ティアリングサーガ エリシャ キャラ紹介と育成方針 雷神と呼ばれた女

ティアリングサーガのキャラ「エリシャ」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。「☆ブレンサンダ」と恵まれた地形撃破数でナロン、ロファールとも対等に渡り合う。

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エリシャの人物像

「雷神」の異名を取るトレンテ公国の魔道士(エンディング時で18歳)。父親の詳細は不明で、母ニーナと二人で暮らしていたようだ。

エリシャが4歳(エンディング時点より14年前)の時、エリアルで瀕死の重傷を負ったアフリードと出会う。半死半生の状態で発見され、運び込まれた教会の司祭すらも見放したらしい。

しかし、ニーナは、人知れず介抱を続け、半年後にはアフリードが目覚める。それからエリシャが14歳になるまで10年間の寝たきりの状態が続き、エリシャが16歳の時に完全回復を遂げた。

そして、ニーナは、アフリードの全快を見届け息を引き取る。アフリード完全回復3日後の事である。ちなみに、ニーナは、神官のようだ。

アフリードは、完全回復から約1年間エリシャと暮らしており、血の繋がりこそないものの、父親と呼べる存在だった。劇中にあたるレダの古城では、エリアル傭兵軍に参加したアフリードと出会い「☆シルフィード」を託される。

また、アフリードの正妻はシルフィーゼで、マルジュとメルの父親かつエーゼンバッハの義子。

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エリシャの能力

成長率と能力上限

StrSklAgiDefMagLukWlvMHPMv
成長率0%30%25%11%25%40%40%35%0%
初期能力(Lv3)0773757204(初期)
クラスチェンジ0+3+4+2+30+2+2+1
魔道士(上限)15201917193018604(初期)
賢者(上限)15232319223020605(初期)

覚えるスキル

Lv16突撃
Lv32連続の技

支援効果

※1 支援効果発生はマップ40の戦闘中

キャラ与える受けられる条件
アフリード5%
5%
15%
0%
初期
※1 マップ21でエリシャとアフリードが会話

想定地形撃破数

※1 ()内はシナリオナンバー

※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています

※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外

城砦城内平地草原森林山岳辺境海川闘技場
★(リグリア砦)
※1
★(モースの塔)
※1
★(30or34)★(22)★(23)★(エリアル洞窟)
※1
★(イスラ沼)★(24)
※1
★(リグリア砦)

※1 ルートによって変動

通常攻略評価

ご覧のとおり、成長力は至って普通。しかし、強力無比の威力を持つ専用魔道書の「☆ブレンサンダ」が猛威を振るう。

Wt4と、とても軽い武器かつHit95、Pow12の2連続攻撃。耄碌したエーゼン老師にちょっと強いウインドこと、「☆ヴンダーガスト」を託されたマルジュへの当てつけか思えるほど反則的な武器。

さらに、エリシャはレベルアップで「突撃」を覚えるため、ほとんどの敵を確殺可能。

対戦評価

通常攻略でも活躍する彼女だが、対戦でも重要なポジションに位置する。エリシャは、「イビルサンダ」による地形撃破数稼ぎと専用魔道書の「☆ブレンサンダ」(優位性により選ばれやすい)により、多くの地形に適正のあるキャラに成長する。

ルートによっては地形撃破数all★も可能で、ナロンやロファールに対抗しうる唯一のキャラだともいえるだろう。

専売特許になりやすい森林や草原のマップでは、「☆ブレンサンダ」や「☆シルフィード」も相まって、無双できる可能性がある。

地形撃破数により優位性がある海川のマップや、ナロンやロファールが弱体化する城内や騎乗不可マップでも活躍するため、オールラウンドに使っていけるキャラだろう。

弱点は、機動力の低さと支援効果の少なさ。アフリードとの相互支援効果は強力なものの、満足に育てられないアフリードを対戦に使う選択肢は、あまり考えられない。

城内や騎乗不可マップなどでは、ナロンやロファールが弱体化するので、ヴェガを筆頭に、ソードマスター連中がライバルか?また、森林や草原、海川などではナロンやロファールに真っ向勝負を仕掛けられる。

支援効果を期待できないデメリットは、闘技場との親和性の高さとも捉えられる。

おすすめ武器は、やはり「☆ブレンサンダ」で、「☆シルフィード」も上手く使い分けていきたい。しかし、エリシャは対戦で重要なポジションのため、「☆雷の盾」や「☆風の盾」で対策される可能性も高そうだ。

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エリシャの対戦に向けた育成方針

マップ11攻略のタイミング

エリシャの完成度は、マップ11の攻略のタイミングによって異なる。エリシャは数少ない、地形撃破数all★を狙えるキャラで、専用魔法の「☆ブレンサンダ」により、その中でも最有力候補だ。

地形撃破数all★を狙う場合、第二回編成でリュナン軍に配置し、マップ24の「イビルサンダ」稼ぎにて、海川の地形撃破数★を狙う事になる。

マップ11の攻略を最大限引き延ばした場合、山岳、城砦、闘技場の地形撃破数稼ぎは特に注意する必要がある。

山岳は、マップ11(Lv15までで止めるか、スキル枠1つを犠牲にするか)、遭遇戦7(エリアル山)、エリアル洞窟南(初回)、エリアル洞窟北(初回)で狙う事になる。

マップ11でエリシャのブレサンダを使わせる場合、マップ1、遭遇戦7、メーメル洞窟ランダム宝箱などの「Wlvプラス」が必要

城砦は、マップ26-1(MOVプラス、26-2の城内の地形撃破数を犠牲)、マップ35、マップ36と難マップも多く、かなり厳しくなる。また、闘技場の地形撃破数稼ぎは、遭遇戦6(マップ19の次)とマップ36になる。

城内は、マップ37、マップ39(リュナンの城内地形撃破数や「☆サリアの槍」必殺化との兼ね合いが重要)。

マップ11の攻略を最大限に引き延ばすメリットは、マップ11攻略時に「イビルサンダ」を使える点。また、遭遇戦2(トーラス山賊)で山岳の地形撃破数稼ぎをする際に「イビルサンダ」を使う事が可能になる。

その際の候補は、リーとマルジュだが、ココでリーやマルジュの山岳の地形撃破数を稼げるメリットは、第二回編成でリーorマルジュをリュナン軍に送る場合のみ得られる。

そうする事で、マップ24の「イビルサンダ」稼ぎで、エリシャの海川地形撃破数★の後にターンが余っている場合、リーやマルジュに残りを請け負わせる事ができる。

また、マップ24でエリシャ以外にも地形撃破数を稼がせる場合、リーorマルジュのどちらかの海川の地形撃破数をマップ6、遭遇戦3(イスラ海賊)、マップ12、マップ13で稼がせる事も考えておきたい。(マルジュの場合、スキル1枠と「天聖の技」が犠牲)

さらに、マップ24でエリシャ以外にも地形撃破数を稼がせる際の代役としては、「☆オーラレイン」を取るパターンの場合、メリエルorリシュエルも考えられる。

しかし、ココまで緻密に突き詰める場合は、「☆オーラレイン」を取るのをあきらめて、素直に第二回編成でメリエルとリシュエルをホームズ隊に送るべき。

このようにマップ11の攻略を最大限に引き延ばした場合、得られるものも多いが、非常に手順が煩雑になり、マップ攻略の難易度も上がる事になる。

そう考えると、ブラードに到達し、キャラのレベル上げが解禁された段階で、遭遇戦2(トーラス山賊)、マップ11を攻略してしまう選択肢も十分にありうる。

その場合、メーメル洞窟攻略前の段階で、リグリア砦を使えるため、城砦の地形撃破数稼ぎが容易になる。また、マップ11の攻略を最大限に引き延ばす場合でも、エリシャを「☆ダクリュオン」で生き返すなら、容易に地形撃破数all★を達成できる。

ちなみに、ブラードに到達した段階で、エリシャを加入させ、マップ24でエリシャの他にリーorマルジュの地形撃破数稼ぎをする場合、選んだ方の山岳地形撃破数稼ぎは難しい。

城内の地形撃破数稼ぎの注意点

エリシャを第二回編成でリュナン軍に送る場合、城内の地形撃破数稼ぎはマップ26-2(こちらを選ぶと城砦の地形撃破数が少なくなる)、マップ37になる。第三回編成でホームズ隊に送る選択肢も残るが、マップ37のイビルサンダ稼ぎは、「☆聖竜のウロコ」を装備したドラゴンゾンビを利用できる。

そのため、レネ、レティーナの2名体制の「イビルサンダ」稼ぎやプラムやリーリエのブーストを最も有効活用可能なマップだと思われる。また、祈祷師も出現するため、「☆サリアの槍」の必殺化も並行して可能。

マップ26-2は、兵種撃破数を稼がせたアーキスを使える可能性があるため、上手くやれば、かなりの稼ぎを見込める。

レベル上げと兵種撃破数稼ぎのタイミング

エリシャはレベル上げのタイミングが非常に難しいキャラ。加えて、レベル上げの際には、ステータス調整まで必要。

最初のレベル上げは、ブラードでスキルを習得させたタイミング。この際にLv20まで上げ、Mag19、Sklの値をできるだけ低く調整する。Sklを低くする理由は、「イビルサンダ」稼ぎの際に不意の必殺を防ぐため。

Sklの低さによる命中率の低下は兵種撃破数や武器熟練度、「カリスマ」、「ランの手鏡」などで補う。

Magの値は、厳密にいえば19より下に設定する選択肢もあるかもしれないが、Magが19だと、マップ22、マップ23で「イビルサンダ」稼ぎをする際、Lv30のカトリが召喚するハーピィを丁度倒せるくらいの威力になる。

加えて、マップ23でペガサスライダーに「イビルサンダ」を使った際に、必殺が出なければ、HPが1残るので、2発当てられる。

闘技場での兵種撃破数稼ぎのタイミングは、遭遇戦4のリグリア砦か、遭遇戦6のリグリア砦がベスト。エリシャ加入のタイミングで、どちらを使うかが決まり、マップ11の攻略を最大限引き延ばす場合は、遭遇戦6がベスト。

また、マップ26-2の「イビルサンダ」による城内の地形撃破数稼ぎを円滑に行いたいなら、ダークソルジャーに扮したアーキスへの被弾を少なくするため歩兵系の兵種撃破数をあえて稼がせない選択肢もある。

その場合、歩兵系の兵種撃破数稼ぎは、マップ35の闘技場を使う事になる。

クラスチェンジ後のLv20~40までのレベル上げは、第三回編成以降が良い。また、クラスチェンジ前はSklを低く保つ必要があるので、SklやMHPは、「SKLプラス」や「MHPプラス」を使う事になるだろう。

「ムーンライト」を使った聖魔法の熟練度稼ぎを忘れずに

それほど重要な熟練度ではないが、聖魔法だけ熟練度が低いのは後味が悪いため、忘れずにやっておきたい。

聖魔法の熟練度稼ぎのタイミングは、第二回編成でエリシャをリュナン軍に振り分ける場合、マップ35の闘技場がベストだろう。

「城の戦士」との相性

城内マップは、ナロンとロファールを無視できるため、かなり有利に立ち回れる。ただし、ソードマスター系のキャラが怖いので、ココをどう考えるかだろう。

「城の戦士」とエリシャとの相性は比較的良いと思われる。

「森の戦士」との相性

森林は、地形撃破数を満足に稼げるキャラが少なく、エリシャは数少ない森林の地形撃破数を十分に稼げるキャラなので、無双できる可能性がある。

怖いのがマップ19で森林の地形撃破数を稼がせたロファール、遭遇戦3(イスラ海賊)で森林の地形撃破数を稼がせたシゲンやナロンだろう。

しかし、遭遇戦3は、通常、海川を選ぶのが定石のため、実質、対抗馬はロファールのみと考えてもよいかもしれない。マップ18でリュナンに森林の地形撃破数を稼がせても、「☆ブレンサンダ」には太刀打ちできないだろう。

個人的に、エリシャにとって「森の戦士」は外せないスキルと考えている。

「草原の戦士」との相性

地形撃破数だけで見れば、唯一、まともに草原の地形撃破数を稼げるのがエリシャなので有利に感じる。

しかし、草原の対戦マップは、「MOVプラス」を使用したロファールやナロンが猛威を振るうマップで、特にロファールのドラゴンアローや「☆サリアの槍」が厄介。また、ケイトやシャロン、シロウ、レオンハートも侮れない。

このため、地形撃破数による優位性をどこまで保てるかだろう。ただ、草原でエリシャが善戦してくれれば、自陣のナロンやロファールがより活きるため、「草原の戦士」もエリシャとの相性は良いだろう。

「海の戦士」との相性

海川の対戦マップは3つあり、エリシャは海川の地形撃破数を★にできる可能性が高いので、覚えさせておきたいスキル。

ただし、「海上戦」と「長い橋」は、乱戦になりやすく、支援効果の弱さに泣く可能性がある。また、「橋をうばえ!」では、レネを倒された場合、機動力に泣かされる可能性がある。

「山の戦士」との相性

対戦で2つある山岳マップのうち、1つはナロンやロファールが弱体化する騎乗不可マップ。そのため、「山の戦士」を覚えさせておけば、活躍できる可能性は高いだろう。

「辺境の戦士」との相性

辺境も山岳と同じく、2つのうち1つは騎乗不可マップ。「山の戦士」と同じくらいの重要度ではないだろうか。

「剣闘士」との相性

相手はトップクラスのメンバーばかりのはずなので、「突撃」や「疾風の技(習得させた場合)」を出せる可能性は低い。

しかし、「☆ブレンサンダ」という強力な攻撃手段を持つエリシャにとって、闘技場との相性は良いと思われる。ナロン、ロファールの次の候補として挙がるくらいの実力は備えている。

個人的には、保険という意味でもエリシャに「剣闘士」は覚えさせたい。

イルの村のスキル

「連続の技」は、元々覚えるので、まともに活用できそうなのは「死生の技」くらいではないだろうか。

「疾風の技」と「☆シルフィード(sp17)」の組み合わせは、強敵相手にはまず使えない。「☆ブレンサンダ(sp19)」も「☆サリアの槍(sp21)」や「ルナの剣(sp22、ソードマスター)」が相手だと厳しい。

「死生の技」もナロンやナルサスに覚えさせた場合と比べると、見劣りするような気がする。