プリズンブレイクの女キャラ最強?グレッチェン・ルイーズ・モーガンの紹介。名シーンと名台詞集。「私のボスはわたし自身」
グレッチェンとは?
グレッチェンは、ブリズンブレイク・シーズン3から登場したキャラ。シーズン3の第1話が彼女の着替えシーンから始まるので、印象に残っている人も多いのでは?
本名は、「グレッチェン・ルイーズ・モーガン」で、偽名は「スーザン・B・アンソニー」。
シーズン2の後半で少しずつ明らかになってきたカンパニーの正体…。シーズン3ではウィリアム・キムに代わり、グレッチェンがカンパニーからの刺客として送り込まれ、マイケルたちの前に立ちはだかる。
カンパニーの工作員としては、それなりの地位を持ち、SONAでのウィスラー奪還計画の指揮を取る。
クランツ将軍のお気に入りでもあり、娘のエミリー・モーガンは、クランツとの間に生まれた子供。エミリーは、姉のリタ・モーガンとカリフォルニア州のリバーサイドで一緒に暮らしており、親権はリタが持っている。
エミリーはグレッチェンが母親である事を知らず叔母だと思っている。母親は既に亡くなっているようだ。(シーズン4/第6話)
過去には傭兵として幾多の死線をくぐり抜けており、身体中の傷が物語っている。フェン(シーズン4/第8話)やヴァイカン(シーズン4/第13話)などの同業者からも絶大な信頼を得ており、裏社会での顔が広い。
マイケルを相手に失態を重ねるうちにクランツ将軍からも見限られ、金に目がくらみカンパニーを裏切る。
紆余曲折を経て、娘のためにマイケルたちに協力するが、スキュラを巡る銃撃戦の末に負傷し、警察に捕まってしまう。(シーズン4/第16話)
その後は、マイアミのデイド刑務所に収監され、サラ脱獄の手助けをし、刑期を追加される(おそらく)。
グレッチェンの経歴
出身はアメリカ合衆国のウェストバージニア州ホイーリング(シーズン3/第8話)。生年月日は1977年3月29日生まれ。父親は他界している。(シーズン4/第10話)
20歳の時に精神疾患を理由に警察学校(ホイーリング市と思われる)を強制退学処分にされる。(シーズン4/第14話)
精神疾患が公務に支障をきたす、というよりかは全く感情を表面に出さない点が懸念されたようだ。その際にクランツ将軍のお眼鏡にかないカンパニーに迎え入れられる。
クランツ将軍とは、出会った頃より愛人関係を続けており、特別扱いされていた事から、クランツの実の娘であるリサ・タバックからは煙たがられている。なお、姉のリタには国税庁に勤めていると仕事を偽っている。(シーズン4/第6話)
イラクのモスルへの派兵で捕虜になり、3週間に及ぶ酷い拷問を受けた事がある。グレッチェンいわく、実際には人質交換だったが、自身の勘違いで脱走を試みたのが原因のようだ。(シーズン3/第6話)
その拷問が原因で、大腿部に生々しい傷跡が残っている。LJを落とすための方便だったとも捉えられるが、クランツ将軍の会話(シーズン3/第8話)からモスルで拷問を受けたのは本当のようだ。
過去には、コッパーヘッド作戦に参加しており、部下の失敗をカバーした事があるようだ。(シーズン4/第8話)
ファルージャでも何らかの作戦に参加した過去がある。(シーズン4/第10話)
ちなみに、劇中でのコッパーヘッド作戦とは、1944年に発生した正史のものとは違うようだ。プリズンブレイクの舞台は、少なくとも9.11の後なので、もしそうなら彼女は何歳?という事になってしまう。
グレッチェンは女性キャラ最強!?
武器の使用できる戦闘では女性キャラ最強と名高いグレッチェン。そんな彼女の強さの秘密を分析。
兵器に精通
傭兵としての経験からか、兵器の扱いに長けている。ウィスラー奪還計画の強行作戦では指揮官をしており、その際の会話から少なくとも将校クラスと対等に話せる階級のようだ。
また、叩き上げで実践経験豊富のため、現場の状況を踏まえた上で、作戦を立案できる優秀な指揮官である。
ゲート社の地下でスクレが対人地雷を踏んだ際も、一目で兵器の特性を見抜き、決死の爆発物処理を試みようとした。
兵器や武器を使った格闘能力にも長け、手錠をかけられた状態から仕込みナイフ1本で、銃を所持したパナマ軍人3人を瞬く間に圧倒する。(シーズン3/第9話)
さらに、椅子に使われていた釘を引き抜いて武器にした事もある。アレン・シュワイツァーさんも顔負けだ(笑)
強靭な精神力
彼女の強さを支えているのは、強靭な精神力。感情欠落で警察学校を退学処分になっただけあり、苦痛などのネガティブな感情に屈しない。
パナマでエスカミージャ大佐に捕まった時には、水攻めによる拷問をされるも、全く意に介さなかった。拷問の問いに対して、力強くノーを突き返す姿が印象的。
ヒットマンであるワイアットにすら肉体的苦痛による拷問をあきらめさせた。
屈強な男性に負けない体術
女性なので、リンカーンやマホーンなどの男性最強クラスとの白兵戦においては後れを取ってしまう可能性はあるが、それでも屈強な男性と真正面から戦える体術を備える。
脇腹に傷を負った状態とは言え、スクデリに軍人と間違われる程たくましい肉体を持ったスクレに不意打ちを喰らっても、白兵戦で勝利をおさめる。(シーズン4/第14話)
デイド刑務所でのアガサ(ダディ・ファミリー)との一戦からもわかるが、多少の腕っぷし自慢程度ではグレッチェンにまるで歯が立たない。
状況判断能力と迅速な対応力
瞬時にその場の状況を判断し、的確な行動で窮地を脱する対応力も強さの秘訣だろう。特に、命がかかった場面では、抜群の瞬発力を発揮する。
これは傭兵としての豊富な経験と感情欠落という特異性が同居した彼女だからこその持ち味と言える。
その一方で、感情欠落からくる異常性を見せる事もあった。LJの前で遺体を解剖するという狂気に満ちた行動をして、酷く恐れられる。
女を武器にする狡猾さ
ある意味では、これが彼女の最強の矛かもしれない。プリズンブレイクのキャラの中でも上位の美貌の持ち主で、そのルックスやスタイルを狡猾に利用する。
リンカーンとの顔合わせでは挨拶程度に逆ナンパをしてみせる。その色香を前にすると、カンパニーを束ねる将軍閣下すらも、危険を顧みず会いに来るほど!?
コスプレ姿による悩殺ポーズには、ティーバッグもたじたじ(笑)。
ただし、妻帯者は苦手なようで、ドナルド・セルフには色時掛けをするもの、見事に玉砕した。(シーズン4/第15話)
セルフは、ミリアム・ホルツに好意を抱かれても見向きもしない男なので、かなり異性の好みは偏ったタイプなのかもしれない。
グレッチェンの名言
私のボスはわたし自身
シーズン4の第6話で姉のリタに言い放った台詞。グレッチェンは属さない
ノーおぉ!!
シーズン3の第9話。拷問中のエスカミージャ大佐からの「YESか?Noか?」という問いに対して。まさに鉄の精神力。めちゃくちゃカッコいい。
あのカウンターで私とやる方が可能性は高い
シーズン3の第3話でのリンカーンとの一幕。ある意味グレッチェン最強の啖呵だと思ったり。リンカーンに断られても、咄嗟に「条件だといったら?」と切り返すのも流石。
あんな自信満々な顔でこの台詞を言われたら、男なら誰でも一瞬思考停止に陥るんじゃないかな?
グレッチェンは、マイケルとは違った意味でユーモアのセンスがあって、他には「住所はシカゴのSOS通り、殺さないで番地(シーズン第10話)」とかも好き。
どーすんだよっ。何ができんだよっ(憤怒)
シーズン3の第10話で協力関係を結んだ(表面上)スクレに対する台詞。劇中でグレッチェンが最も声を荒げたシーン。
多分、駆け引きで怒鳴ったのだと思うけど、物凄い迫力。この台詞の後の「車から降りて」も、トーンこそ落としてるものの、凄まじい圧力がある。
また、その緩急も恐怖感を際立たせている。
脊椎を切って神経を分断すれば痛みは感じない
シーズン3の第6話のリンカーンとマイケルに裏をかかれて、人質のLJに言い放った台詞。リンカーンに対してのブラフだと思うけど、顔が怖いです。(笑)
これにより、リンカーンが完全に怖気づいて、グレッチェンの言いなりになってしまう。
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