プリズンブレイク 好きなキャラ シーン 名台詞

プリズンブレイクシリーズは、私が唯一ハマった海外ドラマといっても過言ではありません。そんなプリズンブレイクの好きなキャラや好きなシーンについて語る回です。

私はWebライティングをやっていますが、実は、プリズンブレイクとの出会いもライティング業務が関係しています。この作品は、本当にキャラが魅力的で、みんな好きってくらい好きなキャラが多いです。

好きなシーンもたくさんあって、定期的に視聴しているのですが、台詞まで覚えて、部屋で独り言を言いながらニヤニヤして観ています。多分、他人が見たら相当キモイはず(爆笑)。

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プリズンブレイクシリーズの雑感

まず、私がシリーズにどういった印象を持っているのか広い視野で確認します。私は、ファイナルブレイク(遅)でシリーズに出会い、その後、プリズンブレイク1を観て、10秒くらいで、その世界観に引き込まれました。

新シリーズであるシーズン5は、まだ観ておらず、シーズン1、シーズン4≒シーズン3、シーズン2の順番に好きです。ちなみに、シーズン1とシーズン4の間には、絶対障壁ともいえる、壁が存在します。

えっ!?マイケルって意外に嫌われてんの?

少し、シリーズの主人公であるマイケル・スコフィールドについて語ると、ネットを見て、意外に嫌われていることがわかり驚きました。

リンカーンに比べて弱い(そりゃ、そうやがな)、男らしくない、ナイーブなどなど嫌いな理由として散見されました。

私は、めっちゃ好きなキャラで、特にユーモアに富んだ、洗練された言い回しが好きですね。

「狙いはユーモアのセンス方じゃないな(シーズン4、16話)」とか、「今と同じことをしてるさ。ゼリー食べて、ドリンク飲んで(シーズン1 1話)」とか、「そこの眠り姫とか?(シーズン1、4話)」とか

こういったユーモアとボキャブラリーに富んだ言い回しは、日本にはない文化なので、とても引き込まれますね。

トゥイーナーの「(時給)19セント!?地獄だな兄弟(シーズン1、11話)」に対して「ムショさ、兄弟」なんて咄嗟に切り返すのも素敵。この人は、相手によって、最適な会話のトーンを演出するよね。

さすがにトゥイーナーの即興ラップには、フリーズしていたけど(爆笑)

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私が好きなのは吹替え版のプリズンブレイク

私がプリズンブレイクのキャラが好きな理由の半分が、吹替え声優が凄まじすぎるからです。おそらく、完璧に英語を理解して、英語版を観ても、好きにはならなかったと思います。

吹替え声優といえばセオドア・バッグウェルの若本さんが有名ですが、若本さんを筆頭に、べリックの林一夫さん、ケラーマンの内田聡明さん、セルフの横堀悦夫さん、クランツ将軍の森山周一郎(神)。

これらのキャラの声優さんが、違う人なんて、マジでありえん。もう、私の中で、細胞と癒着するかの如く、一心同体になってますね。

ほんと、プリズンブレイクは、実力派声優を揃えた感じで、最近有名なプロという名のど素人声優とは、比べ物にならないくらい技術が高いです。

私は、こういった吹替え技術は、職人芸だと思っていて、間違いなく「Cool Japan」の一翼を担うと思いますね。

オリジナル版を改良して、それ以上を作る。まるで、かつて種子島の職人たちが鉄砲にやってみせたことを彷彿とさせるようです。これぞ、ものづくり精神であり、大和魂です。

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好きなキャラクター ランキング

【第1位】ポール・ケラーマン

黙らないと頭に弾丸をぶち込む(爆笑、シーズン1、10話)

お客さん方も、マリ○ァナでも何でも好きにやってくれ(シーズン2、16話)

「僕はランス依存症です。」、「へぇ~、あんた医者なのか?」(シーズン2、4話)

だが人は信じないだろう。私が今持っているヘ○インを、そこに停めてあるお前の家庭的なミニバンの物入れに入れたら、私が手錠してお前を連行してやる。皆の前でな(シーズン1、6話)

笑って撃たれるのが最高の栄誉だそうだ。遅かったな…(シーズン1、22話)

俺を股の間から押し出した女が俺の母親とは限らない(シーズン2、18話)

お前にはただ…一緒に育った…兄の事だけを覚えていてほしい…(シーズン2、18話)

私はただもう、後戻りは、できないと言っているんです…我々みんなにとって、不幸な事です(シーズン1、10話)

「黙らないと頭に弾丸をぶち込む」だけど、これ十年来の親友であるヘイルに対しての台詞だかんね(笑)。なんか、アメリカの銃社会を体現してるような台詞だよね。親友でさえ、失言は許さない、みたいなっ。

ほんと、ポール・ケラーマンは大好きで、割とシーズン2に名シーンが多いんだけど、それほど好きではないシーズン2をストレスなく視聴できる癒しの存在。

その正体は、シークレットサービスのエージェントであり、レイノルズ副大統領の腹心。まさに七色の顔を持つ男で、ある時は乾燥肉の営業マン「オーウェン・クラベッキ」、また、ある時は「ご近所さん(笑)」、そして、「クリスティンの兄…」

多種多様な役柄は、もちろんだけど、この人は表情の使い方がめちゃくちゃ豊かで、本当に見てて飽きない。基本的に優秀なエージェントなんだけど、相手が悪すぎたのか、かつての栄光は脆くも崩れ去っていくんだよね。

しかし、その下手を打って、ドツボにハマっていくケラーマンが最高で、随所に散りばめられた暴言をメモして、ケラーマン神回として、プリズンプリズンブレイクを見返すことも多い。

シーズン2中盤からは、レイノルズ大統領に捨てられた私怨から、マイケルたちの味方をするんだけど、吹っ切れたのか流石は元シークレットサービスと言える場面が多いよね。

あと、お兄ちゃんの顔で妹のキャサリンにお別れを言った後に、ホテルの一室で自決に失敗する回は名シーンだよね。軍服に身を包んで、遺書を書こうとするんだけど、その手が震えて何度も失敗するの。

これまで、たくさん死体を絨毯の下に隠してきた(笑)ケラーマンが死の恐怖と隣り合わせになり、震えるって演出は奥深いと思う。そして、シーズン2の最後には軍人としての誇りを魅せたよね。

シーズン4では、最後の最後に達観した姿で登場し、後にキャロライン・レイノルズの意思を継いでか、議員になりました。シーズン5でも登場するらしい。

あああぁああああぁぁ、伝説のチョコチップクッキー食いてええぇえええええぇぇ

【第2位】ドナルド・セルフ

ばあちゃん家に里帰りした帰りに、グアダラハラ空港で拘留されるぞ。嬉しいか?登場拒否リストに載るんだ。このバッジに逆らうと、そうなる。(爆笑、シーズン4、6話)

「正直、これを渡すことしか考えてなかった…」、「あなたの人生は劇的に変わる」(シーズン4、7話)

「やめてくれ、リンカーン。この世にはまだ国の為に戦っている人間がいるんだ。君は知らないだろうがな。カーステレオを盗んだり悪さするのに忙しかったから」(シーズン4、1話)

警部、はっきり言っておこう。今日の事件は、マイアミのゴ○が減って助かるお馴染みのギャングの抗争とは違う。(爆笑、シーズン4、20話)

シーズン1のべリック、シーズン1、2のケラーマンのように、強力なスパイスとしてシーズン4に貢献した男。彼なしじゃ、シーズン4の魅力は半減したでしょう。

国土安全保障省の職員として、強権を振りかざしまくるのが最高。初期の頃は、上の台詞からもわかるとおり、国の為に忠義を尽くすエージェントという感じだった。

でも、自分が今まで信じていた正義に疑問を抱くようになってからは、面白いほどに小物臭漂うキャラに変貌していく。そんな人間臭いところが大好きで、ある意味、一番の悲劇を背負った男かもしれない。

FBIの強引な事情聴取により、脳に障害を負ってしまった彼だけど、シーズン4の最終話で病院の窓際で外を見渡すセルフを見た時は、何とも言えない気持ちになったよ。

あと、その回の映像を持ってないんでわかんないけど、「グランデサイズ、9ドルもしたよ。カリフォルニアが誇る、どこより上手いコーヒーだ(高っ!?、シーズン4第8話)」なんて台詞も好きだった。

【第3位】ブラッド・べリック

ここじゃ、十戒なんてクソくらえだ(シーズン1、1話)

鼻風邪ひくなよぉ~(シーズン1、13話)

全く、ガキのスペリング大会より進みが悪い(爆笑、シーズン1、15話)

バ・バ・ボン・バー(???、シーズン2、4話)

それと帰る時、ドアの鍵を開けておいてくれないか?(爆笑、シーズン2、15話)

捜査局のブラッド・べリックだ(シーズン2、16話)

ピスタチオかぁ~、そいつわぁ、綺麗な名前だぁ~(シーズン3、3話)

シーズン1での鬼の看守長っぷり、シーズン2での憤怒追撃者べリック、シーズン3でのヘタれデルタフォース(笑)、シーズン4での壮絶なる死。

このように、この人がいなければプリズンブレイクは成り立たないってくらい重要なポジション。日本だけではなく、アメリカでも大人気のシーズン一の愛されキャラ。

べリックは、刑務官と囚人の両方を経験したからなのか、少しずつ正義と悪の境界に疑問を持っていくんだよね。自らも悪の看守長としてフォックス・リバーに君臨してたけど、更に上のSONAを経験することによって変わった。

自分のちっぽけさに気づくことで成長を遂げたのかシーズン4では、マイケルたちの未来を繋いで死ぬ。そこから、コール・ファイファー(ティーバッグ)の名プレゼンに繋がるんだけど、べリックを例に出すのは、グッときちゃうよね。

それと、シーズン1の1話で、入獄前の身体検査をするべリックとマイケルのやり取りは、「めっちゃ面白そうじゃん」って感じで、ツカミとして秀逸だと思う。

死んだべリックの追悼で、スクレがFBIのバッジの事を語った後にシーズン2の16話を見ると、全く視点が変わってくる。視聴者の心が急激にべリックに傾く瞬間って、絶対シーズン3だよなぁ。

【第4位】ジョナサン・クランツ(将軍)

モスルで受けた暴行をマッサージと、思わせてやる(シーズン3、8話)

人生は奇なり、だ(シーズン4第15話)

63にもなって、まだ辛いとなぁ、女に裏切られる事が(シーズン4第11話)

常に…備えあり(シーズン4、22話)

私の所に面会に来そうな者をリストにしたら君の名前は一番下だ。キリストとスクービードゥーよりなぁ(ファイナルブレイク前編)

作中でマイケルがクランツ将軍の事を「老練な元軍人」なんて評するけど、まさにそのとおりの人物。裏組織の長として国を牛耳ってるだけあって、攻め時と引き際をわきまえてるよね。

スキュラを盗まれ、部下に助言を求められ「わからん…」と、弱みを見せたり、単なる冷酷な支配者ではなさそう。

クランツ将軍は、プリズンブレイクで一番好きな声といっても過言ではないくらいで、マジでシブいよね。この声優さん。私としては、トリックのナレーター役でお馴染みすぎる人。

クランツ将軍の「人生は奇なり、だ」は、重みが半端ねぇ。

【第5位】デイビッド・アポルスキス(トゥイーナー)

へっ、この腰抜けぇ~、今度俺に絡んだらボコボコにしてやるからなぁ~(シーズン1、9話)

べリクにティーバック、ドーンとカムバック、馬鹿ばっかり…(爆笑、シーズン1、11話)

「いやぁ、ただの時計なんて代物はねぇ」「つまり、盗むにはちょっとしたトリックが必要ってこと」(シーズン1、11話)

フォーナス・ワグナーの野郎(シーズン1、19話)

返事くれたら、スゲェ嬉しい(シーズン2、7話)

制作陣としては、トゥイーナーには、もっと頑張ってほしかったんじゃないかな?でも、この人、放映中に捕まっちゃったんだよね。

シーズン2の半ばで、アレクサンダー・マホーンの凶弾に倒れちゃうんだけど、デブラ・ジーン・ベルとの最後のシーンは泣かすよね。

あと、マイケルに頼まれてギアリーの時計(元はマイケルの物)を盗むシーンなんだけど、前後のやり取り含め、めっちゃ好き。なんか、囚人それぞれに長所があって、その長所をマイケルが上手く利用するって、RPGの謎解き要素に近いよね。

それと、トゥイーナーは、シーズン3のマクグレディ並に可哀想な理由で重警備刑務所に入ってるよね。まぁ、シーノートもそうか。

どちらにしても、シーズン2で貴重な青年キャラを失ってしまったのは、大きな痛手だったような。やっぱ、トゥイーナー、ウエストモアランド、ヘイワイヤー、アブルッチと、魅力的なキャラを軒並み浪費させてしまったのは辛い。

いくらマホーンが魅力的でも、この数はカバーしきれんだろ。

【第6位】チャールズ・ウエストモアランド

そりゃあぁ、俺が真っ先に飛んでいくマヌケだからな(シーズン1、15話)

さっさと働らきぇぃ。お前みたいな若い奴はムショの仕組みをわかってなくて困る。(シーズン1、15話)

「(移送命令を取り消しにする方法は?)50ほどある」(すげぇ!?、シーズン1、5話)

この人がフォックス・リバーにいたお陰で、作品としての奥深さが、数段階アップしたよね。基本的には、模範囚として大人しくしてるけど、マイケルに知恵を貸したりすることも多かった。

シーズン4では、まさかのマイケルの記憶の中に登場し、マイケル復活の手助けまでしたからね。

しかし、稀代の窃盗犯としての血が騒ぐのか、荒い一面が垣間見えることもあり、そこもまた魅力的。コーヒーメーカーに細工してタバコを吸うシーンとか、シーノートのピンチを迫真の演技で救うシーンとか、好きだったな。