ねるウィザードロッドでは、聖属性の属性強化はできない。
具体的には、ホーリーの強化に使うのだが、次の目的地が丁度フォークタワーで、ホーリーとフレアを解放できる。ホーリーを入手し次第、白魔導士が超アタッカーに変貌する。
FF5のホーリーは、賢者の杖で属性強化が可能なため非常に優遇されている。属性強化した状態では、単体魔法で最強のダメージを誇る。加えて、消費MP20という常軌を逸したコストパフォーマンス。兄弟のフレアなどは目も当てられない。
アサシンダガー
ここから有用度がガタ落ちする。正直、残りは好みで選べば良いと思うが、装備できるジョブが多い、ナイフの中でも「81」という比較的高い攻撃力を持つので選んでみた。
忍者を使っているなら佐助の刀でも良いが、ここら辺の武器は、全てチキンナイフにお株を奪われる。チキンナイフがあまりにも強力なため、アサシンダガーには厳しい状況。
注意点としては、即死の追加効果があるので、アンデッドには使わないようにしよう。
第三の石板(大海溝)
最近は、サクッとプレーする事が多いので、第三の石板と第四の石板は解放しない事もしばしば。第三の石板は、大海溝orイストリーの滝にあるものが該当する。
ウィザードロッド
ウィザードロッドは、装備すると炎氷雷毒地風の6属性の魔法攻撃が1.5倍になる。このように聞くと非常に有用に聞こえ、事実、第一の石板や第二の石板の解放候補に挙げられる事も多い。
しかし、属性強化の仕組みを知っていると、あえて利用する必要ない事がわかり、最も有効な属性強化とされるシルドラの風属性は、エアナイフや風斬りの刃など、既に入手済みの武器で可能。
また、ロッドよりもナイフの方が汎用性が高いので、エアナイフに軍配が上がる。3属性に関しては、カルナックに3色ロッドが売っているし、毒属性もポイズンロッドで強化可能。
大地属性に関しても、大地の衣で手軽に強化が可能だし、大地のハンマーも大地属性強化の効果がある。このように、実は第一の石板の時点で、全ての属性を強化できる代用アイテムを持っている事になる。
ウィザードロッドが残念なのは、水属性の属性強化ができない事。水属性強化は、ルーンのベルでも不可能で、調合のエレメンタルパワーでのみ可能。
佐助の刀
パーティーに忍者がいるかどうかで、この時点での有用度は変わってくる。忍者の武器が欲しいなら、第二の石板で解放してやってもよいだろう。ただし、やはりチキンナイフという超えられない壁がある。
佐助の刀は「99」と、かなり攻撃力の高い忍者刀で、一定確率で物理攻撃を回避できる。また、忍者刀なので魔法剣も可能。
ファイアビュート
一定確率でファイガの追加効果が発生する鞭。武器そのものは追加効果もあり、強力だが扱える魔獣使いのジョブがぱっとしない。
「すっぴん」がある程度育っているなら、有用な武器として活躍してくれるが、その場合、他にも強力な武器がたくさんあるはず。
ちなみに、鞭なので後列からでも威力が低下せず、追加効果のファイガは、炎のロッドやウィザードロッドを二刀流してやれば、属性強化が可能。
第四の石板(イストリーの滝)
第四の石板は、大海溝orイストリーの滝にあるものが該当する。
与一の弓
攻撃力が「101」かつ力を素早さを+3する補正が入るので、武器自体は優秀。しかし、弓矢は両手で扱うため、相対的に他の武器に比べると弱い。
また、石板の在り処であるイストリーの滝で弓矢最強の「アルテミスの弓」を入手でき、こちらの方が攻撃力が高く、おまけに魔獣に対して特攻効果まである。
そんな、アルテミスの弓すら積極的に使われないのがFF5なので、那須与一に出番などない。
アポロンのハープ
攻撃力そのものは低いが、竜種族やアンデッドに対して特攻効果がある。また、アポロンのハープの特攻に限り、ダメージが約8倍に跳ね上がる。
完全に特化型の武器だが、有効な相手はラストフロアに陣取る「しんりゅう」くらいなので、どの順番に解放しても関係ない。
また、「しんりゅう」に対しても、竜の髭や飛竜の槍という更に有効な攻撃手段があるため、これらのアイテムを盗むのが面倒というプレーヤー用の武器。
ちなみに、アンデッドに対しても特攻効果は発揮されるが、大ダメージを期待できる三馬鹿トリオ(トライトン、ネレゲイド、フォーボス)は、3体を1度に倒す必要があるため、そこまで有効ではない。
大地のベル
なぜ、店で売っている大地のハンマーと同レベルの武器が、伝説の12武器に名を連ねているのかが謎。
明らかにその他の武器に比べると見劣りし、攻撃力は低いし、大地属性を1.5倍にする効果があるといっても、既にタイタンはお役御免だ。
攻撃時に一定確率で地震が発生し、大地属性の強化と相まって、通常より強力な地震を放てる。しかし、大地のハンマーにも全く同じ事がいえる。
仮に、鐘を装備できるジョブがもっと多ければ、ファイアビュートのような使い方をできたかもしれない。しかし、「すっぴん」を除けば風水士のみ鐘を装備できるので、どうしようもない…。
間違いなく、伝説の12武器中、圧倒的なワースト1。
伝説の12武器を上回るチキンナイフ
第三世界に入り、飛空艇を入手すると、チキンナイフの入手が可能になる。チキンナイフは、ムーアの村内部の森に繋がる開かずの扉の奥にある。
奥に進むと、老人が現れて、2つの箱を選べと言ってくる。臆病な箱にはチキンナイフが、勇敢な箱にはブレイブブレイドが入っている。
どちらかを2択で入手できるが、性能面で選ぶなら、ブレイブブレイドを圧倒するチキンナイフに決まり。
戦闘から逃げるたびに攻撃力が強化されていき、ゲーム開始時からの累計なので、入手時点で既に強い可能性がある。最大時の攻撃力は「127」で、伝説の12武器最強と名高いエクスカリバーを優に超える。
これだけでも強力だが、チキンナイフには隠された効果があり、それが素早さも攻撃力に加算されるという点。
これは隠し数値なので、攻撃力としては表示されないが、結果的にエクスカリバーだけではなく、ラグナロクをも軽く上回る攻撃力になる。しかも、チキンナイフを装備すると素早さ+5の補正も入り、これも攻撃力アップに貢献する。
このように凄まじい攻撃力を誇る武器だが、唯一の欠点が、攻撃時に一定確率で逃げ出してしまう点。しかし、このデメリットも乱れ撃ちなら発生しないため、実質デメリットはない。