ティアリングサーガのキャラ「ロファール」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。大陸5賢王にして6勇者。対戦ではナロンを凌ぐ最強キャラ。
ロファールの人物像
ウエルト国王。家臣には国祖サザーラント以来の名門とまで言わしめ、大陸5賢王に数えられる。また、かつては大陸6勇者に数えられた事もあった。
ウエルトの王女サーシャは一人娘で、妻はサリアの天馬騎士リーザ。ホームズは、リーザの前夫ヴァルスとの間にできた子供なので、複雑な関係。
22年前に発生したレダ解放戦争には、ウエルトの王子として参加し、当時24歳だった。そのため、本作での年齢は46歳前後だと思われる。
レダ解放戦争で目覚ましい活躍をした12人の英雄のうち6勇者に名を連ねている。レオンハートと出会ったのもこの頃で、レオンいわくロファールも恩人のひとりのようだ。
本作開始時には、バルト戦役に参戦後、行方不明になったとされている。カナン国王バハヌークは、長年に渡り熾烈な争いを繰り広げてきたガーゼル教国と突如手を結び、大陸制覇に乗り出す。
ウエルト王国は、リーべリア大陸とは少し距離のある島国なので、大陸の戦火が及ぶまで至らなかった。
しかし、カナン帝国の支配に喘ぐ人々を見過ごせないロファールは、西部諸国連合を旗手としてバルト要塞に旅立つ。遠征には、ウエルト正規軍の大半を引き連れ、その中にはマーロン伯爵の長男の姿もあった。
バルト要塞では、カナンの盾バルバロッサと対峙し、この西部諸国連合とカナン帝国の戦いは、「バルト戦役」と呼ばれ、本作開始より半年前に発生した。
結果は大敗を喫し、マール市国をはじめ、多くの国々が帝国の手に落ちる。ロファールは重症を負いながらも、妻リーザの故郷であるサリアの隠れ里の人々に保護された。
ロファールを保護したサリアの神官長クラリスは、リーザの姉である。ちなみに、クラリスにロファールを託したのは敵方の将軍であるバルバロッサ。
バルトでの敗戦に責任を感じたためか、リュナンにユトナ同盟軍の指揮官を提案されるも断っている。
ウエルト国民の評価はすこぶる良く、そもそも大陸と関係がそこまで深くないウエルトが、バルト戦役に参加したのも、リーヴェ王国の窮地を善人として見過ごせなかった。
しかし、家臣の中にはその良心を甘すぎると評価する者も少なからずおり、ロファールにウエルトを任されたコッダ宰相もその一人。
ホームズとは複雑な関係性だが、ロファール本人はホームズを認めており、ウエルトを継いでほしいと口にした事もある。
ロファールの能力
肩書(二つ名) | ウエルト王 | |
---|---|---|
武器 | キングスナイト(騎乗) | 剣/槍/斧/弓 |
キングスナイト(徒歩) | 剣 | |
兵種 | キングスナイト(騎乗) | 騎馬 |
キングスナイト(徒歩) | 歩兵 | |
Lv上限 | キングスナイト | 30 |
クラスチェンジアイテム | なし | |
加入方法 | ①マップ19でリュナンかサーシャがロファールと会話すると仲間になる ②マップ19クリア後にロファールが生存していると仲間になる | |
初期装備 | 短剣/ナイトの証 | |
専用装備 | なし | |
備考 | 上限値に達する為にスーパープルフ1個、MHPプラス1個、MAGプラス5個、LUKプラス1個が必要 |
|
地形系スキル (森林特化型) | 城の戦士(初期)/森の戦士/草原の戦士/連続の技 |
成長率と能力上限
Str | Skl | Agi | Def | Mag | Luk | Wlv | MHP | Mv | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
成長率 | 15% | 20% | 15% | 15% | 0% | 30% | 15% | 50% | 0% |
初期能力(Lv25) | 17 | 16 | 13 | 13 | 2 | 12 | 15 | 41 | 7(初期) |
キングスナイト騎乗(上限) | 25 | 25 | 25 | 23 | 15 | 30 | 20 | 60 | 7(初期) |
キングスナイト徒歩(上限) | 21 | 21 | 21 | 21 | 15 | 30 | 20 | 60 | 4(初期) |
覚えるスキル
初期 | 死生の技 |
---|---|
初期 | 大盾の技 |
初期 | 城の戦士 |
Lv32 | 突撃 |
Lv37 | 破邪 |
支援効果
※1 第1回編成時にサーシャをホームズ隊に配置し、ウエルト王宮を訪れている必要あり
キャラ | 与える | 受ける | 条件 |
---|---|---|---|
リュナン | 5% | マップ19戦闘中に会話する | |
サーシャ | 10% | 15% | |
ケイト | 5% | ||
ホームズ | 5% | ※1 第3回編成直前のラゼリアでサーシャ、フラウ、ロファールがいる |
地形移動コスト
クラス | 平 地 | 道 | 洞 窟 | 床 | 塔 | 森 | 川 | 浅 瀬 | 山 | 崖 | 荒 地 | 海/湖 | 砂 地 | 沼 | 城 壁 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キングスナイト(騎乗) | 1 | 1 | – | – | – | 3 | – | 3 | – | – | 4 | – | 4 | 5 | – |
キングスナイト(徒歩) | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | – | 2 | – | – | 2 | – | 2 | 3 | – |
想定地形撃破数
※1 ()内はシナリオナンバー
※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています
※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外
城砦 | 城内 | 平地 | 草原 | 森林 | 山岳 | 辺境 | 海川 | 闘技場 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
★(リグリア砦) | ★(モースの塔) | ★(30or34) | 110~120(19) | ★(エリアル洞窟) | ★(イスラ沼) | ★(リグリア砦) |
通常攻略評価
レニーやシロウを育てたいプレーヤーを尻目に、NPCユニットとして、バッサバッサとスケルトンやダークソルジャーを切り倒していく迷惑なキャラ(笑)なので、使えない事はない。
しかし、致命的とまでは言わないものの、成長率が低めなので、最終的にはサンやナロンの方が正騎士として活躍するだろう。
また、初期レベルが25と高く、スーパープルフなしの場合、残り5レベルしか成長の余地が残されていないため、実質、初期能力で運用する事になる。
スーパープルフを使えば残り15レベルの成長余地を残し、Lv32には突撃のスキルまで習得する。しかし、低成長率とAgi初期値の13が災いし、通常攻略では、まず突撃を活かせない。
ただし、キングスナイトはナロンのゴールドナイトと共に最高のステータス上限を持っているので、最強にこだわるなら吟味しつつ育てる価値はある。成長率も致命的ではないので、吟味前提なら、それなりに高いレベルにまとまる。
対戦評価
キングスナイトのステータス上限。剣、槍、斧、弓を使えるオールラウンダー。「死生の技」、突撃、「大盾の技」を習得。というように、対戦における最強キャラで大陸6勇者は伊達じゃない。
スキルセットは、これに「連続の技」を追加すれば、完璧と言えるレベルで、非の打ちどころがない。
ナロンと同じように「☆サリアの槍」を持たせれば無双するし、ロファールの場合、Pow25でガトリングボウやドラゴンアローによるヒット&アウェイを行う戦法もある。また、Agiも25なので、手弓を装備し突撃をした後、離脱するという強力な戦法も行える。
さらに、「連続の技」やリーリエの「☆力の杖」でブーストしてやれば、相手にとっては凶悪なキャラ以外の何者でもない。
また、もう一人の最強候補であるナロンの弱点だった支援効果も補われ、特にサーシャとの間に発生する強力な相互支援効果は重要。
他にも、ホームズやリュナンといったカリスマ持ちとの間にも支援効果が発生するので、「大盾の技」も相まって、耐久力が非常に高い。
対戦考察は、ナロンとロファールを中心に組み立てていくので、ロファールの育成方針は非常に重要だ。
ロファールの対戦に向けた育成方針
マップ19ではリュナンとの会話で仲間にする
ロファールを加入させる方法は3通りあり、戦闘中にリュナンかサーシャで会話する方法。そして、マップ19クリア時にロファールが生存しているパターン。
対戦を前提にした場合、必ずリュナンとの会話で仲間にしたいところで、リュナンとの間に支援効果が発生する。サーシャと会話すると、サーシャのLukが+3されるが、能力吟味でどうとでもなる。
そもそも、サーシャはホームズとの支援効果を発生させるため、第一回編成ではホームズ隊に配置するのが基本なので、そもそもリュナン軍にはいない。
マップ19で森林の地形撃破数を稼ぐ
マップ19は、敵に祈祷師が3体にいるので、大量に森林の地形撃破数を稼げるマップ。候補としては、マップ18で森林の地形撃破数を稼がせたメリエルやリュナンが考えられる。
しかし、対戦での重要度を考えれば、メリエルやリュナンではロファールに太刀打ちできない。そのため、ココは素直にロファールに稼がせるべきだろう。
敵総数は召喚も含めれば130程度になるが、ロファールはNPCとして登場し、周囲の敵をなぎ倒すので、実際には100~120程度稼げれば十分。ちなみに、エミュレーターの乱数調整を利用しても、120程度が限界だった。
ここでロファールに森林の地形撃破数を稼がせる意味は、「森の戦士」でブーストをかけたり、「森の戦士」を習得する代わりといった意味合いがある。
大量のステータスアップアイテムが必要
ロファールは、初期レベルが25で、スーパープルフを使用しても、残り15レベルしか上昇の余地が残されていない。加えて、初期能力も低くはないが、高いというわけでもないので、かなりの吟味が必要だ。
「☆サリアの聖書」を使い吟味しても大量のステータスアップアイテムが必要で、最低数の「MHPプラス1個/MAGプラス5個/LUKプラス1個」以上を要求される。
「MOVプラス」は最優先
ロファールには「MOVプラス」を必ず使っておきたい。移動力が上昇していると、ヒット&アウェイも光る。
また、ロファールは地形系スキルを加味しても、Mvが8にしかならない。加えて、習得できる地形系スキルも少ないため、「MOVプラス」を1個にするか、2個にするかは悩ましい問題。
「再移動の書」が必要
ロファールは再移動ができるのと、できないのとでは使い勝手が全く違うので、必ず「再移動の書」を使いたい。
また、スキル欄の圧迫を防ぐため、全ての育成を終わった後に使うのが基本。
ロファールの地形系スキル
ロファールの地形系スキルの大前提として覚えておきたいのが、ナロンとの兼ね合いだ。
ロファールは、初期習得スキルが多く、これに「連続の技」を追加するとなると、残り2つしか地形系スキルを習得させられない。
そこで重要になってくるのがナロンとの兼ね合いで、「☆サリアの槍」を最も有効活用させられるキャラを各マップに1体用意するという観点から考える。
また、場合によってはナルサスをこれに加える選択肢もあるだろう。
さらに、ナロンは「☆サリアの槍」を持たせられない場合、ステータス上限が他よりもちょっと高いキャラに成り下がってしまう点も把握しておきたい。
逆にロファールの場合、高Powで弓によるヒット&アウェイが行えるので、基本的に騎乗可能マップなら、どこでも活用できる。
剣闘士との相性
ロファールの能力値を考えれば、最も闘技場に向くキャラのひとりとも言える。しかし、ロファールの場合、マップ全体数のうち各マップの占める割合が重要なので、この観点から考えるとマップ数1の闘技場は不向きとなる。
さらに、ナロンとの兼ね合いを考えた場合、支援効果が全く発生しないナロンの方が、結果的に闘技場向きなので、剣闘士はナロンに習得させるとよいだろう。
しかし、闘技場特化型の特殊デッキを仕上げたい場合などは、ロファール、ナロン共に剣闘士を覚えさせるのもあり。
「森の戦士」との相性
マップ19で森林の地形撃破数を稼ぐので、ロファールと「森の戦士」との相性はよい。
しかし、やや騎馬兵の地形移動コストが多い、森林マップ自体との相性はそこまで良いわけではない。しかし、これはリーダーとして採用すれば解決する問題である。
ただし、スキル枠2~3の中から厳選する必要があるので、総マップ数2の森林マップの優先度を考えれば、どうしても覚えさせたいわけでもない。
そのため、マップ19での地形撃破数稼ぎは、「森の戦士」の代わりという事で、あえて、ロファールに習得させない選択肢もある。
「草原の戦士」との相性
「草原の戦士」は、ロファールにとって1番重要なスキルだろう。騎馬の機動力を活かしやすいマップかつ、ロファールには「MOVプラス」が使われる。
そのため、ガトリングボウや手弓、「☆サリアの槍」で一方的に攻撃できる可能性がある。
また、ナロンとの兼ね合いは重要だが、草原マップならナロンとの二枚看板という事で、両方に「草原の戦士」を習得させる選択肢もある。その場合は、ナロンに「☆サリアの槍」を持たせ、ロファールに弓を使わせるのがよいだろう。
支援効果の発生するサーシャやケイトも機動力が高く、ロファールに並走しやすいので、支援効果を受けながら戦う事も容易だ。
さらに、ロファールとサーシャの相互支援効果から、サーシャとケイト、サーシャとラフィン、ラフィンとシャロン、ラフィンとエステルというようにヒット&アウェイが可能なキャラに支援効果の輪が繋がる点にも注目したい。
「海川の戦士」との相性
海川マップは、全中3マップあり、マップ総数の観点から見れば重要なスキルだ。
しかし、ナロンは遭遇戦3(イスラ海賊)を利用する事で、海川の地形撃破数を★にできる。そう考えると、ナロンとの兼ね合いで、ロファールの「海川の戦士」は除外する。
ただし、移動を制限されにくい、海川のマップでは、ロファールのヒット&アウェイが活きやすいので、ロファールとマップの相性自体も悪くはない。
さらに、相方のサーシャも地形を無視して飛び回れるため、セットで起用すれば役立つのは間違いないだろう。そのため、各プレーヤーの方針により、「海川の戦士」をロファールに習得させる選択肢も十分に考えられる。
「山の戦士」、「辺境の戦士」との相性
山岳と辺境のマップは、いずれも片方が騎乗不可マップ。そのため、マップ総数の観点から見れば、重要度は低い。
しかし、「ゾーアの谷」、「山の王者」との相性は悪くはなく、出撃させれば間違いなく活躍してくれる。
また、これらのマップは相方のサーシャとの相性も良く、飛兵以外にとっては進入不可地形である山を利用してのヒット&アウェイが可能。
ただし、スキル枠残り3から選ぶとなると、それぞれマップ数1の山岳と辺境については除外するのが定石か?
山岳と辺境では、代替案としてナルサスを使用するのもおすすめ。ロファールなら、「山の戦士」、「辺境の戦士」を習得しなくとも、それなりに活躍してくれるので、ナルサスの変身用に出しても問題ない。
「連続の技」との相性
ロファールと「連続の技」との相性は非常に良い。各地形系スキルのMv+1、命中回避率+10%を捨ててまで、習得する価値は十分にあるだろう。
特に、手弓と「☆力の杖」を組み合わせた突撃戦法の際には、「連続の技」の有無で、ずいぶん殺傷能力が違ってくるだろう。もちろん、「☆サリアの槍」の攻撃回数も全然違ってくる。
また、HPが減ってくると「死生の技」が発動し、より殺傷能力が高まってくるので、この際にも「連続の技」があると、かなり強力。
「疾風の技」との相性
ロファールの基本装備は「☆サリアの槍」やドラゴンアローになるので、実は「疾風の技」の重要度はそこまで高くない。間違いなく、地形系スキルを犠牲にしてまで覚えるようなスキルではないだろう。
ロファールが相手にしなければならないのが、ロファールやナロン。彼らも「☆サリアの槍」が基本装備なので、「疾風の技」は発動しない。
エリシャの「☆ブレンサンダ」や「☆シルフィード」には発動するが、エリシャも主力ユニットのため、がちがちに装備が固められている可能性が高く、「疾風の技」が発動しても、その戦闘で倒しきれる可能性は考えにくい。
対エリシャを想定するなら、「☆雷の盾」や「☆風の盾」で対策する事も可能。
やはり、対戦で猛威を振るうと思われる「ルナの剣」を装備したソードマスター相手に発動しないのは辛い。