FF5 ドラゴンゾンビー 竜の牙

ドラゴンゾンビーは、ゴーレムと嫁姑の関係。ドロップアイテムの竜の牙がギル稼ぎに最適。なぜか次元の狭間を目指す。などなど、意外な魅力を持っているモンスター。前作、次作では振るわなかったが、本作ではその存在感を遺憾なく発揮?

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FF5前後のドラゴンゾンビー

調べてみると、FF3にも出現したらしい。全く覚えていないが。FF4ではレギュラーから外され、代わりにサウルスゾンビーなどのモンスターが終盤に登場した。

FF4では、無駄にHPが高い弱いモンスターというイメージがあり、セシルの通常攻撃の前になすすべもなく沈みがち。

FF5では、見事に復活し、ドラゴンゾンビー、アルケオザウルス、シールドドラゴンが同系統のモンスターとして登録されていた。

第二世界最高のレベル上げスポットとなる封印城クーザーのシールドドラゴンの印象が強いプレーヤーが多いため、同じ系統のドラゴンゾンビーも強敵として記憶に残っている人は多いのではないだろうか。

ちなみに、ドランゴゾンビではなく、ドラゴンゾンビーなのは、制作陣のこだわりが反映されているのだろうか?サウルスゾンビーも同じ。

続く、FF6では、魔大陸手前の「封魔壁の洞窟」に出現。同系統にいくつかのモンスターが登録され、ひとつ前がドラゴンフォシル。

確か、コーリゲン周辺の砂漠に出現するモンスターだったと思うが、こいつの砂嵐が強烈で、個人的には、ドラゴンフォシルのがずっと印象に残っている。

逆に、肝心のドラゴンゾンビは、マッシュのオーラキャノンに粉砕されまくるイメージしかない…。

というのも、封魔壁の洞窟は、ブラックジャック号の入手により、崩壊前では、かなり自由に動ける時期である。それに伴いレベルを上げる事も多く、万全の状態で攻略されやすいダンジョン。

また、洞窟内にはアルテマウエポンや源氏の小手など、戦力アップを実感しやすいアイテムが多いので、試し斬りの的にされやすいのだ。

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FF5のドラゴンゾンビー

FF5では、第二世界(ガラフの世界)に攻略する飛竜の谷で出現する。少し陰湿な性格をしている奴で、さながらスネ夫のボーンドラゴンを引き連れて、ゴーレム相手にジャイアニズムを炸裂させている。

ゴーレム加入前に、逃走すると、ドラゴンゾンビーを倒していても、再びジャイアニズムを展開した状態でエンカウント。これが、ケルブの伝承として語り継がれている、飛竜の谷の怪奇『三すくみの理論』(笑)。

憎きレクイエム

同ダンジョンに出現するモンスターと比較すれば、かなり能力が高い。ボーンドラゴンも同様で、ドラゴンゾンビーは、更にひとまわり高い能力を有する。

しかし、ケルブの村の北門右側で半狂乱になっているウェアウルフから託された、レクイエムが驚異の攻撃力を発揮し、バッツたちにとっては、格好の稼ぎスポット。

レクイエムは、アンデッドに限り、属性強化なしの単体ガ系クラスの攻撃力を誇る、凄まじい攻撃手段なので、2キャラほど、聖歌隊を作っておけば、本当に倒しやすい敵。

戦利品の竜の牙が美味しい

第一世界では、ヒュドラやミニドラゴンのレアアイテムとしてしか増殖できなかった竜の牙。しかし、ドラゴンゾンビーは、倒すと100%の確率でドロップするので、ギル稼ぎとしても優秀。

竜の牙は、1本2500ギルで売却可能かつ、調合においては、ドラゴンパワーの必須アイテムでもある。また、レア盗むとしてダークマターを所持しているので、第一世界のプロトタイプから稼いでいなかったプレーヤーにとっては朗報。

竜の牙やレクイエムの存在により、飛竜の谷をレベル上げスポットとして活用したプレーヤーは意外に多いのではないだろうか。そんな意味でも、それなりの印象値があるモンスター。

なぜか次元の狭間に出現!?

ドラゴンゾンビーの考察は、なかなか深い。ドラゴンゾンビーが出現するのは上で紹介したとおり飛竜の谷。しかし、なぜか終盤になって、ひょっこりバッツたちの前に現れる。

その場所が次元の狭間で、洞窟パートの外観(崖)に低確率で出現する。また、出現するのは飛竜の谷でゴーレムを入手していない場合に限り、入手している場合は、リカオン×5に変更される。

出現の際には、飛竜の谷同様、ゴーレムにボーンドラゴンと共にジャイアニズムを展開している。自分たちにとって圧倒的な格上モンスターがひしめく総本山に一緒に出向くなんて、お前ら実は仲が良いんじゃ…。

テレビドラマによくある、いじめられっ子といじめっ子が卒業式には一番の親友同士になる、みたいな感じなのか?

しかしながら、飛竜の谷勢は、なかなか骨のあるモンスターが揃っている。先の3体に限らず、プアゾンイーグルやドリッピー、リカオンなど、総出で次元の狭間に乗り込んでいる様を見ると、後の時代を作る最悪の世代の一角なのかもしれない。

次元の狭間には、同様の現象として、ラムウが出現する。この耄碌じいさんは、生息域であるイストリーの森ごと、ブラックホールに吸い込まれたので理解できる。

しかし、飛竜の谷は、一切ブラックホールの影響を受けていないので、どう考えても乗り込んだ説が濃厚。オメガを傍らに、自分のスタンスを一切崩さない、ドラゴンゾンビーとボーンドラゴンは、結構凄い。

他に、ギードの祠からメタモルファ、エクスデス城から3色ドラゴンなどが乗り込んだようだが、最も進出に成功した第二世界勢は、次元城の屋上にまで勢力を拡大したマモン+ミニマジシャン+ガジェラガジェリである。まさに、ムーアの神秘。

低レベルプレイ時はレベル上げ衝動に駆られる

上で紹介したとおり、戦利品が美味しく、倒しやすいモンスターなので、レベル上げ大好きな私のようなプレーヤーは、レベル上げ衝動に駆られる事も多いのかもしれない。

しかし、取得EXPが多めなので、少し戦っただけでも、すぐに低レベルプレイとは言えない状態になってしまう。

第二世界は、低レベルプレイをしている人にとって、石像、シールドドラゴン、ドラゴンゾンビー、バリアの塔、エクスデス城などなど、目の毒になるようなスポットが多い。

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ドラゴンゾンビーと愉快な仲間たち説

ドラゴンゾンビーについて考察してみると、意外にバラエティに富んだモンスターであることがわかった。

ドラゴンゾンビーと愉快な仲間たち説は、結構、想像力が膨らみ、クスっとしてしまう。決めては、やはり、あの図体でゴーレムをいびってる点だろう。

また、次元の狭間で順調に勢力を拡大し、ラストフロアに出現するネクロマンサーとの邂逅も面白そうだ。更に、その手前でギルガメッシュと合流し、快進撃を続けるかもしれない。