幻想水滸伝6はいつ発売するのか? ファンによるシリーズ夜話

幻想水滸伝6が発売されない状況に業を煮やした私が、以前のメインブログで5年以上も前に書いた記事の移植です。ココでは、かなり猫を被っているので、結構はっちゃけてる以前の記事に笑ってしまいました。実は、夢と金日記で書いた記事の中でも、かなりお気に入りだったりする。

私がブログで、少し幻想水滸伝に触れたところ、拍手コメに同じく幻水ファンと思われる方からコメントをもらったのが書くきっかけになりました。3に触れたコメントだったので、3の話題が中心になっています。

>>幻想水滸伝6 シリーズ新作発売の可能性の模索 ハイイースト動乱考察 5のレビュー

幻想水滸伝3について

この物語はヒクサクに振り回されたルックという、シリーズ常連キャラクターがブチ切れてシャアならぬルックの逆襲って感じの物語になってます。

幻想水滸伝3では、ルックが「真なる風の紋章」を宿しているけど、2でもその片鱗を見せるイベントがあるんだよね。ハルモニアの友好国であるハイランドに助太刀するかたちで、2の戦争イベントに参戦した神官将ササライに対して、ルックが紋章の力を解放する。それまで宿していた紋章は、通常の風の紋章だったから、唐突だよね。てか、今までルックはサボってたのか

3は終始「のほほん」とした感じが抜けきらない作品で、平和ボケした日常に突如迫りくるルックの魔の手。みたいな感じで物語は進んでいくの。

2のシリアスな雰囲気は微塵も感じられず、前作で主人公を暗殺しようとしてたルシアなんかは、ヒューゴの肝っ玉母ちゃんに華麗なる転身を遂げています。でも、こんな雰囲気がルックの孤独感を際立たせてくれるのかな?

ルックの真なる風の紋章の力は凄まじくて、五行をぶつけて世界を破滅だっけ?遠大な野望なんだけど、この野望の根底にあるのはルックのちっぽけな感情なんだよね。

本作をプレイしたファンの感想としては、そんなルックに同情するプレーヤー、なんだこいつただのわがままジャンって突き放すプレーヤーと、 賛否両論みたいで、私はルックに感情移入したタイプ。

最後の最後に、物語の立役者であるレックナートが登場するというにくい演出があるんだけど、108星を揃えて、このイベントを見た時は少し泣きそうになった。

ルックには、師匠であるレックナートに認めてもらいたいという気持ちも少しはあったのじゃないかな?そう考えると、こんな構図が成り立つよね。

自らの目的のために突き進むレックナート←自らの死生観について模索しつつも必死で師匠を追いかけるルック←そんなルックに健気に付き添い見守るサラ

この方程式にキュンとしてしまい。1では、ただのこまっしゃくれた子供だった。あのルックの歪な青春って感じなのかな?1から既に魔法は強力だったけど。

そんなルックの心の闇につけこんで、利用してるんだか、利用されてるんだか、ごっちゃになってるユーバー様もいかしてたね。こいつって、人外故の余裕なんだかわからないんだけど、どこか抜けてるんだよね~。ウインディを利用した時もそんな感じだったし。

どうせなら「八房の紋章」の片鱗でも見せてほしかったよね。八鬼って何よ、八鬼って。ファンには天威星に陣取ったルシアが恨めしかった人も多いのでは?

私のペシュがあああぁぁ。私のペシュがあああぁぁ。みたいなwww
他にも3にはファンならではの感情の発露がたくさんあったよね。

あいつらを差し置いてエッジ登場

エッジてめぇ。なんで星辰剣持ってんだよっ!?熊さんとハンサム青鉢巻どうしたぁ~オラあぁ(怒

満を持してを装ってのエステラ登場

まさかク、ク…ロウリー様なの?それともメイザースなの?からぁぁ~のおぉ、エステラの脱力感ったらなかった。

ただ、エステラの言ってたゴルディアスが5のフェイタスに本当に存在していたのは面白かった。こんな伏線の一つ一つが幻水の魅力でもあるんだよね。

こんなところかな?イベントとしてはクリスとリリィのビンタの応酬なんてのも見たかったな。

リリィ『アンタ、その甲冑なんなのよ』
クリス『そっちこそ、その帽子なんなのよ。今時ウエスタンフリークって、さすがティントくんだりの田舎娘ね。こちとらゼクセン連邦にチヤホヤされながら育った生粋のお嬢さね』

みたいな感じで始まるのかな?間違いなくリリィから吹っかけたような気がする。でも、クリスにとって、リリィは数少ない感情を出せる相手なんじゃないかな?

リリィは、ティントのグスタフの娘なんで、リリィ・ペンドラゴンという、しっかりとした名前も設定されているんだよね。ちなみに、2の子供時代のグラフィックはめちゃくちゃ可愛らしい。

他にもマリィ・カーンやシエラ・ミケーネ、リイン・ペンネンバーグと、ネクロードイベント界隈のキャラは、なぜか名前がちゃんと設定されている。ヴァンパイア物語と爵位は付きものだからだろうか?

シリーズで気になるキャラクター

ゼラセ

レックナートとの関係が非常に気になる。しかも夜の紋章の眷属持ち、この眷属は眷属系紋章の中でもレアなタイプなんじゃないかなぁ、と勝手に思ってる。

エレシュ

なんちゃって貴族との2択は痛かった。スノウを思わせるユーラムは結構好きだったんだけどな。ナガール教主国の上級神官だっけ?とっても気になる設定だね。てか、5で、またまた、たくさんの伏線をばら撒いてくれたよね。

キリィ

結局5でもシンダルの謎はあまり進展せず。ただ、ローレライが洗練されたお姉さまキャラからツンデレ娘に変化してたのは割と良かった。人間変わるものね。あと、なんだかの森でのイベントが外伝のビッキーイベントとかかってたのもナイス。

トロイ

こいつはぜひ再登場させて欲しいキャラ。4での存在感は凄まじかったね。ある意味敵キャラじゃルカブライトの次に好きかも。テッド君かコイツかってくらいの存在感だった。てかテッドの存在感って凄いよね。はぁ?紋章砲って何?4=テッドじゃんみたいになってたもん。てか、紋章砲を作ったウォーロックのキャラがイマイチなんだよな。あれがシメオンだったら、割と締まりがあったんじゃない?

ゲオルグ

まぁ、包帯の後付的な設定がわかったのはいいけど、まだ物語に一度も登場してない「黒い月の戦士」ってのが異常に気になる。黒い月ん時も真っ白のチーズケーキを食ってたのかな?

炎の英雄

これも気になるね。ぜひ仲間として登場させて欲しかった。ルクレティアが小さな頃に真なる炎の紋章の暴走を見てるみたいだけど、そこら辺の関連イベントは絶対に見たいな。あとは、ゲドとの出会いとかね。

スノウ

スノウは憎めないよね。私は無理して育てて使ってたなぁ。特にラプソディアの吹っ切れた感は凄く良かった。

ビクトール

この人って普段、適当なこと言ってるから見誤られがちだけど、実は幻想水滸伝のキャラクター格付の中でも結構上位にくるような能力を持った人だよね。なんというか器がでかいというか、バランスが取れているというか。上司にしたいキャラクターを選ぶならこの人かな。ビクトールが上司だと、めっちゃ楽しそうだし、めっちゃ成長できそう。ナルトでいったらカカシ先生みたいな感じ?

キャザリー

やっぱりガンナーには惚れます。しかも、お姉様。ただし、便利紋章の真神行法の紋章を暗殺に使っちゃう怖い人です。魔弾の射手なんて呼び方で呼ばれてるみたいで、中二病の私はすぐにやられてしまいました(笑)。ゲオルグとのイベントは、もっと掘り下げてほしかった。

リヒャルト

このキャラって絶対女子人気を集めるために作ったキャラクターだよね。戦闘に勝利した時に言う台詞の『ミューラーさ~ん見てるぅぅ』が耳から離れない。若くして剣王と呼ばれるほどの凄腕で、憲兵隊の筆頭戦力みたい。また、下痢で実力が出し切れない、みたいな色々な意味でユルイ一面も魅力のひとつだよね。このキャラるろ剣の宗次郎とかぶるんだよな。剣技も瞬天殺バリだし。