スサノオは日本でかなりメジャーな神様のはずだがモンスト界では鳴かず飛ばずであった。しかし、獣神化実装に伴い凄まじく強いモンスター変貌し、ようやくスサノオの名に恥じない性能を手に入れ面目躍如。
水のロックオンワンウェイ+斬撃のダブル友情で、獣神化仕様なのでサブの斬撃がメイン同様の威力となる。ヤマトタケルのロックオンワンウェイとシリウスの斬撃がひとつになったような友情で、水の固定砲台としては破格の性能だ。
水属性ながら暑苦しい見た目とシブめの声でバッサバッサと敵をなぎ倒していく姿は、まさに神話級。ただ、神化の『脆弱、脆弱』ボイスが聴けなくなったのは非常に残念である。
スサノオ獣神化の超絶適正
水の固定砲台としてはトップクラスの性能を備えているので、火属性のクエストでレーザーバリアがなければ、どこにでも連れて行けるレベルだ。
水属性ということでイザナミ戦と阿修羅戦での運用が考えられるが、イザナミ戦はメインギミックである重力をものともしない活躍をしてくれる。
至近距離で友情を誘発して弱点が間近にあった場合は100万前後のダメージになりSSが必要ないレベルだ。そのため、スサノオのSSは最終面のバハムート処理に利用するのがおすすめ。
阿修羅戦はメインギミックがダメージウォールで最適性といってもよく、ロックオンワンウェイで阿修羅の強撃の射程範囲外からダメージを奪えるのも嬉しい。
ワープには全く適正がないので爆絶のアヴァロンでは使えないと思いきや、固定砲台としてはヤマトタケル以上のダメージソースになるので、意外と1体までなら安定する。
そもそもアヴァロンでのヤマトタケルの役割を考えてみると、自分のターンはSS使用時以外はそれほど目立った働きをするわけではないので配置によってはスサノオの働きの方が大きい可能性も十分に残されている。
アヴァロンのボス行動パターンは攻撃を出し切ってから即死攻撃を放つまでは行動が完全に止まるので、そこで上手く行動調整をしてステージ開幕をスサノオで始めるようにしてやれば、アンチワープ1体欠損まではそれほど気にならない。
スサノオを入れる場合にはリリスやゲンナイなどのメテオSS持ちで雑魚処理を上手にケアしてやるとよいだろう。
ちなみに、SSは弱点との距離によって異なるが爆絶仕様の場合は弱点を正確にカンカンできれば300~400万以上のダメージを奪えるくらいの威力を秘めている。
スサノオ獣神化・使用感
ロックオンワンウェイと斬撃のダブル友情は予想以上の破壊力を持っていて、レーザーバリアが出現しない火属性のクエストならこいつを選んでおけば間違いないというくらい信頼性が高い。
また、スサノオのような高威力友情を持っているモンスターは艦隊を組むと力を発揮することが多いが、その 例に漏れずスサノオも2体+ギミック対応の起爆役、スサノオ3体+ギミック対応の貫通起爆役、といったメンバーで真価を発揮する。
スサノオが2体以上入ってくると斬撃の多段ヒットの恩恵をモロに受けられて、ハートの湧きが非常に良くなるので、高HPと相まって高い耐久力を誇る。
これはアーサー艦隊やルシファー艦隊には見受けられない恩恵で、ロックオンワンウェイ艦隊とホーミング艦隊のハイブリット的な位置付けなのがスサノオだ。
1体では火属性以外のクエストでは物足りなさを感じることもあったが、艦隊を組めば木属性以外ならどこでも行けるのではないか?と思わせてくれるくらいにダメージを奪ってくれる。
スサノオ獣神化のわくわくの実
固定砲台として抜群の汎用性を誇ってるモンスターかつ実の2個付けが可能ということで、色々な組み合わせが考えられる。
やはり怪我減りや将命削りといった汎用性の高い実はおすすめで、艦隊を組むことによって実力を発揮してくれるので、同族系でのステータスアップも良いだろう。
超高威力友情に磨きをかけるための友撃はもちろんおすすめとなっている。ステータスアップについて考えてみると、反射、貫通を含めてもトップクラスであるスピードに20、30程度の数値が上乗せされてもあまり恩恵を感じられないかもしれない。
そんな意味では、高い耐久力を同族加命で底上げしてやったり、低めの攻撃力を同族加撃で補ってやるのもよいだろう。
スサノオ獣神化でリセマラ終了?
手軽なクエストから高難易度クエストにまで幅広く対応している固定砲台ということで、リセマラ候補としては十分にありだ。
自陣に1体持っていれば、フレンド枠を利用して2体艦隊が組めるため、残りをギミック対応の貫通タイプの起爆役で埋めてやれば、かなり幅広いクエストを攻略できるデッキの完成だ。
ポイントとして起爆役はあくまで起爆ができれば十分という点で、各ステージごとに降臨モンスターをチョイスしてやればよいだろう。
スサノオ神化の思い出
余談ではあるが、私はスサノオ神化が地味にお気に入りモンスターであった。
このモンスターはSS時に『脆弱、脆弱』と敵の脆さをあざ笑うかのような台詞を発するのだが、私はそれを長いこと『静寂、静寂』と勘違いしていた。
拡散弾のまき散らしながら静寂を連呼する様に、『お前が一番うるさいよっ!!』と毎回ツッコミを入れていて、そんなギャップがたまらなく好きであった。
脆弱だとしてもダメージは思ったほど伸びないので、やはりツッコミどころが満載である。
スサノオ獣神化のワンポイント起用
覇者の塔21階
1体から艦隊までにそれぞれ適正があり、1体入るだけでも超高火力友情でボスの回復量を上回るダメージを与えることが可能。艦隊を組ませると回復役が必要ないくらいの勢いでダメージを奪ってくれる。まさにやられる前にやれ状態だ。
覇者の塔26階
AWを持っていないと移動もままならないステージだが、固定砲台として最高クラスの能力を持つスサノオならばAW欠損も苦にしない。こちらも1体から艦隊までに適正あり。
覇者の塔29階
アーサーやゴッストと同様のアタッカーとしての起用が可能で、被ダメージに属性倍率が加算されないので、防御面においても優れており、地雷も多少程度は無視することが可能。ボス戦に入るとまさしくスサノオ無双となる。
覇者の塔31階
重力バリアに対応していないが1体までなら固定砲台としての活躍が可能で、最終ゲージを削り切れる自信がないならおすすめ。スサノオとラプンツェルがそれぞれ1体ずつ入ってくると、友情のみで最終ゲージを削り切ることも可能なほどだ。このステージはボス自身が重力バリアを展開しているわけではないので、雑魚処理させしてえしまえば自由に動ける。SSはボス2面のウインドに吸い寄せられた後に横カンで使うのがおすすめで、弱点がない場合でも大ダメージを奪える。
覇者の塔36階
艦隊で攻略が可能なほどの適正モンスターとなっており、スサノオを積めば積むほど突破が容易になる。戦法としては、バハムートとイザナミを優先的に狙っていくスピード攻略との相性が良く、このくらいの攻撃力があれば、ポーション取得より攻撃を優先した方が正解の局面も多数ある。
覇者の塔40階
このステージは優秀なアタッカーが何体か必要になってくるので、斬撃+ロックオンワンウェイレーザーの強友情が活きてくる。
2体から3体程度入るとボスに何もさせないくらい圧倒することができ、注意が必要なのは移動が制限されるステージ1と2だ。アーサーなどのギミック完全対応モンスターと上手く組ませたいところ。
総合評価 | 9.5/10.0 |
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リセマラ評価 | 4.5/5.0 |
アビリティ | アンチダメージウォール |
友情コンボ | ロックオンワンウェイEL(24255)【サブ・斬撃】 |
SS | バウンド拡散弾(22ターン)敵にバウンドするたびに拡散弾を放つ |
ステータス | 反射・水・スピード・神【HP(25446)攻(24263)早(473.30)】 |
神化素材(スライド) | – |