ティアリングサーガ ホームズ ヴァルス キャラ紹介と育成方針

ティアリングサーガのキャラ「ホームズ」と「ヴァルス」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。素直な性格ではないが愛されキャラ。リーザの血がそうさせるのか?

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ホームズの人物像

大陸6英雄ヴァルス提督の息子。グラナダ私掠艦隊シーライオンのアシカ号の船長でもある。シゲン、ガロ、ゼノ、ユニ、ナルサスは乗組員。

幼少期に母親が家を飛び出しており、ホームズが3歳の時だった。エンディングまで、その正体は隠されているが、ウエルトのリーザ王妃が実母である事を示唆したイベントがいくつかある。

ウエルトの王女サーシャは、ホームズの異父兄妹で、その事を知らされていないが、皮肉にもホームズに兄の影を見る。また、ラゼリアにてホームズを見つめるロファールの瞳には、ただならぬものが宿っていた。

リーザはオクトバスの三女にあたり、次女クラリスの三姉妹(ヴェーヌ、マーテル、フラウ)、長女ロゼの兄妹(リシュエル、メリエル)、長男アンドレの娘(レネ)らとは、それぞれ「いとこ」同士。

父ヴァルスは、英雄色を好むを体現した人物で、大陸各地で女を作り子供をもうける。ホームズいわくその数は100人を超えるらしい。

リーザもそのうちの一人で、本作開始22年前に起こったレダ解放戦争の翌年に結婚し、ホームズを授かる。本作に登場するアトロムも異母兄弟にあたり、踊り子風の女との間にできた子供らしい。

他にも、ベネト公国の貴族ユニとナルサスがグラナダに身を寄せるきっかけとなったサムエルというマールの吟遊詩人もホームズの異母兄弟。

グラナダ公国と同じ海洋国家であるマール市国とは関りが深かったようで、マールの獅子王子リチャードとは、子供の頃から交流があったようだ。

本作開始2年前に起きたノルゼリアでの悲劇により壊滅状態だったリーヴェ王国。最後の砦となったグラナダ砦にて、父ヴァルスやラゼリアの公子リュナン、老兵オイゲンと共に1年にも渡る防衛戦を戦い抜くが、健闘むなしく遂に陥落してしまう。

ヴァルスの犠牲により、グラナダを飛び出したリュナンとホームズは、ヴァルスやリュナンの父グラムドとも旧知の仲であるロファール王が治めるウエルトに降り立った。これが本作に至る経緯。

同じく6英雄を父に持つ者同士リュナンとは通じ合うものがあるのか、ホームズが最も素直になれる存在と言えるだろう。ある意味、本当の兄弟以上の関係で絆は深い。

また、ヨーダの義息シゲンとの親交も深く、ホームズの女房役という言葉がピッタリだろう。ヴァルスとヨーダの人種を超えた友情が、息子たちにも見事に受け継がれる。

実直にグラムドの後を追うリュナンに対し、ホームズの心境は複雑だ。彼の人格形成に多大な影響を与えたのが、母リーザの家出。

世界を巡る冒険者になるという純粋さを持つ一方で、相手に対して素直になれないひねくれた一面は、母親の愛情を知らない事が関係しているのかもしれない。

誰にでも分け隔てなく接するカトリの慈愛の精神に理想の母親を重ねたのかもしれない。しかし、母からの愛情を体験していないホームズは、どう接していいのかわからない。そんな複雑な心境がカトリに対するぞんざいな扱いに繋がったのではないだろうか?

レオンハートとの共闘によりサリアの草原地帯を平定した後、セネー海東から攻め込み、グラナダを帝国から取り戻す。

グラナダでは、死亡したと思われていた父ヴァルスと再会し、領主を押し付けられる(笑)。人々はホームズに若き日のヴァルスを重ね「グラナダの英雄」と評した。

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ヴァルスの人物像

リーヴェ王国に属する海洋国家グラナダの侯爵の息子として生まれる。本作での年齢は47歳前後(制作陣による設定)。

本作開始より35年前ゾーア人の流刑地であったゾーアの谷にて、古ゾーア人の虜囚たちが一斉蜂起する。これに呼応するかたちで、イル島でも古ゾーア人の若きリーダー剣士ヨーダが立ち上がる。

暴動鎮圧のためリーヴェから幾度となく討伐隊が送られるものの、敗北に敗北を重ねる。ついには、ラゼリアの公子グラムドと海賊提督ヴァルスが送られる。2人は、当時すでにリーヴェ王国で知らぬ者がいない程の名将であった。

これには流石のヨーダも敗北を喫したが、2将軍の働きもあって、ヨーダ以下の古ゾーア人の解放を勝ち取る。この出来事がきっかけで、ヴァルスとグラムドはヨーダと親友になる。

ヴァルス提督の名声が大陸に轟いたのは、本作開始より22年前に発生したレダ解放戦争。ガーゼル教国の支配は旧レダ領北部辺境地帯にまで及び大陸全土を飲み込もうかという勢いだった。

大陸諸国は以前として静観を決め込んでいたが、業を煮やした次世代の英雄たちは自発的にレダの地に集う。ヴァルスもそのうちの一人で、戦争が終結した時には大陸6英雄に数えられるようになっていた。

また、この戦争では多くの出会いがあり、共に戦ったサリア一の天馬騎士リーザと翌年に結ばれる。リーザとの間に息子を授かるも、ホームズが3歳の時に家を飛び出してしまう。(恐らくヴァルスの女性問題だろう)

本作開始より2年前に発生した「ノルゼリアの悲劇」により盟友グラムドが逝く。リーヴェ王国は滅亡し、帝王バハヌーク率いるカナンの猛攻は、グラナダにまで及ぶ。

このグラナダ砦で発生したカナン王国とリーヴェ王国残党との戦いは1年にも及んだ。帝国の大軍相手に少数精鋭で戦い抜いたラゼリアの公子リュナンは、これを機に「ラゼリアの英雄」と、もてはやされる。

しかし、まだ20歳にも満たない若き公子の実力を疑問視する声も多く、歴戦の英雄ヴァルスの力によるものが大きいとの評価も多かった。

このように輝かしい実績を持つヴァルスではあるが、その一方で度を超えた好色家ぶりは、違う意味で有名。

息子のホームズいわく、大陸全土に100人を超える子供がいてもおかしくない程で、アトロムやサムエルのケースは氷山の一角と言えるだろう。

生存は絶望的かと思われたグラナダ砦での攻防でも生き残る。ヨーダに「わしの腕を遥かに凌ぐ」と言わせる程の腕っぷしはもちろん、窮地に陥っても決してあきらめない強かさも、ヴァルスの強さと言えるだろう。

ホームズによるグラナダ解放後は、提督の地位を息子に譲り、隠居生活に興じる。

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ホームズの能力

肩書(二つ名)シーライオン/グラナダの英雄
武器ボウヒーロー
ハイドハンター剣/弓
兵種ボウヒーロー傭兵
ハイドハンター傭兵
Lv上限ボウヒーロー30
ハイドハンター40
クラスチェンジアイテムなし(MAP29クリア後に自動でクラスチェンジ)
加入方法遭遇戦1(イスラ沼)までストーリーを進める
初期装備ロングボウ
専用装備☆聖剣サリア
地形系スキ
(森ロファールor森リュナン依存型)
海の戦士(初期習得)/城の戦士/森の戦士/辺境の戦士/草原の戦士
地形系スキル
(騎乗不可マップ重視型)
海の戦士(初期習得)/城の戦士/辺境の戦士/草原の戦士/山の戦士

成長率と能力上限

StrSklAgiDefMagLukWlvMHPMv
成長率30%35%35%25%10%35%35%65%0%
初期能力(Lv6)11101170610295(初期)
クラスチェンジ+1+10+2000+2+1
ボウヒーロー(上限)22222219153020605(初期)
ハイドハンター(上限)23232221153020606(初期)

覚えるスキル

初期カギ開け
初期海の戦士
Lv16飛竜の技
Lv32連続の技
クラスチェンジカリスマ

支援効果

※1 第1回編成時にサーシャをホームズ隊に配置し、ウエルト王宮を訪れている必要あり

キャラ



条件
リュナン10%10%
ガロ5%0%
サーシャ3%
3%
0%
0%
第1回編成でサーシャをホームズ隊にしてウエルト大橋に行った場合
※1 第3回編成直前のラゼリアでサーシャ、フラウ、ロファールがいる
プラム5%0%マップ14戦闘時にホームズでプラムを救出する
カトリ10%
5%
0%
5%
0%
10%
マップ8クリア時のイベント
マップ13クリア時のイベント
第三回編成直前のハルファ砦のイベント(ホームズ隊)
ゼノ5%0%
シゲン0%10%
アトロム0%5%マップ29クリア時にアトロムとレネがいる
ロファール5%0%※1 第3回編成直前のラゼリアでサーシャ、フラウ、ロファールがいる

地形移動コスト

クラス



海/湖

ボウヒーロー1111222123
ハイドハンター1111222123

想定地形撃破数

※1 ()内はシナリオナンバー

※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています

※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外

城砦城内平地草原森林山岳辺境海川闘技場
★(リグリア砦)★(モースの塔)★(30)★(エリアル洞窟)★(イスラ沼)★(リグリア砦)

通常攻略評価

ティアリングサーガは、物語の本筋をたどるリュナン軍と彼の後方支援を担うホームズ隊を操作してゲームを進めていくので、ホームズはもう一人の主人公と言える。

第一回編成後から、操作可能になるが、リュナンとは違い、初期能力が高く、成長率も決して悪くはないので、堅実な戦士として活躍してくれる。

また、初期装備のロングボウは射程が3もある使いやすい弓なので、これもホームズの有用性を高めるのに一役買っている。

さらに、ホームズ編の開始から無制限にレベル上げを行える「イスラ沼」が解禁され、その楽しさにレベルを上げ過ぎてしまう事もしばしば。

その結果、ホームズの実力は高いものの、それを実感できない事も多いだろう。終始ヌルい難易度と、カトリを筆頭とするおちゃらけた空気の中で進行していく。

対戦評価

ストーリーでのひねくれた性格はなんのその、カリスマ持ちの上、サーシャやカトリ並に支援効果が優秀なので、割と重要なポジション。

ホームズの支援効果で重要なのが、相互支援効果が強力なリュナン。片思いだが強力な支援効果を受けられるシゲン。さらに、汎用性の高いロファールやサーシャだ。

これらに加え、カトリとの強力な相互支援効果を発生させられれば、かなりの強キャラだが、支援効果の維持が非常に難しい。

また、ハイドハンターはステータス上限の高いクラスかつ剣と弓を使い分けられるので、カリスマ持ちという事もあり、どのようなマップでも、ある程度の活躍は期待できるだろう。

しかし、対戦で弓を扱う場合、最重要になってくるのが再移動なので、ヒット&アウェイができないホームズは剣を主体に戦う事になるだろう。

対戦においては、絶対にいなければならないキャラではないが、いると心強いキャラという感じだ。スタメン12人枠に残しても良さそうなキャラではある。

最良パートナーの座は、シゲンに軍配が上がりそうで、リュナンはスタメンに残れるか微妙なところ。シゲンは「☆デュラハン」を使った異次元の耐久が可能なので、ホームズに支援効果を与え続けられる可能性がある。

おすすめ装備は、「ルナの剣」をメイン兵装に、「ガトリングボウ」や「ドラゴンアロー」も持たせておきたい。残り1枠は、マンゴーシュもありか?手弓は再移動の使えないホームズには荷が重い。

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ホームズの対戦に向けた育成方針

第一回編成はサーシャを必ずホームズ隊に

カトリやサーシャ並の支援効果を持つホームズなので、各キャラとの支援効果発生には気を配りたい。

その中でも特に重要なのが、サーシャ、ロファール親子との支援効果。この支援効果は、第一回編成でサーシャをホームズ隊に配置した場合のみ発生するので、必ずサーシャはホームズ隊にしよう。

ロファールやサーシャは、極限対戦の軸になるキャラなので、ココに支援効果が発生するのは、かなり嬉しい。第一回編成でサーシャをホームズ隊に配置するデメリットも、MAP19でのLuk+3がなくなるだけなので、全く問題ない。

「城の戦士」との相性

城内マップで剣と弓を使えるホームズと「城の戦士」との相性は良い。ロファールやナロンが弱体化し、強力な支援効果を受けられるシゲンやリュナンが活躍しやすいのも追い風だろう。

また、オマケ程度だが、比較的高い移動力で「カギ開け」スキルを使えるのも嬉しい。

城砦マップもロファールとの相性が良く、セットでサーシャが起用されやすいので、支援効果的にもしっくりくるだろう。

「森の戦士」との相性

森マップは、ロファールが地形撃破数を稼ぐ関係で、サーシャと一緒に出撃する事が多い。ホームズ自身も、決してマップとの相性は悪くないので、「森の戦士」は習得しておきたいところ。

また、総出撃数の多いマップが多いので、持ち味の支援効果の多さによる恩恵を受けやすい。

ロファールにマップ19で森林の地形撃破数を稼がせない場合、メリエルかリュナンが稼ぐ事になる可能性が高い。ここでリュナンに森林の地形撃破数を稼がせる場合もホームズの「森の戦士」は重要になってくるのではないだろうか。

逆に、メリエルに稼がせる場合は、必ずしもホームズに「森の戦士」は必要ないと言えるかもしれない。

「山の戦士」、「辺境の戦士」との相性

重要度は同じくらいで、騎乗不可マップを見据える。山マップ、辺境マップ共に出撃数は厳しいが、ホームズの能力を考えれば、スタメンに残る事も十分に考えられる。

また、場外マップにおいても死に駒になる事はないので、それなりに活躍は見込める。

さらに、この2つのマップについては、リュナンとの支援効果という観点も持っておきたい。リュナンの地形撃破数稼ぎは窮屈で限りがある。

特に山岳の地形撃破数稼ぎは絶望的なので、まだ稼ぎやすい辺境の地形撃破数を踏まえると、リュナンのパートナーとしては「辺境の戦士」の方が優位性がある。

「草原の戦士」との相性

草原マップは、ロファールやサーシャのヒット&アウェイが猛威を振るうマップなので、支援効果から見た相性は良さそうだ。また、総出撃数が多い点にも注目したい。

しかし、「MOVプラス」で移動力が底上げされる事が多い、主力メンバーに足並みを揃える事は難しい。

各キャラが流動的にヒット&アウェイで戦う事が多いマップなので、固まって支援効果を活かすのが難しく、相方となるシゲンやリュナンの扱いも難しい。

さらに、ホームズは再移動を使えない事から、支援効果やカリスマを活かして後方支援に徹するか、思い切って前線に立たせるかの2択が考えられる。

後方支援に徹するなら、高い能力上限を活かし、マンゴーシュ耐久をしつつ、敵が弱ったところを弓で射貫くという戦法もありと言えばありなのか?