FF5 ものまねし

FF5のものまねしのジョブは味方キャラの直前の行動を真似るのが得意。なぜかアイテムを消費せず使ったり、MPを消費せずに魔法を発生させられたりする。もしかすると、具現化系の能力に位置するのかもしれない。「ぜになげ」に関しては、しっかりギルを消費するが、着服?

ナイトモンクシーフ白魔導士黒魔導士青魔導士
バーサーカー魔法剣士時魔導士召喚士赤魔導士ものまねし
魔獣使い風水士忍者狩人吟遊詩人
竜騎士踊り子薬師
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ものまねしの詳細

「ものまねし」は、「すっぴん」と似たような性質のアビリティで、マスターしたジョブの特性を一部継承する。継承する特性は、「すっぴん」に受け継がれるものと同じ。

ステータスも「すっぴん」と同じく、マスターしたジョブの中から、最も高いものが「ちから」や「まりょく」にそれぞれ採用される。そのため、ステータス面においては「すっぴん」と同様に最強候補。

しかし、「すっぴん」と比べると、装備できる武器で差を付けられていて、「ナイフ/ロッド/杖/盾」が装備可能。魔導士系のアビリティを扱う分には問題はないが、物理攻撃担当のアタッカーとしては力不足。

装備できる武器面では「すっぴん」に劣るが、アイテムコマンドを犠牲にする事で、アビリティを3つセットできるという唯一無二の特徴を持つ。

また、「ものまねし」のアビリティ枠には、固有アビリティの「ものまね」が必ずセットされ、その他3つのアビリティのセットが可能なので、4枠を任意で設定可能という考え方もできる。

なぜなら、他キャラのアビリティと素早さを調整する事で、「ものまね」により、任意のアビリティを発生させられるからだ。これは、「ものまねし」にあって、「すっぴん」にはない大きな優位性なので覚えておきたい。

「ものまねし」の習得できるアビリティは「ものまね」ひとつのみだが、これが非常に強力。ただし、「ものまね」のアビリティは、アビリティ枠の自由度が高い「ものまねし」こそが、最大限に活用可能。

装備できる武器の数は「すっぴん」に劣るが、防具はかなり広範囲に装備でき、盾装備も可能だし、クリスタル装備や源氏装備などの重装備も可能。そのため、防御面はトップクラスの性能だといえるだろう。

ただし、リボンをはじめとした踊り子専用装備を装備できないのは地味に痛い。また、犠牲にしたアイテムコマンドは、アビリティ欄でセットする事も可能。

「ものまねし」のジョブは、第一世界のウォルスの塔崩壊の際に、取れなかったクリスタルの欠片を第三世界で入手するという演出。

しかし、「ものまねし」というジョブの特異性を考えると、実は水のクリスタル最後のひと欠片は、別に存在するという設定も面白そうだ。

ものまねしのステータス

±0
素早さ±0
体力±0
魔力±0
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ものまねしのアビリティ

ものまね(999ABP)

自分の直前に行動した味方キャラの行動を真似るアビリティ。モンスターの行動は対象にならず、味方キャラと自分との間に行動を挟んでも無視する。

非常に有用なアビリティで、1番の特徴は、MP消費なし、アイテム消費なし、でアビリティを真似る事ができる点だ。一部、何かを消費してしまうアビリティもあるが、基本的には節約できる。

例としては、調合のドラゴンパワーを「ものまね」してアイテムを節約したり、フェニックスの塔に出現するマジックポットに献上するエリクサーを1個に留めたりできる。

「ものまねし」が習得する唯一のアビリティで、習得のためのABPは999と高いが、これでも必要ABPが少なすぎると思えるくらい有用性が高い。

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ものまねの仕様

カウンターとは相性が悪い

「ものまね」の直前にカウンターでの反撃が入ると、「たたかう」を真似してしまう。そのため、モンクのジョブマスターによって継承されるカウンターと「ものまねし」の相性は悪いといえるだろう。

防御やチェンジも「ものまね」対象

「ものまね」したい行動の間に、防御やチェンジを挟むと、それを真似してしまうので注意。

魔法のランプと「よびだす」

召喚を「ものまね」した場合、使用した召喚獣をそのまま真似る。しかし、「よびだす」を真似した場合、あくまでも「よびだす」を真似るので、発生した召喚獣が、また発生するとは限らない。

魔法のランプも同様で、真似した魔法のランプの使用から、魔力が1回分差し引かれたかたちで、召喚獣が発生する。つまり、バハムートが発生した魔法のランプを真似ると、リバイアサンが発生する。

「なげる」はアイテムが減らない

「ものまね」のアイテム節約効果の恩恵をダイレクトに受けられる行動。火遁の術や雷遁の術の個数は減らないし、強力なのが風魔手裏剣を真似る方法。

風魔手裏剣は、とても高いので使うのをためらう事も多いが、「ものまね」なら強力なダメージを連続して与えられる。

「ぜになげ」はギルを消費する

「ぜになげ」を真似した場合はアイテムとは違い、ギルを消費する。また、ダメージ計算は、「ものまね」をしたキャラの数値が使われるので、Lv1のキャラが、Lv99のキャラの「ぜになげ」を真似しても、威力は高まらない。

連続魔はそのまま真似

黒魔法や白魔法はもちろん、連続魔で発生した2連続魔法もソックリそのまま真似する。もちろん、MP消費はなし。

魔法剣は「ものまね」では発生しない

魔法剣を使用した後に「ものまね」をすると、使用した魔法剣を掛けるエフェクトは発生するが、実際には効果が発揮されない。

もし、「ものまね」で魔法剣が発生すれば、「両手持ち/剣装備/乱れ撃ち」の魔法剣フレアという、「ものまねし」のみの強力な物理攻撃が行えたのに残念。

「はなつ」の「ものまね」

「はなつ」に対して「ものまね」を使った場合、あくまでも「ものまね」を使用したキャラが捉えているモンスターが発生する。

また、モンスターを捕えていない場合、「たたかう」が発生して、ダメージはゼロになる。

オーディンの「ものまね」

召喚獣のオーディンを「ものまね」した場合、斬鉄剣やグングニルなど発生した技を真似るのではなく、オーディン自体を真似るので、その都度、斬鉄剣orグングニルの判定が行われる。

そのため、ラストフロア第二階層でのABP稼ぎなどには非常に重宝する。

ロッド・ガの「ものまね」

戦闘中にアイテム欄でロッドを使用してホーリーやファイガを放つロッド・ガを「ものまね」した場合、「ものまね」を使用したキャラの道具が使われる。

そのため、戦闘中に使用して効果を発揮する武器以外は何も起きない。また、ロッド・ガが発生する武器を装備していた場合、節約効果は見込めず、しっかりとロッドや杖は壊れる。

また、光の杖のホーリーを「ものまね」したキャラが、炎のロッドや雷のロッドを装備していた場合、全体ではなく単体にファイガやサンダガが発生する。

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ものまねしと相性の良い他ジョブのアビリティ

調合

「ものまね」は、調合のアイテム節約に使えるので、調合のアビリティとは相性が良い。

なげる

「ものまね」と「なげる」は相性が良く、アイテムを消費しない状態で投げられる。風魔手裏剣や攻撃力の高い武器を用意すると、大ダメージを連続して与えられる。

召喚Lv〇

召喚の高魔法レベル帯には、シルドラやバハムート、リバイアサンなどの強力な全体攻撃が揃うので、これを「ものまね」すれば、全体にまんべんなく大ダメージを与えられる。

効果のあるモンスターなら、オーディンの「ものまね」も強力だ。

連続魔

「ものまねし」は、そのジョブ特性から魔法系アビリティが向いている。その中でも、最終奥義にあたる連続魔は強力だ。

「ものまねし」のみが可能なアビリティセットである黒魔法+白魔法の連続魔、時空+召喚の連続魔なども可能。また、連続魔を他のキャラの「ものまね」で真似ると、MP消費なしで、強力な2連続魔法を放てる。