ティアリングサーガ レオンハート キャラ紹介と育成方針

ティアリングサーガのキャラ「レオンハート」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。エンディングの「プラムの兄なら俺の息子も同然」が異常に印象に残る御方。

レオンハートの人物像

セルバの領主。本名はライゼル。「草原の狼」の異名を取り、その武勇に味方は安堵し、敵は畏怖する。

サリアの第一王子グラウスの妻マリアの弟。ロベルトは兄。このような血筋のためサリア王家との関係は深い。また、兄のロベルトは炎の賢者オクトバスの次女クラリスと結婚しているため、火の神官家との関りもある。

カトリ、ヴェーヌ、マーテル、フラウの叔父にあたる。元アーレス黒騎士団隊長シルヴァとは娘を託される仲で、シルヴァのかつての恋人がサリアの王子だったのが関係するのか？

レオンハートの部下であるレニーを捕えたカーネルは報復を恐れ酷く怯えていた。この点からも敵には容赦しない人物像が浮かび上がってくる。

アハブは兄ロベルトの敵にあたるが、レオンハートでアハブにトドメを刺すと、アハブがなぜ反乱を起こしたのかが判明する。

レオンはかつて悲劇を経験しており、それが自分の子を身籠った恋人を賊にさらわれてしまった事だ。その恋人はオークスの踊り子ランで、身籠っていた子はプラム。

また、ランをさらったのはブラードで傭兵をしていたダロスという男で、リュナン軍に参加しているバーツの父親だ。

プラムがトーラス旅立ちの際に、バーツの祖父から受け取った「ランの手鏡」は、若き日のレオンハートがランに贈った品。

レオンハートはさらわれた恋人を血眼になって探したが、ついには見つからず、時は過ぎた。やがて、火の賢者アンドレの娘であるレネと出会う。

レネは当初からレオンハートに惹かれていたようだが、レオンハートがレネへの気持ちに気づいたのは、レネがイスラ海賊にさらわれた後。失って初めてその気持ちに気づいたらしい。

それにしても、2度も最愛の人をさらわれるとは、草原の狼の異名とは裏腹になかなかの悲劇の男である。

レオンハートは、15歳（本作では37歳前後）の時に、レダ解放戦争にセルバ（草原の部族と記載）？の公子として参加している。

まだ、未熟だったレオンハートは、絶体絶命に陥るが、間一髪でグラムドに救われたらしい。そして、グラムドを筆頭に、この戦争で著しい活躍をした12人の英雄に6勇者と6賢者の称号が贈られる。

レオンハートいわく、彼らとの出会いは、今日の自分を形成する礎になったようで、誇りに思っていると語っていた。

エンディング後は、サリア王国の復興に尽力するが、時期国王にはホームズを推薦しているようだ。

また、娘のプラムもサリアに行く事になるが、それに伴い途方に暮れていたバーツに対して、「プラムの兄なら俺の息子も同然」と、最愛の人をさらった男の息子に対して、器のデカさを見せつけた。

レオンハートの能力

肩書（二つ名）	草原の勇者
武器	マムルーク（騎乗）	剣/弓
	マムルーク（徒歩）	弓
兵種	マムルーク（騎乗）	騎馬
	マムルーク（徒歩）	歩兵
Lv上限	マムルーク	30
クラスチェンジアイテム	なし
加入方法	マップ22開始時に仲間になる
初期装備	シャムシール、鉄の弓
専用装備	なし
備考	上限値に達する為にスーパープルフ1個が必要
地形系スキル（森林重視型）	草原の戦士（初期）/海川の戦士/森の戦士
地形系スキル（サポート型）	草原の戦士（初期）/海川の戦士/城の戦士

成長率と能力上限

	Str	Skl	Agi	Def	Mag	Luk	Wlv	MHP	Mv
成長率	30％	25％	20％	25％	5％	25％	25％	75％	0％
初期能力（Lv12）	13	12	12	9	0	4	10	32	7（初期）
マムルーク騎乗（上限）	22	21	22	20	15	30	19	60	7（初期）
マムルーク徒歩（上限）	20	19	21	18	15	30	19	60	4（初期）

覚えるスキル

初期	連続の技
初期	天聖の技
初期	再移動
初期	草原の戦士
Lv22	破邪

支援効果

キャラ	与える	受ける	条件
プラム	10％	10％	マップ27直前にブラードに寄った時「踊る」を習得し「ランの手鏡」を所持したプレムとレオンハートがいる
レニー	5％	0％
シロウ	10％	5％
レネ	10％ 5％	5％ 10％	初期 レオンハートとレネがいる状態で第三回編成直前のラゼリアに行く

地形移動コスト

クラス	平 地	道	洞 窟	床	塔	森	川	浅 瀬	山	崖	荒 地	海/湖	砂 地	沼	城 壁
マムルーク（騎乗）	1	1	–	–	–	3	–	3	–	–	3	–	2	4	–
マムルーク（徒歩）	1	1	1	1	2	2	–	2	–	–	2	–	2	3	–

想定地形撃破数

※1 （）内はシナリオナンバー

※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています

※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外

城砦	城内	平地	草原	森林	山岳	辺境	海川	闘技場
★（リグリア砦）	★（モースの塔）	★（30or34）			★（エリアル洞窟）	★（イスラ沼）		★（リグリア砦）

通常攻略評価

同時期に加入するロファールに比べると、成長の余地が残されている。成長率も決して悪くはなく、初期能力もそこそこなので、育てたいプレーヤーはスタメンにしてもよいだろう。

シロウとは違い、最初からマムルークなので、馬上からの弓によるヒット＆アウェイが可能かつ、剣も扱える柔軟性を備える。

「連続の技」や「天聖の技」も使いやすいが、Sklの成長率をみるに、発動率には期待できないか？

ただし、加入時期が遅めなので、育ってきた時には既に第三回編成を迎え、騎馬ユニットが活躍しにくいステージが多くなっている可能性がある。せっかく、破邪を覚えるが、第三回編成後のホームズ隊では地形に邪魔されて移動もままならないだろう。

レネとの相互支援効果は強力だが、第三回編成後のホームズ隊はレネというより「破邪の杖」が強力なので、別に支援効果によるサポートはいらない。

このように通常攻略では弱くはないが、加入タイミングに泣かされるキャラとも言えるだろう。

対戦評価

馬上で弓によるヒット＆アウェイが可能なので、騎乗不可マップ以外のあらゆる場面で活躍できる。シロウとの間に相互支援効果が発生するので、並走しながら相手を蜂の巣にしてやるのもよいだろう。

支援効果も非常に優秀で、シロウとの間に発生するものに加え、サポート役上位に位置するプラムとレネとの相互支援効果が強力。

ただし、追加スキル枠が少ないのが欠点で、ブラードで追加できるのは2つのみ。

しかし、「○○の戦士」や支援効果による恩恵を受けなくとも、取り合ずある程度の活躍は約束されたキャラだとも言えるだろう。

ドラゴンアローやガトリングボウ、マスターボウによるヒット＆アウェイは強力で、「連続の技」も覚えるので、手数も多い。

剣を使う事はあまりないと思われるが、取りあえず「ルナの剣」を持たせておくとよい。

ロファール、サーシャ、ケイト、ラフィン、シャロン、エステルの支援効果にものを言わせたハイエナ軍団（笑）に比べ、レオンハートはシロウと組んで、手軽に運用できるイメージが強い。

レオンハートの対戦に向けた育成方針

レオンハートの地形系スキル

レオンハートは「草原の戦士」を含めると、既に4つのスキルを習得している。そのため、ブラードで追加できるスキルは2つのみだ。

マムルークは、騎乗可能マップなら、場所を問わず活躍できる汎用性に富んだユニットなので、各地形のマップ総数は重要になるだろう。

また、レネ、シロウ、プラムとの相互支援効果が重要で、特に並走しやすいシロウとは相性が良い。

これらを鑑みると、最も相性が良いと思われる「草原の戦士」は習得済みなので、マップ総数が多い「海川の戦士」が欲しい。

プラムとレネの地形撃破数を考えると、「城の戦士」も捨てがたいが、レオンハートが活躍できそうなのは市街戦くらいしかない。

レネのポジションは、プラムやレティーナ、リーリエに次ぐといった感じなので、彼女が出撃するマップには、総出撃数の多さが必要だ。

そう考えると「森の戦士」も決して悪くはない。ただし、森林に進軍が邪魔されやすいのと、魔道士系をメインに使う場合は出撃人数的に厳しい。ただし、メリエルとレネに相互支援効果が発生する点は見逃せない。