ティアリングサーガ カトリ ネウロン キャラ紹介と育成方針 覇竜変化を使いこなす人柱力

ティアリングサーガのキャラ「カトリ」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。レベルとステータス調整でイビルサンダ稼ぎに大きく貢献。

カトリの人物像

サリアの第一王子グラウスとセルバの公爵の娘マリアとの間に生まれたサリアの王女。カトリは、育ての親であるロウ司祭から贈られた名前で、本名は母と同じマリア。小マリアと呼ばれる事もある。

叔父にあたるロベルト（母マリアの双子の弟）の三姉妹、ヴェーヌ、マーテル、フラウとは「いとこ」。また、同じく母マリアの弟ライゼル(レオンハート)も叔父にあたる。

カトリは、幼少期に父母と生き別れ、ロウ司祭に引き取られる。その原因は、サリアの第二王子アハブによる反乱。

サリア城は制圧され、アハブ大公配下のザカリア将軍は小マリアの殺害を命ぜられる。しかし、どうしても命令に従う事ができなかったザカリアは、苦渋の決断により、小マリアを連れて逃亡を図る。

その時、サリアの森で出会ったのが、旅の神官だったロウ司祭。小マリアは、ロウ司祭に預けられ、カトリとして育てられる事になる。

カトリ本人は、サリアの森に置き去りにされた捨て子だったとロウ司祭に聞かされ信じ込んでいる。

その後、メルヘン率いるイスラ海賊にさらわれ、ホームズ率いるグラナダ私掠（しりゃく）艦隊シーライオンに救出され、マップ8を迎える。

サーシャと共にティアサガ2大ヒロインに数えられ、波乱万丈の人生を経験するものの、天真爛漫かつ努力家で天然というヒロインを地で行く存在。

カトリの人間性には敵味方問わず魅了され、メルヘン、ザカリアと次々に敵を味方に引き込んでいく。最終的には、奥手で恋愛下手のホームズまで虜にしてしまう。

その可憐で華奢な見た目に似合わず、戦力としても優秀で、八尾の人柱力として名高いキラービーに負けず劣らずの完成された人柱力。ユトナの聖痕を持つ巫女の中で、最も聖竜変化を使いこなす。

やはり、聖騎士ロベルトや草原の狼レオンハートを輩出したセルバの部族の血が騒ぐのか？

カトリの能力

武器	シスター	杖
兵種	シスター	神官
	ファイアドラゴン	竜
Lv上限	シスター	30
クラスチェンジアイテム	なし
加入方法	マップ8開始時に仲間になる
初期装備	ゾンビの杖/リングオブサリア
専用装備	リングオブサリア
地形系スキル（暫定）	城の戦士/山の戦士/辺境の戦士/海の戦士/草原の戦士or森の戦士

成長率と能力上限

	Str	Skl	Agi	Def	Mag	Luk	Wlv	MHP	Mv
成長率	0％	10％	55％	5％	35％	40％	60％	40％	0％
初期能力（Lv1）	0	4	8	1	7	5	7	17	4（初期）
シスター（上限）	15	19	20	16	20	30	19	60	4（初期）
ファイアドラゴン（上限）	25	25	25	25	25	30	16	60（初期）	5（初期）

覚えるスキル

※ネウロン変身時はスキルが辺境の戦士のみに置き換わる

初期	召喚
ネウロン変化時	辺境の戦士

支援効果

※ネウロン変身時は支援効果が無効になる

キャラ	与える	受ける	条件
ゼノ	5％ 5％	5％ 0％	初期 マップ10クリア後のソラの港（ホームズ隊）のイベント
ユニ	5％	5％
ホームズ	5％ 0％ 10％	10％ 5％ 0％	マップ8クリア時のイベント マップ13クリア時のイベント 第三回編成直前のハルファ砦のイベント（ホームズ隊）
アトロム	5％
メルヘン	15％
フラウ	10％		マーテルとフラウがいる状態で遭遇戦4（リグリア砦）をクリアする
ザカリア	15％

地形移動コスト

クラス	平 地	道	洞 窟	床	塔	森	川	浅 瀬	山	崖	荒 地	海/湖	砂 地	沼	城 壁
シスター	1	1	1	1	2	2	–	2	–	–	2	–	1	4	–
ファイアドラゴン	1	1	1	1	2	2	–	2	–	–	2	–	2	3	–

想定地形撃破数

※1 （）内はシナリオナンバー

※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています

※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外

城砦	城内	平地	草原	森林	山岳	辺境	海川	闘技場

通常攻略評価

カトリの参戦は、第一回編成後から第二回編成までになる。回復役にとって重要なMagとWlvの成長率が非常に高く、回復から「☆記憶の杖」、「☆リペアの杖」、「召喚の杖」とホームズ隊のサポート役を一挙に引き受ける存在。

また、自身に危険が及びそうな状況では、「リングオブサリア」を使用して、やり過ごす事ができる。ネウロンは、通常攻略では、ほぼ無敵の存在。

第二回編成までのホームズ隊には、プラムやリーリエといった神官キャラも存在するが、彼女らはそれぞれ「踊る」と「歌う」という専用コマンドがあるので、回復まで手が回らない。

少し特殊なキャラのメルは、カトリに成長率の面で遠く及ばないので、結局は抜けるとわかっていてもカトリを頼る事になるだろう。

残念ながら第二回編成で離脱してしまうが、代役と言うには失礼なくらいに優秀なレネが加入するので、カトリの抜けた穴を補って余りある活躍をしてくれるだろう。

劇中では、明るさと天然で、常に周囲を和ませてくれるが、去り際まで配慮された愛されキャラ。

対戦評価

カトリは、シスターなので地形撃破数を稼げない。そのため、極限対戦においては、足手まといにしかならない。ネウロンに変身しても、地形撃破数や兵種撃破数を最大限に稼がせたキャラに攻撃を当てるのは難しいだろう。

専用の杖なども存在しないため、せいぜい召喚の杖で敵の進軍を妨害したり、「遠癒しの杖」で回復役をするくらいが関の山だ。

召喚によって発生したモンスターは、戦力として数えられないので、敵の進路を防ぐために利用する。しかし、味方の進軍が妨害される可能性もあるため、メリットばかりではない。

このようにカトリは戦力としては当てにならないが、支援効果は優秀。城内をはじめとした騎乗不可マップで活躍するユニやお供のゼノとの間に相互支援効果が発生する。

また、ホームズとの相互支援効果も強力で、フラウに与える支援効果も魅力的だ。せめて、プラムやレティーナのようにモースの塔の盗賊バグを利用して、城内の地形撃破数を稼げれば、ずいぶん状況は変わっていたのに残念である。

カトリの場合、戦力として対戦に影響を与えるというよりかは、対戦データ作成の過程で役立ってくれる。イビルサンダを使った地形撃破数稼ぎのサポートをして、エリシャやマルジュなどの強化に貢献する。

カトリの対戦に向けた育成方針

対戦では「☆聖竜のウロコ」が「☆ドラゴンメイル」に変わる

カトリは、ブラードでの地形系スキルの追加が可能なので、エンテよりは使える。しかし、対戦でネウロンに変身した場合は、「☆聖竜のウロコ」が「☆ドラゴンメイル」に変わってしまう。

「☆ドラゴンメイル」の効果は、全てのダメージを1/2なので、「☆聖竜のウロコ」に比べると、著しく防御性能が落ちてしまっている。

ネウロン状態では支援効果が活かせない

カトリはシスターのため地形撃破数稼ぎを行えず、ネウロンに変身した際には、支援効果が無効化される。そのため、極限対戦におけるネウロンの状態では、まず命中や回避は見込めないだろう。

レベル上げとスーパープルフを使うタイミングは非常に重要

カトリは、レベル上げのタイミングが非常に重要なキャラ。加えて、レベル上げをする際には、ステータス調整もしなければならない。

カトリのレベルやステータスを調整する1番の目的は、マップ22（草原）とマップ23（森林）でのイビルサンダを使用した地形撃破数稼ぎだ。これらのマップでの地形撃破数稼ぎは、カトリのレベルとステータスによって結果が大きく変わる。

イビルサンダ稼ぎの際は、HPの初期値が低いハーピィを利用する。召喚されるハーピィのステータスは、召喚の杖の使用者のレベルに依存し、使用者のLv±2になる。

ハーピィのHPが低ければ低いほど、イビルサンダ使用者のMagを低く抑えられ、攻撃対象のHPを温存しやすい。この調整によって、攻撃対象の被弾可能回数を1発から2発、3発へと増やせるので、結果的に地形撃破数をより稼げる事になる。

理想のレベルとステータス

召喚の杖を使用したキャラのレベルにハーピィの能力が依存するので、召喚者のレベルは低ければ低いほど良い。しかし、問題になるのが召喚数で、召喚数は使用者のMagに依存する。

上記の計算式をカトリのMag上限（20）に当てはめると、丁度、上限値で最大6体の召喚が可能になる。また、Mag18以上の時に「☆魔力の杖」もしくは「踊る（追加効果）」で最大7体の召喚が可能になる。

そのため、「☆魔力の杖」もしくは「踊る」の使用前提で、「MAGプラス」が4個。「WLVプラス」が2個（ハーピィの杖のWlvは12）をカトリに使用すれば、Lv1からハーピィ7体の召喚が可能になる。

しかし、第二回編成までに入手可能な「MAGプラス」は、オークスの宝物庫の1個のみなので、吟味により毎回Magを上昇させても、最低Lv9までレベル上げをする必要がある。同時にWlvも吟味すれば「WLVプラス」は必要ない。

また、Lv9のカトリに召喚役を任せる場合、召喚による経験値でレベルが上がっていくので、能力を吟味しつつイビルサンダ稼ぎをする事になる。

さらに、カトリをLv9に保った状態でマップ22以降のイビルサンダ稼ぎをするためには、遭遇戦2、マップ11、遭遇戦8（エリアル洞窟）でのイビルサンダ稼ぎをあきらめなければならない。

そうなると、第二回編成でエリシャをリュナン軍に配置した場合のエリシャの山岳の地形撃破数が厳しくなる可能性がある。

メリエルやリシュエルを第二回編成でホームズ隊に配置する場合、マップ24の地形撃破数稼ぎをエリシャ＋α（マルジュorリー）で行う選択肢がある。

この場合、遭遇戦2、マップ11、遭遇戦8（エリアル洞窟）での山岳の地形撃破数稼ぎをイビルサンダで行えない点は、かなり響くと言えるだろう。

このような様々な点を踏まえると、カトリをLv9に抑えて、マップ22の地形撃破数稼ぎをするメリットは、予想以上に低いと言えるかもしれない。

ただし、草原特化型デッキを作りたいなどの場合、遭遇戦2、マップ11、遭遇戦8（エリアル洞窟）の地形撃破数をクライス辺りに請け負わせて、マップ22で集中的に草原の地形撃破数を稼がせる選択肢もあるかもしれない。

しかし、忘れてはならないのが、カトリのレベルやステータスをいくら理論値付近に調整しても、所詮、草原の地形撃破数を稼げるのはマルジュとリーだという点。（エリシャは元々確定）

妥協点

カトリをLv9に保つ選択肢は、煩雑な計算があるので、思い切って妥協点を模索するのもよい。

その際の妥協点だが、カトリのレベルを30まで上げてしまう方法がある。Lv30のカトリを召喚役にする場合、ハーピィのHPの関係で、最低でもイビルサンダ役のMagを19以上にする必要がある。（Lv32のハーピィのみ1撃で倒せない）

丁度、魔道士のMag上限値が19なので、不意の必殺を防ぐためSklを抑えつつMagが上がるよう吟味し、Lv20のエリシャとマルジュを用意すればよい。また、リーのMag上限値は22だが、イビルサンダ稼ぎに利用するなら19に抑えておきたい。

この調整の効果が発揮されるのが、マップ23の地形撃破数稼ぎで、ペガサスライダー（HP26）にイビルサンダを2発当てられる計算だ。

この選択肢の良いところは、カトリ、イビルサンダ役のLvが固定されるので、不確定要素を減らせる点。また、遭遇戦2、マップ11、遭遇戦8（エリアル洞窟）でイビルサンダを使った地形撃破数稼ぎも、もちろん可能だ。

スーパープルフを使えるタイミングはかなり短い

マップ23の地形撃破数稼ぎが終わるまでは、カトリの能力変動による不確定要素を減らしたい。そのため、カトリにスーパープルフを使えるタイミングは、マップ23の地形撃破数稼ぎが終わってから、遭遇戦9までになる。

このタイミングを逃すと、カトリのレベルが30止まりなので後味が悪い。また、SklとDefの吟味がかなり際どく、こちらに気を取られているとLukやMHPが疎かになる事もあるので注意。

MHPプラスを忘れずに

カトリのHPをレベルアップ毎に上げても、「MHPプラス」を1個使わなければ最大値に届かない。

POWプラスは使うか？

まずカトリに「POWプラス」を使うのは自己満足や見栄えだけで使用する事になると覚えておきたい。極限対戦において、ネウロンの攻撃が相手に命中する事は、まず考えられないからだ。

その上で、カトリが離脱するまでに入手可能な「POWプラス」の数を考えると、無理をすれば、必要数である5個を確保する事も可能。

しかし、メーメル洞窟のランダム宝箱の2回目（イビルサンダorPOWプラス）、4回目（MOVプラスorPOWプラス）、7回目（イビルサンダorPOWプラス）、9回目（MOVプラスorPOWプラス）、10回目（イビルサンダorPOWプラス）のうち、4回目と9回目は「MOVプラス」で確定。

2回目、7回目、10回目のうち2つはイビルサンダを入手したい。4回目と9回目で「MOVプラス」とイビルサンダを同時に狙う方法もあるが、1％と2％のアイテムの同時入手のため、発狂レベルのリセットを強いられる。

運良く4回目と9回目で同時入手に成功した場合、2回目、7回目、9回目で「POWプラス」を入手できるので、3個確保できた事になる。これに加え、オークスの宝物庫から1個入手可能なので、合計4個。

最後に、遭遇戦8（エリアル洞窟）のエリアル洞窟北のランダム宝箱の1回目の「POWプラス」を入手すれば、丁度、5個になる。

しかし、全く労力に見合わないので、カトリに「POWプラス」を使うのはおすすめしない。

カトリの地形系スキル

カトリは「召喚」を初期習得しているので、地形系スキル枠は5つ。

地形撃破数を稼ぐ事ができないため、カトリを軸に考えても答えはでない。そのため、「ユニ、ゼノ」ラインと「シゲン、ホームズ」ライン、「サン、フラウ」ライン辺りで考えるとよいだろう。

ユニは、ゼノとの強力な相互支援効果を活用して、騎乗不可マップでソードマスターキラーとして運用可能。カトリは、ユニ、ゼノ共に相互支援効果が発生するので、相乗効果を期待できる。

この2人のためにカトリを出撃させる枠は、ほぼ残らないと思われるが、どうせなら2人に地形系スキルを合わせておくのもよいだろう。

これを踏まえると、「城の戦士」、「辺境の戦士」、「山の戦士」が該当する。さらに、遭遇戦3で海川の地形撃破数を稼がせたシゲンのお供としてホームズを運用する事を想定すると、「海の戦士」もしっくりきそうだ。

「剣闘士」はありえないので、残るは「草原の戦士」or「森の戦士」。フラウへの支援効果は強力だが、カトリがフラウやサンと足並みを揃えて進軍する事は考えにくい。

また、草原と森林は、マップ数が同じく2つで、騎乗系ユニットならそれなりに活躍できるマップなので、どちらかを選ぶ明確な理由に乏しい。

ただ、森林マップはフラウより、ロファールのお供であるサーシャ、メリエルとリシュエルのお供であるマーテルが選ばれやすい事を考えれば、「サン、フラウ」ラインを踏まえて選ぶなら、「草原の戦士」か？

意外に悩ましいところだが、1デッキ編成なら、まずカトリの出番はないので、気楽に選びたい。

イビルサンダ稼ぎ用ハーピィのレベル毎ステータス

※Lukの値はランダム

Lv	HP	Str	Skl	Agl	Def	Mag	Wlv
1	10	3	10	10	1	2	8
2	11	4	10	10	1	2	8
3	11	4	10	10	2	2	8
4	12	4	11	10	2	2	8
5	12	4	11	11	2	2	8
6	13	5	11	11	2	2	8
7	13	5	11	11	3	2	8
8	14	5	12	11	3	2	8
9	14	5	12	12	3	2	8
10	15	6	12	12	3	2	8
11	15	6	12	12	4	2	8
12	16	6	13	12	4	2	8
13	16	6	13	13	4	2	8
14	17	7	13	13	4	2	8
15	17	7	13	13	5	2	8
16	18	7	14	13	5	2	8
17	18	7	14	14	5	2	8
18	19	8	14	14	5	2	8
19	19	8	14	14	6	2	8
20	20	8	15	14	6	2	8
21	20	8	15	15	6	2	8
22	21	9	15	15	6	2	8
23	21	9	15	15	7	2	8
24	22	9	16	15	7	2	8
25	22	9	16	16	7	2	8
26	23	10	16	16	7	2	8
27	23	10	16	16	8	2	8
28	24	10	17	16	8	2	8
29	24	10	17	17	8	2	8
30	25	11	17	17	8	2	8
31	25	11	17	17	9	2	8
32	26	11	18	17	9	2	8