ティアリングサーガ ナルサス 変身 キャラ紹介と育成方針

ティアリングサーガのキャラ「ナルサス」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。変身スキルが役立つオールラウンダー。ティーエよりティーエな奴(笑)。

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ナルサスの人物像

ホームズ率いるグラナダ私掠艦隊シーライオンの問題児。ホームズやリュナンたちと一緒にソラの港に着港するやいなや姿を消してしまう。

シーライオンの乗組員ながら、劇中ではリュナンたちと行動を共にする事が多かったが、勝手に離脱したり、軍資金に手をつけたりと、お世辞にも役立ったとは言い難い。

しかし、リュナンは、そんな彼を広い心で迎え入れる姿勢を見せ、時にはナルサスに懲罰を言い渡すオイゲンをたしなめる事もあった。そのため、当のナルサスもリュナン軍の方が居心地が良かったのかもしれない。

セネー海岸でリュナン軍から離反した後、サリアの古城付近の森で、ガーゼル教国による水の神殿襲撃で瀕死の重傷を負ったリシュエルの介抱をする盗賊少女バドに出会う。

かつての同胞ユニを想ってか、色々と世話を焼いたようだった。

また、リュナンの命により、ウエルト王宮に侵入した際に助けた事がきっかけで、メルとも多少の面識がある。

ナルサスがシーライオンに在籍するきっかけはユニのようだ。制作陣による構想では、マールの吟遊詩人サムエルの部下という事になっており、このサムエルというのはホームズの異母兄弟にあたる。

サムエルは、イストリアの侵略により、戦災孤児となったベネト公国の貴族の娘ユニを引き取ったが、戦火の広がりによってかばい切れなくなり、父であるヴァルス提督を頼る。

紆余曲折の末、ナルサスがユニと一緒にグラナダに身を寄せる事になった。このような経緯がある為か、健気にリシュエルを介抱するバドにユニを重ね見過ごせなかったのかもしれない…。

変装とカギ開けが得意で、なかば海賊国家のグラナダにすら右に出るものがいなかったようだ。ユニの盗賊の技もナルサスに習ったもの。

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ナルサスの能力

肩書(二つ名)うさんくさいヤツ
武器盗賊
兵種盗賊傭兵
Lv上限盗賊30
クラスチェンジアイテムなし
加入方法①マップ3でリュナンが民家(酒場)を訪問
②マップ9でリュナンがナルサスと会話すると仲間になる(NPC中も敵の標的に)
③マップ9クリア後の離脱(軍資金が半分に減少)
④マップ25でリュナンがナルサスと会話すると正式加入(マップ9で減少した軍資金を入手)
初期装備短剣
専用装備なし
備考上限値に達する為にスーパープルフ1個、MHPプラス2個が必要
地形系スキル(汎用型)城の戦士/海の戦士/草原の戦士/山の戦士/辺境の戦士
地形系スキル(攻撃特化型)死生の技/城の戦士/海の戦士/辺境の戦士/山の戦士or草原の戦士

成長率と能力上限

StrSklAgiDefMagLukWlvMHPMv
成長率20%15%25%15%5%25%25%50%0%
初期能力(Lv10)49172477235(初期)
盗賊(上限)16202515153018605(初期)

覚えるスキル

※変身中は「カギ開け」のスキルが消える

初期カギ開け
初期変身
Lv17見切の技
Lv25疾風の技
Lv31連続の技

変身の効果と詳細

※1 移動可能地形が隣接していない限り移動不可になる

  • 変身対象は敵味方(魔物系と聖竜は不可)
  • 変身後のステータスは変身したクラスの固有値+ナルサスの成長値
  • 変身後のスキルは変身したクラスの固有スキル+「カギ開け」を除くナルサスが習得していたもの
  • 変身はターンエンド選択後にランダムで解除(エネミーターン直前)
  • 変身中でも専用装備は使えない
  • レティーナに変身しても出撃中自分以外の味方の回避率+10%の効果は表れない
  • 降りた状態の騎馬(飛兵)ユニットに変身しても自由に乗り降り可能
  • 地形撃破数や武器熟練度はナルサスの値が参照される
  • ナルサスの進入不可地形でも「戻る」は可能 ※1
  • 変身対象ユニットの進入不可地形でも変身は可能
  • 下馬状態の騎馬ユニットに変身しその地形が騎馬状態で進入不可なら騎乗不可
各クラス固有スキル
ロード連続の技/カリスマ
海賊海の戦士
サージェント城の戦士
ゴールドナイト連続の技/大盾の技
盗賊カギ開け
ボウマスター城の戦士
ブラックナイト突撃(騎乗中のみ)
ハイドハンターカリスマ
マムルーク草原の騎士
キングスナイト城の戦士
魔女ワープ
プリンスカリスマ

支援効果

※1 ナルサスによるメル救出イベントを発生させる必要あり

キャラ与える受ける条件
メル5%※1 マップ9の戦闘中にリュナンとナルサスが会話
バド5%5%マップ23でバドとリシュエルを仲間にする

地形移動コスト

クラス



海/湖

盗賊111122421413

想定地形撃破数

※1 ()内はシナリオナンバー

※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています

※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外

城砦城内平地草原森林山岳辺境海川闘技場
★(リグリア砦)★(モースの塔)★(34)★(エリアル洞窟)★(イスラ沼)★(リグリア砦)

通常攻略評価

マップ9で仲間になったと思いきや、すぐに離脱し、しかも軍資金の半分を持ち逃げしてしまう。そのため、多くのプレーヤーが彼に誤った評価を下してしまいがちだ。

正式な加入は、マップ25で、復帰後の小手調べとばかりに、埋もれた財宝のサルベージに手を貸してくれる。ちなみに、マップ9で持ち逃げされた軍資金は、しっかりと戻ってくる。

ただ、ライトユーザーによる通常攻略では、この場面が最大の見せ場で、その後は控えに回される事が多い。既に大方のスタメンが決まったこの局面で、トリッキーな変身を使いこなそうと考えるプレーヤーは少数だろう。

しかし、ナルサスの成長値が変身後のクラス固有値に上乗せされるかたちでステータスが決定する特徴は、RPGのヘビーユーザーからすると、グラっとくる仕様ではないだろうか。

あえて、彼を死亡させて、ダクリュオンを使用し、ホームズ隊で徹底的に鍛え直すプレーヤーも多そうだ。覚えるスキルも非常に優秀なので、当然強くなる。

また、通常プレイで彼を使うなら、マップ25の埋もれた財宝のステータスアップ系アイテムと「再移動の書」を彼につぎ込むのもよいだろう。

ナルサスは、変身する事で各クラスの固有スキルを使えるようになるので、スーパープルフは無理して使う必要はない。城内ならロード、騎乗可能マップならゴールドナイトに変身する事で、Lv31で習得する「連続の技」の代用が可能。

このように、ライトユーザーとヘビーユーザーで、ずいぶん評価が変わるキャラではないだろうか。

対戦評価

ナロン、ロファールに並ぶティアリングサーガ3強として知られる。

ナルサスのみが使える変身のスキルは、とても柔軟性に富んでおり、ナロンやロファールに変身して、最強のステータス上限を手に入れるのもよい。

また、極限対戦では、ほぼ役立たないと思われたティーエの実力を最大限に活かせるのもナルサスだ。

レダプリンセスは、ステータス上限が非常に高いユニットで、Mag25、Agi25と高水準。賢者よりも有利な条件で「☆シルフィード」を扱え、「疾風の技」まで習得する。

キングスナイトをはじめ、マムルークやアローナイトに変身すれば、ドラゴンアローやガトリングボウを利用したヒット&アウェイも。その場の状況に応じて、臨機応変な対応が可能なキャラだと言えるだろう。

変身を使い分ければ隙のないキャラとして活躍してくれるが、そんなナルサスの弱点は支援効果の少なさだ。

メルとバドから5%ずつ支援を受けられるが、バドはユニに後れを取りがちかつ、ナルサスと足並みを揃えるのが難しい。

メルもスタメンに残れるか微妙なラインのキャラなので、出撃数の少ないマップでは、まず支援効果は期待できない。

どちらかと言えば、メルの方がナルサスのパートナーに向いており、ティーエに変身したナルサスに「☆魔力の杖」を使用すれば、「☆シルフィード」のダメージを底上げできる。

また、変身が解除された際の隙にも注意したい。変身の解除は、ターンエンドを選択後にランダムで発生するので、乱戦地帯で解除されると集中砲火に遭いかねない。

おすすめ武器は、変身を加味した幅広い組み合わせが考えられる。「☆サリアの槍」をナロンやロファールにではなく、あえてナルサスに持たせる考えもあるだろう。

変身後の高ステータスで「疾風の技」を使えるので、ソードブレイカーを装備するのも面白い。「ルナの剣」を装備した相手を牽制できるし、ソードブレイカーならナルサス自身が活かす事も可能だ。

他に「☆シルフィード」やドラゴンアローなども強力だ。

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ナルサスの対戦に向けた育成方針

ダクリュオンによる復活は指定席

対戦を想定した育成をするならナルサスは必ずダクリュオンで復活させる。

死亡させるタイミングは、マップ26がベストで、マップ25の埋もれた宝の「MHPプラス/スーパープルフ」。マップ26-2の「MOVプラス(ナルサスに使うなら)」を使用した上で死亡させたい。

MOVプラスを何個使用するか?

ナルサスは、変身を駆使すれば、最強と言っても過言ではないキャラなので、「MOVプラス」を使用する価値は十分にある。

その際に問題になるのが、何個使用するか?ナルサスの移動力は5なので、なるべく上げたいなら、2個になるだろう。

しかし、ナルサスは、キャラの性質上、ロファールやナロン、マムルークやアローナイト、飛兵ユニットなどに変身する事も多い。

これらに変身する場合、「MOVプラス」は1個で十分という見方もできる。ただし、カギ開け要因なども想定し、あらゆる場面でこき使っていくなら、当然、1個よりも2個の方が役立ってくれる。

変身後なら地形系スキルを1つ余分に覚えられる

ナルサスもミンツのように、自身の状態を利用して、地形系スキルを1つ余分に覚えられる。

変身後のクラスに固有スキルが存在しない場合、「かぎ開け」スキルが一時的に消える。この特性を利用して、本来4つしか習得できない地形系スキルやイル村のスキルを5つ習得可能。

再移動を覚えておく

ナルサスは、騎馬ユニットや飛兵ユニットに変身する事も多いので、事前に再移動を覚えておこう。

成長前に「再移動の書」を使用してしまうと、スキル枠を圧迫するので、育成が終わった後に仕上げとして、「再移動の書」を使用するのが基本だ。

「城の戦士」との相性

ナルサスは変身を利用してレダプリンスやハイドハンターになれるので、騎乗不可マップとの相性は非常に良い。

しかし、ナルサスは、ボウマスターやサージェント、キングスナイトに変身する事で、「城の戦士」を一時的に覚える事が可能。

極限対戦を想定した場合、自軍、敵軍にサージェントはいないと思われるので、ボウマスターへの変身が「城の戦士」の代替措置として想定される。

城砦マップにおいては、全く欠点の見当たらないキングスナイトへの変身で「城の戦士」を一時的に覚えられるので、「城の戦士」はあえて覚えさせる必要はないとも考えられる。

そうなると問題は、城内マップでの立ち回りで、理想を言えばレダプリンスやハイドハンター、ソードマスター、ロードくらいには変身したい。

また、猛威を振るう事が想定されるティーエに変身の「☆シルフィード」などを踏まえると、より良い状況で戦うために「城の戦士」を習得させる選択肢もあるだろう。

さらに、「水の神殿」では、盗賊の地形移動コストと変身の特性を駆使すれば、湖の地形効果を受けながら、レダプリンスやハイドハンターで応戦可能なので、「城の戦士」で回避率に磨きをかけられる。

「海の戦士」との相性

「海の戦士」は、海賊に変身すれば一時的に習得可能。しかし、ステータスが低く、ナルサス自身も海や川への進入が可能という事で、海賊への変身はデメリット以外ない。

そう考えると、対戦マップの多さからも、重要度の高いスキルだと言えるだろう。また、「長い橋」や「橋をうばえ!」では、変身後のクラスで川の地形効果を利用した戦闘も可能。

さらに、海上船なら、「転送の杖」を使用する事で、リーダーにしたナルサスを海の地形でゴールドナイトやキングスナイトに変身させて戦う戦法も使える。

ただし、遭遇戦3(イスラ海賊)で海川の地形撃破数を稼がせたナロンが相手の場合、為す術もなくやられてしまう可能性もある。

「草原の戦士」との相性

「草原の戦士」は、マムルークに変身すれば一時的に習得可能。広いマップでの弓を利用したヒット&アウェイが可能になるので、変身対象の選択肢として十分に考えられる。

しかし、草原マップの変身対象には、キングスナイトという最適解が存在する点も覚えておきたい。

これについては、マムルークへの変身で十分というプレーヤーもいれば、「草原の戦士」を習得させるプレーヤーもいるのではないだろうか?それぞれの方針によって切り替えるとよいだろう。

「山の戦士」、「辺境の戦士」との相性

ナルサスなら飛兵ユニットに変身し山を越えたりする事も可能なので、十分に活躍できる。

また、騎乗不可マップでも、レダプリンスなどの強力なユニットに変身する事で、存在感が増す。コマンドナイトに変身すれば、騎乗不可マップで槍が使えるのも大きい。

ナルサスの山岳マップと辺境マップとの相性は、それほど大きな差がないといえる。

強いて言うならば、味方が分断され、出撃数の関係上、ティーエなどの戦力にならない変身用キャラを出撃させるのが難しい救出作戦は不利か?

「森の戦士」との相性

変身を利用すれば様々な戦法が可能なので、山岳マップや辺境マップと同じように活躍する事ができるだろう。

森林マップは援軍を含めれば、いずれも出撃総数が多いので、変身用キャラ、メル(支援効果、☆魔力の杖)などのサポートキャラを用意しやすい。

ただし、極限対戦では、エリシャやロファールなど、森林の地形撃破数を十分に稼いだ強敵が存在するので、ロファールやナロンに変身しても、地形撃破数が拮抗したマップに比べると、押し敗けやすい。

剣闘士との相性

変身は相手を対象に選ぶ事もできるので、剣闘士を習得し、ナロンやロファールに変身すれば善戦できそうな気もする。

しかし、変身の性質上、必ず後手に回る事になり、不意の解除も怖い。さらに、闘技場でナロンやロファールが強いのは、クラスが強いのではなく、あくまでも「☆サリアの槍」が強いという事を忘れてはならない。

そのため、ナルサスに「☆サリアの槍」を持たせると、ナロンやロファールが手薄になってしまう。そう考えると、ナルサスに剣闘士を習得させる優位性はそこまで高くはない。

対ナロンやロファールを想定し、シーフソードの活用を考えてみたが、変身後に「☆サリアの槍」で先制(反撃不可)されてしまうので、やっぱり勝率は低そうだ。

「死生の技」との相性

ステータス上限の高いキングスナイトやゴールドナイト、レダプリンセスへ自在に変身可能なので、その状態で「死生の技」が発動すれば、当たり前だが強い。

また、ナルサスは「見切の技」を覚えるので、相手のスキルを一方的に封じた上で、必殺率を高める事も可能。

ゴールドナイトに変身すれば、「大盾の技」でダメージを軽減しつつ、少しずつ必殺率を高めていく事もできる。相手の武器が「ルナの剣」や魔法系以外なら、超耐久を誇るだろう。