ティアリングサーガ ナロン キャラ紹介と育成方針 対戦の最重要事項

ティアリングサーガのキャラ「ナロン」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。「☆サリアの槍」の候補で、ロファールと共に対戦における最重要事項。疾風の技or死生の技?

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ナロンの人物像

序盤に訪れるヴェルジェの志願兵として仲間になる。4人の内から1人を選ぶ事になるが、RPGに慣れたプレーヤーなら、オイゲンの台詞にピンときたのではないだろうか?

初期能力、成長力が低く、加入当初は頼りない。また、キャラの立ち絵も猫背のようでもあるし、ヘコヘコしているようでもあり、それが拍車をかける。

しかし、クラスチェンジを境に大化けし、いわゆるS・RPGにおける大器晩成キャラ。シャイニングフォースで言うところのアーサーだ。

ゴールドナイトへのクラスチェンジで凄まじい成長を遂げる。能力は否が応でも目立つが、キャラのバックグラウンドの観点から考えると影が薄い。

劇中では多くは語られる事はないが、エンディングのリュナンとの会話で、いくつかの事実が判明する。此度の大戦にはヴェルジェに残した病気の母、たっての願いで参加したようだ。

その理由がナロンの父親のような立派な騎士になってほしいというもの。どうやら父親はカナンの将軍らしいが、ナロン自身も詳しくは知らないらしい。

しかし、ナロンがクラスチェンジでなるゴールドナイトと立派なカナンの騎士から連想できるのは、どう考えても「カナンの剣」エルンスト。最後の最後にとんでもない伏線を残していったもんだ…

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ナロンの能力

成長率と能力上限

StrSklAgiDefMagLukWlvMHPMv
成長率35%25%20%22%15%25%30%60%0%
初期能力(Lv1)6354065227(初期)
クラスチェンジ+6+7+7+500+4+8+1
ルークナイト騎乗(上限)19181818153016607(初期)
ルークナイト徒歩(上限)18171717153016604(初期)
ゴールドナイト騎乗(上限)25252523153020608(初期)
ゴールドナイト徒歩(上限)22222121153020605(初期)

覚えるスキル

初期素質
Lv12(ゴールドナイト)烈風の技
Lv16再移動(徒歩でLvアップしても習得)
クラスチェンジ連続の技
クラスチェンジ大盾の技

支援効果

キャラ与えるキャラ受けられるキャラ
リュナン5%
(マップ10クリア時にナロンがリュナン軍にいる場合)

想定地形撃破数

※1 ()内はシナリオナンバー

※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています

※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外

城砦城内平地草原森林山岳辺境海川闘技場
★(リグリア砦)★(モースの塔)★(30or34)★(エリアル洞窟)★(イスラ沼)★(リグリア砦)

通常攻略評価

成長力の高いジークと比べると見劣りするものの、クラスチェンジさえすれば、鬼のように強くなる。

成長力は低めだが、全能力が満遍なく上がる数値のため、吟味ありなら比較的容易に上限値に達する事ができる。

Lv11までにゴールドナイトにクラスチェンジすると「烈風の技」を覚えられるが、これがあったからといって、攻略の難易度が下がるほどでもない。そのため、高い上限値を見越して、Lv20でのクラスチェンジが望ましい?

イルの村で「疾風の技」を習得させ「☆サリアの槍」の持たせると手が付けられない強さになるが、残念ながら後半は城内マップが多いので、ナロンの強さが最大限に発揮されない。

そう考えると、リュナン軍で即戦力として活躍してもらうのが定石か?

対戦評価

ナロンの上級職であるゴールドナイトは、屈指のステータス上限値を持つので、ロファールと共に対戦における最重要ポジション。

基本的に対戦考察は、必殺化した「☆サリアの槍」を所持したナロンやロファールにどう対処するかを中心に組み立てていく事になる。

キャラの能力値や総合力がダイレクトに反映される平地や草原などでは、「☆サリアの槍」を装備した再移動によるヒット&アウェイが相手の脅威になる。

続いて、城砦、山岳(山の王者)、闘技場のマップでも、地形撃破数による差が付きにくいので、総合力で勝るナロンやロファールは確固たる優位性を保てる。

駆け引きを楽しめる地形は、海川と森林のマップで、遭遇戦3でナロンに地形撃破数を稼がせる選択肢が残るからだ。ただし、対戦においては、森林よりも海川の方が重要な点は覚えておきたい。

逆に苦手なマップが、移動を制限される辺境(レダの谷)や騎乗不可で著しく能力が下がる(槍装備不可)城内および騎乗不可(地底の主、救出作戦)の特殊マップ。

また、ナロンやロファール、(ナルサス)が場に出ていると、相手は「守りの杖」、「踊る(追加効果)」を掛けられるのを防ぐため、プラムやリーリエを狙わざるを得なくなる。

このように場に出すだけで圧倒的な存在感を発揮するのが、「黄金の騎士」たる所以。

支援効果は、「☆守りの杖」との2択になるリュナンからの5%を発生させるのは非現実的なので、孤軍奮闘系の強キャラ。その意味では、ロファールよりも「剣闘士」に向いてるとも考えられるだろう。

武器は、メイン兵装が必殺化された「☆サリアの槍」。対戦マップによってロファールと上手く使い分けていく事になる。

他は「ルナの剣」や「☆マインスター」も強力。能力的には、「マンゴーシュ」での耐久も可能だが、守るより攻めろなキャラなので、やはり「☆サリアの槍」にはかなわない。

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ナロンの対戦に向けた育成方針

「烈風の技」とスーパープルフ

ナロンをLv11までにクラスチェンジさせると「烈風の技」を覚えられる。そのため、Lv10~Lv11の間にクラスチェンジさせるプレーヤーも多い事だろう。

しかし、通常攻略においても、対戦においても、特に役立つスキルというわけではない。仮に、Lv11までにクラスチェンジさせる場合でも、「大盾の技」の発動率の関係上、スーパープルフを使う事になる。

遭遇戦3で海川や森林の地形撃破数をナロンに稼がせる場合は、この特性を利用して、あえて「烈風の技」を覚えさせず、スキル枠の減少を1つに抑える。

リュナンからの支援効果

第一回編成でリュナン軍に振り分けると、マップ10クリア後にイベントが発生し、リュナンからの支援効果5%を受けられるようになる。

しかし、実質「☆守りの杖(リー)」との2択になるため、支援効果の発生は現実的ではない。

遭遇戦3で海川or森林を稼がせるパターン

遭遇戦3のイスラ海賊を利用した地形撃破数稼ぎは、シゲンに割り振るプレーヤーも多いだろう。しかし、もうひとつの選択肢としてナロンに請け負わせる方法もある。

海川の地形撃破数を稼がせて、マップ12、13でも稼げば、かなりの仕上がりになるのではないだろうか。しかし、その場合、Lv16で覚える再移動によってスキル枠はひとつ減る。

森林の地形撃破数は、マップ18でロファールが稼げるのと、移動がある程度制限されるのとで、海川よりは優先度は低い気がする。

「剣闘士」との相性

「☆サリアの槍」が装備可能かつ屈指の能力上限値を持つので、「剣闘士」を習得させ、闘技場で使えば無双できる。

対戦の闘技場をたかが全マップ中の1マップと捉えるか、絶対に落とせない1マップと捉えるかで方針が変わる。絶対に落とせない1マップと捉えるなら、ロファール、ナロン共に「剣闘士」を習得させる。

しかし、必殺化した「☆サリアの槍」は1本しかないので、最低限、ロファールかナロンのどちらかが「剣闘士」を覚えるのが定石か?

どちらを選ぶかは割と明確で、ロファールはそれなりに支援効果を期待でき、草原や海川などのマップで猛威を振るう「☆サリアの槍」や「ガトリングボウ」を使ったヒット&アウェイ(再移動)戦法が可能。

一方ナロンは、弓を装備できないし、「☆守りの杖」の関係上、支援効果も期待できないので、闘技場での孤軍奮闘にピッタリだ。

「城の戦士」との相性

必殺化した「☆サリアの槍」を装備したキャラを場に出せるかが重要な対戦においては、ロファールの習得する地形系スキルとの兼ね合いが重要。

そう考えると、ロファールが初期習得している「城の戦士」をナロンに覚えさせるメリットは少ない。また、「城の戦士」が影響する城砦と城内マップの内2つは城内のため、ナロンの能力を十分に発揮できない。

「草原の戦士」との相性

草原の地形撃破数を満足に稼げるのはエリシャ(マップ22)くらい。そう考えると、「☆サリアの槍」を扱えるナロンに習得させればダメ押しになる。

しかし、「ドラゴンアロー」や「ガトリングボウ」を使ったヒット&アウェイ戦法を存分に活用できるロファールの方がメリットが大きい気もする。

また、確実性を高めるため、ナロン、ロファールの両方に習得させる方法もある。

「森の戦士」との相性

ナロンに覚えさせるなら、マップ18で森林の地形撃破数を稼げるロファールにダメ押しとして覚えさせたい。森林は2マップあるものの、移動が制限されるので、ナロンかロファールのどちらかに覚えさせれば十分だろう。

「海の戦士」との相性

海川は3つの対戦マップがあるため、ランダムでマップを選ぶ場合は意外に重要。これを見越して、遭遇戦3でナロンに海川の地形撃破数を稼がせるのもよい。

しかし、その場合は、ナロンのスキル枠の空きがひとつ減る(Lv16再移動)ので注意。「烈風の技」は無理をして覚えさせる必要はない。

ナロンに海川の地形撃破数を稼がせる場合も、そうでない場合も、「海の戦士」とゴールドナイトとの相性は良さそうだ。

「山の戦士」との相性

「山の戦士」をナロンに覚えさせてもメリットは少ない。山岳の対戦マップは2つしかないし、内ひとつは騎乗不可になるからだ。

加えて、エリアル洞窟を利用すれば、山岳の地形撃破数稼ぎができるため、海川や森林に比べると、撃破数で差を付けにくい。

「辺境の戦士」との相性

辺境の対戦マップは2つで、内ひとつが騎乗不可。加えて、騎乗可能なゾーアの谷も騎乗状態で自由に動ける場所が少なめ。そのため、ナロンと「辺境の戦士」の相性はそれほど良くはない。

「疾風の技」との相性

「疾風の技」を最も有効活用できるのは「☆サリアの槍」を装備したロファールとナロン。しかし、ロファールはスキル枠の空きが3つしかなく、この内ひとつは「連続の技」で埋まる可能性が高い。

加えて、ロファールはマップ18で森の地形撃破数稼ぎをするので、ダメ押しに「森の戦士」も欲しいところだ。ただし、「森の戦士」については、地形撃破数を稼いだ分を「森の戦士」の代わりにするという考え方もあるだろう。

ロファールは、スキルの振り分けがかなり窮屈になりやすいので、「疾風の技」はナロンに習得させるのが妥当のような気がする。

エリシャや他の魔導士系キャラに習得させ「☆シルフィード(sp17)」や「☆ブレンサンダ(sp19)」と組み合わせる戦法もあるが、ゴールドナイトorキングスナイトの「☆サリアの槍(sp21)」、ヴェガの「☆シュラム(sp23)」、ソードマスターの「ルナの剣(sp22)」辺りが相手だと発動しない。

また、極限状態の対戦においては、「疾風の技」の効果はかなり薄れるので、クリシーヌやユニ、バドに習得させ、「ソードブレイカー(sp24)」と組み合わせ耐久系キャラに仕上げるのも面白い。対戦ではソードブレイカーで☆付の剣も破壊できる。

城内や山岳(騎乗不可)マップで、ソードマスターキラーとして活躍してくれそうだ。

上の対戦で強敵とされる相手のsp値を見ると、強敵相手に「疾風の技」を発動させるのは難しい事がわかる。続いて、考えなければならないのが「見切の技」を覚えているキャラ。

しかし、「見切の技」は「疾風の技」を無効化するので、意味がない事がわかる。さらに、「見切の技」を持っておらず、「疾風の技」で先制できる可能性のあるキャラに対しては、発生率の高い「大盾の技」である程度は代用可能。

「疾風の技」を習得させない場合、エリシャの「☆ブレンサンダ」や「☆シルフィード」が怖い。そのため、「☆雷の盾」や「☆風の盾」で防御を固める方法もあるだろう。

無論、「おまもり」や「★エリクサー」の方が優秀だが。

「死生の技」との相性

「見切の技」持ち以外のキャラ相手なら「☆サリアの槍」と組み合わせる事で反則気味に。候補はナロンの他、エリシャやナルサスなどになるのではないだろうか?

「ルナの剣」の攻撃が1発被弾した後の反撃が強力。また、「☆守りの杖」と組み合わせると恐ろしい事になる。「☆サリアの槍」と「☆女神の盾」はセットになりやすいので、かなり現実的な戦法ではないだろうか。