漫画 理想の上司 師匠 少年ジャンプ キャラVer フリーザはねえだろ(笑)

好きな漫画を中心に少年ジャンプ限定で理想の上司を追い求めてみました。理想の師匠ともいえるかもしれません。自来也、アバン先生、ビスケ辺りが一般的なのか?
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私の理想の上司像と思い出話

私の理想の上司像は、ただ1点。私を成長させてくれるか?です。部下想いだとか、優しいとか、人望があるからだとかは一切関係なく、その上司から得るものがあれば良い上司です。

また、これまでの社会経験を踏まえると、年配のとても頑固な上司とも、意外に馬が合います。

これまでの人生でとても思い出に残っている上司がいて、漫画のキャラで表すなら、「白ひげ」ことエドワード・ニューゲートです。

めちゃくちゃ頑固で、短気で、すぐにキレる上司でした。私も、ちょっとした食い違いからガチギレされた事が1度だけありました。

「なんだ、このオッサン!?」

みたいな感じだったんですが、見習いで短期間だけ在籍する事になった現場です。その後、すぐに別の現場に移ったのですが、最後の日に無理やり「すすきの」に連れて行かれて、食事をご馳走になった事が印象に残っています。

割と大衆的な居酒屋だったのですが、裏メニュー的なものも多く、その上司は常連だった事もあり、ポンポン裏メニュー的なものを頼んでいきました。

そのため、わずか1時間程度の利用だったのにもかかわらず、お会計は2万に届こうかという額。その後も2軒、3軒と、はしごして、お土産まで貰ったので、その日の出費は数万はくだらないはずです。

現場に配属された段階で、すぐ移動する事は決まっていたはずです。そんな一時的なスタッフに対して、思い付きで、それなりの餞別を贈る気風が良さがとても印象的だった上司です。

確か、ワンピースの白ひげも、近所の居酒屋かなんかのマスターがモデルになったんですよね。

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漫画キャラ理想の上司 少年ジャンプVer

界王様(ドラゴンボールZ)

ドラゴンボールの主人公である孫悟空は、様々な人物に師事しました。義理の祖父である孫悟飯、無天老師として崇められた亀仙人、戦の神カリンなどなど。

そんな中でも、師弟を超えた特別な関係になったのが界王様だったと思います。読者として、それを確信したのが、セル自爆により地球が絶体絶命のピンチに陥る場面。

孫悟空が、回避策として咄嗟に界王星への瞬間移動を決行したのは多くの読者が知っている事でしょう。そして、この行為は、ある意味、弟子から師匠への甘えとも考えられます。

界王星に初めて足を踏み入れた時と比べると、孫悟空は身も心も信じられないほどたくましくなりました。そんな、ある種の完成形に近づいた弟子から師匠への最後の甘えに界王様はどう思ったのでしょうか?

まさに界王様が孫悟空から絶大な信頼を得ている事を窺い知れる場面ですが、そんな界王様が上司だったら?はとても気になります。

アバン=デ=ジニュアール3世(ダイの大冒険)

数多くの弟子からアバン先生と形容を受ける、まさに理想の師匠を体現したような人物。ナルトのキャラである猿飛ヒルゼンの弟子達が3忍と評されるのと同じように、アバンの弟子達も「アバンの使徒」と評される。

その人物像は、全てにおいて天才。パーフェクト超人といえる人物。ドラクエ3の転職で、賢者に転職後、戦士、そして賢者、戦士と幾度、転生したのかわからないくらいの能力値。

世に存在する全ての呪文を網羅しているかのような幅広い呪文を使いこなし、オリジナルの秘術、奥義まで編み出している。ちなみに、物語の主人公であるダイに教えたアバン流殺法は、アバンが生み出したもの。

また、これだけの能力を有しながらも、決しておごる事はなく、自らの能力を隠すように三枚目キャラを演じます。しかし、時折、顔を出す鋭い表情や飄々とした態度には、アバンの能力の凄まじさが見え隠れするようです。

物語初期は、超一流の家庭教師として登場し、勇者育成業が本業。このことから、他人の能力を見抜く、洞察眼にも優れ、相手の本質を知った上で、真の意味での優しさを持って接する事ができる理想的な完璧人間。

このように、黄金時代ジャンプにおいても、ここまで理想的な能力を持った人物は他にいないのではないか?と思わせるくらい理想のキャラです。

こんなアバン先生が上司になったら、嫌でも能力が伸びそうです。アバンストラッシュを教えてもらいたい(笑)

赤犬、サカズキ(ワンピース)

私は、このタイプの上司。意外に好きです。超が付くほど堅物で、ゆとり世代には間違いなく老害扱いされそう(笑)

ただ、海軍大将(第一部)という地位から発せられる強権。ロギア系・悪魔の実上位種を極めた強さ。その強制力を背中に仕事をするのは、なんか楽しそう。

私が好きな赤犬の台詞に「わしが、逃がさん、言うたら。もう生きる事ァ、諦めんかいバカタレが…」ってのがあるんですけど、海軍大将の権力や赤犬の仕事のスタンスが体現されているようです。

これは、エースが堕ちて、頂上決戦から離脱しようとするルフィに対して向けられた言葉です。ルフィにとっては兄の敵だけど、組織運営には、こんな人物絶対に必要だと思います。

問題なのは、赤犬のようなタイプを抑止できる人物、調和できる人物があまりにも今の世の中に欠落しているのが問題。ワンピースでいえば、それが青キジこと、クザンなんでしょう。もしくは、センゴク元帥。

赤犬とは正反対の人物なので、両名瀕死の重傷を負ったとされるパンクハザードでの大喧嘩の末、不名誉除隊処分になったみたいですが。

玄海師範(幽遊白書)

弟子に鬼の修行を課す事で有名な霊光波動の達人。後に、玄海の霊光波動すら超える、聖光気を纏った仙水忍も、玄海に師事していれば、あんな悲惨な結果にはならなかったのではないでしょうか?

修行と称したシゴキにも、弟子への確かな愛情を感じられ、一番弟子の浦飯幽助もメキメキと上達していきました。

持ち前のMっ毛で、玄海師範にしごかれてみたい願望ありますっ!?その指導力は折り紙付きで、幽助のみならず、酎や凍矢なども瞬く間に強くなりました。諦めずついていけば、必ず何らかの見返りはありそう。ついていけるか?ですが…

というか、あの声で叱られたい。

比古清十郎(るろうに剣心)

主人公である緋村剣心の師匠。ブリーチの剣八のように、比古清十郎とは、飛天御剣流継承者に代々受け継がれる名称のようである。

作者いわく、あまりの強さに作中では扱いにくいキャラだったそうです。あの京都最強と謳われた人斬り抜刀斎に「不殺(ころさず)」の誓いを確固たるものにさせた人物だけあって、その能力は未知数。

結局、作中ではその強さを十分に見せつける事なく連載終了となってしまいましたが、彼が剣心にどのような修行をつけたのか、とっても気になります。

というか、その指導力で瀬田宗次郎に修行をつけるなんて物語があると、とっても面白そう。

自来也(ナルト)

伝説の初代火影、2代目火影に最も可愛がられた忍である木の葉のプロフェッサー猿飛ヒルゼンの志を最も色濃く受け継いだ三忍。火影製造機の異名をとる人物で、4代目火影「波風ミナト」、7代目火影「うずまきナルト」は、いずれも直系の愛弟子。

4代目火影の弟子にあたる「はたけカカシ」は6代目火影なり、同じ三忍として切磋琢磨した5代目火影「千手綱手」も含めると、実に4人もの火影誕生に深く関わった事になる。

また、持ち前の苦労性と面倒見の良さで、他国の忍である長門の輪廻眼開眼を手助けしたりもする。自来也の通る道に偉人あり。

こんな凄まじい人物なので、螺旋丸を教わりたい。

笛吹直大(魔人探偵脳噛ネウロ)

ネウロという漫画の面白さは何なのか?と考えてみれば、それは笛吹直大と吾代忍の成長といえるのではないでしょうか。

笛吹直大は、いわゆる警察のキャリア組で、初期は現場を知らないのにもかかわらず、現場に口を出したがる嫌味な奴として登場しました。

笛吹が桂木弥子やネウロと接点を持ち始めた時期は、丁度、怪物強盗サイの脅威が日本に再燃し始めた時期です。笛吹自ら捜査に積極的に参加するものの、ことごとく弥子&ネウロコンビに出し抜かれてしまいます。

しかし、諸悪の根源「シックス」や新しい血族の脅威に晒される事により、内に秘められた能力が覚醒。

当初は、曲がった事が大嫌いな潔癖症でしたが、後に目的のためには自らの手を汚す事も辞さない人物に変貌を遂げます。

手を汚すといっても、その根底には確固たる正義があり、その正義を支えるバランス感覚も伴った人物です。これにより類稀なる指揮官としての能力を発揮し、伝説の犯罪者「葛西善二郎」を追い詰めるまでになりました。

また、冷徹な指揮官を思わせつつ、実はかなりの激情家で、そのギャップにより、部下からの信頼も厚い。というか、覚醒してから凄まじいカリスマ性を発揮するようになり、読者にもびんびん伝わってきます。

この覚醒状態の笛吹直大は、少年ジャンプにおける、私が最も部下になりたい理想の上司かもしれません。おそらく、笛吹さんみたいな人が、今の日本に最も必要な人材なんでしょう。

「大半の国民は犯罪に頼る発想自体が滅多に頭をよぎらない」、「これは誇りこそすれ恥ではない」、「進んだ対策を取らざるをえない国こそが恥なのだ!!」(9巻72話より)

「おまえの居場所はここ(警察)だ」、「粉骨砕身」、「その能力を国家のために捧げるように!!」(11巻91話より)

「だが今諸君が最優先で守らなければならないのは!!」、「警官としてのプライドだ」(16巻141話より)

「私が死ねと言えば死んで欲しい!!」、「十日でも二十日でも不眠不休で働いて欲しい!!」(21巻181話より)

このようにとんだ名言製造機の笛吹さん。憲法9条信者のキチ〇イ共にはなりたくないけど、日本の犯罪対策をする上で、この気持ちが根底にある事は大事だよね。

そんな笛吹直大なんですが、アニメ版では、ほとんど出番がカットされているようで…まさに狂気の沙汰!!!

ブリーチは師匠キャラが豊富

上で紹介したキャラに比べると、印象値は下がりますが、ブリーチは理想の上司キャラ、師匠キャラが豊富だと思います。

やっぱり、隊長格に魅力的な人物が多いですよね。私は、十一番隊隊長「更木剣八」や部下の班目一角、綾瀬川弓親たちと馬鹿やってみたいです。

あと、総隊長「山本元柳斎重國」も赤犬と同じように怖いもの見たさで部下をやってみたいです。あの雀部長次郎忠息が、その下で働きたいがために、千年以上に渡り卍解を隠すほどの人望の正体を知りたい。

それと、人見知りの猿柿ひよ里からも慕われていた元十二番隊隊長「曳舟桐生」さんも気になる。零番隊として登場を果たしたけど、あんまり深く語られる事はなかったですよね。

そして、極めつけが浦原喜助でしょう。「戦いですよ、敗けたら、死ぬんス」、「死なない為に死ぬほど準備することなんて、みんなやってる事でしょう」。ユーハバッハに知の特化戦力と評されたほどの天才が発するこの言葉、めちゃくちゃ重みがありました。

この人に死ぬ気で食らいついていくと、自分の能力の限界を突破できそうな気がします。事実、主人公である黒崎一護は、凄まじい速さで天鎖斬月を修得しました。

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次点、少年ジャンプ理想の上司

ピッコロ(ドラゴンボールZ)

サイヤ人強襲編におけるピッコロと孫悟飯の師弟関係は、この世で最も美しい師弟関係だと豪語する私。これは、つけいる隙がないので、あえて挙げませんでした。

ビスケット・クルーガー(ハンター×ハンター)

叱られたい人急増中のお姉さん?姐さん?ゴンとキルアの念をジャンプアップさせた功績を持ち、ウイングを見る限り、指導者を育てるのにも長けていそう。

ビスケは、少年ジャンプ限定で、理想の上司ランキングをやったら、かなり多くの人が挙げそうです。あと、モラウさんなんかも上位にきそうですよね。

アイザック・ネテロ(ハンター×ハンター)

私のランキングでも挙げた、アバン先生や蒲原喜助、玄海師範なんかとは、厳しさという意味では通じる部分があるかと思います。

しかし、ネテロの場合、ゴンやキルアに課した課題からもわかるように、厳しすぎる!!という気もしています。まさに、クレイジーって言葉がぴったりではないでしょうか。

ガイ(ナルト)

ガイ先生とロック・リーの掛け合い、めっちゃ好きです。日向ネジやテンテンは、半ば呆れていましたが、私意外にあのノリ好きなんですよねぇ~。

なんか真面目に馬鹿をやる事が許されるオーラを纏っているのがガイ先生で、周囲を無理やり納得させてしまいそう。