FF5の踊り子のジョブといえば剣の舞。非力ながらも凶悪な攻撃力でボスクラスを次々に撃墜する。また、ラミアのティアラとアビリティの「かくとう」で手に付けられない存在と化す。願望としては乱れ撃ち状態の剣の舞をぜひ見たかった。
ナイト | モンク | シーフ | 白魔導士 | 黒魔導士 | 青魔導士 |
バーサーカー | 魔法剣士 | 時魔導士 | 召喚士 | 赤魔導士 | ものまねし |
魔獣使い | 風水士 | 忍者 | 狩人 | 吟遊詩人 | |
侍 | 竜騎士 | 踊り子 | 薬師 |
踊り子の詳細
固有アビリティで発生する「剣の舞」が、とにかく強力。「たたかう」の4倍程度のダメージを与え、非力な踊り子ですら、十分なダメージになってしまう。
ステータスの数値は、全ジョブ中でも、かなり低い部類で、力と素早さが「すっぴん」より少し高い程度で、体力や魔力は低い。また、HPが致命的に低く、防具も軽装備が中心なので、レベルが低いうちは、かなり落とされやすいだろう。
しかし、こうしたデメリットを踏まえても、最終兵器として価値は保たれており、「おどる」の剣の舞は、ぶっちぎりの反則技。まぁ、厳密にいえば他にもいくつかあるが。
また、踊り子に「かくとう」のアビリティをセットして、お手軽超アタッカーにするのもおすすめで、持ち前の生命力の低さで、落とすか、落とされるかの緊張感のある戦闘を楽しめる。
よくよく考えてみると、FF6のストレイキャットの「あばれる」で発生するネコキックは、賛否両論の剣の舞をどうしても残したかった…という制作陣の意思なのかもしれない。FF5の剣の舞に比べると、ネコキックは、知る人ぞ知る反則技として、ひっそりと存在する。
使ってみるとわかるが、なぜ踊り子が土のクリスタルでなければ、ならなかったのかがわかる性能。ただ、風のクリスタルで踊り子が手に入るFF5というのも面白そうだが。
踊り子のステータス
力 | +5 |
---|---|
素早さ | +5 |
体力 | -10 |
魔力 | -5 |
踊り子のアビリティ
いろめ(25ABP)
お色気の術でモンスターを1体を1ターン足止めできるアビリティ。効果のあるモンスターに上手く利用すれば、相手を完封できる。
ただし、「いろめ」を喰らって、1ターン分を消費(ドキドキしている)しなければ、次の「いろめ」は入らないので、扱いが難しい。
効果のあるモンスターは、なかなか多く、踊り子の主戦場である第二世界のボスにも効き目はあるようだ。確認した限りでは、飛竜草やエンキドウ、クリスタルに効いた。
ただし、飛竜草は特に耐性がザルなボスとして有名だし、クリスタル1体に「いろめ」が決まったところであまり意味はない。やはり、1つ目に習得するアビリティというところだろう。
おどる(50ABP)
一定確率で4つの技がランダムに発生するアビリティ。発生する技は、剣の舞/魅惑のタンゴ/ミステリーワルツ/二人のジルバ。
剣の舞は「たたかう」の4倍程度の物理ダメージを与える強力な技で、ミステリーワルツはMP吸収、二人のジルバはHPを吸収。魅惑のタンゴは対象を混乱させる。
「おどる」は、踊り子こそが最も使いこなせるので、アビリティとしてセットできるかは、そこまで重要ではない。
「おどる」を使う上で、重要になってくるのが「ラミアのティアラ」を装備できるかどうかだ。そのため、基本的には踊り子を除く、魔導士系ジョブが対象になり、いずれも力が低いので、「おどる」を十分に使いこなせない可能性が高い。
また、踊り子には劣るが、モンクの素手攻撃は、威力の高い2連撃なので、「おどる」をセットするのに向いたジョブ。
ちなみに、ラミアのティアラには、魅惑のタンゴを剣の舞に変更する効果があり、結果的に剣の舞の発生確率が高まる。レインボードレスや赤い靴も同様の効果を持つが、これらは入手がかなり遅くなる。
ラミアのティアラなら、第一世界のロンカ遺跡に出現するラミアのレア盗むから入手すれば、かなり早期に手に入れる事ができる。
リボンそうび(325ABP)
「リボンそうび」は、リボンをはじめとした踊り子専用装備を装備可能にするアビリティ。赤い靴やレインボードレス、マンイーターなど強力なものが揃っている。
しかし、突き詰めると、この中で最後まで使うのはリボンくらいで、踊り子や「すっぴん」が最も有効活用できる防具。そのため、あえて「リボンそうび」をセットして使うほどでもない。
また、「ものまねし」にセットする方法も考えられるが、「ものまねし」に「リボンそうび」をセットしてしまうと、それこそ「すっぴん」の下位互換になってしまう。
踊り子と相性の良い他ジョブのアビリティ
格闘
FF5で考えられるアビリティセットで、最高クラスの性能を持つ組み合わせ。「かくとう」により、踊り子の力をモンクと同じにして、素手による剣の舞の発生を狙う。
このアビリティセットの凄いところは、モンクにわずか45ABPを稼がせるだけで使用可能になる点で、手軽な割に、効果は凄まじい。
また、踊り子なのでラミアのティアラも装備可能だし、リボンなどが手に入れば、ステータスの底上げも可能。踊り子+格闘と、適正程度のレベルがあれば、これだけでクリア可能なほどの有用性。
強力なボスたちを有無を言わさず殴り倒す。
魔法剣Lv〇
やや攻撃力が控えめなナイフも、魔法剣により属性を付加してやれば、十分な火力になる。踊り子の場合、さらに剣の舞でダメージアップが可能なので、低レベル帯から数千を超えるダメージを当たり前に叩き出す。
踊り子のおすすめ装備
ラミアのティアラ
踊り子が使う場合、「おどる」の剣の舞の発生確率が高まるのでおすすめ。魔力+3の補正は十分に活かせないが、それでもおつりがくる。
リボン
ステータス異常防止に全ステータス+5。さらに、最高クラスの防御力と、非の打ち所がない防具。どちらかといえば、「すっぴん」を研ぎ澄ませるための防具だが、踊り子が装備しても当然強い。
また、踊り子はボーンメイルの装備も可能なため、さらにステータス異常に強くしてやるのもよいだろう。