ダウンタウンのガキの使いやあらへんで 神回企画+面白ランキング

  1. ダウンタウン
    1. コンビ対抗芸能人生ゲーム(ダウンタウンの理不尽シリーズ)
  2. 罰ゲーム
    1. 絶対に笑ってはいけない警察24時
    2. ひとりぼっちの廃旅館一泊二日の旅(松本人志)
    3. 絶対に笑ってはいけない温泉宿1泊2日の旅IN湯河原
  3. 松本サイド
    1. 松本人志 大学合格なるか
  4. 浜田サイド
    1. 浜田の無理やり寝起きドッキリ
  5. 山崎サイド
    1. 山崎邦正コソ泥裁判【No.1(山崎)】
    2. 山崎邦正20周年100人斬りに挑む
    3. さようなら山崎邦正(第六回、第八回)
    4. 破天荒芸人山崎邦正スベったらお金払います
    5. 山崎邦正音楽プロデュース(第一回、第ニ回)
    6. 女芸人集合 山崎歌劇団初公演
    7. 山崎邦正危機一髪(沖縄スペシャル)
  6. 遠藤サイド
    1. 遠藤章造の被害妄想(妄想日記)【No.1(遠藤)】
    2. 人気爆発ダイナマイト四国の素顔に迫る
    3. 新千秋オーディション
    4. 遠藤たけしで世界記録挑戦
  7. 田中サイド
    1. 破天荒・田中シリーズ(第一回、第二回)
    2. 田中直樹ショー俺がルールだ田中カンカン
    3. 田中だよ全員集合(田中ドッキリ)
  8. 板尾サイド
    1. 板尾プレゼンツ・イッツジーショッピング
    2. 板尾が見ている3 忘年会に現れる
  9. ヘイポーサイド
    1. ヘイポーうすっぺら裁判(全回)
    2. ヘイポーときめきデート(全回)
  10. 菅サイド
    1. 陣内智則&藤原紀香結婚おめでとう
    2. お金をたっぷり使ってオープニング企画会議(菅が見てる第一弾)
    3. 菅VSダウンタウンお楽しみ対決
  11. 名物キャラ
    1. ピカデリー梅田
  12. スタッフサイド
    1. 大沼郎裕ドケチ裁判(全回)
    2. 都心で見られる直立レッサーパンダ(大沼郎裕)
  13. レギュラー外
    1. ホームシックの外国人を救え(ブラックマヨネーズ)
    2. 2001年の浜田の誕生日(森山中が再びやって来た)
    3. バキューム藤原リベンジ企画 全部残らず食い尽くせ目指せ明日の大食いスター

私がこよなく愛するテレビ番組の中に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』という作品がある、番組との出会いは小学生の頃で友人に紹介されたのがきっかけだったと思う。

この番組は今も変わらず放送されていて、ファンの中では週明け前の日曜日のより所として確立されているのではないだろうか。

この番組には随分笑いを提供してもらったと思っているが、思い返してみれば私のお笑い感にかなりの影響力をもたらしたのではないかと感じている。

私は、それほどお笑いを積極的に好むタイプではなく、すぐに思い浮かぶお笑い番組といえば、このガキの使いと初期の頃の爆笑オンエアバトルくらいのものである。

あとは周囲とのお付き合い程度にサラッとバラエティ系を見る程度で、最近はその必要もなくなったので、お笑いに接する機会といえばYouTube等の動画サイトでガキの使いの黄金期を検索する程度だ。

もちろん、M-1、すべらない話などという俗的なものには一切興味がなく、実はガキの使いに関しても、もうリアルタイムではしばらく見ていない。

私のお笑い感について語っておくと、私は漫才に代表されるようなリアルタイムなお笑い、直観的なお笑いというものにはあまり魅力を見いだせず、世間と自分のお笑い感に大きな溝を感じたりもする。

そして、私が好きなお笑いというのが『考えるお笑い』であって、もう少し掘り下げていうのならば、予備知識を必要とするお笑いだ。

お笑いは誰もが笑顔になってこそのお笑い、などといわれることがあるが、私個人の感覚としてはわかる人だけが笑えれば良いと思っている。

この考えるお笑いという私のお笑い感にど真ん中のストライクを放り投げてきたのがダウンタウンであり、ガキの使いであるというわけだ。

この番組は主にオープニングとトークに分けられているが、考えるお笑いの部分が色濃く反映されているのがオープニングだ。

例えば、ガキの使いのオープニングに130Rの板尾創路をメインにした企画があるが、しっかりとガキの使いの知識を持ったファンからすればこの人が出演しているだけで、笑いが成立してしまうのである。

これこそまさに予備知識ありきのお笑いであって、他にも名物プロデューサーであったガースーこと菅賢治や世界のヘイポーもそうだろう。予定調和を激しく嫌う某元お昼の大物MCに怒られてしまいそうだが、私がこよなく愛する考えるお笑いにおいては予定調和万歳だ。

そして、上で黄金期のガキ使いなどと言ったのだが、ココからココまでといった黄金期というよりかは、突発的に神回が存在しているのがガキの使いだと思っているので、この企画ではそんなガキの使いの神回をランキングで紹介してみようと思う。

私が神回に指定している回のほとんどは、動画サイトで確認できてるので、このページを参考に探してみるのもよいかもしれない。

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ダウンタウン

コンビ対抗芸能人生ゲーム(ダウンタウンの理不尽シリーズ)

放送2008/07/13
出演ダウンタウン
総合評価5.0 / 5.0
サイド別ランクダウンタウン・第一位

理不尽シリーズの中でも非常に完成度の高い神回。この回のダウンタウンの演技力は高く評価していて、おそらく現在、今後この役どころこれ以上にこなせるコンビは出てこないだろう。

昨今、社会問題にもなりつつあるパワーハラスメントだが、パワハラをお笑いに転換して、それを最大限に研ぎ澄ませた結果、この作品が出来上がったのではないだろうか。ダウンタウンに限定しても理不尽シリーズは、たくさんの回があるが、私の中でこの回は圧倒的だ。

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罰ゲーム

絶対に笑ってはいけない警察24時

放送2006/12/31
出演ガキ・オールスター
総合評価5.0 / 5.0
サイド別ランク罰ゲーム企画・第一位

年末の年越しシリーズのピークともいえる回で、まずご覧いただきたいのがVフリをする松本である。とても上機嫌な松本の姿を見られ、そのことからも仕上がりの高さを窺える。

罰ゲームシリーズは序盤のまくし立てで、まず視聴者と当事者からマウントを取るのが常套手段で、当回でいえば相変わらずの菅推し、受付嬢の麗子さんだろう。

また、ゲストのチョイスも秀逸で、個人的には変なキャラ設定で登場しゼットを連呼する水木一郎、歓迎会での友近&なだぎ武のビバリーヒルズネタには爆笑してしまった。

ズーズー弁の課長は最早、爆笑不可避のネタで最初から全開でスタートしないのが嫌らしく徐々に方言をキツくしていくその様に見事にやられてしまう。さらに、深夜の妙なテンション時のジミー大西は反則的だ。

ひとりぼっちの廃旅館一泊二日の旅(松本人志)

放送2001/08/05~2001/08/26(計4回またぎ)
出演松本人志(ダウンタウン)
総合評価5.0 / 5.0
サイド別ランク罰ゲーム企画・第二位

今となっては年末の恒例行事になった笑ってはいけないシリーズだが、この罰ゲーム対決シリーズはその前身ともいえる存在ではなかろうか。

予備知識ありきのお笑いを提唱している私ではあるが、笑ってはいけないシリーズはそもそも直感的な笑いを最大限に突き詰めたもので、このくらいのレベルの笑いになれば素直にこのジャンルであっても笑える。

ひとつ前の24時間耐久鬼ごっこ、その後の笑ってはいけない温泉旅館、in湯河原などなど、まさにガキの使いのひとつの黄金期を象徴するようなラインナップになっている。余計な理屈抜きに驚いている松本を見るだけで普通に面白い神回。

絶対に笑ってはいけない温泉宿1泊2日の旅IN湯河原

放送2004/12/28
出演ガキ・オールスター
総合評価4.5 / 5.0
サイド別ランク罰ゲーム企画・第三位

本作より罰ゲーム企画がガキの使いにとって、特別であることが強調されるようになる。とはいえ、現在のように大物ゲストを連発するのではなく、あくまで身内ネタメインで企画が構成されている。

そのような意味ではここ基準にして昔からのファンと新規のファンの意見が大きく分かれるのかもしれない。序盤の徹底した菅推しでペースをつかむところにもガキのこだわりが垣間見られ、個人的には冬力にやられてしまった。

時折ダイナマイト四国を織り交ぜ、まず田中を集中的に落としていく様がとても面白い。脱衣所のシーンも見所で松本捨て身の下ネタが冴えわたる。

反面、就寝パートでは名物キャラクターのオバちゃんがプロゴルファー猿に扮しての登場となったが、歴代の作品と比べるとパワー不足が否めない。

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松本サイド

松本人志 大学合格なるか

放送2001/04/08
出演松本人志(ダウンタウン)
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランク松本・第一位

松本人志が狂った!!この回から見た視聴者は全く訳がわからない回だろう。まっつんとはまちょんの掛け合いが絶妙で、ある意味、奇想天外なボケをぶち込んでくる松本を広い視野のツッコミでサポートする浜田、というダウンタウンというコンビを体現した回なのかもしれない。

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浜田サイド

浜田の無理やり寝起きドッキリ

放送2007/06/24
出演浜田雅功(ダウンタウン)
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランク浜田・第一位

ドS浜田が活き活きしてる回。あまりの暴君ぶりに番組の枠を超えて本気でメンバーが怯えているのが面白い。こちらもダウンタイムの理不尽シリーズかと思ったがwiki情報によると、どうやらそうではないらしい

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山崎サイド

山崎邦正コソ泥裁判【No.1(山崎)】

放送2008/02/24~2008/03/02(計2回またぎ)
出演山崎邦正
総合評価5.0 / 5.0
サイド別ランク山崎・第一位

山崎サイド企画の中でもナンバーワンの神回中の神回。山崎サイド企画はかなりの放送回があると思うが、私が知っているものの中ではこれ以上に山ちゃんが輝いていた回はないと思う。

新ギャグ(笑、も飛び出し山ちゃん絶好調。個人的にはメンバーに問い詰められるたびにとる、ふてぶてしい態度で返す重鎮芸がジワジワきた。

山崎邦正20周年100人斬りに挑む

放送2007/02/11
出演山崎邦正
総合評価4.0 / 5.0
サイド別ランク山崎・第二位

山崎のヘタレキャラを見事に笑いに昇華させた回。特に山崎が逃走してからが見どころで、まさに笑いの神が降臨した瞬間ではないだろうか。随所に見られる松ちゃんのツッコミも良いアクセントになっている。

山崎サイド企画を見返してみると、神回といえるような回は少ないが、良回が多く、ガキの使いにおいては十分笑いをとれる芸人だと感じる。スマッシュヒットを積み重ねていく歌手といったところか

さようなら山崎邦正(第六回、第八回)

放送第六回(2006/03/05)、第八回(2008/04/13)
出演山崎邦正
総合評価3.5 / 5.0
サイド別ランク山崎・第三位

山崎VSモリマンと双璧をなすほどの山崎サイド名物企画であるが、意外にも面白い回が少ない印象。

第6回くらいから変顔に味を占めたようで、9回くらいまでは面白い回が続くも、その後はマンネリを昇華させる主旨のはずが、見事にマンネリに食われるという事態に陥り、イマイチぱっとしない。

私は6回と8回がこの企画の最高潮だと思っていて、山崎の顔芸が最高にキレてる。また、定番の菅プロデューサーによるお別れの言葉が秀逸。

破天荒芸人山崎邦正スベったらお金払います

放送2004/10/24
出演山崎邦正
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランク山崎・-

全然破天荒ではない(笑。芸人なのに芸達者な一般人の域を脱しない様がジワジワとくる。途中で雑音に対して舌打ちをして笑いを誘うことに成功すれば、すぐに味を占めて何度も使うところなんかも一般人そのもの。山ちゃんのこの芸風好きやわぁ~

山崎邦正音楽プロデュース(第一回、第ニ回)

放送第一回(2004/12/05)、第二回(2006/06/11)
出演山崎邦正
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランク山崎・-

多趣味な山ちゃんは音楽方面にも才能を発揮しマルチに活動(笑。第3回から往年の名歌手を交えての企画となったが、松本の『身内以外を巻き込んだらダメ』という冗談交じりの一言が印象的であった。

確認している時点で全5回だが、やはり身内だけで楽しんでいた第2回までが面白い。キモさの中に妙な味がある田中のRiziereCentre、なぜかノリノリ松本のPINE BOOK、第二回では夏メロをメドレーで歌いきる遠藤。

Those daysでは松本と田中が山崎にプレゼントされたイントロ数十秒のフリータイムで見事に爆笑を誘うはっちゃけっぷり。前評判も好評のようだった(笑、全員でのNot a errand boyと、第1回、第2回に面白い曲が集中している。

Not a errand boyでは徐々にエンジンのかかってくるダウンタウンの2人に注目。それにしてもノリノリの表情である。

女芸人集合 山崎歌劇団初公演

放送2008/09/28
出演山崎邦正
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランク山崎・-

まさに早々たる面々。またもやガキの使いを私物化した山崎邦正、宝塚にはまっているようで山崎歌劇団を立ち上げた。見事に濃ゆいメンバーを集め、意外に本格的な舞台になっているのがまた面白い。なぜか鬼奴だけが普通なのもジワジワとくる。それにしても本当に山崎は多趣味。

山崎邦正危機一髪(沖縄スペシャル)

放送1995/07/23
出演山崎邦正
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランク山崎・-

完全に調子に乗ってる山ちゃんのドッキリを仕掛けられた後の落差が面白い。山崎といえばガキの使いで数々のドッキリを仕掛けられており、いずれも外れ知らずで、よくこうも騙されるものだなと思う。

個人的には山崎のドッキリ企画でもかなり印象的な回で、従来のドッキリとは一線を画している。今では確実に放送できない、同性愛者の外人に襲われてしまうというもので、当時の山ちゃんの可愛らしさなんかもあって妙にリアルだ。

それにしても、ドッキリ前の上機嫌な山崎の姿を見ると、当時はかなり可愛がられていたんだなあ、とほのぼのしてしまう。これも落差の演出に一役買っているのではなかろうか。

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遠藤サイド

遠藤章造の被害妄想(妄想日記)【No.1(遠藤)】

放送2009/10/04
出演遠藤章造(ココリコ)
総合評価5.0 / 5.0
サイド別ランク遠藤・第一位

アブノーマルシリーズで、この男の右にでるものなし(笑。ココリコ遠藤サイド企画ナンバーワンの神回だと思っていて、この回の面白さは遠藤の台詞回しの巧さに集約されていると思う。

また、制作陣の巧さも際立っていて、特にBGMの選曲は秀逸。このシリーズはガキの使いでも割と有名なシリーズだが、この妄想日記だけが突出している。

人気爆発ダイナマイト四国の素顔に迫る

放送2005/03/27
出演遠藤章造(ココリコ)
総合評価4.0 / 5.0
サイド別ランク遠藤・第二位

ダイナマイト四国サイコー。遠藤にハマりにハマったキャラで遠藤たけしを超えた。当時、赤丸急上昇中のダイナマイト四国をクローズアップした回で、松本の絶妙な絡みと誘い笑いが、ダイナマイト四国の面白さを最大限に引き出している。

新千秋オーディション

放送2009/04/19
出演遠藤章造(ココリコ)
総合評価4.0 / 5.0
サイド別ランク遠藤・第三位

『友達やったら乗っかってほしい…』遠藤のそんなつぶやきから始まる面白企画。オーディション参加メンバーが既に笑いを誘い、決め手はガキ使の名物である、通訳と外人のコンビネーション。あなた枕営業してるわね(笑、下落合の母がとにかく面白い

遠藤たけしで世界記録挑戦

放送2008/10/19
出演遠藤章造(ココリコ)
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランク遠藤・-

ガキでの遠藤2大キャラといえばダイナマイト四国と、この『遠藤たけし』ではないだろうか。松本いわく『どこまで行くかわからない』遠藤の脳内たけし軍団をご賞味あれ。余談ではあるが、作中に登場するビートたけしモノマネの第一人者である松村邦洋の全盛期は本当にヤバかった。

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田中サイド

破天荒・田中シリーズ(第一回、第二回)

放送第一回(2012/03/25)、第二回(2012/06/10)
出演田中直樹(ココリコ)
総合評価5.0 / 5.0
サイド別ランク田中・第一位

ガキ使メンバーの中でもイマイチぱっとしない印象の田中サイド企画だったが、破天荒田中によって完全開花。まさに新境地の開拓で、第1回、第2回共に甲乙つけがたいデキである。

田中のはっちゃけっぷりに、某ドキュメンタリー風の語りが絶妙にマッチし、田中サイドの企画で圧倒的な存在感を見せつけた。脱田中を徹底して追求した神回で、これを見なけりゃ田中ファンは語れない。

田中直樹ショー俺がルールだ田中カンカン

放送1998/09/13
出演田中直樹(ココリコ)
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランク田中・第二位

無理に大物司会者を演じようとして、尖り過ぎてるのが最高。さし歯、毛ボール、馬糞、上履き、などなど絶妙なあだ名も笑いどころで、極めつけがデブキャラ。田中サイド企画そのものはたくさんあるが、破天荒田中以外で印象に残ってるのはこの回。

田中だよ全員集合(田中ドッキリ)

放送1999/01/17
出演田中直樹(ココリコ)
総合評価2.0 / 5.0
サイド別ランク田中・第三位

ガキ史上における伝説のドッキリ。あまりの浜田のリアルっぷりにココリコの田中がガチ泣きしてしまうという回でファンの間ではもはや語り草である。

キレ系のドッキリの仕掛け人をやらせたら浜田の右に出るものなし状態で、この男の場合はガチギレ9割、ネタ1割と思わせるような猛烈なキレ芸が特徴的だ。正直、ここら辺のドッキリを知ってしまうと、近年のテレビ番組でやっているドッキリは、なんとも物足りないものである。

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板尾サイド

板尾プレゼンツ・イッツジーショッピング

放送2008/06/29
出演板尾創路(130R)
総合評価5.0 / 5.0
サイド別ランク板尾・第一位

板尾シリーズの中でも特に好きな回。ポールフランクリン、立山たつあき、など数々の著名人を排出した神回(笑。板尾シリーズは基本的に豊作が多いが、その中でも圧倒的な存在感を誇るのがこの回である。

制作側の徹底したこだわりが随所に感じられる映像は一見の価値あり。ありえないけど妙なリアルさが絶妙で、下ネタの強さを改めて実感。

板尾が見ている3 忘年会に現れる

放送1999/12/26
出演板尾創路(130R)
総合評価3.5 / 5.0
サイド別ランク板尾・第二位

準レギの板尾が忘年会にやってきた。傍若無人の板尾ここに極まれり。もう、むちゃくちゃで訳のわからない理論を押し通す板尾が絶妙な回で、それを松本がこれまた絶妙な誘い笑いと間で盛り上げる。

また、合間にビンゴ、ビンゴ言い過ぎて子供が失心してしまう場面に、浜田がかなり食い気味のツッコミを入れるが、このテンポ感は企画だからこそ出せる演出だろう。シメは山ちゃんの『松本さん?』からの松本ドアップで、最後までそつなくお笑いを提供してくれる。

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ヘイポーサイド

ヘイポーうすっぺら裁判(全回)

放送第一回(1999/08/29)、第二回(2000/02/20)、
第三回(2003/02/23)、第四回(2004/10/31)、
第五回(2005/08/07)
出演斉藤敏豪・ヘイポー(スタッフ)
総合評価4.5 / 5.0
サイド別ランクヘイポー・第一位

ガキの使いの名物企画として一時代を築き上げたシリーズで、確認している分で全5回。耳を疑うようなエピソードの連続で、どの回も基本的に面白い。

漫画風のイラストでエピソードを紹介するのだが、悪意を感じるイラストがまた面白い。証人に扮したスタッフ連中がヘイポーの真似をしながら語るのも隠れた見所。強いて、ひとつ選ぶとしたら第4回が特に面白かった。

ヘイポーときめきデート(全回)

放送第一回(2006/04/16)、第二回(2006/10/22)、第三回(2007/08/19)
出演斉藤敏豪・ヘイポー(スタッフ)
総合評価4.0 / 5.0
サイド別ランクヘイポー・第二位

この企画は謝罪文までが前フリで、謝罪文に全ての面白さが集約されている。当企画の謝罪文がテンプレになり、各所で派生謝罪文を生み出したという伝説の回だ(笑。謝罪文の内容は、一目で制作陣に鬼才が潜んでいることを理解できる鋭く研ぎ澄まされたネタになっている。

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菅サイド

陣内智則&藤原紀香結婚おめでとう

放送2007/05/27
出演菅賢治・ガースー(スタッフ)
総合評価4.0 / 5.0
サイド別ランク菅・第一位

菅サイドの企画ではこれが一番面白い。ガキスタートより順調に出世街道を進む菅賢治だったが、退屈な毎日に我慢ならなかったのか、伝説の菅演出を携えて再びガキ一同の前に降臨。

またしてもOSUGA、菅力、SUGAKKOなどなど強烈なキャラを生み出して帰っていった。時折飛び出す業界染まってます芸が絶妙、『いわゆる興奮っていうんですか』(爆笑。初老になってもこだわりを突き通す菅ちゃんは凄い。

お金をたっぷり使ってオープニング企画会議(菅が見てる第一弾)

放送1998/11/15
出演菅賢治・ガースー(スタッフ)
総合評価3.5 / 5.0
サイド別ランク菅・第二位

どんどん強気になっていくメンバーの発言と、それをなんとか阻止しようとする菅ちゃんの発言と表情がツボにハマる回。地味にダウンタウンに見つかる際にワンテンポ遅れて隠れるのも面白い。また、後半逆切れしてからの菅ちゃんのねちっこさも見所だ。

菅VSダウンタウンお楽しみ対決

放送1996/08/25
出演菅賢治・ガースー(スタッフ)
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランク菅・第三位

まだパワハラが騒がれる前にパワーハラスメントで笑いを狙ってきた回。菅が番組プロデューサーとしての職権を乱用するという回で、それにハマやまっつんをはじめとしたガキメンバーが振り回されるというもの。

リアルなんだけどリアルじゃない悪徳プロデューサーを演じきっているガースーに要注目。それにしてもこの男ほど業界用語が似合う人もそうそういない。

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名物キャラ

ピカデリー梅田

放送第三回・大食い(2005/11/27)、第四回・万引きGメン(2006/07/09)
、第五回・ホスト(2006/10/29)、第六回・怪談師(2007/07/22)
出演ピカデリー梅田
総合評価4.5 / 5.0
サイド別ランク名物キャラ・第一位

ガキの名物キャラは多数だが、一番のお気に入りがピカデリー梅田だ。この企画は名物と言われてもいいくらいの放送回数を誇るが、第三回から第六回くらいまでがピークだと思っている。

この企画に欠かせないのが司会の梶原しげるさんでこの人なしには語れないだろう。特に彼の紹介による登場シーンが好きで、例えば大食い回の『満腹中枢なし、胃酸過多このうえなし』などなど心地の良い語呂が癖になる。

また、ハゲちゃんと愛称で呼ぶほど松本人志を気に入っているようであり、浜田に対する態度のギャップも面白い。この人の人物設定が大好きで見た目はヨボヨボ、豪放磊落なのか器が小さいのかわからない性格設定、そんな数あるギャップが最大の持ち味だ。

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スタッフサイド

大沼郎裕ドケチ裁判(全回)

放送第一回(1998/09/06)、第二回(1999/03/21)、第三回(2000/05/07)
出演大沼郎裕(スタッフ)
総合評価5.0 / 5.0
サイド別ランクスタッフ・第一位

このシリーズは確認している分で全3回放送しているが、どの回も神回レベル。同じ制作陣が題材になっている企画にヘイポーうすっぺら裁判があり、ファンの間でもかなりの人気にシリーズだが、このシリーズにおいては完全にヘイポーを超えている面白さ。

とにかく各エピソードのインパクトが強烈で、エピソードごとに入る大沼の言い訳がまた面白い。

都心で見られる直立レッサーパンダ(大沼郎裕)

放送2005/06/12
出演大沼郎裕(スタッフ)
総合評価3.0 / 5.0
サイド別ランクスタッフ・第二位

冒頭の大沼の一人芝居は、間も考えずに強引に進めていく様が面白い。この企画は、大沼のキャラクターと松本のトークに集約されていて、この下らないネタをここまでの笑いに昇華できるのは素直に凄いと思う。

ダウンタウンの松本人志は、ガキの使いにおいては間の取り方と台詞回しが絶妙で、適当な対象からネタを拾う(伊集院光いわく拾い食い)のセンスが抜群。この人のお笑いをある程度楽しむためには、言葉遊びや語感を汲み取る技術は必要だろう。

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レギュラー外

ホームシックの外国人を救え(ブラックマヨネーズ)

放送2008/03/09
出演ブラックマヨネーズ
総合評価5.0 / 5.0
サイド別ランクレギュラー外・第一位

ブラマヨについては元々嫌いな芸人ではなかったが、この回でブラマヨ株が急上昇。伝説のハゲ踊りユーロビートVerには腹を抱えて笑ったし、とにかく吉田のかみつき方が絶妙。

滑舌の悪さも味方したり、何か全てが噛み合っている感が凄い。私はガキメンバーの5人に特に強い思い入れを持っているので、レギュラーはこの5人しか考えられないが、強いて選ぶのならばブラマヨを挙げるだろう。

ダウンタウンの存在を邪魔せず、ここまで個性を前に出せるコンビもそうそういないのではないか?ヘリコプター待ちwww即興でお笑い用語を作り上げるこの強かさ(笑

2001年の浜田の誕生日(森山中が再びやって来た)

放送2001/05/13
出演森三中
総合評価4.0 / 5.0
サイド別ランクレギュラー外・第二位

森山中のポテンシャルの高さが垣間見れる回。大島の全力投球っぷりは清々しさを覚えるレベルで、これとは対照的に村上が先輩へのタメ口に思わず笑ってしまうなど、この対比にも笑わせられる。

また、第三の刺客といわんばかりに黒沢が暴れ回っていて、個人的にはこの頃の黒沢さんがお気に入り。現在、屈指の女芸人だと思っているのが森三中で、この頃から実力の片鱗が見え隠れしていたようだ。

バキューム藤原リベンジ企画 全部残らず食い尽くせ目指せ明日の大食いスター

放送2007/10/07
出演藤原一裕(ライセンス)
総合評価4.0 / 5.0
サイド別ランクレギュラー外・第三位

前回はギャル曽根に苦渋をなめさせられたインパルス藤原が扮するバキューム藤原が意気揚々とリベンジを発表。レギュラー以外の芸人がメインとなる企画は基本的にあまり好きではないが、ブラックマヨネーズと同様に、このインパルスのバキューム藤原企画は個人的に好み。