FF5の最強育成法。すっぴんorものまねしに各ジョブのステータス、アビリティを継承させレベルを上げる単純なもの。すっぴんorものまねしのどちらを選ぶか?最強を目指す上で最低限必要なABPは?おすすめアビリティも紹介。
最強育成のための基礎知識
ジョブマスターによる「すっぴん」、「ものまねし」への継承
「すっぴん」と「ものまねし」のジョブは特殊で、他のジョブをマスターすると、ステータスと一部の固有特性が継承されます。
ステータスは、マスターしたジョブの中から、それぞれ最も高い値が採用されます。
このように、「すっぴん」と「ものまねし」は、マスターしたジョブが多ければ多いほど、強くなる特徴を持っています。
「すっぴん」と「ものまねし」のどっちが強い?
「すっぴん」と「ものまねし」のどっちが強いか?は、パーティーの組み立て方によって違います。
「すっぴん」は、他ジョブのマスターによる継承の他に、「なんでもそうび」というジョブ特性を持っています。そのため、継承により、ステータスが強化された状態で、強力な武器を使えるため、アタッカーとしては最強のジョブです。
さらに、アビリティを2つセットできるため、他のジョブの追随を許しません。
そんな最大限に強化した「すっぴん」のジョブに並ぶ可能性を持つのが、「ものまねし」です。「ものまねし」は、他ジョブのマスターによる継承をしますが、装備できる武器が魔法系ジョブと大差ありません。
装備面では、「すっぴん」に劣りますが、その分、アイテムのコマンドを犠牲にして、アビリティを3つセットできます。また、「たたかう」が固有アビリティの「ものまね」に変化します。
ちなみに、アイテムのコマンドをアビリティ欄でセットする事も可能です。
「ものまねし」は、このような特徴を持っているため、魔法を使わせるキャラに1番向いています。「すっぴん」では不可能な、異なる魔法系統の連続魔も可能です。(例えば、バハムート+ケアルガ)
また、「たたかう」が行えないデメリットも魔法を使わせるキャラなら気になりません。代わりに使える「ものまね」は、強力な魔法をMP消費なしで放ったり、アイテム消費なしで調合をしたりできます。
装備できる武器が少ないデメリットも魔法を使わせる場合は、ほぼ帳消しにできます。ロッドと杖の装備が可能なので、魔法アタッカーにおける最重要装備である3色ロッドやウィザードロッド、賢者の杖は使えます。
魔法を使わせる場合の欠点として考えられるのは、ブラッドソードによる魔力強化ができない事と、リボンの装備ができない事くらいでしょう。武器の制限は大きいですが、防具の選択肢は「すっぴん」に次ぐ多さです。
「すっぴん」と「ものまねし」は、それぞれ、このような特徴を持っているので、物理アタッカーなら「すっぴん」、魔法を使わせるなら「ものまねし」がベストです。
個人的には、すっぴん2キャラものまねし2キャラ。もしくは、すっぴん3キャラものまねし1キャラくらいが丁度良いイメージです。
基本は全ジョブマスターで、いずれ最強になる
これはFF5の好きな所でもあるのですが、FF5の最強育成は至極単純です。全ジョブをマスターする事で、「すっぴん/ものまねし」のステータスは最強になります。
FF5のステータスは、Lvによって変動せず、レベルアップによりLv補正だけが上乗せされていくので、全ジョブマスター後は、ひたすら経験値を稼いでレベル上げをするだけです。
各キャラステータス
各キャラのステータスは微妙に異なるので、厳密にいえば、アビリティの向き不向きがあります。
バッツは最終メンバーの中で、力が1番高く、魔力が1番低いので、完全にアタッカー向きです。ファリスは、能力のバランスが良く、アタッカーも魔法アタッカーもサポーターも可能です。
しかし、クルルとレナは魔力が高く、力が低いので、最終メンバーの都合上、ファリスにアタッカーをさせると物理2キャラ、魔法2キャラと、均等に割り振れます。
ただ、魔力が1番高い、力が1番高いといっても、その差は僅差なので、ぶっちゃけ、それぞれプレーヤーの好みで担当を決めさせれば良いと思います。
FF6のように育成ミスがありえないので、いつ何時でも、それぞれ担当をチェンジする事が可能です。
キャラ | 力 | 素早さ | 体力 | 魔力 |
---|---|---|---|---|
バッツ | 28 | 25 | 27 | 25 |
レナ | 25 | 26 | 25 | 28 |
ガラフ | 27 | 24 | 28 | 24 |
ファリス | 27 | 27 | 26 | 26 |
クルル | 25 | 28 | 24 | 27 |
「すっぴん」、「ものまねし」最強までの道のり(どのジョブを優先的にマスターすればよいか?)
ステータスの継承
それぞれのステータスが最強のジョブは、「ちから」と「たいりょく」と「HP」がモンクです。「すばやさ」がシーフで、「まりょく」と「MP」が召喚士です。
つまり、ステータスを最強にするだけなら、モンク、シーフ、召喚士をジョブマスターすればよい事になります。
ただし、アドバンス版の場合、召喚士よりも予言士の方が魔力が高くなっています。また、モンクの力と剣闘士の力が同じため、モンクを継承させず、力のステータスを最大にできます。
その結果、「すっぴん/ものまねし」へのカウンターのアビリティの継承を回避できます。その場合、バーサーカーの体力とHPを継承させるとよいでしょう。
「すっぴん/ものまねし」へカウンターを継承するデメリットですが、普通のプレーヤーは、まず気になりません。各アビリティやモンスターの挙動を調査する際に邪魔というだけです。
また、「かばう+まもり」戦法を利用する際に、「すっぴん/ものまねし」にカウンターを継承していると、カウンターが発動した瞬間「まもり」が解除されてしまいます。
まぁ、このデメリットについても「かばう/まもり」戦法の際にナイトにジョブチェンジすればよいだけですが。
「すっぴん/ものまねし」へアビリティが継承されるジョブ
シーフの「けいかい」のように、アビリティとしてセットしなくとも、ジョブチェンジしただけで効果を発揮するものは、ジョブマスターで「すっぴん/ものまねし」に継承される事が多いです。
ナイトの「かばう」
これは、それぞれプレーヤーの育成方針によって継承させるかどうか分かれます。「かばう」の挙動によって、不確定要素が増えるのが嫌なら、あえて継承させない選択肢もあります。
モンクの「かくとう」、「カウンター」
最強には特に関係ないアビリティですが、「ちから」と「HP」継承の関係上、継承させる事になるでしょう。
中級以上のプレーヤーに「カウンター」の継承が毛嫌いされる事はありますが、普通に考えれば手数が増えるわけなので、カウンターも使えた方が最強だと思います。
シーフの「かくしつうろ」、「ダッシュ」、「けいかい」
いずれの継承アビリティも冒険のサポート要素なので、最強にはあまり関係ありません。しかし、「すばやさ」継承の関係上、全キャラ必ずマスターさせる事になります。
また、「けいかい」に関しては、バックアタックが発生しなくなるので、1人以上に継承させておくと非常に便利です。
魔法剣士の「まほうバリア」
瀕死時にシェルがかかるアビリティなので、継承させると多少キャラの防御性能が高まります。
最後の習得アビリティとなる「魔法剣Lv6」で使える魔法剣フレアが非常に強力なので、ジョブマスターが無駄になる事はありません。
風水士の「おとしあなかいひ」、「ダメージゆか」
シーフと同じく、いずれも冒険のサポートアビリティなので、ジョブマスターしても強くはなりません。しかし、1人以上に継承させておくと、地味に役立ちます。
忍者の「にとうりゅう」
物理アタッカー、魔法アタッカー共に、重要なアビリティです。物理アタッカーは言わずもがな、魔法アタッカーはロッド(属性強化用)+ブラッドソードが最良装備なので、「にとうりゅう」が必要になります。
侍の「しらはどり」
一定確率で物理攻撃を無効化するアビリティです。これが継承されると、地味にかなり防御性能が高まります。
「いあいぬき」は、そこまで積極的に利用するアビリティではありませんが、最強を目指すなら、忘れずジョブマスターを目指したいところでしょう。
青魔導士の「ラーニング」
最強には関係ありませんが、「すっぴん」にラーニングが継承されていると何かと便利です。
薬師の「くすりのちしき」
回復アイテムの効果が2倍になるアビリティです。エーテルやハイポーションの効果が2倍になったところで、あまりウマみはないですが、エーテルドライなど、一部の調合の効果を2倍になるので侮れません。
最強までに必要な各ジョブのABPと習得度の早見表
以上を踏まえた上で、最強を目指す上で、最低限必要なアビリティと必要ABPを確認してみます。また、あくまでも私的な最低限なので、それぞれの方針に合わせて、追加でアビリティを習得するのもよいでしょう。
ジョブ | アビリティ | 必要ABP | 備考 |
---|---|---|---|
ナイト | 「両手持ち」まで | 90 | |
モンク | マスター | 700 | |
シーフ | マスター | 635 | |
竜騎士 | 「竜剣」まで | 200 | |
忍者 | マスター | 690 | |
侍 | マスター | 820 | |
バーサーカー | 不要 | 0 | |
狩人 | マスター | 600 | アタッカーのみ |
魔法剣士 | マスター | 680 | アタッカーのみ |
白魔導士 | 「白魔法Lv6」 | 280 | サポーターのみ |
黒魔導士 | 「黒魔法Lv6」 | 280 | 魔法アタッカーのみ |
時魔導士 | 「時空Lv6」 | 280 | サポーターのみ |
召喚士 | マスター | 750 | |
青魔導士 | 「青魔法」まで | 100 | |
赤魔導士 | 「連続魔」まで | 1159 | 魔法を使うキャラのみ |
魔獣使い | 不要 | 0 | |
薬師 | 「調合」まで | 40 | |
風水士 | マスター | 100 | いずれか1キャラ |
吟遊詩人 | マスター | 175 | 魔法を使うキャラのみ |
踊り子 | 「おどる」まで | 75 | |
ものまねし | マスター | 999 |
最強を目指す上で取り逃せない装備
あくまでも最強にこだわるだけなら、それほど多くはありませんが、中には取り逃すと、最強を目指せないアイテムもあります。
チキンナイフ
これがないと始まらないというほど重要な武器。時期は限定されていませんが、ブレイブブレイドを選んでしまうと、チキンナイフが取れなくなってしまいます。
FF5の武器の中で、圧倒的な最強武器なので、第三世界のムーアの選択肢では、チキンナイフを選ぶようにしましょう。
源氏の盾
ギルガメッシュ5(ラストフロア第一階層)から盗めます。チャンスは1度です。サポートキャラの防御性能を高めるために持たせてもよいでしょう。
源氏の鎧
ギルガメッシュ6(ネクロフォビア戦)から盗めます。チャンスは1度です。ボーンメイルやミラージュベストという選択肢があるので、盾よりは重要度は劣りますが、マイナス効果を付加させずに防御力を高めたい場合に役立ちます。
最強装備コーディネイトの例
バランス型
右手 | チキンナイフorルーンアクスor雨の叢雲 |
---|---|
左手 | 源氏の盾(アイスシールドorフレイムシールド) |
頭 | リボン |
体 | ボーンメイルor源氏の鎧orクリスタルの鎧orミラージュベスト |
装飾品 | エルメスの靴 |
物理アタッカー(防御無視)
右手 | チキンナイフ |
---|---|
左手 | ルーンアクス(2アタッカーならルーンアクスを両手持ち) |
頭 | リボン |
体 | ちからだすき |
装飾品 | エルメスの靴orカイザーナックル |
魔法アタッカー(防御無視)
右手 | ブラッドソード |
---|---|
左手 | ルーンのベルor賢者の杖 |
頭 | リボン |
体 | 黒のローブ |
装飾品 | エルメスの靴 |
サポート耐久型
右手 | マインゴーシュ |
---|---|
左手 | フレイムシールド |
頭 | リボン |
体 | ボーンメイル |
装飾品 | 守りの指輪 |
「すっぴん」、「ものまねし」におすすめのアビリティ
乱れ撃ち(両手持ち)
主にアタッカーをしている「すっぴん」におすすめです。アタッカーを2キャラ作成したい場合は、ルーンアクスを両手持ちで運用するとよいです。
もう一方のキャラは、チキンナイフと雨の叢雲の二刀流がよいでしょう。
乱れ撃ち+魔法剣Lv6
魔法剣フレアで、乱れ撃ちの火力を高める事ができます。魔法剣を併用する場合は、チキンナイフとラグナロクを装備するのがおすすめです。
連続魔+白魔法or黒魔法or召喚
魔法アタッカー向けのセットです。「すっぴん」でも、「ものまねし」でも問題ありません。
敵単体を攻撃するなら賢者の杖で強化したホーリーや、ルーンのベルで強化したファイガorブリザガorサンダガがおすすめです。黒魔法フレアは、魔法防御がかなり高い敵以外使い道はありません。
敵全体を攻撃するならバハムートやルーンのベルで強化したシルドラがおすすめです。ダメージの上限を突き詰めるなら、調合のエレメンタルパワーで属性強化した上で、リバイアサンを使う方法もあります。
青魔法+白魔法Lv6+動物
回復役におすすめのアビリティセットです。回復性能はケアルガよりも青魔法のホワイトウインドの方が高く、リフレクを貫通したり、ボーンメイル装備を無視して回復可能です。
また、使用者のLvが高くなってくると、「どうぶつ」でユニコーンが出やすくなるので、通常戦闘などでは意外に役立ちます。ただし、ボーンメイルを装備しているとHPが1になるので注意。