FF5 魔法剣士 魔法剣の詳細

FF5の魔法剣士のジョブは魔法剣が特徴。属性弱点を突いた時にダメージが跳ね上がる強力なアビリティで、魔法剣士の使い方が初心者と中級者を分ける基準?地味に役立つ魔法剣ブレイク。強力無比な魔法剣フレア。極めつけがオメガを一撃のもとに葬り去る魔法剣サンダガ。

ナイトモンクシーフ白魔導士黒魔導士青魔導士
バーサーカー魔法剣士時魔導士召喚士赤魔導士ものまねし
魔獣使い風水士忍者狩人吟遊詩人
竜騎士踊り子薬師
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魔法剣士の詳細

ドラクエで言うところの魔法戦士に値する。FFの魔法剣士は、剣と魔法を融合した戦術が可能で、単に魔法が使える戦士というわけではない。

固有アビリティに魔法剣という非常に強力な攻撃手段を持っており、魔法剣で敵の弱点を突くと、ダメージが跳ね上がる。また、魔法剣フレアのように純粋にダメージアップを図れる魔法剣もあり。

魔法剣の発動には、1ターン必要なので、初心者は手軽な黒魔法を選んでしまいがちだが、威力は同等で消費MPが圧倒的に有利だったり、発動さえすれば戦闘終了までMPなしで効果が持続したりと、魔法剣ならではのメリットがある。

魔法剣の特性と有効なアビリティの組み合わせさえ覚えてしまえば、非常に優秀なジョブなので、ぜひ使ってみてはいかがだろうか。特に、乱れ撃ちとの組み合わせは反則じみている。

また、もうひとつのジョブ特性として、瀕死になると魔法バリアが発生する特徴を持っている。

ステータスは、力と魔力のバランスタイプと思いきや、魔力は初期の「すっぴん」と同程度と普通。しかし、魔法剣は、ダメージが力依存なので、あまり関係ないだろう。

FF5のフレアは、フォークタワーに封印された魔法と、大層な扱いを受ける割に効果は不遇。同じ扱いのホーリーは属性強化が可能で、同じく属性強化が可能なガ系の足元にも及ばないダメ魔法。

一応、対象の魔法防御を下げて(魔法防御無視という演出の仕組み。ならシェルも貫通しろやっ!?…)ダメージを与える効果はあるが、FF5のモンスターはそこまで魔法防御が高くないので、結局、弱点も突けるガ系に軍配が上がる。

そんな不遇の黒魔法としてのフレアを救ったのが魔法剣士で、魔法剣フレアはどんな敵にもダメージが跳ね上がる超有用攻撃。

魔法剣士のステータス

+14
素早さ+14
体力+14
魔力+1

魔法剣士Lv〇の魔力上昇値(すっぴんと比較)

魔法剣Lv1±0
魔法剣Lv2±0
魔法剣Lv3±0
魔法剣Lv4±0
魔法剣Lv5±0
魔法剣Lv6+1(魔法剣士と同じ)

魔法剣士Lv〇の魔力上昇値(モンクと比較)

魔法剣Lv1+14
魔法剣Lv2+16
魔法剣Lv3+18
魔法剣Lv4+20
魔法剣Lv5+22
魔法剣Lv6+24(魔法剣士と同じ)
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魔法剣の詳細

魔法剣士の最大の特徴といえば、覚えた魔法の属性を剣や短剣に付加して強化できる点。魔法剣のかかる装備は、剣、騎士剣、短剣、忍者刀。

魔法剣は、通常の魔法とは違い、一度発動すると、別の魔法剣を使うか、戦闘が終了しない限り解除されない。ちなみに、戦闘不能後に復活させても魔法剣は発動したまま。

魔法剣の発動には1ターンを要し、魔法剣を使った次のターンから属性攻撃が可能。

魔法剣が発動すると攻撃前にエフェクトが発生するので、どんなモンスターにも効果があるように感じるが、実際に効果があるのはモンスターの弱点属性で攻撃した場合のみ。

また、乱れ撃ち時にはエフェクトは発生しないが、しっかりと効果は上乗せされている。属性強化効果のある装備をしたり、エレメンタルパワーを使ったりしても、威力は1.5倍にはならない。

基本的に属性魔法系の魔法剣は、弱点を突かない限り効果を発生しない。しかし、魔法剣フレアに限り、単純にダメージが上乗せされ、最終奥義に相応しい凶悪なダメージを有する。

属性魔法系の魔法剣は、ファイア、ファイラ、ファイガと魔法のレベルが高まる毎に上乗せされる威力も増える。

魔法剣は物理攻撃扱いなので、シェルの影響を受けない。逆にプロテスにはダメージを半減されてしまうので注意。

バーサク(白魔法)と相性が良い

魔法剣は白魔法のバーサクと相性が良い。バーサーカーのアビリティであるバーサクの場合、魔法剣を発動できない。

魔法剣は一度発動すると戦闘終了まで効果が続くので、魔法剣の後にバーサク状態にすると、狂戦士の攻撃力アップ効果の恩恵を最大限に受けられる。

消費MPが非常に低い

魔法剣は非常にコストパフォーマンスの良い属性攻撃。フレアは特別なので消費MPは大きいが、ガ系でもわずかMP15の消費で発動できる。

さらに、効果は戦闘終了まで持続するので、長期戦であればあるほどMP節約効果が活きる。低レベルパーティーでも十分に使える消費MPなので、特殊プレイをする場合にも役立つ。

ガ系で即死

中盤以降は楽にカンストダメージを叩き出すガ系の魔法剣なので、あまり意味はないが、ガ系の魔法剣で弱点を突くと、敵が即死する。

ボス相手には無効のようで、あくまでも通常モンスター(即死耐性が関係?)のみらしい。ダガーだろうが、グレートソードだろうが即死する。

どうやら魔法剣ホーリーでは弱点を突いても敵は即死しないようだ。

調合のライフシールドを使った相手にも即死は発生するようだ。
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魔法剣士のアビリティ

まほうバリア(10ABP)

瀕死になると魔法バリアを張るアビリティ。魔法バリアは白魔法のシェルと同じ効果。セットしても、あまり効果を感じられないアビリティなので、単なる通過点だろう。

なお、「まほうバリア」は、魔法剣士のジョブマスターで、「すっぴん/ものまねし」に継承される。

まほうけんLv1(20ABP)

魔法剣のLv1が使えるアビリティ。ファイア、ブリザド、サンダーが魔法剣のLv1に該当する。

水のクリスタルの入手タイミング上、ほとんど使う機会のない魔法剣。次の目的地であるカルナックの魔法屋で、すぐにラ系を購入する事ができるので、あえて使う必要がない。

また、消費MPもファイアやブリザドの魔法剣がMP2なのに対して、ラ系はMP5と大差がない。こちらも上位の魔法剣Lvのための通過点だろう。

まほうけんLv2(30ABP)

魔法剣のLv2が使えるアビリティ。ポイズン、サイレス、スリプルが魔法剣のLv2に該当する。

状態異常系の魔法剣が揃ったレベルで、モンスターを選べば有効な事もある。ピュロボロスに魔法剣サイレスなどは有名だが、「愛の歌」という更に効果の高い手段がある。

まほうけんLv3(50ABP)

魔法剣のLv3が使えるアビリティ。ファイラ、ブリザラ、サンダラが魔法剣のLv3に該当する。

このレベルから、いっきに魔法剣士が強くなる。リクイドフレイム、イフリート、アパンダ、ソルカノンと、ラ系魔法の購入から3属性が弱点のボスが目白押しなので、タイミングも良い。

商売敵になるであろう3色ロッドを装備してラ系を放つ戦法に追随するダメージなので、十分に使える。ただし、炎属性と雷属性に限り、忍術という超えられない壁が存在する…。

まほうけんLv4(70ABP)

魔法剣のLv4が使えるアビリティ。ドレイン、ブレイク、バイオが魔法剣のLv4に該当する。

ほぼ即死効果といっても過言ではない魔法剣ブレイクが地味に使える。狙うや乱れ撃ちで命中率を高めて使うと、回避率の高いモンスターも楽々落とせる。

乱れ撃ちと組み合わせて使うためにも、アビリティとして覚える事が重要。

まほうけんLv5(100ABP)

魔法剣のLv5が使えるアビリティ。ファイガ、ブリザガ、サンダガが魔法剣のLv5に該当する。

魔法剣のガ系で弱点を突かれると、ボスといえども瞬殺されてしまうくらいなので、非常に有用な魔法Lv。

まほうけんLv6(400ABP)

魔法剣のLv6が使えるアビリティ。ホーリー、フレア、アスピルが魔法剣のLv6に該当する。

魔法Lv系のアビリティにしては400という膨大なABPが習得に必要だが、このレベルで使える魔法剣フレアは、それを補って余りある活躍を見せてくれる。

二刀流状態の乱れ撃ちで魔法剣フレアを放つためには、必ずこのアビリティが必要なので、アタッカー役のキャラは、ぜひマスターしたい。

同じ位の魔法として封印されている魔法剣ホーリーだが、こちらは魔法剣フレアとは違い、白魔法のホーリーの方が圧倒的に強い。同Lvのアスピルも、青魔法の融合に後れを取る。

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魔法剣士と相性の良い他ジョブのアビリティ

乱れ撃ち

魔法剣のアビリティは、乱れ撃ちと組み合わせてこそ最大限の効果を発揮する。魔法剣は、非常に優秀なアビリティではあるが、魔法剣士の場合、十分に能力を発揮させられない。

魔法剣士の使う魔法剣は、アビリティ1枠の制約があるので、乱れ撃ちor格闘or両手持ちなどのアビリティから1つ選んで利用する事になる。

そのため、二刀流と乱れ撃ちを組み合わせた魔法剣は行えず、継承により強化された「すっぴん」こそが魔法剣の効果を最大限に発揮できる。

魔法剣は、基本的に属性を突く攻撃なので、ダメージが跳ね上がりやすい。ガ系が解放される中盤以降は割と簡単にカンストダメージが発生してしまう。

そのため、乱れ撃ちでダメージを散らす事により、魔法剣の高い総ダメージを発揮できる。

また、魔法剣の中には、スリプルやサイレス、ブレイクといった状態異常効果を持つタイプもある。

このタイプの魔法剣を乱れ撃ちで放てば、乱れ撃ちの必中特性かつ複数回攻撃が相まって、敵全体に状態異常をバラまける。オーディン戦で魔法剣ブレイクと黒魔法ブレイクの撃ち比べをしてみれば、その効果は一目瞭然だろう。

魔法剣フレアは、チキンナイフやラグナロクの二刀流で放てば凄まじいダメージになる。また、魔法剣フレアを前提にすれば、ルーンアクス×チキンナイフ、エクスカリバー×ラグナロクという2キャラ凶悪な攻撃力を有するキャラを作れる。

ラグナロクとエクスカリバーは、チキンナイフやルーンアクスの影に隠れやすいので、魔法剣フレアで栄光を取り戻そう。

格闘

魔法剣は物理攻撃扱いなので、魔力ではなく、力を上げる事が重要。そんな意味では、力をモンクと同等にする格闘はおあつらえ向きだろう。

格闘のアビリティの力上昇効果のみを有効活用できるジョブは少なく、大体が素手にして殴った方がダメージが出る。まぁ、インスタントアタッカーを作るアビリティなので当然と言えば当然だが。

しかし、魔法剣士の場合、魔法剣による属性分の上乗せダメージがあるので、格闘をセットし剣を装備した状態の方がダメージは高くなる。

また、魔法剣士は決して力の数値は低くはないが、ナイトやモンクと比べると見劣りする。そのため、ステータス面でも恩恵は大きいといえるだろう。

両手持ち

定番のアビリティで、魔法剣のダメージがさらに倍増する。序盤から中盤にかけておすすめの組み合わせで、手軽にダメージアップしたい場合によいだろう。

踊る

魔法剣状態で剣の舞が発生すると、もちろん強力だが、他の攻撃系ジョブにセットする場合と比べると効果は薄い。

魔法剣は、弱点を突いた時点でカンストダメージになる事が多く、そこに剣の舞でダメージを上乗せしても、過剰ダメージになるだけ。ダメージ限界突破でもあれば別だったのだが。

また、魔法剣士は「ラミアのティアラ」を装備できないため、剣の舞の発生確率を高める事もできない。

狙う

乱れ撃ちと魔法剣の組み合わせには勝てないが、習得までのABPは狙うの方が圧倒的に少ない。1撃当てれば勝ち、という状況を作り出せる状態異常系の魔法剣と組み合わせて使ってみるのもよいだろう。

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魔法剣士のおすすめ装備

チキンナイフ

最大まで攻撃力を上げた状態なら、オメガにすら魔法剣のサンダガで乱れ撃ちのカンストダメージを叩き出す。

魔法剣の乱れ撃ち状態なら、デメリットの逃走も発生しないので、魔法剣フレアやガ系で凶悪なダメージを奪える。

ダンシングダガー

初入手は中盤のモーグリの巣。攻撃時に一定確率で踊るが発生する装備なので、魔法剣状態のダンシングダガーで、剣の舞の発動を期待してみるのも面白い。

そこまで信頼性は高くないが、魔法剣の状態で剣の舞が発生すれば大ダメージを与えられる。

エンハンスソード

チキンナイフを除けば、魔法剣士が装備可能かつ魔法剣がかかる武器の中で最強。意識して回収すれば、イストリーの滝の宝箱から早い段階で入手する事も可能。