ドラゴンクエスト5は私にとって記念すべき作品で、シリーズで初めて本格的なプレイをした作品です。同様にドラクエシリーズで一番好きな作品でもあって、親子三代にわたる壮大な冒険、幼少期に父を殺され青春時代を奴隷で過ごし、挙句の果ては石になり足蹴にされる始末…
という波乱万丈も真っ青な衝撃のストーリーで、私と同じように印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
そんなストーリーを聞くと、終始悲壮感の漂う冒険などと思ってしまいますが、本作から初導入となった仲間モンスターシステム、ペットのチロル(キラーパンサー)、幼馴染と箱入り娘との人生最大の二択などなど楽しいイベントも盛りだくさんで意外にも幸福度のバランスがとれています。
本作はドラクエファンの間でも人気の高い作品で、それに応えるかたちでPS2版、DS版と何度かリメイクされていて、その中でもPS2版のリメイクはシリーズ屈指の仕上がりになっているかと思います。
勇者の父の半生を現在進行形で体験できる壮大なストーリーはそのままにグラフィック、サウンド共に大幅パワーアップし、RPG好きの心をつかんでやまない仲間モンスターシステムもボリュームアップ、その他諸々の追加要素も加わり、作品の売りでもあった戦闘のテンポ感も原作そのままです。
私が思うドラクエシリーズ最大の分岐点にドラゴンクエスト8というターニングポイントがあると思っていますが、このドラゴンクエスト5(PS2版)は私が願っていたかたちでの正当派生を補完してくれた作品だとも思っています。
いわば、本来進むべきだった失われたドラクエの正史を垣間見せてくれた作品でもあるのです。それだけに、この作品に追随するような作品が今日まで一切発売されていないのには非常に残念です。
このように、私にとって非常に思い入れのある作品なのですが、唯一の欠点があるのです。それが主人公の父親であるパパスが原作通りに死んでしまうという点で、苦みばしったオジサマキャラが大好きな夢野としては想像以上に落胆しました。
というのも、ドラクエ3のリメイクにて勇者の父であるオルテガが追加要素で蘇るというものがあったのです。ドラクエ3ではクリア後に顔見せする程度で戦闘には参加しなかったのですが、ならば今度こそ父と息子の共闘が見られるのではないかと期待していたのです。
そんな思いを抱きつつも、レベル99+プチタークカンストなどなどヘビーにやり込んだのですが、遊び尽してしばらくした後に、ネット上で面白い噂を発見しました。
それがオープントレイバグを利用すればパパスと一緒に最後まで冒険できるというもので、私は随分その手の情報に疎かったようで、ドラゴンクエスト5(PS2版)ではかなり有名なバグのようなのです。
今、再び夢野のドラゴンクエスト5が始まろうとしていた!!
オープントレイバグとは?
これは見つけてしまえば誰でもできるいたって単純なバグなのですが、ドラゴンクエスト5(PS2版)では主人公を中心に円状のフィールドマップがある程度読み込まれていて、移動によってこの円も移動していく感じです。
しかし、PS2のトレイを空けた状態で移動すると移動によって生じた差分が読み込まれなく、その部分は暗くなってしまいます。
なぜかその暗闇の部分には無条件に侵入できるようになっていて、フィールドマップの座標だけは記録されておりますので、幼少期には本来いけない場所まで暗闇を突き進んで大体の座標を合わせ、トレイを閉じてマップをロードすると、フィールドマップ上であれば、ほぼどこでもいけてしまうのです。
このバグによってその他の様々なバグを誘発することができて、それを上手く組み合わせていくことによって、なんとパパスさんと一緒にミルドラースやエスタークをボコボコにできるというわけです。
また、このオープントレイバグについては異常なほどに発達しており、FF5の低レベルプレイを彷彿とさせるような、新ジャンルが確立されており、ついには冒険の途中で加入するNPCを多数連れてクリアする猛者も現れたほどです。
既に天空の花嫁というタイトルは霞み、天空の重婚、天空のダブルデート、天空の守護霊といった様相を呈しているのです。
パパスさんと一緒
さて、早速バグの検証に入っていくわけですが、私はあくまでもパパスと一緒に冒険がしたい、パパスの会心で敵を蹴散らしたいだけなので、重婚(ビアンカ、フローラ)、ダブルデート(ヘンリー、マリア)は無視して、守護霊パパスのみを最後まで残す手段をとっていきます。
第一段階(オープントレイ準備)
①レヌール城のお化け退治をするために深夜徘徊できるところまで進める
②主人公のレベルを9まで上げる(アルカパ周辺の敵を聖水で抑えて円滑にバグを進めるため)
③アルカパから出たら聖水を使ってオープントレイをし、オラクルベリーを目指す。
アルカパ周辺でオープントレイを使った場合、ビスタ港方面に進んで行くと、いずれ暗闇の部分が見えますので、そのまま侵入してオラクルベリーのある大陸の座標に入ったらトレイを閉じてください。
ここが初めてのオープントレイになるのでタイミングが難しいかと思われますが、慣れれば大体どのくらいの歩行で大陸かがわかるはずなので何度もチャレンジあるのみです。
ちなみに、大陸から外れて海に出た場合は青年期後半の海のエンカウントテーブルが採用されるので一刻も早くキメラの翼で戻ってリスタートです。また、山脈などの歩行不可能な部分に出た場合もキメラの翼でリスタート可能です。
さらに、オープントレイ中にエンカウントがあった場合はトレイを閉めると戦闘画面が読み込まれます。海に出た場合は海と陸地が逆転する感じで、海を自由に歩くことが可能です。
④オラクルベリーで馬車を300Gで購入し、モンスター爺さんと会話するとモンスターを勧誘可能に
⑤オープントレイでアルカパに戻る
来た時と同じ要領で戻ってください。対象となる陸地が大きいので比較的簡単に戻れるはずです。ちなみに、オラクルベリー周辺でオープントレイを使うと、神の塔のある大陸との橋付近から暗闇になっていますので、下から回り込む感じでアルカパに戻ります。
第二段階(頼れる仲間集め)
次はバグを円滑に進めるための特技を持つ仲間だったり、仲間増殖バグに必要な仲間数のボーダーを満たすための仲間集めに奔走することになります。仲間増殖バグには最低でも8体パーティーを組めることが大前提で、当面はそれを目標に勧誘をしていこう。多い分には問題ない。
ドラキー
仲間増殖バグの肝ともいえるモンスターで、本来脱出不可能な町から脱出できる最終奥義のラナルータを唯一この段階で使えるモンスターなので必須。
通常プレイではドラクエ三大モンスターといってもいいくらいのモンスターなのに強さ的には不遇感が否めない、しかしオープントレイバグにはこのような日陰モンスターを輝かせる功績もあるのだっ。
ちなみにラナルータはレベル15で覚え、アルカパ周辺でエンカウント。
ネーレウス
こちらも通常プレイでは不遇なもうろくジジイ。しかしレベル10で覚えるルーラが大活躍で必須ではないが、覚えるとバグが非常に円滑に進みます。
能力的にも、ちゃっかりマヒャドを使ったりと結構役立ちます。ただし、ネーレウスを仲間にするためには主人公のレベルが25以上必要なので、ここまでのレベル上げがなかなか大変です。
ルーラといえばベネットじいの伝承イベントが有名ですが、幼少期にこのイベントをこなすとバグでストーリーが詰むので、主人公にルーラはお預けとなります。出現場所は海でオープントレイで海に侵入し、適当に歩き回っていればエンカウントするでしょう。
ただ、オープントレイ初期ではほぼ倒せないので、加入はもう少し後になるはずです。
スライムナイト
ドラクエ5の仲間モンスターで総合的に一番との声もよく聞くモンスターですが、オープントレイバグでもバッチリ頑張ってくれます。
このモンスターは必須ではないのですが、主に戦闘面を請け負ってくれて、上のネーレウス加入までの戦闘、突発的に出現するグロンテプスキラーなどなど、高能力+高耐性+充実装備が非常に役立ちます。
特筆すべきは対グロンテプス戦で、素の炎防御耐性に加え、ドラゴンメイルや風神の盾で固めてやると、激しい炎を1桁に抑えるほどです。
グロンテプスの激しい炎は常に致命傷になる可能性を持っていますが、ある程度育って装備を固めたスライムナイトならば3体相手でも一人で十分に勝てます。
メタルキングの剣で主力のダメージソースになり、ベホマで戦闘の安定感が増す、1体といわずに2体、3体加入を狙ってもよいくらいです。
出現場所ですが、オープントレイでわざわざラインハットの大陸に渡る必要はなく、サンタローズ側の大陸のラインハットとの関所付近で出現します。
ホイミスライム
サンタローズ周辺に出現。薬草の壺の異名を持つ(笑。頼れるモンスターでMPが多く回復呪文のスペシャリストなので、ダメージの激しい序盤の海での戦闘の安定感が増します。
また、メタルキングの剣を装備できるので、オープントレイバグにおいてはアタッカーとしても有能です。
まほうつかい
スライムナイトと同じく、サンタローズ側の大陸のラインハットとの関所付近で出現。スライム並に仲間になりやすいモンスターで、数合わせに最適です。
意外にメラミが海での戦闘のワンポイントになったりするのですが、バグの関係上で仲間にした場合は一度逃がす必要があるので、あまり入れ込みすぎないように
おおねずみ
PS2版の追加モンスターにもかかわらずに、全く役立たずのレッテルを貼られてしまう奴。しかしそれはあくまでも通常プレイでの話で、オープントレイバグでは序盤に八面六臂の活躍を見せます。
能力の伸びは明らかな早熟型で、オープントレイバグを使ってこの段階で仲間にすることを見越したような設定だ?もしや…。出現場所はアルカパ周辺
ブラウニー
通常プレイでも定番中の定番モンスターです。出現場所はラインハット周辺なのでオープントレイで大陸に渡り仲間にしましょう。装備の関係でアタッカーには使えませんが、高HPを利用した一時しのぎの壁として役立ちます。
第三段階(レベル上げ+アイテム回収)
①オラクルベリーのカジノでメタルキングの剣を入手
メタルキングの剣があるのとないのとでは海での戦闘の難易度が全く違ってきますので、ぜひ手に入れておきたいところです。
①´アイテム増殖バグ
このバグはどんなアイテムでも無尽蔵に増やしてしまうバグなので賛否両論かと思いますが、オープントレイと組み合わせて使えばとても円滑です。
上のメタルキングの剣も最初の1本さえ手に入れればメンバー分増殖できますし、小さなメダルを1個手に入れて、それを増殖してメダル王から神秘の鎧、奇跡の剣、メタルキングの盾をそれぞれ1個ずつ手に入れ増殖させてメンバー分集めることも簡単です。
カジノの景品であるエルフの飲み薬を増殖させ宿屋いらずも可能ですし、サンチョの口笛がなくエンカウント率が心もとない幼少期のレベル上げに魔物のエサを増殖させて、エンカウント率をわずか上昇させることも可能です。
グリンガムの鞭が欲しいなら、メダル王から隼の剣を入手して、それを増殖して延々と売り続ければ、スロットを回すことなく25万枚分のメダルと現金を交換するのもそれほど難しくありません。
ぶっちゃけると、種増殖で能力不足はどうとでもなってしまうのですが、そこはそれぞれの裁量で使い分けるとよいでしょう。
ちなみに夢野は種増殖はパパスの能力アップにのみ利用して、普通に海で延々と戦闘を繰り返してレベル40まで自力で上げました。下記に方法を書いておきます。
アイテム増殖バグの手順
- 袋のアイテムを2ページ以上にする
- 袋の最後のページの空欄を1つ以上用意する
- 増殖させたいアイテムを袋の最後のページの最後尾に配置
- 袋の最後のページからひとつ前のページに戻る
- 最後のページにある増やしたいアイテムより下にカーソルを合わせる
- →ボタン+決定ボタンをを押すのですが、この時わずかに→より決定ボタンを遅く押す感じで、感覚的にはほぼ同時のタイミング
- コマンドが出現してると思いますので、誰でもよいので仲間に渡してください
タイミングがシビアですが、何度もチャレンジしているとそのうちできるはずです。また、重要アイテムを増やすと物語の進行に支障をきたす場合があるようなので増やさないのが無難です。
ちなみに、増殖したアイテムを渡す仲間が同じアイテムを目一杯持っている状態なら、袋に残っている個数が1個の状態でも配置が崩れないので、種増殖などをする時には意識しておくとよいでしょう。
②メダル王から神秘の鎧、メタルキングの盾、奇跡の剣、隼の剣(資金源)を入手(アイテム増殖をする場合)
アイテム増殖を行う際には小さなメダルが必要なのでポートセルミあたりで1枚ゲットしておくとよい。ただし、ポートセルミのカボチイベントは発生させないようにしましょう。
③オープントレイで海に入り目標レベル25+ネーレウス加入まで延々とレベル上げ
海での戦闘の注意点を書いておきます。まず戦う場所ですが、基本的に内海、外海、大神殿近海と敵の強さが高まってきますので、この順番で少しずつ戦闘に順応していくとよいでしょう。
海での要注意モンスターは、ザキを使うキラーシェル、高攻撃力+激しい炎のグロンテプス、いなずまとヒャダルコのネーレウスで、その他のモンスターは装備さえしっかり固めていればそれほど怖くありません。
主人公が気絶してしまうとフリーズしてしまうので、基本主人公は馬車中で待機しておき、ある程度レベルが高まってきたら最後尾で参加という感じです。
グロンテプスやネーレウスが複数出現した場合は何もできずに全滅ということも考えられるので、上手くセーブを使いつつレベルを高めていくとよいでしょう。
最大の難敵であるグロンテプスはスライムナイトに戦闘を任せるのがおすすめで、グランバニアで購入できるドラゴンメイル、風神の盾などを装備させると自身の耐性も相まってほとんどの攻撃をシャットアウトしてくれます。
また、ネーレウスにドラキーのラリホーが効いたり、グロンテプスにマヌーサが効いたりもするので、積極的に使ってみるとよいです。おそらく最初は一戦一戦がボス並に濃い戦闘になりますので、エルフの飲み薬をがぶ飲みしつつ、毎回満タンを活用していくとよいでしょう。
オープントレイバグ使用の注意点
- ルラフェンのベネット爺さん関連のイベントを進めない
- ポートセルミのカボチ関連イベントを進めない
- 主人公を気絶させない
- オークション会場に入らない
- 水のリングを取ってはならない
- グランバニアでサンチョに会わない
- グランバニアで王の間に入らない(なぜかオープニングに戻ります)
- ルーラを覚えるまでエルヘブンに入らない
- トロッコの洞窟は一定以上進むと物語の進行に支障をきたすので注意
- デモンズタワーをクリアしてはならない
- モンスターはオラクルベリー周辺などを除いて幼少期に行けない場所では出現しない(ボスは除く)
- ルーラ登録は北の教会、グランバニア、サラボナ、メダル王の白、テルパドール、名産品博物館
- ルーラ後の船は必ずサラボナに戻る
※幼少期に仲間にできるモンスター一覧
- スライム(古代遺跡周辺に出現するという噂、未発見。)
- ベホマスライム(海で出現するマザーオクトが呼ぶ)
- ダンスニードル(ラインハットの関所周辺)
- オークキング(デモンズタワーのイベントバトル。要リセット)
- ホークマン(デモンズタワーのイベントバトル、ちゃっかりルーラを覚える。要リセット)
- アームライオン(デモンズタワーのイベントバトル。要リセット)
- ばくだんいわ(デモンズタワーの岩を調べる。要リセット)
- ゴースト(レヌール城)
- おばけキャンドル(レヌール城)
- ガップリン(妖精界フィールド)
- コロヒーロー、コロマージ、コロファイター、コロプーリスト(妖精の村周辺)
※ゴースト以降のモンスターは本格的にバグを発動させた状態で仲間にすることになるので不確定要素を増やしたくないなら後回しにするのもよい。ただ、私はゴーストからコロ戦隊まで全て仲間にした状態でもパパスを青年期に持ち越すことに成功しています。
④サラボナで結婚イベントを船入手まで進める(溶岩原人と戦うので目標レベル20くらいか?)
⑤エルヘブンで魔法の絨毯、魔法の鍵を入手(飛躍的に自由度が高まります)
エルヘブンに行くためには、サラボナの水門をこえなければなりませんが、この段階でビアンカ関連のイベントを進めてしまうとパパス加入に支障をきたすので、オープントレイを使い水門を抜けます。
サラボナ付近でトヘロスor聖水を使いトレイを開けると、丁度水門の横あたりから暗闇になりますので、外海に出る程度まで移動し、トレイを閉じましょう。
⑥以上をこなしながら主人公25レベル以上、ネーレウス10レベル以上(ルーラ習得)を目指す
最終段階(夢の親子三代共闘へ)
①念のためセーブデータのバックアップ
②主人公とビアンカを馬車の外に出しアルカパの宿屋で休みビアンカを外しラナルータで外へ
③オラクルベリーのモンスター爺さんの所で8人パーティーを作る(ネーレウスが入っていると便利)
④アルカパの宿屋でビアンカと会話して夜になるのを待つ
⑤外に出て適当に戦闘し、戦闘中に入替で主人公を8番目の仲間と入替
⑥オラクルベリーのモンスター爺さんの所で1匹モンスターを預けると8番目の仲間が増殖(主人公を2人にする)
⑦もう一度②~⑥を繰り返し主人公を3人に増やす
主人公を3人に増やす際、ビアンカ加入時に主人公が8番目にいると失敗するので③の仲間を加える際に馬車外に4人出しておく
⑧サラボナから船に乗り山奥の村でダンカンと会話して結婚イベントを進める
⑨イベントの途中でビアンカの家に宿泊することになり、翌朝ビアンカの申し出に『はい』と答えてそのまま仲間にせずに外に出る
⑩レヌール城をクリア
⑪アルカパに戻る前にオラクルベリーのモンスター爺さんの所で主人公×2、ビアンカ、ドラキー、ネーレウス、他モンスター1体パーティーを作る
この手順はバグを説明しているサイトに書いていなかったもので、何度かやっているうちにこうすればできたという手順です。
⑫主人公、ビアンカ、モンスター1体を場所から出してアルカパに入る
⑬イベントでチロルが仲間になる(加入の瞬間に仲間が入れ替わることがあるが無視)
⑭パパスと話して『はい』を選ぶと町の外へ
⑮途中のイベント戦闘中にパパスを入替で戦闘に出してまた馬車に戻す
パパスを戦闘に出した時にパパスが加わったというメッセージが出ることもあるが、でないこともあるです。戦闘終了後に主人公のHPが1ポイントでも減っているとフリーズ(おそらくパパスが馬車外にいないことによる親子愛ホイミ演出の不具合だと思われる。
また、ダメージを受けてもHPさえ回復させてれば問題なし)戦闘後間もなくサンタローズに着きますが、この際にパパスが馬車内、チロルがパーティー内にいれば成功。
パパスは強さコマンドでしか存在を確認できないので、道具コマンドで確認して勘違いしないようにしましょう。ベビーパンサーも仲間モンスターという位置づけなので、仲間加入の際にスライドでモンスター爺さんのところに送られてしまうことがあります。
⑯妖精界イベントをクリア
ザイルに勝利した後に、主人公、ベラ、チロルが馬車外にいない場合はフリーズ。どのタイミングが適切かどうかわかりませんが、妖精界イベント中にキメラの翼を使うと、なぜか青年期後半の妖精の村にワープします。
そして、そのまま中に入りルーラを使えるキャラがパーティーにいた場合は、ルーラに妖精の村が登録されます。ちなみに私は春風のフルート入手後、ポワンに渡す直前に行いました。
⑰サンタローズに戻り教会でパパスと会話
⑱ラナルータで外に出て戦闘中の入替で主人公、パパスを馬車外に出し入口のパパスに話しかけるとラインハット方面へ
⑲ラインハットに到着後ヘンリー誘拐までイベントを進める
⑳古代遺跡に入る前にオラクルベリーのモンスター爺さんの所でドラキーを含み、チロルを除く8人パーティを作る
バグの発生にまほうつかいの加入が必要なので、既に仲間にしている場合はこの段階で逃がす。
㉑パパスとモンスターに助太刀するイベントでまほうつかいを仲間にする(要リセット。この際に主人公が3人から2人に減少)
㉒ラナルータを使い古代遺跡を出て山奥の村で大人ビアンカを仲間にする
㉓パパスを戦闘中の入替で8番目にする
㉔オラクルベリーのモンスター爺さんの所でモンスターを2体預けるとパパスが3人に増殖
㉕結婚イベントを進め水のリングを入手しルドマンに渡し結婚相手を選ぶ
今回はビアンカを選んだが、どちらを選んでも良いらしく、フローラを選びビアンカを残す場合はビアンカが一生外せない仲間として残る。消滅しても良いならばルイーダの酒場で預ければ消滅させられる。
㉖主人公×2、パパス、モンスター1匹を馬車外に出す
㉗古代遺跡でヘンリーにビンタをぶちかましてパパスが戦闘を請け負った時点でパパスが3人から2人に減少
㉘入口でゲマと戦闘(負けるとフリーズだが手順通りなら楽勝なはず)
㉙ジャミ+ゴンズと戦闘(戦闘後主人公が2人から1人に減少。おそらくこの戦闘メンバーが青年期大神殿馬車外メンバーになるはずです)
㉚イベント後にパパスがパーティー内に、主人公が馬車外にいると大成功です(主人公が馬車外にいないとイベント進行時にフリーズ)
結婚相手をビアンカにした場合は、青年期前半、デモンズタワー攻略後もビアンカがパーティーにいるという状態なのですが、このまま進めていけば大神殿攻略後になぜか1体になり、2体手に入るということはありません。
しかし、この場合はビアンカはパーティーから外せない仲間として残り、ルイーダに預けると消滅するので、予想以上に8人というパーティー枠を圧迫します。
私は試していないのですが、イブールを倒す前にビアンカをルイーダに預けて消滅させた後に、イブールを倒すと通常通りルイーダに出し入れ可能な仲間として残るようです。確認はとれていませんが、事前にバックアップをとって、チャレンジしてみる価値はあると思います。
オープントレイバグまとめ
これでパパスを青年期に持ち越すことに成功しましたが、この後ミルドラースやエスタークを倒すことにも成功しております。
オープントレイバグというよりかは、パパス持ち越しを可能としたのは仲間増殖バグによる部分が大きいですが、そのきっかけを作ったのがオープントレイということで、オープントレイさまさまではないでしょうか。
私は余程上手くできたバグでなければ利用することはありませんが、こちらのオープントレイをはじめとした各種バグは、ドラゴンクエスト5PS2版に良い意味でスパイスを加えてくれる、秀逸なバグだと思っています。
2週目以降に利用していけば、倍以上ドラクエ5を楽しむことができるのではないでしょうか。
結婚式、勇者の誕生、生き別れた母との再会と、様々なイベントをこなしていくわけですが、数ある矛盾は持前のパパス愛によって二フラムされたのでした(笑。
ちなみにパパスの持ち越しなのですが、他のキャラとの持ち越しとは少し違って、このキャラクターは何を隠そうドラクエ5の最強キャラでもあるのです。
ドラクエ6のロビン2のようにランダム2回行動で、ドラクエ4の高レベルアリーナの如き高会心です。なんでも、パパス様は行動テーブルの中に通常攻撃、会心、ホイミがあるらしく、これが通常では考えられないような会心確率を体感させてくれるようです。
特にグリンガムの鞭を装備させ、力の種と素早さの種で、最大まで能力を高めてやると恐ろしいほどの強さになります。高会心ではぐれメタルも軽々葬ります。
番外編(パパス最強伝説)
さて、オープントレイバグによってパパスさんと一緒に冒険をすることが可能になったわけですが、いくら初期段階で強いといっても、冒険が進むにつれて攻撃力や素早さに陰りが見えてくるのではないでしょうか。
この番外編では父の存在の大きさは永遠だ、父は超えてはならない存在、を体現するためのパパス最強計画です。
まず、パパスを含むNPC連中にはレベルアップという概念がありませんので、ステータスアップは種を使うしかありません。そして、NPCの能力底上げのためには上で紹介したアイテム増殖バグが非常に役立ちます。
素早さの種、力の種、命の木の実、守りの種を増殖しまくると、すぐに最強クラスのパパスさんが出来上がます。
また、装備についてですが、パパスは色々なところでネタにされているように、皮の腰巻1枚でどんな強敵にも立ち向かっていくというワイルドさんなので、守りの種で身の守りをカンストさせても、終盤の敵相手だと守備力不足が目立ちます。
そして、NPCは装備を変更できないと思っている方も多いかと思いますが、実はこちらバグを利用することで変更が可能となっております。
その方法は、隊列でパパスのひとつ後ろにいるキャラクターを装備コマンドで選ぶと、なぜかNPCの装備が変更できるのです。
ただ、あくまでもパパスが装備可能品を持っていることが前提で、パパスにアイテムを持たせるには、パパスで双六場の宝箱、調べるで入手、さらにメダル王と交換、カジノの景品という選択肢しか残されておりません。
双六場に関しては、宝物庫、ゴール景品は所持できず他の仲間に渡ってしまいます。
装備可能アイテムはビアンカと同じものが採用されております。下記にそれらを踏まえた上での最強装備を書いておきますので参考にしてみてください。
武器 | グリンガムの鞭(カジノの景品。パパスのみ特殊で鞭装備でも会心の一撃が発生する。キラーピアスも同様だが、なぜか攻撃回数が1回のみなので弱い。ちなみにパパスの剣は外してしまうと二度と装備できない) |
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盾 | 皮の盾(カジノ船の調べるで入手可能。青年期に入ってからも主人公を戦闘不能にすることでパパスも双六に参加可能) |
鎧 | 不思議なボレロ(メダル王と交換。究極のネタアイテムなら第5の双六場の壺のエッチな下着www) |
兜 | 幸せの帽子(第5の双六場の宝箱) |