ロマサガ3 タイガーブレイク 閃き 効果 威力

ロマサガ3のタイガーブレイクの閃きや効果、威力やダメージを紹介。

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タイガーブレイクとは?

タイガーブレイクは、ロマサガ3における体術の最高クラスの技。全身に気合を纏い、その状態のまま敵に体当たりする。

スタープラチナ級の連打を叩き込む、龍神烈火拳と体術技人気を二分する存在でもある。

ロマサガ3の技の中でも、かなり特殊な効果を持っているので、中級者を目指すなら、ぜひ詳細を知っておきたい。

類似技は、カードダスキラカードにもなった闘気を纏って突撃するフリーザ(技名不明)。エルボースイシーダ。

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タイガーブレイクの閃きレベルと閃き適正

閃きレベル

タイガーブレイクの閃きレベル(難度)は『41』。また、パンチからは閃けず、練気拳をした際に、派生技として閃ける。

単純に閃き難度だけを見ると、最も閃きにくい『42』が設定されるファイナルレターや「地ずり残月」などの技の次に閃きにくい。同様の難易度には、オービットボーラやラウンドスライサーなどが並び、閃き難度が40以上の技は一級品ばかり。

各モンスターの閃きレベルの観点から見ると、SFC版の場合、閃き適正有のキャラが王冠付で閃きレベル『33』以上。閃き適正なしのキャラなら極少確率で『32』以上から閃き可能になる。

閃き適正を持っているキャラ

タイガーブレイクのような高難易度技を閃くためには、閃き適正が非常に重要。

タイガーブレイクに閃き適正を持つキャラは『ハーマン/ブラック/ぞう/ノーラ/エレン/ボストン/ゆきだるま』になっている。

注意が必要な点として、「ハーマンorブラック」、「ボストン」、「ゆきだるま」については、初期JPが一定以上なので、王冠を付ける事ができない。

つまり、閃き適正があっても、閃きレベル『35』以上のモンスターからしか閃く事はできない。この場合、対象モンスターの幅は、かなり狭まるので注意しよう。

ただし、ランスで簡単に仲間になるエレンと、ピドナで簡単に仲間になるノーラに閃き適正があるので、適正持ちキャラさえ知っていれば、大して習得は難しくない。

閃きにおすすめのモンスター

やはり、閃きレベル『33』のポイゾンギアンか、閃きレベル『35』のアスラがおすすめ。アスラの場合、閃き適正さえ持っていれば、王冠なしでも閃く事が可能。

ポイゾンギアンはレオニード城。アスラは洞窟寺院の固定的と、遭遇しやすいスポットがあるのもポイント。

また、他に面白いモンスターとしては、ハリードが主人公の時に「諸王の都」で遭遇できるドラゴンルーラー(黒)のHPを半分以下にした状態だろう。こいつの場合、閃きレベルは『34』。

やり方次第では、低HPかつストーリー進行度を抑えた上でタイガーブレイクの閃きが可能。

>>ポイゾンギアン道場

>>ドラゴンルーラー(黒)道場

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タイガーブレイクの効果や威力(ダメージ)

タイガーブレイクの効果をある程度、正しく把握しているかは、割とロマサガ3の初級者と中級者を分けるポイントのような気がする。

技データ

消費WP系統攻撃属性依存能力備考
12体術なし腕力/素早さ遠距離攻撃/盾防御不可

無属性攻撃(防御力無視)

タイガーブレイクは、ロマサガ3で数少ない無属性技に該当する。同メーカーのFFシリーズのファンは、属性と言えば、「炎/氷/雷」のシリーズで代表的な三属性を思い浮かべる人も多いかもしれない。

しかし、ロマサガ3の属性には、「熱/冷/雷/状」の俗にいう魔法のような属性の他に、「斬/打/突/射」という物理攻撃属性のようなものも存在する。

一般的に体術技は打属性に該当する事が多いが、タイガーブレイクはこれらのどの属性にも当てはまらないようだ。

ちなみに、防御力は、攻撃属性が複数ある場合、攻撃属性のうち、攻撃対象の属性防御が低い方が参照される。

この仕組みが見事にマッチした有用技に、序盤から中盤に猛威を振るう大剣技のスマッシュやブルクラッシュがある。これらの技は、打属性と斬属性を持ち、一般的な剣系の攻撃に比べ、より多くのモンスターに安定したダメージを与えられる。

再び、タイガーブレイクに話を戻すと、攻撃属性を持たないタイガーブレイクは、実質防御力無視と言える特徴を持っている。

腕力と体力の上昇補正効果

タイガーブレイクは、発動直前に腕力と体力を『+8』する効果が備わっている。

これもタイガーブレイクが最強と言われる所以のひとつで、連続して使用し続ける限り、ステータスが増え続けていくのである。

ロマサガ3の戦闘中に発生したステータスの上昇補正は、毎ターン少しずつ減少していく。具体的には、「その時点の上昇値/4」で算出された数値が毎ターン減少するようになっている。(カエル研究所さんによると)

つまり、タイガーブレイクを同キャラが毎ターン使用すると、腕力と体力が、+8、+14、+18…というように上昇していく。

分身技と非常に相性が良い

タイガーブレイクは上記のステータス上昇補正によって、分身技と非常に相性の良い技になっている。

分身技は直前に行動した味方orモンスターの能力参照値を継承する特徴を持つので、タイガーブレイクでステータスが上昇したキャラの能力値を受け継ぐ。

そのため、素早さの高いキャラが真っ先にタイガーブレイクを使用し、その後、分身技で続けば、凄まじい総ダメージ量を叩き出す。

陣形とタイガーブレイク

タイガーブレイクは、一部の陣形と併用する事で、ダメージが上昇する。

まず、アタッカー御用達の陣形にスペキュレイションがあるが、スペキュレイションは先頭と2列目に配置されたキャラの「斬/打/突」属性の攻撃のダメージを25%上昇させる効果を持っている。

残念ながらタイガーブレイクは無属性なので、この上昇効果の恩恵を受ける事はできない。

しかし、一部を除いた体術技は、腕力と素早さがダメージに影響を与えるので、もうひとつの陣形効果である先頭と2列目に配置されたキャラの素早さ上昇効果によるダメージ上昇は見込める。

同様にフリーファイト、ワールウインドなどでも素早さ上昇効果によるダメージ上昇を狙える。逆に玄武陣や虎穴陣の場合、大幅にダメージが減少するので注意が必要だ。

以下にタイガーブレイクのダメージが増加する陣形と詳細をまとめている。

陣形関連効果
スペキュレイション先頭は素早さ50%UP
2列目は素早さ25%UP
龍陣先頭は素早さ25%+遠距離攻撃25%UP(ほぼスペキュレイション先頭と同等ダメージ)
2列目は素早さ25%UP
フリーファイト素早さ25%UP
ワールウインド素早さ25%UP
鳳天舞の陣前列は素早さ25%UP
デザートランス先頭は素早さ25%UP
ハンターシフト中心は遠距離攻撃25%UPするが素早さDW効果により通常時よりダメージ減少

タイガーブレイクの威力とダメージ

タイガーブレイクは、分身技に対抗しうる唯一の技といっても過言ではないだろう。また、分身技と相性が良い事から、味方の熟練度が高くなっても使える。

理想に近いかたちで放つ事ができれば、初ターン初撃という条件付であっても、ロアリングナイトに8800程度のダメージを与える事ができる。

また、体力の高いレッドドラゴン相手であっても、初ターン初撃で8300程度。2ターン目は9500程度のダメージまで上昇する。

具体的な設定としては、妖精の体術レベル50、増幅値(6人目補正50、バグレベルアップ使用)、「パワーグラブ/牙のお守り/フェザーブーツ」を装備、スペキュレイション先頭といったところだ。

下の表は、以前、体術技のダメージ増加量を検証した時のものだが、スペキュレイションの先頭(攻撃対象はロアリングナイト)という条件下においては、1ターン目はタイガーブレイクよりも、龍神烈火拳の方がダメージ量が多い事がわかる。

熟練度が低レベル帯では、タイガーブレイクよりも龍神烈火拳の方が圧倒的に優秀だが、メインに使用しているキャラが低熟練度帯でタイガーブレイクを習得する状況は特殊プレイ以外ではあまり考えられない。

体術龍神烈火拳タイガーブレイク練気拳ナイアガラバスター
204500210015002600
255000290019002600
305600370024003600
355200~6000430028003600
405600~6600490032004700
416600490032004700
425700~6600490032004700
435800~6800520033004700
446800520034004800
457000550035004800
467000550035004800
477000550035004800
486300~7200580037004800
497200580037004800
507400600039005700
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あとがき

タイガーブレイクは、数あるロマサガ3の技の中でも、かなり面白い技だと思う。

体術の最高位に位置する技なので、頻繁に使用するユーザーは多いだろう。

しかし、初級者は知らない事が多い、ステータス上昇効果やターン経過によるバフ効果の減少。さらに、ロマサガ3の属性の概念や混合属性攻撃の防御値参照方法などなど。

ロマサガ3というゲームの仕組みをある程度知ると、さらに輝きを増す技となっている。

ちなみに、私の場合は、初回プレイ時と、現在とで、タイガーブレイクという技の印象がガラッと変わっている。