ティアリングサーガ ジュリア キャラ紹介と育成方針 竜聖の技 ルクード

ティアリングサーガのキャラ「ジュリア」の紹介と育成方針。通常攻略と対戦それぞれの運用方法。各マップの地形撃破数も考察。竜聖の技、☆ルクードなど、分岐が多い悩ましいキャラ。

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ジュリアの人物像

父はゾーアの暗黒剣士ヨーダ。義兄はゾーアの魔剣士シゲンと、幼少の頃より、優秀な剣士に囲まれて育つ。ジュリア本人も戦士としての高い資質を備えるが、常に比べる対象がヨーダやシゲンだったため、己の実力を過小評価するきらいがある。

そんな悪癖が決定的なものになったのが、ヴェガとの一戦。瞬時に自らの剣の迷いを見出されてしまい、自分に剣士は向かないとまで思い詰めるようになっていた。しかし、父ヨーダとの特訓により、迷いを断ち切る事に成功し、ゾーアの極意「竜聖の技」を継承する。

幼少期にイル島で、海賊の襲撃に居合わせた事があり、丁度、ジュリアが1人で留守番をしていた時だった。絶体絶命だったが、ある海賊の男が決死の覚悟で救出してくれる。この時の大男がガロで、後にこの時の出来事がきっかけで結ばれる。

ジュリアの母親は、ベルトリアというゾーア人の女剣士で、レダ解放戦争ではヨーダと共に戦った記録がある。

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ジュリアの能力

成長率と能力上限

StrSklAgiDefMagLukWlvMHPMv
成長率25%45%40%18%10%25%35%50%0%
初期能力(Lv1)410113058225(初期)
クラスチェンジ+3+3+2+100+1+2+1
剣士(上限)18222317153019605(初期)
ソードマスター(上限)21252518153020606(初期)

覚えるスキル

Lv8連続の技
Lv18飛竜の技
Lv25破邪
MAP30のイベント竜聖の技

支援効果

※1 「いいぜ…」の選択肢を選びジュリアとシゲンの相互支援効果を高めると、モースの塔で発生するシゲンとクリシーヌの相互支援効果が高まるイベントが発生しなくなる

キャラ与える受ける条件
ガロ15%10%マップ3クリア時にガロとジュリアがいると
発生するイベントの選択肢で「ああ…」を選ぶ
ヴェガ6%マップ4戦闘中のヴェガを仲間にする際のイベント
シゲン5%
10%
5%
10%
初期
※1 マップ29クリア後の選択肢で「いいぜ…」を選ぶ
ヨーダ10%5%

想定地形撃破数

※1 ()内はシナリオナンバー

※2 各シナリオの地形撃破数は理論値より、やや少なく見積もっています

※3 プレーヤーの育成方針により不確定要素が入るマップは除外

城砦城内平地草原森林山岳辺境海川闘技場
★(リグリア砦)★(モースの塔)or☆ルクード★(30or34)★(エリアル洞窟)or☆ルクード★(イスラ沼)★(リグリア砦)

通常攻略評価

マップ2の戦闘中に早期加入するので、成長させる余地は大いにある。この後のマップ4では、ジュリア自身がきっかけになり、さらに強いヴェガも加入するが、なぜかジュリアは使われるキャラだ。

ただ、割と理由は明白で、リュナン軍に最も早く加入した剣士キャラかつ赤髪の女剣士という厨二病が使わざるを得ないような設定(笑)なので、かなり多くのプレーヤーが優先的に育てるのではないだろうか?

SklとAgiの成長率は流石だが、Strがやや伸び悩む成長率になっており、実際に育ててみると、その非力さで敵を仕留め損ねる事が多い。とはいっても、初期装備のキルブレードが使いやすく、キャラゲーにおける女キャラの宿命により、多少の欠点はご愛嬌という事で片付けられる。

終盤には父であるヨーダとの特訓により「竜聖の技」を習得するイベントまで用意される優遇っぷり。個人的に、通常攻略では、シゲンよりも彼女を使う事が多い。

対戦評価

キャラの強さをソードマスター連中で比較してみると、ヴェガやシゲンに比べて、1ランク下といったところ。また、明確な使い道があるクリシーヌにも、やや劣るかもしれない。

しかし、ヴェガやシゲンなどの強キャラとの間に支援効果が発生したり、ガロとの間には強力な相互支援効果があるので、決して軽視できないキャラ。また、「☆ルクード」をめぐって、面倒な計算をしなければならないキャラでもあり、ある意味では対戦用データづくりの醍醐味と言えるかもしれない。

初期習得スキルがないので、地形系スキルをフル習得可能で、この点も彼女のメリットと言えるだろう。専用武器を持たないので、おすすめ武器は「ルナの剣」や「マスターソード」がメインか?また、ガロが水中で「☆ドルハーケン」耐久をする場合、ジュリアも「マンゴーシュ」を装備し、石破ラブラブ耐久拳(笑)に勤しむのも面白そうだ。

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ジュリアの対戦に向けた育成方針

☆ルクードor竜聖の技、山岳と城内の地形撃破数MAX

ジュリアの育成を考える場合、避けて通れないのが、第二回編成でリュナン軍とホームズ隊のどちらに配置するかの選択だ。

リュナン軍に配置すればマップ26で「☆ルクード」が手に入るし、ホームズ隊に配置すればマップ30で「竜聖の技」を覚え、エリアル洞窟での山岳の地形撃破数稼ぎ、モースの塔での城内の地形撃破数稼ぎが満足にできる。

また、「☆ルクード」の取得は、ヴェガを第二回編成でリュナン軍に送る事でも代用可能だが、その場合、今度はヴェガの山岳と城内の地形撃破数が満足に稼げない。ちなみに、「竜聖の技」は、対戦ではそれほど役立たないので、それほど重要なスキルではない。

ジュリアorヴェガのどちらで☆ルクードを取らせるか?

対戦データを作る上で、これは非常に悩ましい考察。ヴェガは専用装備の「☆シュラム」を装備した場合、対戦の中でも上位の強キャラに位置する。そんなヴェガに山岳と城内の地形撃破数を稼がせられないのは厳しい。

加えて、城内や山岳には騎乗不可マップがあり、ロファールやナロンが弱体化するので、いっそうヴェガが活躍できる可能性が残るのだ。一方ジュリアは、専用装備という意味ではヴェガに劣るが、支援効果においては上。

また、ガロを起用するならジュリアはセットで、「水の神殿」での「☆ドルハーケン」耐久が最大限に活きる可能性がある。そのため、こちらも城内の地形撃破数を稼げないのは痛い。

しかし、ジュリアの支援効果は、シゲンとの相互支援効果がジュリアorクリシーヌとの2択なので、クリシーヌを選ぶ場合、ヴェガに軍配が上がるか?

ジュリアで☆ルクードを取った場合の地形撃破数

「☆ルクード」を取得するため第二回編成でリュナン軍に配置するキャラの山岳および城内の地形撃破数は、エリアル洞窟(2回目以降)、モースの塔以外のマップを利用して行う事になる。

これが非常に複雑な配分になり、マップ2の山岳はクライスorジュリア(Lv7までに抑える)。マップ5の城内もクライス(☆サリアの槍必殺化のため第三回編成以降のリュナン軍である程度は稼ぐチャンスがある)orジュリア(Lv7までに抑える)。

遭遇戦2(トーラス山賊)の山岳はクライスorジュリアorマルジュ/リー(マップ24で海川を稼がせる場合)。マップ11の山岳はクライスorジュリアorマルジュ/リー(マップ24で海川を稼がせる場合)orエリシャ(ここでエリシャにイビルサンダを使わせるのは相当ハードルが高い)。

遭遇戦7(エリアル山)の山岳はクライスorジュリアorマルジュ/リー(マップ24で海川を稼がせる場合)orエリシャ。このマップはイビルサンダ稼ぎがしにくい。遭遇戦8(エリアル洞窟南北)の山岳は、エリシャが最優先、次いでマルジュ/リー(マップ24で海川を稼がせる場合)。

第二回編成以降は、マップ26-2の城内がジュリアorマルジュ/リー(マップ24で海川を稼がせる場合)orエリシャorメリエル/リシュエル(☆オーラレインを取った場合)。

マップ26-2は、兵種撃破数を稼がせたダークソルジャーのアーキスを使えるため、イビルサンダを使う魔道士系キャラと通常戦闘で地形撃破数を稼ぐキャラが、それぞれ地形撃破数を稼ぐ事も可能。

また、第三回編成では、マップ30の平地の地形撃破数稼ぎができなかった関係上、マップ34で平地の地形撃破数を稼ぐ事になるため、必然的にリュナン軍に配置する事になる。そのため、第三回編成以降のホームズ隊のマップであるマップ33とマップ38の城内の地形撃破数稼ぎはできない。

第三回編成以降は、リュナン軍のマップ37とマップ39が城内の地形撃破数を稼ぐ最後のチャンス。ただし、これらのマップにおいては、「☆サリアの槍」の必殺化を最優先に行わなければならない。

山岳、城内の地形撃破数はジュリアorクライスのどっちに稼がせる?

「☆ルクード」を取るために第二回編成でリュナン軍に配置するキャラは、クライスと山岳、城内の地形撃破数稼ぎを取り合う事になる。クライスは、騎乗不可マップで「☆サリアの槍」を使える数少ないキャラのため、山岳や城内の地形撃破数稼ぎをして、初めて使えるキャラになる。

一方ジュリアもソードマスターなので、ロファールやナロンが弱体化する騎乗不可マップでは活躍するだろう。また、クライスには代用キャラとしてラフィン(徒歩でコマンドナイト扱い)が存在し、「☆サリアの槍」必殺化の関係で、第三回編成以降に必ず城内の地形撃破数をある程度、稼がせる事になる。

「☆サリアの槍」による間接攻撃なら「見切の技」を持たないラフィンでも、そのリスクを最小限に抑えられるので、どちらかといえばジュリアに山岳や城内の地形撃破数を優先的に稼がせた方が有利か?

山岳、城内の地形撃破数はジュリアor魔道士系キャラのどっちに稼がせる?

第二回編成でリュナン軍に配置するキャラとクライスのどちらに山岳と城内の地形撃破数を稼がせるかを決めたら、今度は魔道士系キャラとも比較しなければならない。山岳の地形撃破数を大きく稼げるマップは、遭遇戦2(トーラス山賊)と遭遇戦8(エリアル洞窟南北)。

この段階には、すでにイビルサンダ稼ぎが解禁されているので、マルジュやリーを第二回編成でリュナン軍に配置し、マップ24で海川の地形撃破数を稼がせる場合、これらのキャラとジュリアを天秤にかける必要がある。

このうち遭遇戦8(エリアル洞窟南北)は、エリシャが山岳の地形撃破数を稼ぐ事が確定的なので、大半のモンスターはエリシャで倒す事になるだろう。ジュリアと魔道士系キャラ(マルジュやリー)の優先度だが、「☆シルフィード」を扱う事を考えれば、かなり難しい選択肢だ。

ジュリアもそれなりに支援効果が優秀なので、専用装備がないとはいえ「ルナの剣」や「☆マインスター」を装備すれば、かなり強い。また、第二回編成でリュナン軍にマルジュやリーを配置するメリットは、マップ24を使って海川の地形撃破数を稼げる点。

しかし、マップ24の海川の地形撃破数稼ぎの候補には、絶対的な候補としてエリシャがいる事を忘れてはならない。つまり、マルジュやリーは、エリシャが稼ぎ終えた後におこぼれをもらうかたちになる。

マップ24のイビルサンダ稼ぎは、なかなか難易度が高いため、マルジュやリーに海川の地形撃破数を稼がせる事をあきらめ、素直にジュリアに山岳と城内の地形撃破数を稼がせる方法もあるだろう。

マップ24でマルジュやリーに海川の地形撃破数を稼がせない場合、そもそも第二回編成でリュナン軍に送る必要はなくなる。

シゲンとの相互支援効果はジュリアorクリシーヌのどっち?

マップ29クリア後の選択肢から始まる一連のイベントで、ジュリアとクリシーヌのどっちが、シゲンとの相互支援効果を高めるのかも迷う。ジュリアもクリシーヌも優秀なソードマスターで、ジュリアの特徴は支援効果の豊富さ、クリシーヌの特徴は「盗む」を習得している点。

クリシーヌはジュリアに比べると、支援効果で劣るが、「盗む」発動を期待した「マンゴーシュ」耐久など戦略の幅が広い。対戦の「盗む」は、☆or★装備も対象なので、相手を無力化できる可能性がある。

ジュリアもシゲンとの相互支援効果を底上げして、ガロやヴェガからのサポートを受ければ、かなり有利に立ち回れる。ソードマスターは、そこまで機動力が高くないので、まとまって行動する事が多く、だからこそ支援効果が重要になる。

このように比較してみると、一概にどちらが良いとは言えず、それぞれのプレーヤーが自らの方針に従って選ぶと良いだろう。ちなみに、クリシーヌの「マンゴーシュ」耐久は、ユニやバドでも代用可能。

3回目の☆ダクリュオン候補

ジュリアやヴェガに「☆ルクード」を取らせると、山岳と城内の地形撃破数稼ぎに難儀する事がわかる。また、地形撃破数稼ぎの際にも、様々なキャラと比較しなければならない。しかし、これらの手間を省く方法もあり、それはジュリアorヴェガの第二回編成でリュナン軍に配置した方のキャラを「☆ダクリュオン」で蘇らす方法だ。

ある程度、慣れたプレーヤーなら対戦を前提としたデータづくりの際に、ナルサスとレティーナは、必ず「☆ダクリュオン」を使って、蘇らせなければならない事を知っているはずだ。そして、3人目の候補が、クリシーヌ(クリシーヌバグ)、メリエルorリシュエル(☆オーラレインを取った場合)、ジュリアorヴェガ、クライス(優先度は低い)辺りになる。

クリシーヌバグは、また別の問題として、これらのキャラを確認してみると、ジュリアorヴェガを3回目の「☆ダクリュオン」候補に選ぶ価値は、十分にあると言えそうだ。ちなみに、「☆ルクード」を入手してから、マップ26-2をクリアするまでの間に死亡させる必要があるため、タイミングはシビア。

地形系スキルはフル習得可能

ジュリアは、初期習得スキルがないので、ブラードの地形系スキルをフル習得可能。「剣闘士」に関しても、ソードマスター連中では、シゲンやクリシーヌの方が適任だし、闘技場のベストメンバー5人に残るのも難しい総合値。

そのため、素直に「○○の戦士」6つを覚えさせるとよいだろう。ガロとのペアを想定した場合、重要になる地形は海川と城内。騎乗不可マップが存在する辺境や山岳もそれなりに重要。また、ガロとのペアを意識すれば、自然とシゲンとのペアも尊重される。