ドラクエ6 テリー 最強装備 ステータス 職業 考察 えっ!?エスターク(笑)

ドラクエ6キャラの中でも、プレーヤーの想像力を掻き立てるのがテリー。そんな彼のステータスや最強装備、人物考察です。なぜかエスターク説もアリ。

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テリーのステータス 職業や育成方針

「ドランゴ引換券」の異名を取る事からもわかるとおり、育成方針は育てない事(笑)

デュラン撃破後の加入にもかかわらず、初期レベルが23…。これだけ主人公たちとレベル差があるのにもかかわらず、ステータスも中途半端。

ステータスの特徴としては、控え目な主人公という感じで、ほぼ全ての重要能力において、主人公に劣ってしまっている。もちろん、攻撃力は、ハッサンや同時期加入のドランゴに勝てるわけもなく…。

レベル99でも、力が330、MP600と、物理アタッカーが難しく、マダンテ要因としてもパッとしない。

唯一の特徴が、戦士マスターのみでバトルマスターになれる点で、こちらも無条件でドラゴンになれるドランゴの足元にも及ばない。

逆に、戦士マスターもなしで、いきなりバトルマスターになれる仕様なら、意外に面白かったかもしれない。なぜなら、正拳突き、隼斬り、未習得状態で、「真空斬り」、「ゾンビ斬り」などを習得したAIの挙動が気になるから。

その結果、吹雪の剣を装備した時に、真空斬りやゾンビ斬りを頻繁に使うのであれば、十分に強キャラだった。

最強パーティー考察において、プレーヤーを悩ませない意味では、優秀なキャラかもしれない(笑)。ドランゴなどは、ステータスが良いので、最終選考まで残る悩ましいキャラだというのに…。

というか、レベル99の時点で、守る対象だったミレーユ姉さんの力と30しか違わないって、どうなのよ…。HPも50差、MPに至っては、大きく水をあけられた状態。

素直にドランゴを育てるべきだが、仮に育成するなら、バトルマスターを極めた後に、ドラゴンに転職させれば多少は使えるかもしれない。

しかし、テリー加入段階で非常に貴重な「ドラゴンの悟り」を彼に献上するか難しいところ。バトルマスターを極めて、魔人斬りやメタル斬りを使えるメタル狩り要因として使う方法もある。

テリーのステータス

Lv素早さ身の守り賢さHPMP
2387120616325845
401161186288310110
60180150100150470260
80256201146226613434
99330250190300750600

テリーの最強装備

武器オリハルコンの牙(吹雪の剣)
メタルキングの盾(オーガシールド)
メタルキングの鎧
メタルキングヘルム
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テリーの人物像と考察

出会いは噂から

テリーと主人公たちの出会いは、サンマリーノでの噂。とても強い、旅のイケメン剣士の話題でサンマリーノは持ちきりになっており、その中でも熱を上げるのはビビアン。

ビビアンは、サンマリーノの船着き場2Fの酒場でバニーガールをやっている女性。サンマリーノ東の森で、モンスターに襲われていたところ、テリーが助けてくれたらしい。

しかし、ビビアンは東の森で何をやっていたのだろうか?サンマリーノ東といえば、廃墟になったダーマくらいしかなく、その周囲は山岳地帯になっている。ビビアン=山ガール説。

乙女のピンチにさっそうを駆けつけ、去っていく、そんな青色の剣士の噂は各地に及ぶ。しかし、何も語らないわけではなく、世界一の剣を探しているという、目的を告げ去っていく。

サンマリーノの武器屋

テリーはサンマリーノを訪れた際、武器屋で買い物をしたようだ。武器屋の店主が「カッコよかった」とテリーに憧れを抱いており、女将は「影のある少年」という印象を受けたようだ。

テリーはクールでニヒルを地で行くため、男性からの印象が悪く、女性からの印象が良いという極端なキャラ。しかし、武器屋の店主のように、男性ながらにテリーの魅力に気づく人物もいるようだ。ウホッ!!

また、この武器屋の店主は、サンディとジョセフの一件を目撃した後に会話すると、今度は鼻の下を伸ばしており、ミレーユの美貌にやられてしまったようだ。

これらの会話から、わずかな時間差によって、テリーの運命は大きく左右されてしまった。もし、サンマリーノでミレーユと邂逅していれば、闇に堕ちる事もなかったのかもしれない。まさに、運命の悪戯。

しかし、この段階のミレーユに、テリーに声をかける勇気があったかどうかは謎だが…。主人公やハッサンたちとの冒険により、数々の偉業を成し遂げて自信を経た結果、ヘルクラウド城でのイベントがあったのかもしれない。

アークボルト城での苦渋

アークボルトでの一件は、ムドー撃破に乗りに乗った主人公たちへの戒めだったのかもしれない。

これまで噂でしか情報を得られなかった青い剣士が一向の前に現れる。重たそうな棺桶を引き、そっけない態度で、すぐに消えてしまう。

主人公たちが訪れた時、アークボルトでは怪物騒動が巻き起こっている。交通の要所でもある北西の洞窟に突如、強力な怪物が現れたらしい。

精強な軍隊と高い軍事力で有名なアークボルトの騎士団も歯が立たなかったようで、褒美を国宝の「雷鳴の剣」として、怪物を倒せるだけの強者を募っている。

最強の剣を探す青い剣士も、この噂を聞きつけ、怪物討伐に乗り出したというわけだ。

主人公たちも、その名が城下に轟く「雷光のブラスト」兵団長を負かし、怪物討伐の資格を得るも、あと一歩のところで、テリーに先を越されてしまう。

結果、「雷鳴の剣」はテリーの奪われてしまい、敢闘賞も設定しない王様からは何も貰えず…。プレーヤーからも恨みを買う事になる。テリー「はっはっはっ。じゃあな!」。

マジ、むかつく。(しかも、棺桶がないのにも関わらず、ゆっくり歩いている)。また、この騒動をきっかけにテリーは「青い閃光」などと呼ばれるようになったらしい。

ブラストは、テリーに負けた後に、主人公たちにも負け、その名も地に堕ちた可哀そうなキャラ。この事がきっかけで、父を誇りに思っていた少年も酷くふさぎ込んでしまう。

後に少年は、父に説かれ元気を取り戻すが、ブラストこそ狭間の世界に出現しても、おかしくないキャラだと思う。まぁ、それだけ彼の精神が強靭だったということか。

ガンディーノの悲劇

テリーの人格形成に多大な影響を与えたのが、本作から10年前の悲劇。当時のガンディーノでは、先代の王の圧政に民が苦しんでいたようだ。

その暴君ぶりを特に現しているのが奴隷制度で、ミレーユとテリーは、この制度の被害者。ガンディーノで暮らしていたミレーユは、ある日、悪魔の囁きに惑わされた父(義父か実父か不明)により、取引されてしまう。

取引相手は、当時のガンディーノで、その名を轟かせていたギンドロ組。ギンドロ組は、先代の王と蜜月関係で、親分は「ガンディーノの闇の帝王」と恐れられていたらしい。

ミレーユは、ガンディーノでも有名な美少女だったため、追い打ちをかけるように、その美貌に嫉妬した皇太后の恨みを買ってしまう。

しかし、あまりの凄惨な光景を見るに見かねた囚人の男性が、決死の思いでミレーユをガンディーノから逃がす。ちなみに、その男性については、ガンディーノの牢屋にて会話できる。

男性の話によると、ミレーユは既に、ムドー城に行くための竜を呼び出した「伝説の笛」を持っていたようだ。

一方、姉を奪われてしまったテリーは、単身ギンドロ組のアジトに乗り込み、構成員に大怪我を負わせるも、返り討ちに遭ってしまう。その構成員は、10年後の今でも後遺症に悩まされている模様。

このような悲劇の体験が、テリーに強さを求めさせる。

伝説の剣を求めて

マウントスノー地方に伝わる伝説の剣の伝承を求めて、この地に降り立ったテリー。伝説の剣、唯一の手掛かりであるザム神官も見つからず、ふもとの村にはゴランという男がいただけ。

何とか、伝説の剣の在り処にたどり着くも、封印の扉が開かない。そんな時、封印の扉を解放する主人公たちを目撃する。

狡猾なるテリーは、アークボルトの怪物騒動の時、雷鳴の剣をかけて、主人公たちと競った事を思い出す。どうやら、ムドーを倒したのもこいつららしい。

商売敵として、主人公たちの実力を信頼したテリーは、取りあえず後をつける事にする。

テリー「おっと こりゃあ いいタイミングだったな。ちょっと 失礼!」。白々しいにも程がある(爆笑)。内心ドキドキだったんじゃない?

テリー1人語りモード「……フッ。伝説なんて しょせん こんなものかも 知れんな。」。その後も、好き放題、言いたい事だけ言って去っていく。

テリー、闇に堕ちる

伝説の剣探しも徒労に終わり、目的を見失うテリー。そんなテリーの心を見透かすかのように、大魔王デスタムーアの側近であるデュランの勧誘を受ける。

強さこそが存在意義となっていたテリーにとっては、願ってもないチャンス。そんなテリーの前に、見違える程の輝きを放つラミアスの剣を携えた主人公たちが立ちはだかる。

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テリー考察 番外編

ビビアンとの再会

テリーを仲間にした後に、テリーをパーティーに入れて、サンマリーノのビビアンと会話すると、感動の再開を果たす。

助けてもらったお礼を言われ「そんなことも あったかな……」とクールに決める。また、アークボルトの防具屋の女性もテリーを連れて行くと、会話が変わる。

サンマリーノのカジノに入り浸るテリー

目撃情報こそ出ていないが、初期装備のドラゴンシールドは、サンマリーノにあるカジノの景品。強い装備を見ると、熱くなってしまう性格が災いし、カジノにかなりのお金を使ったとか?

同じく初期装備のドラゴンメイルより、強いプラチナメイルを手に入れてない事を考えると、やっとの思いでコイン2000枚を貯めたのかもしれない。

彼は、ストイックに強さを求める性格のような印象を受けつつも、実は放浪生活をエンジョイしているようで、「伝説なんて、しょせんこんなもの」という台詞からも軽さが窺える。

「オリハルコンの牙」装備可能の意味は?

ハッサンすら装備できない(笑)オリハルコンの牙をテリーは装備可能。個人的に、これには2通りの理由があると思っている。

ひとつは、GBのドラゴンクエストモンスターズで描かれた物語の体験だ。幼少期、モンスターたちと苦楽を共にした経験をふと思い出し、オリハルコンの牙を装備してみたら、意外に大丈夫だったという説。

もうひとつは、幼少期にガンディーノを飛び出した後の過酷な野宿生活により、顎が鍛えられた、という説。どちらにしても、見た目からは想像できない野生児な一面を持っているようだ。

デュランとは馬が合う?

テリーを遊び人にして、職業レベル8まで上げると、稀にデュランから教えてもらった遊びとしてジゴスパークを放つ。

デュランの元で何をやっていたのか激しく気になるが、デュランとは意外に馬が合ったのかもしれない。独学で剣術を学んだテリーにとって、デュランは師匠のような存在だったのかもしれない。

テリーがエスターク説

この説、最初知った時、めっちゃうけたんですが、一度、闇落ちしたテリーなら十分にありえそうだよね。

人間への復讐で進化の秘宝に手を出したピサロ。出世欲?で手を出したエビルプリースト。エスタークは、純粋に強さを求めて手を出したのかな?

ただし、デスコッドにサンチョと5主人公の息子と娘らしきキャラが存在するので、どうなんだろう。まぁ、夢の中の話のようだし、時系列がよくわからん。

GBはテリーの夢

そもそも本作の夢の世界というのが、ムドー(デスタムーア)に挑んだ代償なのか、どうかによっても違ってくるが、GBの冒険はテリーの夢という説も面白そう。

本作では井戸から現実と夢を行き来するが、モンスターズではタンスを使って行き来する。GB版のテリーの家と、ガンディーノの家は、構造が違うので、ガンディーノに来る前なのか?

また、そもそもガンディーノの両親と血が繋がっているのだろうか?星降りの大会前の冒険では、デュランと闇堕ちした自身と邂逅したりもする。

さらに、GB版発売当時は、メインタイトルが6までしか発売されていないので、星降りの大会後のおまけダンジョンのボスは、デスタムーアまで。

ムドーと同様、夢の世界のデスタムーアを倒して、自分を取り戻し、DQ6の現実世界に引き戻された、というのも面白そう。その証拠に、ラミアスの剣を手に入れた時点で、大魔王の存在を知っていたようだし。