ティアリングサーガのキャラ「マーテル」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。1番速く仲間になるペガサスナイト。それだけ…
マーテルの人物像
サリアの神官長「クラリス」の3人の娘のうち次女にあたる。姉のヴェーヌ、妹のフラウ、母方の祖父はレダ解放戦争の6賢者のでもあるオクトバス。
父は、カトリの母「マリア」の双子の弟「ロベルト」。ちなみに、レオンハート(ライゼル)もマリアの弟。
オクトバスの長女「ロゼ」の子「リシュエル」、「メリエル」。オクトバスの三女「リーザ」の娘「サーシャ」。オクトバスの長男「アンドレ」の娘「レネ」とは、それぞれ「いとこ」同士。
また、祖父のオクトバスは、過去にエーゼンバッハと共闘し、グエンカオスとミュースを退けているからか、ユトナの巫女「エンテ」を守る命を受けている。
作中では、クラリスが火の神官長として登場するが、火の神官家は跡取り問題が山積みのようだ。半ば消去法のようなかたちで神官長を継いだクラリスだったが、その後継者になれそうなのがリシュエル。
しかし、リシュエル初登場時の状況からもわかるが、彼は長らく行方不明状態だった。
紆余曲折の末、エンディングでは、リシュエルが火の神殿再建に携わる事になるが、マーテルも神官として同行する事になる。リシュエルとマーテルが結ばれ、火の神官家を継ぐ事は、オクトバスの願いでもあったらしい。
聖騎士の父や天馬騎士の母に憧れ、自身も戦士の道を歩むが、家系的に神官としての能力も高いようだ。
マーテルの能力
武器 | ペガサスナイト(騎乗) | 剣/槍 |
---|---|---|
ペガサスナイト(徒歩) | 剣 | |
ドラゴンナイト(騎乗) | 剣/槍 | |
ドラゴンナイト(徒歩) | 剣 | |
兵種 | ペガサスナイト(騎乗) | 飛 |
ペガサスナイト(徒歩) | 歩兵 | |
ドラゴンナイト(騎乗) | 竜/飛 | |
ドラゴンナイト(徒歩) | 歩兵 | |
Lv上限 | ペガサスナイト | 20 |
ドラゴンナイト | 40 | |
クラスチェンジアイテム | (☆)飛竜の笛 | |
加入方法 | マップ4開始時に仲間になる | |
初期装備 | エストック/革の盾 | |
専用装備 | なし | |
地形系スキル(暫定) | 海の戦士/森の戦士/辺境の戦士/山の戦士(次点:草原の戦士) |
成長率と能力上限
Str | Skl | Agi | Def | Mag | Luk | Wlv | MHP | Mv | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
成長率 | 25% | 35% | 30% | 20% | 15% | 55% | 35% | 45% | 0% |
初期能力(Lv3) | 6 | 7 | 11 | 4 | 8 | 5 | 5 | 22 | 7(初期) |
クラスチェンジ (ドラゴンナイト) | +3 | +1 | -1 | +4 | -6 | 0 | +2 | +5 | 0 |
ペガサスナイト騎乗(上限) | 20 | 19 | 22 | 18 | 21 | 30 | 17 | 60 | 7(初期) |
ペガサスナイト徒歩(上限) | 18 | 17 | 19 | 17 | 15 | 30 | 17 | 60 | 4(初期) |
ドラゴンナイト騎乗(上限) | 23 | 20 | 21 | 22 | 15 | 30 | 19 | 60 | 7(初期) |
ドラゴンナイト徒歩(上限) | 20 | 18 | 19 | 19 | 15 | 30 | 19 | 60 | 4(初期) |
覚えるスキル
初期 | 疾風の技 |
---|---|
初期 | 再移動 |
Lv15 | 地聖の技 |
Lv25 | 連続の技 |
支援効果
キャラ | 与える | 受ける | 条件 |
---|---|---|---|
エンテ | 10% | ||
サーシャ | 4% | 4% | マップ4戦闘中にサーシャとマーテルが会話をする |
フラウ | 5% | 5% | |
リシュエル | 5% | 5% | マーテルとリシュエルがいる状態で遭遇戦9直後のサリアの村に行く |
ヴェーヌ | 5% | 5% |
地形移動コスト
クラス | 平 地 | 道 | 洞 窟 | 床 | 塔 | 森 | 川 | 浅 瀬 | 山 | 崖 | 荒 地 | 海/湖 | 砂 地 | 沼 | 城 壁 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ペガサスナイト(騎乗) | 1 | 1 | – | – | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
ペガサスナイト(徒歩) | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | – | 2 | – | – | 2 | – | 2 | 3 | – |
ドラゴンナイト(騎乗) | 1 | 1 | – | – | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
ドラゴンナイト(徒歩) | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | – | 2 | – | – | 2 | – | 2 | 3 | – |
想定地形撃破数
※1 ()内はシナリオナンバー
※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています
※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外
城砦 | 城内 | 平地 | 草原 | 森林 | 山岳 | 辺境 | 海川 | 闘技場 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
★(リグリア砦) | ★(モースの塔) | ★(30or34) | ★(エリアル洞窟) | ★(イスラ沼) | ★(リグリア砦) |
通常攻略評価
通常攻略では、最も早く加入する飛兵。しかし、能力的に白兵戦向きとはいえないため、もっぱら民家へのお遣いキャラとして使われる事になる。
マップ6では、まだレベル的に頼りなく、クインクレインの餌食になりやすいので、窮屈な移動を強いられる。マップ7も、単体で敵陣に突っ込むほどの能力はない。
あれよあれよという間に第一回編成を終えるとホームズ隊に送られ、まもなく加入する妹のフラウとサンのコンビに命脈を絶たれる。
通常攻略では、ドラゴンナイトにクラスチェンジするための「(☆)飛竜の笛」の複数入手が難しいので、どうしても、フラウに奪われてしまいやすい。かといって、マーテルにあえて、「スーパープルフ」×2を使うプレーヤーも珍しい。
そのため、フラウ加入以降、本当に目立たない存在になってしまう。
対戦評価
貴重な飛兵ユニットのため移動の制限を受けにくい。しかし、マーテルの場合、本当にメリットはそれだけという感じだ。
対戦におけるマーテルのポジションを考えてみると、16人枠に残れるか微妙なキャラというもの。12人枠には、まず残れないだろう。出撃させれば邪魔にはならないものの、あえて出現させるほどでもない。非常に微妙。
また、支援効果の関係で、パートナーとして考えられるのはサーシャ。さらに、リシュエル、フラウだろう。
サーシャとは相互支援効果が発生するが、同じ飛兵という事で、ロファールとの間に強力な相互支援効果が発生する彼女にスタメンを奪われやすい。
リシュエルも活躍の場が限局的で、森マップくらいだろうか?フラウを起用する場合、サンをセットとして考えなければならないため、さらに出撃枠が圧迫される。
このように支援効果を軸にして考えてみても、マーテルが非常に使いにくいキャラである事がわかるだろう。
飛兵ユニットである事を最大限に活かし、他キャラに先攻して、突撃させる戦法もあるが、十中八九、返り討ちだろう。
対戦での運用方法としては、丁寧にヒット&アウェイで相手の戦力を削るのがおすすめ。武器は、「サンダーソード」や「ピラム」、「自ジャベリン」か?ただし、「サンダーソード」を扱う場合、「スーパープルフ」の在庫が気になる。
マーテルの対戦に向けた育成方針
ペガサスナイトorドラゴンナイト
「疾風の技」の優位性や「サンダーソード」の使用を考えるならペガサスナイトがおすすめ。ただし、マーテルをペガサスナイトのまま育てるためには、「スーパープルフ」が2個必要。
攻撃力重視ならドラゴンナイトがおすすめで、ピラムやジャベリンによる間接攻撃のダメージが増える。
これは、サーシャやフラウにも言える事だが、ペガサスナイトorドラゴンナイトは、それぞれのプレーヤーの育成方針によって決定してよいだろう。
対戦を前提にしても、コレにしなければならないというような決定的な理由は見当たらない。
「海の戦士」との相性
マーテルは飛兵のため、海川マップとの相性は非常に良い。相互支援効果の発生するサーシャやフラウも海川での立ち回りが重要なキャラなので、マーテルにも漏れなく習得させたい。
「森の戦士」との相性
ロファールが森林の地形撃破数を稼げるため、サーシャと一緒に起用されやすいのが森林マップ。そのため、保険としてマーテルにも「森の戦士」を習得させておくのもよい。
また、他キャラは森の地形コストにより移動に手間取るので、飛兵のメリットが発揮されやすいマップでもある。
さらに、リシュエルが森に潜み、「☆サンフレイム」や「メティオール」による間接攻撃で相手を削る戦法も考えられるため、その意味でもマーテルと森林の相性はよい。
マップ18でメリエルに森林の地形撃破数を稼がせているなら、尚更だろう
「城の戦士」との相性
騎乗が不可能な城内での活躍は期待できない。また、城砦2マップのうち「砂漠の長城」は、地形の関係で敵陣に直進できない。
砂漠の長城は、「城の戦士」を初期習得するロファールが起用されやすいが、後衛で弓を使うか、リーダーとして使うかなので、サーシャと相互支援効果のあるマーテルでも厳しいだろう。
おそらく、サーシャとマーテルの両方を出す余裕はなく、それならばサーシャが選ばれそうだ。
残るは、城砦の「市街戦」だが、このマップとマーテルの相性は良い。加えて、援軍を含めると総出撃キャラも多いので、十分に出番が回ってくる可能性はある。
総合的に考えると、マーテルと「城の戦士」と相性はそれほど良くはなく、「辺境の戦士」、「山の戦士」と同程度だといえるだろう。
「草原の戦士」との相性
草原は、ロファールが猛威を振るうマップなので、相方のサーシャが起用されやすい。そのため、サーシャと相互支援効果のあるマーテルにも「草原の戦士」を覚えさせるという考え方はある。
しかし、草原はヒット&アウェイが得意なキャラによる総力戦になりやすく、マーテルがスタメンに残れるか微妙なところだ。また、マムルークやアローナイトが起用されやすい草原マップにおいて、飛兵系のキャラは弓の餌食になりやすい。
草原マップには援軍ポイントが多く、「草原の戦士」を習得した効果である移動力+1が活きる。川を飛び越えて移動できる飛兵は、民家(援軍)に向かう役に最適。しかし、その場合、戦力として数えるかは微妙なところだ。
「山の戦士」と「辺境の戦士」との相性
山岳と辺境の地形はそれぞれ2マップあり、一方が騎乗不可。サーシャが活躍できる騎乗可能マップには、どちらも進入の難しい山がある。
飛兵の場合、沼のダメージを無視できるが、それを踏まえても「山の戦士」と「辺境の戦士」の重要度は同程度だろう。ロファールもあまり得意なマップではない。
地形系スキルはどれを除外するか?
なかなか悩ましい問題だが、まず、「海の戦士」と「森の戦士」の習得は確定といってもよさそうだ。残り2枠を「草原の戦士」、「城の戦士」、「辺境の戦士」、「山の戦士」から選ぶ事になる。
正直、いずれのマップも微妙な感じで、「城の戦士」は4マップ中せいぜい1マップで活躍できるか?といったところ。「辺境の戦士」と「山の戦士」は、進入が難しい山からのヒット&アウェイが有効だが、総出撃数の関係でスタメンに残れない可能性がある。
「草原の戦士」に関しても、純粋な戦力としての起用は難しく、円滑に援軍を出現させるため移動力+1の効果を狙う事になる。また、極限状態の対戦においては、援軍出現用に戦力を分散させるリスクも踏まえなければならない。
また、マーテルを援軍出現用に起用するなら、より柔軟性の高いレネの方がメリットは大きそうだ。レネなら、レオンハート、そこからシロウ、プラムへと支援効果が繋がっていく。
これらを踏まえると、個人的には、山と辺境の騎乗可能マップでのヒット&アウェイに活路が見出せそうな感じなので、「山の戦士」と「辺境の戦士」にした。
どちらにしても、マーテルのスキルが〇〇の戦士ではなく、〇〇の戦士だからといって、対戦の勝敗に大きな影響を与える事は考えにくい。