ティアリングサーガ エンテ キャラ紹介と育成方針 記憶の杖要員?

ティアリングサーガのキャラ「エンテ」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。自由な育成ができず強力な支援効果を存分に活かせない不遇なキャラ。「☆記憶の杖」が初期装備。

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エンテの人物像

リーヴェ王国のバドウム国王と、その妻エレナとの間に生まれた末の姫。作中での初登場時は、訳あってエンテと名乗っているが、実際の名前はメーヴェ。

ユトナの聖痕を持って生まれ、それにいち早く気づいた水の神殿の神官長ナリスが、自らの野望のため神殿内に閉じ込めてしまう。そのため、幼少期の大半は、水の神殿に軟禁された状態で過ごす。

母であるエレナは、ナリスの妹にあたり、光の賢者と名高いマイオスを父に持つ。また、ナリスの子供であるリシュエルとメリエルとは、従兄妹の関係になる。

エレナは、娘を取り上げられたショックから床に臥せ、早くに亡くなってしまったようだ。ちなみに、同時期にナリスの妻であるロゼも亡くなっている。

リシュエルは、以前より父ナリスと反りが合わなかったようだが、成長しエンテの真実を知る事により、その確執が決定的なものとなる。

暗い幼少期を過ごしたエンテだが、エンテの軟禁生活を不憫に思ったラゼリアのグラムド大公(リュナンの父)が、3日間だけラゼリアに連れ出した事がある。

ラゼリアの太守館での3日間がエンテの忘れられない思い出になり、その時に幼き頃のリュナンとも出会っている。また、その時にグラムドから贈られた名前がエンテ。

その後、水の神殿に戻ったマイオスにより、ナリスが追放され、メーヴェの軟禁生活が終わる。

時は流れ、本作開始より2年前に行われたノルゼリアでの調印式。カナン側からは帝王バハヌークの長子アーレス。リーヴェ側からはラゼリアのグラムド大公。2人の尽力により、今まさに両国の未来を繋ぐ和平が結ばれようとしていた。

その時、突如として聖竜ミュースが出現し、アーレス、グラムド諸共ノルゼリアを焼き尽くす。この時エンテは、リングオブリーヴェを手に入れたグエンカオスにより操られていた。

オクトバスが命と引き換えに腕輪を取り戻し、共にグエンカオスと戦ったエーゼンバッハがメーヴェの後見人となる。その後は、エーゼンバッハと共にマルス神殿に行き、シスターとして過ごす事になる。

マーテル(オクトバスの次女クラリスの娘)は、エーゼンバッハの命により、エンテの護衛を任されているが、これはオクトバスの長女であるロゼがナリスに嫁ぎ、火の神官家系と関係があるためなのか?

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エンテの能力

成長率と能力上限

StrSklAgiDefMagLukWlvMHPMv
成長率0%20%25%5%30%30%50%30%0%
初期能力(Lv2)0581777154(初期)
シスター(上限)15192016203019604(初期)

覚えるスキル

Lv30召喚

支援効果

キャラ与える受ける条件
リュナン

15%
5%
10%
0%
マップ2戦闘中にリュナンとエンテが会話した場合
マップ2クリア時のイベント
第三回編成直前ラゼリアのイベント
バーツ8%
プラム5%
マーテル10%
マルジュ5%
5%
5%
0%
初期
マップ17クリア後にエンテとマルジュがいる状態でセネーに行く
メリエル5%5%
リシュエル10%7%

想定地形撃破数

※1 ()内はシナリオナンバー

※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています

※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外

城砦城内平地草原森林山岳辺境海川闘技場

通常攻略評価

エンテの死亡=ゲームオーバーなので、かなり臆病になってしまう。

支援効果が非常に優秀なキャラだが、せっかくの支援効果も敗北条件と耐久力不足により、十分に活かせない。

マップ1クリア後のヴェルジェのイベントで、リーを選んだ場合、空気と化してしまう可能性が高く、リー以外を選んだ場合でも活躍できるのは、せいぜい第二回編成までだろう。

また、リュナン軍の攻略は、ナロンやジーク、ラフィンなどの強力なユニットを使うというセオリーがあるので、そもそも回復キャラを必要としない事も多い。

同じシスターには、プラムやリーリエなどの超優秀なキャラもいて、第三回編成後のノルゼリアでのイベントを機にひっそりと引退していく。

とはいえ、序盤は貴重な回復要因だったり、「☆記憶の杖」が初期装備だったりと、地味ながら多少の貢献はしているのかもしれない。

対戦評価

常にリュナン軍に籍を置き、クラスがシスターなので、敵を攻撃できない。そのため、対戦を前提とした育成がしにくく、対戦時には、ほとんど役立たないと考えてよいだろう。

これを踏まえた上で、仮にエンテを1デッキ16人に組み込むなら、最大の持ち味である支援効果を活かす目的で運用する。

サーシャと肩を並べるほど支援効果に優れ、リュナンとの強力な相互支援効果に加え、マルジュ、リシュエル、メリエルとの間にも相互支援効果が発生する。

また、貴重な飛兵キャラであるマーテルとの間にも支援効果が発生し、マーテルはリシュエルとの間にも相互支援効果が発生するので相乗効果を期待できる。

このように、エンテを軸にした支援効果網は非常に強力なのだが、肝心のエンテに、まるで耐久力がない。

支援効果を発生させた状態を維持するのが難しいので、1デッキ16人に組み込むのは、あまり現実的ではないと言える。

また、エンテの最良のパートナーであるリュナンの対戦における優先度が低いのも致命的だ。リュナンが対戦における強キャラとして確固たる地位を築いていれば、あえてエンテを入れる選択肢もあったのだが…。

しかし、対戦に全く貢献しないわけではなく、対戦データを作成する育成過程において活躍してくれる。

第二回編成~第三回編成のリュナン軍において、召喚を使えるキャラはエンテのみなので、イビルサンダ稼ぎの際には必ず必要になる。

対戦時は、杖による回復と召喚による妨害くらいしか使い道はないだろう。

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エンテの対戦に向けた育成方針

ブラードでのスキル追加および地形撃破数稼ぎが不可能

エンテは、リュナンと同じく、リュナン軍の強制出現ユニットになる事が多いので、育成の自由度が低い。

ブラードに連れて行く事ができないため、限られた地形系スキルしか習得できず、そのほとんどがリュナンと2択なので、必然的にリュナンに割り振られる事が多い。

また、シスターのため武器を扱う事ができず、地形撃破数を稼ぐ事ができない。唯一の裏道であるモースの塔の盗賊を使ったバグも、ホームズ隊に配置できないので使用不可。

エンテが覚えられる地形系スキル

エンテが覚えられるスキルは、マップ1orマップ3の「海の戦士(どちらかのマップで1回のみ)」、マップ7の「剣闘士」、マップ17の「草原の戦士」、マップ18の「森の戦士」、マップ25の「辺境の戦士」、マップ35の「剣闘士」。

これらのスキルをリュナンorエンテに振り分ける事になるが、大前提として、対戦における優先度はリュナンの方が高い。しかし、そのリュナン自体も全キャラの中では、対戦の優先度は低くなってしまう。

また、地形撃破数で大きな差をつけられてしまうので、「○○の戦士」を習得しても、地形撃破数を最大限に稼いだキャラが相手だと、何もさせてもらえない。

ミュース状態では支援効果が活かせない

ユトナの巫女は、リングを使う事で聖竜に変身できる。これは対戦においても同様で、エンテの場合、対戦から本格的にミュースの状態で活動できる。

エンテを対戦で使うメリットは、豊富な支援効果を活かせる点だが、ミュースは別キャラ扱いなので、支援効果が発生しない。

リュナン軍におけるイビルサンダ稼ぎの最重要人物

対戦そのものでは、あまり活躍できないエンテだが、そこに至るまでの育成では大いに活躍してくれる。

特に重要になってくるのが、第二回編成~第三回編成のリュナン軍におけるイビルサンダ稼ぎのサポート役としてのエンテだ。

最も重要度の高いのがマップ24で、エリシャや他の魔道士系キャラに貴重な海川の地形撃破数を稼がせる事ができる。そのため、マップ24までにはLv30にしておく必要がある。

続いて、マップ25は「☆オーラレイン」を取るルートを選んだ場合、メリエルやリシュエル(リュナンとの2択)の辺境地形撃破数稼ぎにイビルサンダを利用する事になる。

マップ26-2は、地形撃破数を調整したアーキスを利用して、城内の地形撃破数を大きく稼げる可能性があるマップなので、「☆オーラレイン」を取ったならメリエルorリシュエル。

第二回編成でリュナン軍に配置したエリシャor魔道士系キャラに城内の地形撃破数を稼がせる事ができる重要なマップ。

スーパープルフを使うタイミング

第二回編成~第三回編成のイビルサンダ稼ぎにおける重要人物のエンテは、スーパープルフを利用するタイミングに注意する必要がある。

そもそも「召喚」のスキルを覚えるのがLv30(初期Lv上限値)なので、マップ22やマップ23でのイビルサンダ稼ぎを見越したカトリのように煩雑なステータス調整をする必要はないが、使用者Lvに応じて、召喚モンスターのHPが決定する仕様には注意したい。

イビルサンダ稼ぎをする際は、Lv30に固定しておくの無難。Lv30までの育成は、最大の6体を召喚できるようMagの値をしっかりと成長させておこう。

エンテが役目を終えるのは、マップ26-2なので、第三回編成後のマップ34、マップ35が、エンテにスーパープルフを使い、レベル上げをするタイミングになる。

マップ36では、エンテが離脱してしまうので注意しよう。ちなみに、マップ35は、多くのキャラが無限に平地の地形撃破数を稼げるし、マップ36は「☆カナンの槍」を狙うなら、イビルサンダ稼ぎをしている暇がない。(素早く敵ユニット、NPCを倒す必要があるため)

POWプラスは使うか?

エンテは、シスターの状態ではStrのステータスを活かせず、そのためか成長率も0%になっている。しかし、ミュースに変身した場合、ブレス攻撃にStrの数値が上乗せされる。

対戦においてミュースのブレス攻撃が使えるかだが、地形撃破数を最大限に稼がせたキャラ相手には、ほとんど効果がない。

考えられる使い道としては、相手の召喚モンスターに対しての雑魚散らし。しかし、極限状態の対戦では、召喚モンスター対策に1キャラを消費する余裕はない。

このように考えると、エンテやカトリに「POWプラス」を割く行為は、得策とは言えないかもしれない。