小田さくらは、現モーニング娘。の中でも、屈指の歌の上手さを持つメンバーとして有名です。最近は成長により圧倒的な存在感とルックスを持ち合わせるようにもなりました。
小田さくらの歌唱力から見た実力や声質を評価
小田さくらの歌を評価してみると、典型的な歌が上手いだけのアイドルという印象でした。そも思わされた印象的なカバーに「さくらのしらべ6 ガラスのパンプス」があります。
当時のエース、後藤真希と比べても遜色のない。というか上回ってる?歌の上手さを見せつけてくれる名カバーです。しかし、2017年までの小田さくらは、歌唱力の一要素である「表現力」が乏しい事がわかります。
2019年現在は表現の乏しさを克服
加入からしばらくの間、小田さくらの弱点は表現力でしたが、2019年現在はずいぶん克服したようです。例えば、私の好きな「フラリ銀座」のMVなんかでは、自分なりの表現法を身につけ、活き活きした小田さくらに出会えます。
また、歌に表情が出てくると、ダンスが上手く見えるんですよね。小田さくらは、とても楽しそうにダンスを踊るので、ダンススキルが1.5倍増しくらいに見えます。
ちなみに、この効果を最大限に使いこなすのが、石田亜祐美です。彼女は、元々ダンスもトップクラスに上手いですし、ダンス中の表情も豊か。加えて、ダンスの振れ幅も大きいので、スキル以上に上手く感じます。
小田さくらの表現力は成長中である事がわかりますが、武器になるレベルではないと思います。
アイドルにおける「武器になる表現力」というのは、加護亜依、松浦亜弥クラスの表現力を指し、表現力の高い高橋愛すら武器になるレベルではなかったと思っています。
他には、藤本美貴、久住小春も「武器になる表現力」を持ってました。武器になるレベルの表現力を持つメンバーは、ソロで成功する可能性も高くなります。
現役ハロプロメンバーでは、段原瑠々が屈指の表現力を持っています。
歌の上手さはトップクラス
あまりアイドルを歌の上手さだけで評価する事はないので、正確ではありませんが、小田さくらはトップクラスと言えるのではないでしょうか。
私の知る範囲での歴代ハロプロメンバーの中でも10本の指に入ると思います。歌の上手さだけなら、高橋愛と対等に渡り合うかもしれませんね。
小田さくらの歌唱力ランキングは歴代ハロプロメンバーなら何位?
順位 | メンバー | 長所 |
---|---|---|
1位 | 高橋愛 | 総合的な歌唱力。 歌の上手さと表現力のバランスは歴代1 歌の技術面では他を寄せ付けず 柔軟性が高くどんな歌にも合わせられる 歌唱力が優等生すぎるので面白みがない |
2位 | 宮本佳林 | 歌の安定感が抜群 歌唱力の高さを維持して歌をコンパクトにまとめるのが非常に上手い レコーディングとライブでの歌の落差の少なさに驚かされる 声質が魅力的 |
3位 | 松浦亜弥 | 歌唱力の安定感は怪物レベル アイドル向きの声質と思いきやしっとりとした曲もこなす万能声 歌の上手さは高橋、小田、高木クラスにはやや劣る |
4位 | 高木紗友希 | 個人的にはハロプロの歌姫(歌の上手さ1番)だと思ってる 表現力も高い 調子により歌にムラがある |
5位 | 加護亜依 | 表現力はまごうことなき歴代1。彼女の影を踏めたメンバーもなし 歌の緩急の付け方が天才的 声質がアイドル向き、というかアイドル業界の至宝クラス 歌の上手さは歴代トップクラスに比べると見劣りする |
6位 | 小田さくら | 歌の上手さは歴代トップクラス 声質がアイドルに不向き |
7位 | 段原瑠々 | 歌の瞬間火力はハロプロ歴代1かも (ジュースでは唯一高木の全力に合わせられる存在) 緩急のある表現力(加護亜依を彷彿とさせる) 声質は決してアイドル向きではないが力強さが半端ない 声のコントロールが苦手?(全力一辺倒で抑えが効かない) 歌唱力に柔軟性が身に付けば順位がジャンプアップする逸材 |
アイドル力ランキングなら?(参考資料)
順位 | メンバー |
---|---|
1位 | 加護亜依 |
2位 | 松浦亜弥 |
3位 | 宮本佳林 |
4位 | 段原瑠々 |
5位 | 小田さくら |
6位 | 高橋愛 |
7位 | 高木紗友希 |
歴代ハロプロ歌うま四天王に名を連ねる
小田さくらは、歌の上手さだけなら高橋愛、高木紗友希、段原瑠々のハロプロ四天王に名を連ねるといっても過言ではありません。
しかし、歌の上手さに表現力や声質などを加えたアイドル的な歌唱力から見れば、ずいぶん順位は下がってしまいます。それでも現在のモーニング娘。の中では、1番だと思いますが。
さらに、歌唱力や印象値、総合的なパフォーマンス能力まで踏まえた「アイドル力」で見ると、上のランキングに挙げたメンバー以外にも、小田さくらより上のメンバーはまだまだいると思います。
声質はアイドルに不向きだが現在のモーニング娘。に救われている
小田さくらの歌はトップクラスに上手いのですが、声質に弱点があります。声質がアイドル向きとは言えず、歴代最強のアイドルボイスを持つ加護亜依などと比べると一目瞭然でしょう。
ただし、この弱点については、現在のモーニング娘。に救われている部分も大きく、現在のモーニング娘。はアイドルボイスを重視していません。
森戸知沙希や佐藤優樹を筆頭に、現行メンバーには典型的なアイドルボイスは、ほとんどいないと思います。そのため、小田さくらの声質と比較的合致するメンバーが多いんです。
このアイドル向きの声質というのは以前までのモーニング娘。においては非常に重要な要素です。
最も良い例が「道重さゆみ」で、彼女は歌の上手さは終始ド・下手レベルでしたが、アイドルという観点から見た声質は決して悪くありません。
まぁ、道重はパフォーマンス能力が高かったり、ルックスが良かったりする事も関係しているんですが、彼女がスキル度外視でモーニング娘。に10年在籍し、最もファンに愛されたメンバーとして語られるのには、声質も無関係ではないと思っています。
アイドルの声質を語るなら森戸知沙希も良い例
また、アイドルの声質で言えば森戸知沙希も良い例です。カントリー・ガールズ時代の森戸は怪物レベルのルックスを備えていましたが、そんな天使なルックスとは裏腹に、声質はお世辞にもアイドル向きとは言えず、かなりギャップがあります。
例えば、元が男性歌手の曲である「涙のリクエスト」などでは上手く歌い上げていますが、カントリー・ガールズのスタンスでもあるキュート系の曲では、思わずズッコケるくらい外す事もありました。
反面、「ももち」なんかは、様々なタイプの曲を、実に器用に歌い上げています。彼女は、声質もアイドル向きですし、パフォーマンス力も高く、歌唱力もそこそこです。
ちなみに、現在のハロプロは「山木梨沙」という天性の声質を持つメンバーを飼い殺し状態にしてます。(2019年12月に引退)
歌の上手さ勝負だとプロ歌手が障害に
いくら小田さくらの歌が上手いといっても、プロの歌手と比べてしまうと、特に目立ったものを持っているわけではありません。
また、本来、アイドルの能力で重要なのは、歌の上手さよりも声質であり、表現力であり、ルックスなので、仮にこれ以上の歌の上手さを手に入れても、モーニング娘。に大きな影響を与える事はないでしょう。
さらに、単純な歌の上手さで比較してしまうと、現ハロプロメンバーの高木紗友希と段原瑠々の存在も気になります。
仮に、3人にソロで歌わせ、誰がキャッチーかつ面白いかを決めると、小田さくらはダントツ最下位だと思います。もちろん、ルックスは抜きにしてですよ。
ソロとして成り立つレベルの歌唱力に必要不可欠なのが絶対的な個性です。高木、段原は、声量や力強さという意味で、キラりと光る個性を持つのに対して、小田さくらからは、そういったものは感じません。
この部分は、プラチナ期に降り立った悲壮のアイドル「高橋愛」と被ります。
「小田さくら+表現力=高橋愛」みたいな感じなのですが、総合力という意味では、ジュースの宮本佳林がいます。彼女は、アイドル力では現在のハロプロナンバーワンかもしれません。
そんな意味では、ハロプロまで範囲を広げると、小田さくらのライバルになりそうなのは、「森戸知沙希(ルックス)/宮本佳林(総合力)/高木紗友希(歌)/段原瑠々(歌)」辺りでしょうね。
ただし、ここら辺の考察に名を連ねるという事で、小田さくらは総合力の観点から考えても、現在のハロプロメンバーの中で上位に位置すると思います。
小田さくらは歌唱力だけじゃない!?1番の魅力は存在感
小田さくらと言えば、歌の上手さが取り上げられる事が多いです。しかし、個人的には彼女の本当の魅力は、歌よりも圧倒的な存在感だと思っています。
どのポジションからも映える圧倒的な存在感
彼女の存在感を手っ取り早く確認するには「フラリ銀座」が最適です。公式サイトでMVが公開されているのですが、特筆すべきは開幕です。
小田さくらは、1番左に位置するのですが、その圧倒的な存在感に中央の男装2人(牧野真莉愛、加賀楓)組。同じく左側に位置する森戸知沙希を差し置いて、嫌でも目がいってしまいます。
そして、反対側の1番右に位置する佐藤優樹との対比も印象的で、数年前と比べると、完全に立場が逆転してしまいました。
個人的には、フラリ銀座は、開幕の「並び」そのものがアートであり、小田さくらの存在感を意識して、意図的にこの並びにしていたのだとしたら、凄い。
また、劇中では、石田亜由美が圧巻のパフォーマンスを魅せつけ、センター石田の納得解を提供してくれます。
ルックスも現メンバートップクラス
モーニング娘。に加入した当初の小田さくらは、綺麗な娘だとは思ったものの、典型的な「幸薄顔」でした。個人的に印象的だった幸薄顔の亀井絵里を輪に掛けたようなお顔。
しかし、丁度、女の子のルックスの成長期にモーニング娘。に加入したので、そこから見る見るうちに綺麗になっていきました。当初、ルックスでは佐藤優樹が「来るかな?」なんて思っていたのですが、今では小田さくらの完勝状態です。
現在のモーニング娘。では、トップクラスのルックスを持ち、対抗馬は森戸知沙希くらいのものです。ただ、小田の存在感まで加味した場合、独壇場ではないでしょうか。
他には、成長次第で横山玲奈が伸びてくるかな?という感じです。
そんな意味で、小田さくらは命拾いしたよね、という印象も受けます。森戸知沙希がカントリー時代の圧倒的なルックスを携えて加入してきた場合、どうだったんでしょう?
小田さくらは5代目エース!?最強化計画
初代 | なっち(安倍なつみ) | 元祖エース(話題性) |
---|---|---|
2代目 | 後藤真希 | 商業的エース |
3代目 | 加護亜依&辻希美 | 前代未聞のWエース |
4代目 | 鞘師里保 | 踊るエース(第二次ブーム立役者) |
まずは上記の表をご覧ください。こちらが「モーニング娘。」のエース本道です。異論は一切認めません(笑)。歴代エースと共に、各メンバーのエースたらしめる所以について一言加えています。
「なっち」は、初代エースという事で、ファンの間では聖域。つまり、触れてはならない領域なのではないか?とも思っています。しかし、考えてみると、定期的なメンバー入れ替えと同様に、話題性という意味で、エースというポジションを設けたのかもしれません。
後藤真希は、商業的エースになっていますが、正直、実力という意味では、次期エースの加護亜依なんかには遠く及ばないと思います。しかし、この方はカリスマ性が半端ないんです。
割と清純派で売っていた当時のモー娘。なので、金髪姿で合宿に臨む姿には、凄まじいインパクトがありましたし、何より存在感というかオーラが凄まじい。
彼女が大人になってから発売された写真集に、腕を組みながら学生服姿で映されたワンシーンがあります。その圧倒的な存在感は写真越しでも、問答無用、満場一致と言わざるを得ません。
つまり、彼女の魅力はとてもわかりやすいんですね。キャッチーという意味でも、商業的エースでピッタリだと思います。90年代の歌姫は本来、「globe KEIKO」ですが、世間的には「安室奈美恵」や「浜崎あゆみ」という事になっています。
これも、彼女らが非常にわかりやすい魅力を持っていたからなんですね。そして、実力もキャッチーさも併せ持つ「宇多田ヒカル」の登場により、お二人は過去になりました。
安室、浜崎から宇多田への転換は、モーニング娘。で例えるならゴマキ時代から、辻希美&加護亜依時代への転換です。加護ちゃんについては、語ると熱くなりすぎてしまうので、早々に4代目の鞘師里保に移ります。
鞘師は、何といっても第二次ブームの中心メンバーであった点が大きすぎます。彼女なしの再ブームは絶対にありえませんし、そんな意味ではモーニング娘。において、最も明確エースなのかもしれません。
ルックスと存在感で美女軍団をまとめ上げろ
2019年現在のモーニング娘。は、パフォーマンスという意味では元気がないです。しかし、ルックスは、かなり高水準を維持していますよね。
小田さくらには、そんな美女軍団をまとめ上げる存在であってほしいと思っています。
全盛期の怪物的可愛さはやや落ち着きましたが森戸知沙希が超美少女である事には変わりありません。無邪気な美少女ながら、色々な意味でデカく、そのギャップが面白い牧野真莉愛も素敵です。
さらに、これからの成長が楽しみな横山玲奈、個性派美人の佐藤優樹などなど顔面偏差値が高いメンバーが揃っています。まぁ、尾形春水さんの卒業は、痛いところでしたけどね。
小田さくらの存在感は、歴代モー娘。で言えば、後藤真希の持つ存在感に追随すると思います。加えて、歌の上手さ、ルックスを持ち合わせるので、いい線はいってるんですよね。
Perfumeの大本彩乃に学ぶ表現力
以前、PerfumeのTik Tokに度肝を抜かされました。大嫌いだった、VineやTik Tokのド・素人連中に、プロの技術をまざまざと見せつけたPerfumeに、物凄い清々しさを覚えましたね。「いやぁ~。よぅやってくれました!?」みたいな(笑)
そんな中でも、のっちのパフォーマンスが素晴らしく、抜け感というか、盤石っぷりというか、ダンス映えする体型と服装も相まって、凄まじい完成度になってましたね。
そして、のっちが魅力なのは、この抜け感の中に、間の抜けた感じが絶妙にミックスされてるんですよね。もう、反則って感じ
素晴らしい成長を遂げた「のっち」こと大本彩乃なんですが、実はデビュー当時、全く表現力がありませんでした。かしゆかは、ポジション的に、無表情のクールな感じが映えるタイプなんで、あまり表現力の良し悪しが表面化する事はありません。
さらに、あーちゃんは、超早熟タイプで、インディーズ時代からプロ意識が高く、表現の柔軟性を持ち合わせていましたね。ブレイク期のあーちゃんが好きな私としては、最近の個性を押し殺した西脇さんには物足りなさを感じます。
こんな感じなので、Perfumeの中でも、のっちはとにかく目立たない存在でした。そこから、少しずつ成長を遂げるのですが、個人的にハッキリとのっちの成長を感じたのが、武道館ライブの「Game」です。
何かに憑依されたかのように踊り狂う彼女に凄まじさを感じましたね。のっち完全にゾーン入ってる!?みたいな
Perfumeというユニットで、最も成長したのが「のっち」なので、リニアモーターガールくらいからでもいいんで、成長の軌跡を追ってみると、めちゃくちゃ面白い。
インディーズのあの状態から、ここまでの表現力を身につけるのは凄すぎますが、彼女、多分、感性が鋭いタイプなじゃないでしょうか?ライブパフォーマンスや表現力は、勉強さえすれば、ある程度は身に付くと思います。
しかし、表現の良し悪しを感じ取る能力がなければ、伸びしろがあっても、勉強しようがないんです。そして、小田さくらに足りないのが、この感性なんでしょうね。まぁ、無個性教育(ゆとり教育)の世代に、感性云々いうのも、酷な話かもしれませんが。
また、小田さくらの不幸は、高橋愛と在籍期間が被った時期がなかった点ですよね。今回挙げたような小田さくらの弱点は、全て高橋愛が持ってます。
高橋愛は、加護亜依のように最初から天才的な感性を備えていたわけではありません。全盛期、低迷期(プラチナ期)、再ブレイク期を最前線で経験してきたからなので、彼女の表現力は後天的に身につけたものです。
だから、小田さくらが高橋愛から学べる事は多かったと思っていて、高橋の背中から何かを感じ取ることができれば、ずいぶん違っていたのではないかと思いますね。
高橋がオールドメンバーになってからや小田のエッグ時代に接点があったのかもしれませんが、やっぱり同グループだからこそ受けられる刺激は別だと思います。
モーニング娘。には歌の上手さでエースになったメンバーはいない
過去のモーニング娘。やハロープロジェクトを思い返してみると、歌唱力の高さでエース級の活躍をしたメンバーはいましたが、純粋な歌の上手さでエースになったメンバーはいません。
初代のなっちは話題性やルックスですし、後藤真希は更なる話題性。娘在籍時に限定すれば辻&加護も話題性でしょう。実力という意味で加護亜依が完成したのは卒業からW活動期間くらいです。
ただ、鞘師里保が踊るエースという新しいポジションを確立しているので、歌うエースがいてもおかしくはありません。
おまけ・アイドルファンのジレンマ
以前に、こちらの記事でアイドルは総合芸術である。なんて、最もらしいことを言いました。これは、多くのアイドルファンが持つジレンマにも関係してくると思います。
上の記事では、アイドルの歌唱力を「声質+表現力+歌の上手さ」と定義しました。アイドルの歌声をこう定義することはアイドルファン特有のジレンマからの脱却に繋がると思っています。
そのジレンマとは、アイドルの歌の上手さの限界です。アイドルファンには、純粋な方が多いのか、一度好きになってしまうと、盲目状態になってしまう人が多いです。
好きなアイドルを妄信してしまうので、他人からの「そのアイドルは歌が下手だ」というような意見に苛立ってしまうのです。俺は、私は、こんなにこのアイドルが好きなのに、なぜ周囲は理解できないんだ?って感じでしょうか?
私は、この苛立ちの理由は、本当の意味でのアイドルの評価基準を知らないからだと思います。アイドルを総合芸術という観点から評価できるようになると、「あのアイドルは口パクだの」、「どうせ、プロの歌手には勝てない」だの、「本場アメリカのダンスに比べたら…」といった雑音は、全て気にならなくなります。
だって、全盛期や再ブレイク期のモーニング娘。を総合芸術として評価すれば、本当に素晴らしいんですもん。誰だって、自分の好きなものを否定されると腹が立ちますが、こいつらに評価では負けないという、自分の中にある確固たる優位性が保てさえすれば、雑音は耳に入らなくなります。
アイドル口パク論って、以前よりありましたよね。こんな議論が勃発することからも、大多数はアイドルと歌手を混同してしまっていることがわかります。ちなみに、私はアイドルの口パクについては肯定的です。
別に生歌を否定するわけではありませんが、私はどちらかといえば、作品はできるだけ良い状態を好むので、最良の状態で録音されたであろう、CDやDVDの音源や映像が最も好きです。
なので、生で歌って、クオリティが劣化するくらいなら、録音したものを使ってくれって感じです。さらに、Perfumeみたいなタイプになってくると、逆に録音の方が良い気がしています。彼女らはMCや歌以外のパフォーマンスも上手いんで、十分、楽曲以外でも生の声を楽しめますしね。